
幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!
新弾レビュー
新弾レビュー
今回は「幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」の新規カードレビューを行いたいと思います。
最近はカードレビューをずっと行っていますが、ここ最近では毎月のように新パックや新デッキにより新規カードが登場しているので追いつくのも大変ですね。
個人的に抑えておきたい所をまとめるつもりなので良かったら見ください。
はじめに
まず、今回一番注目したいのは『ムゲンクライム』です。こちらは先週発売されたデッキから登場したチームゼロの必殺技なわけですが、フシギバースに次ぎ墓地からの蘇生ができる能力ですね。
フシギバースカードは<百万超邪 クロスファイア>、<拘束の影メリコミ・タマタマ>といった高コストのクリーチャーを1体をマナを使わず、または早期に着地できるクリーチャーと相性が良く、それに対してムゲンクライムは低コストクリーチャーや横にクリーチャーを展開する動きができるカードと相性が良い印象ですね。
またムゲンクライム能力を持つクリーチャーは墓地だけでなく手札からでも出せるため、リソースを確保しながら横に展開する動きが強いと思われます。
今回はそんなムゲンクライムの新カードをレビューしていこうと思います。
カードレビュー
∞龍 ゲンムエンペラー
コスト、パワー、ブレイク枚数全てが∞で、このクリーチャーを場に出すためには自身の能力である、ムゲンクライムで召喚したりと踏み倒しでしか場に出せないクリーチャーです。
そしてこのクリーチャーの能力の要である「コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。」はゲーム中に及ぼすカードです。
なおこのクリーチャー登場時<ミクセル>などのメタクリーチャーの効果も無視できる裁定と序盤に場に出すことを止めるメタクリーチャーに対しても有効な能力ですね。
なお現状の裁定として「無視するという能力」は「得る」や「与える」などで追加された効果、さらに離れた時の効果も無視するというようになりました。幅広い効果を無視できるようにゲームを進められるのは強力ですね。
那由多 アストロ宙ノ
こちらのカードは切り札のようなカードではないですが、ゲームを進めるにあたってムゲンクライム中心のデッキにおいて潤滑油になれるカードです。
タップしているクリーチャーの数だけ手札を引き、捨てることができるため、ムゲンクライム持ちのカードを捨てることで実質のリソースになりうるのはシナジーがあります。
また、ムゲンクライムのデッキでは盤面のクリーチャーをタップするので相手のクリーチャーによる殴り返しがネックとなりますが、このクリーチャーのcip効果で自身のクリーチャーをスレイヤーを与えるためこのネックの部分を解消できるのは良い点ですね。
罪無 ウォダラ垓
能力は<エナジーライト>ですが、ムゲンクライム2ということで、低コストのリソースクリーチャーとしての汎用カードですね。
<ピットデル>などの踏み倒しや1ターン目にクリーチャーを召喚できていれば、最速2ターン目に出せます。
また青単色のマフィギャングは珍しいですね。
評価の上がったカード
戯具 ザンボロン
こちらは1コストクリーチャーという点で横展開しやすく、またこのクリーチャーをタップしてムゲンクライムを使うことでドローできることはムゲンクライムのデッキの貴重なリソースとしての役割を持つカードです。
現状でもムゲンクライム専用のデッキとしてシナジーがあるカードですが、ムゲンクライムの強化がされるたびこのカードの評価も上がていくカードだと思います。
神出鬼没 ピットデル
手札を切るカードもムゲンクライム持ちのカードを墓地に置けば実質リソースを切っているわけでないので大したデメリットではないので良いですね。
ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ
主に青魔道具にて<ガリュミーズ>を捨てて相手の盤面を大量除去できる受け札でしたが、同じ理論で言うと∞龍 ゲンムエンペラーを捨てることで全除去を狙える点で相性が良いと言えます。
∞龍 ゲンムエンペラーも墓地からムゲンクライムで出せるので手札を捨てるも大したデメリットではないですね!
最後に
今回は「幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」に収録されているムゲンクライムのクリーチャーについてのカードレビューをしました。個人的にムゲンクライムは十王編の中の必殺技の中で上位に来る能力だと思います。今後も環境で暴れそうな予感がしています。
皆さんもムゲンクライムを使って是非遊んでみてください!
今回はこの辺りで(^ ^)/