
ツインパクトで振り返る2018年
今回は、昨年の振り返り記事を執筆してみました。
去年一年をざっくりと振り返って見ると
- ジョーカーズ、魔導具、裁きの紋章のような種族ギミック
- ツインパクト
今回は、後者の「ツインパクト」に絞って振り返りをしてみたいと思います。
双極篇1弾 豪快!!ジョラゴンGoFight!!
グッドスタッフとしてのツインパクトが登場目玉カード
・黒豆だんしゃく/白米男しゃく
・奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ
・奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ
上記の目玉カードに加え、<龍装の悟り 天命>はクリーチャー面、呪文面が共に優秀なため相性の良いデッキ達に投入されていきました。
一方で、<カツラデランス>のように、呪文面が強力で、クリーチャーでもあるという利点を生かして採用されたカードもありました。
活躍したデッキ
双極篇2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!
ツインパクト軸のデッキの登場目玉カード
・キング・ザ・スロットン7/7777777等のSTツインパクト
・龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~
・龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~
そして、何より忘れてはいけないのが<龍装艦 チェンジザ>だと思います。
今でもこのカードは他のツインパクトカードに比べると性能が頭一つ抜けていると思う程に強い。
初めてメインギミックになるようなツインパクトの登場によって登場したのが「チェンジザダンテ」ですね。このデッキには、チェンジザ以外にも多くのツインパクトが採用され、動きの幅が広いのが特徴です。
また、DMEX-02で登場した<カブトリアル・クーガ|ミステリー・ディザスター>によって、全盛期キューブのギミックと、チェイングラスパーが融合した「全てを破壊するグラスパー」も登場しました。このデッキもツインパクトの恩恵を大いに受けたデッキでした。
その他活躍したデッキ
- ジョーカーズ、赤黒ドルマゲドン→STツインパクト
双極篇3弾 †ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!
ラストバースト = クリーチャー × 呪文目玉カード
・ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー
・龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ
・龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ
しかも、それらのカードがクリーチャー面、呪文面共に強力なカードだったため、クリーチャーと呪文の掛け算と言って差し支え無いと思います。
また、DMEX-03で登場した<超機動罠 デンジャデオン>は<龍罠 エスカルデン>と共にトラップ軸デッキの基盤となりました。
活躍したデッキ
- 赤青覇道(2ブロック)→<ゴリガン砕車 ゴルドーザ>、<南海の捜索者 モルガラ>
超誕!! ツインヒーローデッキ80
双極篇4弾 超決戦! バラギアラ!! 無敵オラオラ輪廻∞
遂に登場ツインパクトデッキ
目玉カード
・コンダマ/魂フエミドロ
・始虹帝 ミノガミ
・始虹帝 ミノガミ
ですが、ここで登場したのは「ツインパクトであること」がそのまま採用理由となるようなデッキです。ジョーカーズのような種族デッキに通ずる部分がありますね。
今年もツインパクトカードが更に増えていくことが予想されますが、グッドスタッフとしてのツインパクトとして見るか、ツインパクトデッキのパーツとして見るかの2つの見方が必要です。
また、この弾あたりから、ツインパクトと好相性の非ツインパクト、ツインパクトをメタるカードが注目され始めた気がします。
前者は例えば<超次元リバイヴ・ホール>。
後者は例えば<拷問 ロスト・マインド>。
こういったカードの動向にも注目ですね。
活躍したデッキ
- 白青緑ツインパクト(2ブロック)
- バラギアラ
夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック
ツインパクトのこれから、そして超天篇へ目玉カード
・ほめほめ老/ホメホメ老句
・残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル
・残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル
そこに新たに追加されたのは、過去のカードをリメイクしたカード達です。
新しく環境デッキのコンセプトとなるようなカードは無いにせよ、既存の環境デッキの1パーツとして組み込まれるようなカードが多いといった印象を受けます。
自分が一つ思うのは、この先ツインパクトが増えていくのかどうかということ。
3月の日本一決定戦が終われば、デュエマは超天篇へと移行します。新たにGRゾーンが追加されると同時に、既に完成したギミックは強化されないのかもしれません。
過去でいう、サバイバー、ウェーブストライカー、ゴッドリンク、超次元クリーチャー、ドラグハートの様な1年間だけのギミックの1つとなるんでしょうか。
おわりに
個人的な意見ですが、ツインパクトはこれ以上登場するのかという疑問はあります。デュエルマスターズの好きなところに、過去のカードの中に現在のカードに出来ない挙動が可能なカードがあるっていうのがあります。
ただ、これは現在のコンセプト重視のデュエルマスターズでは余り体感できない部分です。
現在でも使われる昔のカードと言えば、<ドリルスコール>や<海底鬼面城>の様なそもそものスペックが高いものです。そして、ご存じの通りこれらのカードは殿堂規制の対象になりやすい。(ドリルスコールは実際殿堂しましたし)
<クリスタル・メモリー>、<逆転のオーロラ>のような良い味を出していた過去のカードがツインパクト化されて、ツインパクトじゃなかった方のものの価値が半分以下になるのは何とも言えない気持ちになります。
まあでも、バラギアラは大好きなのでツインパクトの<フェアリー・ライフ>がもし出たら、喜ぶんだろうなあ......
今後のツインパクトの動向、そして超天篇を楽しみにしながら残りの2018年度を楽しみにしていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。