
今回は12月17日に発表された殿堂改定について書いていこうと思います。
殿堂解除5種、殿堂カード6種、プレミアム殿堂2種と、大きな発表となりました。 それぞれどのように使われていたかなど、環境を軽く振り返って書いていきたいと思います。

DM-30で登場したカードです。神化編環境では、<大邪眼B・ロマノフ>と組み合わせた『ヴィルジニアリアニメイト』が流行りそれによって殿堂をしましたが、今回の殿堂改定で解除されました。しかし、今の環境の速度では活躍するのは難しいのではないかと思っています。

E2に登場したカードで、背景ストーリーでは鬼丸(<鬼丸覇>、<鬼丸王牙>など)と修羅丸(<修羅の頂VAN・ヴェートーベン>、<真実の名修羅丸>)融合した姿とされています。
E2環境では、<獰猛なる大地>から出したり、当時無制限であった<ミラミス><ホーガン>などに採用されていましたが約1年で殿堂入りをしました。今回解除されたことによって『不死鳥NEXT』や、去年解除された<ミステリーキューブ>と組み合わせて使われることになると思います。

覚醒編で『ドロマー超次元』や『不滅オロチ』などに採用されていました。殿堂になってからも採用されていたので当時はとても強いカードでした。しかし、今の環境だと呪文とクリーチャがセットになっているツインパクトがあるため、どうしても<リバイヴホール>のほうが強くなってしまします。そのため解除しても問題ないと判断されての解禁だと思っています。今後CSなどで採用され入賞するデッキも出てきてもおかしくないと思っています。

登場したのはDM-14と結構前からあったカード。このカードはE2環境で登場した『ターボゼニス』に採用されたり、『Nエクス』などに採用され殿堂入りになりましたが今回解除されました。当時殿堂入り後でも刃鬼への採用を見かけたので今回の殿堂解除でビックマナ系統が環境戻ってきやすくなったのではないかと思います。

E1に登場したカードです。当時パックから出てきたときにこのカードの使い方が難しいと思っていましたが、まさか当時の僕はこのカードが殿堂入りになるなんで思ってもいなかったと思います。このカードは<ドギラゴン剣>の相方としてデッキに必ずといってもいいぐらい採用されていました。しかし、ドギラゴン剣が殿堂になった今、採用が難しいとの判断で解除されたのかと思います。アパッチウララー4枚の時の赤黒バスターがとても大好きで、今回の殿堂解除で4枚使えるようになったので、なんとかして作れたらいいなって思っています。
次に殿堂入りしたカードについてです。

このカードが登場してからCS会場でこのカードを見かけなかったという日がないくらい見かけたと思います。ドギラゴン剣のように周辺のパーツを殿堂入りにしていくのかと思いきやミッツァイル本体が殿堂入りしましたね。CSの入賞率が高かったため、仕方ないと思っています。

このカードは殿堂入りしないと思っていましたがかかってしまいました。GR召喚メタとして複数枚採用されていましたが、それが動きを大きく制限できてしまうことで殿堂入りをしてしまいました。使う人によって個人差が出ますが、このカードは僕個人としてはとても好きなカードでした。

革命ファイナル編第2弾に登場したカードです。環境では『シリンダダンテ』などに採用されていました。今回『アナカラーダムド』に採用されたことで注目を浴びましたが、手軽にエクストラターンを得られるカードはまずかったのか、今回殿堂入りしました。VV-8抜きアナカラーダムドもあるので、『アナカラーダムド』には大きな影響はないようなものだと思っています。


<パーフェクトネイチャー>のループパーツとして使われていましたね。GP9thのときのフィーチャーマッチでこのデッキを見たときすごく興奮したのを今でも覚えています。<バロンゴーヤマ>は緑ループが開発されるたびに採用されています。そのため今回は規制されると思っていましたが、今回<パラスラプト>もかかってとても驚きました。リペアされないように両方殿堂にしたのかなと考えています。

このカードは発表を見たときは意外でしたが、よくよく考えると殿堂しなければならないカードだなと思いました。いままでメメントが微妙とされていたのは<ミッツァイル>がいたからです。メメントのDスイッチを使っても、ミッツァイルでタップされたクリーチャーを破壊して出し直せば無効化してきます。そのため前回の規制ではスルーしたのですが、今回ミッツァイルの殿堂とともに規制したのではないかと思います。
次にプレミアム殿堂となったカードについてです。

このカードはGP9thの時の登場した『メルゲドッカンデイヤー』のデッキの確定コンボパーツです。もともと、E2環境の終わりに環境にはびこった<モールス>、<キューブリック>との無限コンボの影響で殿堂入りになり長い間悪用されてきませんでしたが、今回でとうとうプレミアム殿堂の仲間入りになりました。殿堂カードのメルゲを<神秘の宝箱>などでマナに置き<パーフェクトネイチャー>から場に出すコンボは会場で当日見てとても面白いデッキがいると思っていた程度で、まさか上位に残るなんて思ってもいませんでした。

革命ファイナル編に登場したこのカードは、当時なぜこのカードが全国大会の店舗予選の特殊レギュレーションで使えるのだろうかと不思議に思うくらい強力なカードです。皆さんもご存じである通りもともと殿堂カードのこのカードは特に<ドギラゴン剣>のデッキで大活躍しました。僕もこのカードには非常にお世話になったプレイヤーの一人です。ずっと<単騎マグナム>とのプレミアム殿堂コンビを予想していましたがまさか単体でのプレミアム殿堂は予想していませんでした。ドギラゴン剣が殿堂されてからも『シータミツツァイル』や『朧ティガウォック』などたくさんのデッキに採用されているところを見かけました。単騎マグナムより汎用性の高いところを見たらラフルルのプレミアム殿堂にも納得がいきます。
今回この改定でこれから環境に現れると思うデッキについてまとめていきたいと思います。

このデッキはキルターンの関係で環境から衰退していましたが今回の殿堂改定でキルターンが遅くなったため環境復帰が期待されるデッキです。



<ラッキーナンバー>にとても苦しめられていたデッキであり今回の殿堂改定により環境復帰が期待されているデッキです。




このデッキは殿堂改定の被害をほぼ受けなかったデッキです。今後も環境で戦える力はあるでしょう。

超天編第4弾で登場する新しいデッキタイプ。その強さはまだまだ未知数の為、今後に期待されるデッキタイプです。
今回殿堂改定と今後の環境について軽く触れてきました。キルターンが遅くなったためいろんなデッキにいろんな可能性が出てきたと思います。皆さんも自分の好きなデッキで大会に参加して上位を目指しててみてください。