第5回CoreMasters レポート 予選2位・ベスト16の赤緑占征デッキを紹介! byソルト | バトルスピリッツ | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

第5回CoreMasters レポート 予選2位・ベ.. | バトルスピリッツ

バトルスピリッツ 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、バトルスピリッツに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@バトルスピリッツ担当アカウント@yuyutei_bs 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews
 

第5回CoreMasters レポート 予選2位・ベスト16の赤緑占征デッキを紹介! byソルト

posted

by ソルト

赤緑連鎖.jpg
第5回CoreMasters レポート
予選2位・ベスト16の赤緑占征を紹介!
はじめに
皆さん、こんにちは。ソルトです。

大阪で開催された非公認大会、【第5回CoreMasters】に参加してきました。
256人規模で予選8回戦というかなり大型な大会でしたが、ありがたいことに予選2位・ベスト16という結果を収めることができました。

なので今回は、使用デッキについて纏めつつ、大会当日の戦績のレポートを書いていきたいと思います。
是非とも最後までお付き合いください。


デッキレシピ
『チェンジは仮面ライダーが初出です』


デッキ選択について
今回使用したデッキはオラクルスピリットを主軸にした【赤緑占征】のデッキになります。
現環境では決して使用者が多いとはいえないデッキタイプですので、決勝トーナメント進出者のデッキ分布を見て、驚かれた方もいらっしゃると思います。(大会全体で見ても使用者は僕だけでした。)

そんな中で何故このデッキタイプを選んだのか。細かなところまで含めると沢山の理由がありますが、今回は2つに絞ってお話します。


環境デッキに対するカードを積みやすかった
詳しい部分は採用カード解説で触れますが、環境デッキに対するカードを積みやすかったのがこの赤緑占征というデッキです。

これと言った固定枠が少ないため、盤面処理能力の高いカードや、特定のデッキに刺さるメタカードを採用しやすく、結果として環境デッキに対して、有利状況を作りやすいデッキタイプになりました。

全国からプレイヤーが集まる大会のため、普段使用していない環境デッキを握ったところで練度の差などで苦戦しそうな予感もあったので、これらに対して構築段階から強気に出られるデッキタイプを探した結果、赤緑占征が条件に合いつつ、個人的にもしっくりきたので選択しました。


ゲームプランが組みやすい
8回戦という長丁場を考えた際、ゲームプランが複雑になるようなデッキタイプは僕には扱えないと判断しました。

上記の練度の件もありますし、コアマスの参加は3回目でしたが未だ予選を最大回数戦えた経験がないのに、今までしっかりと疲れていたので、後半の試合で思考が疲労に影響されにくいシンプルなデッキを握りたいと考えていました。
仮にエグゼイドとか握っていたとしたら、後半は疲れからプレイミスの連発だったかもしれません。

赤緑占征は純粋にパワーの高いカードを、状況判断に合わせて投げていくのが基本になるので、そういったところからも扱いやすい判断をしました。


それでは採用カードの解説をしていきます。
どのカード辿っていくと上記2つの理由に結びついて採用しているのが分かると思いますので、是非考えながら読み進めていただけると幸いです。


採用カード解説
まずは3投のカードから。


オラクル二十一柱 V ザ・ハイエロファント

コアブ、ドロー、バースト封じ、打点とアドバンテージ稼ぎからフィニッシュまで幅広くこなす、このデッキのキーカード。

召喚時でコアを増やし、そのコアで手札を最大限吐ききります。
その後アタックで手札を補充し直す動きは、どの対面でも超強力です。

バースト封じは、ターン中と<ハイエロファント>のアタックに限りません。
アレックス>はもちろん、覇王の<ハジメ>神技なども気にすること無く攻めることができます。

また4点固定効果は序盤に1点以上削っておくことが非常に重要です。
氷刃血解>や<絶甲>などのライフ減少からの防御札を実質的に潰して殴ることが可能になります。

次ターンの動きに向けて多少無理して出す場面もありますが、大体はそれ以上のリターンが返ってきます。

ファラオム>や<カシウス>だけには気をつけましょう。


オラクル二十一柱 XIX ザ・サン

盤面処理能力と序盤の出しやすさが特徴の、このデッキ第2のキーカード。

アタック時効果で相手の世界系ネクサスや、スピリットを確実に処理することで、相手とのボードアドバンテージを付けるのがメインの役目です。

3種類の連鎖を持っていますが、一番重要なのは1個目のコアブースト。
2個目の連鎖は最終局面の攻めくらいじゃないとあまり意味がありませんし、3個目の連鎖はそもそも<氷刃血解>とかでバウンスされたりして、終了時まで場にいないことの方が多いです。

連鎖の兼ね合いで緑シンボルを確保してから出していきたいところではありますが、コアブーストは<ハイエロファント>でもできるので、連鎖できなくても盤面処理優先で殴るときがあります。
結果としてここの1点から、<赤世界>+1点、連鎖の2点ボイドなんてフィニッシュルートもぼちぼちあるので、このスピリットでのアタックはその後の展開にかなり影響してきます。

殴りどきはしっかりと見計らうことが大切です。


雷の四天王サカターノ・ベア

ネクサス処理御用達カード。

とにかく相手の足場を崩し、こちらのテンポに持ち込むための採用です。
特に<グランツ>煌臨が爆発的に増えてきたこともあり、効果を発揮させてしまうネクサス破壊はかえって煌臨元を増やしてしまいかねないので、確実に処理できるこのカードが必要でした。


選ばれし探索者アレックス

氷姫、白コン、アルパラに対して確実に耐えうる防御札として採用しました。
また混色デッキなので、連鎖の兼ね合いでも必要になる場面は多かったです。


輝きの聖剣シャイニング・ソードX|輝きの聖剣シャイニング・ソードX -転醒化身-
10085.jpg

こちらも<サカターノベア>と同じく、相手の足場を崩し、こちらのテンポに持ち込むためのカードです。
グランツ>煌臨の世界系ネクサスはもちろん、氷姫の<ライサ>やLv2以下の<エリザヴェータ>なども処理することが可能です。

召喚したあとは基本合体しますが、単体で赤の世界を転醒できるのはお忘れ無く。


氷刃血解|ミブロック・バラガン・オリジン
10091.jpg

定番防御札。
アレックス>と同じく氷姫、白コン、アルパラに対して確実に1ターン貰うことができます。
またイザイザや<ガムシン>が立っていない覇王にも有効な防御手段です。

転醒後の<バラガン>のバウンス効果は、非常に強力な除去手段になり、メインで除去できないデッキに取ってはかなり重いスピリットになります。
安易な自壊は避けましょう。


赤の世界|赤き神龍皇
10022.jpg

パワーカード。
相手が防御札ない場合は先3や後2で勝負が決まることもあります。

メインで簡単に除去を飛ばせる配置時効果とBP20000までカバーした転醒時効果は、このデッキでは貴重な破壊手段なので、対象は慎重に取りましょう。

打点増強は語るまでもなく強く、<ハイエロファント>の連鎖条件を軽々満たしたり、<サン>だけでフィニッシュルートを切り開くことができたりと、不意なリーサルを作り出すことが多々あります。

改めて見ても強すぎます。絶対入れてください。


緑の世界|緑の自然神
10056.jpg

役目としてコアブーストはもちろん、受けが非常に強力なカードです。

相手の中コスト帯のアタックを抑制しつつ、こちらの盤面を整えるアドバンテージ(2枚目以降はドローにもなる)を供給してくれます。

赤単色ではどうしても手薄になる防御面を、これだけでかなり補強しています。
更にそのシンボルは、オラクル逹の連鎖の糧になるので損するところはありません。

こちらも3枚必須です。


AAA ヴンダー

相手のスピリット/ネクサスを破壊することで、ドローにできるエヴァのネクサス。

基本的に相手のカードを破壊する=自身のカードを消費するという行動に、ドローがおまけでついてくるというアドバンテージ差を付けるのにうってつけのカードです。

3コスト2軽減というコストの軽さで、様々なプレイの最後に追加でワンアクション取れるので、若干速度が出にくいこのデッキではテンポ良くシンボルを立てることができ、非常に使い勝手がよいカードでした。


命の果実 -原種-│命の果実の精ドライアッド
10062.jpg

ライフ減少でドローする緑定番のネクサス。

類似カードとして<アガスティヤ>などがありますが、このカードの強みは効果バーンを封じることと、転醒後も強いことです。

効果バーンは<グランツ>煌臨の<クロノドラゴン>等をはじめとして、相手のリーサル要求値を高めることでゲーム全体のスピードを遅くすることができました。

また、生半可な破壊では転醒してしまうのでシンボルを残しやすいのも次の動きに繋がりやすいです。

転醒後はコアロック効果もかなり有用です。
特に創界神ネクサスの上のコアもロックするため、神技によるカウンターをも封じることができるのが非常に強力でした。

攻めと守りに長け、初動としても優秀だったので今回は他の類似カードよりこちらを優先して採用しました。



ここからは2枚採用のカードをご紹介していきたいと思います。

太陽星龍サン・ドラゴニクス

アクセル効果で2ドローが可能な来是スピリット。
手元にあれば占征を召喚する際に赤軽減を満たすことができるのが、このカードの強い点です。

とはいえシンボルがフィールドにあるわけでは無いので、連鎖の条件を満たすことができません。
また先攻でアクセルを使用しても、軽減効果を利用して次ターンで出来る動きが<エスパシオン>をLv1で立てる程度しかありません。

結果的にネクサスやバーストを増やした方が、テンポよくデッキを回せることが多かったため、今回は2枚の採用に落ち着きました。


宙征竜エスパシオン

赤のコスト5を代表する占征スピリット。
コア回収とドロー効果がメインの役割になります。

ネクサスにコアを置くことができるため、世界系ネクサスにコアを余分に乗せたり、<サンライズミラージュ>のLvを上げて、相手のブロックを嫌ったりする動きをするのが強力です。

2枚採用に落ち着いた理由は、効果重複がしないことから2枚目以降が腐りやすい点です。
自身のドロー条件や<ハイエロファント>のドローなども鑑みると、このデッキは手札を使えば使うほど、後に得られるリターンが多くなります。

そのため2枚目以降が出しても弱く、破壊効果も<サン>などの方がより幅広く見られるので、採用が2枚になりました。


ゴッドブレイク

創界神ネクサスをメタる代表のカード。
主に赤白、イザイザなどを見ての採用です。

ある程度創界神ネクサスを主体にしたデッキは、使用率も高いと考えていたので、多色デッキではできる限り採用したいと考えていました。

最初は3枚採用していましたが、そもそも多くのプレイヤーが創界神ネクサスに対してメタを貼っている環境のため、後半になればなるほど創界神デッキが上に上がってきにくいと考えて採用枚数を減らしました。


オラクル V オーバーハイエロファント

ハイエロファント>のオラクルマジック。

条件付きの<ストームアタック>効果は、本家が制限カードに入っていた期間を考えると非常に強力で、しかもそれが最大軽減1コストで使用することが出来ます。

ハイエロファント、<サン>ともに1回のアタックだけでは、<氷刃血解>のフラッシュ効果等で簡単に止められてしまうので、そのアタック回数を増やすだけでも、相手にとっては相当いやらしいカードになります。

またミラージュ効果のトラッシュ除外効果は、トラッシュを活用するイザイザや夜族、覇王などのデッキタイプに地味に刺さります。

実際ミラージュ、フラッシュ効果共に実戦で役に立ったので、採用して正解だったと思いました。



そしてこのデッキの41枚目のカード。

インペリアルドラモン パラディンモード

採用理由は<オーバーハイエロファント>と同じく、そもそものアタック回数を増やしたいというところです。

更にそこにスピリット除去、トラッシュ除外、Wシンボル、全疲労、コア回収とおまけとは思えないほどの効果がついてきます。

チェンジ条件のコスト7以上は<ハイエロファント>、合体中の<サン>はもちろん、<サカターノベア>、<シャイソX転醒化身>、<バラガンオリジン>と対象が多く、これらのカードが使い回せるというのも非常に強力。

このデッキの攻め部分をかなり強化してくれるため、緑軽減しか取れなくても採用する価値がありました。


当日の戦績
1回戦 アルパラ 後攻 勝利
2回戦 夜族 先攻 勝利
3回戦 覇王 後攻 勝利
4回戦 紫ノヴァ 後攻 敗北
5回戦 夜族 後攻 勝利
6回戦 アルパラ 先攻 勝利
7回戦 新光導 後攻 勝利
8回戦 グランツ 先攻 勝利

【決勝トーナメント】
白起幻 ××

7-1で予選2位で決勝トーナメントに進出できました。
決勝では相手の早さとフリーダムガンダムのPS装甲の処理ができずに、速攻でやられてしまいました。

全体的に後攻を取らされてしまう試合が多かったものの、相手のデッキを判断してから除去カードを選んでプレイできたので、そこまで不利に感じませんでした。

またスピリットの召喚時効果も<ハイエロファント>しかいないため、アルパラ等の召喚時止めや召喚時バーストなども気にせずに、ゲームメイクすることができました。

使用者トップの氷姫にマッチングしなかったのは驚きましたが、その辺りの運も絡んでこの結果になったのだと思っています。


終わりに
如何でしたか?
少しでも皆さんの参考になればいいのですが、今月末には契約編が本格スタートします。

転醒条件のカウントを大幅に超えてくる動きが活発化するなかで、果たして既存のデッキ逹がどういった位置になるのかはまだまだ予想できません。

そんな先が分からない中で、真・転醒編の集大成ともいえるような大きなイベントで結果を残せたことは非常に嬉しい限りです。
もちろん優勝できなかったのは悔しいので、まだまだ精進したいと思います。

ここに書かれていないようなことで、質問等ございましたらTwitterまでお願いします!
(Twitterへはこちらから:ソルト@saltGRZBS

それでは次の記事でお会いしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!

バトルスピリッツ 買取強化カード紹介!!(4月18日更新)

by 遊々亭@BS担当

READ MORE

バトルスピリッツ販売ランキング(2024年3月編)

by 遊々亭@BS担当

READ MORE

バトルスピリッツ新弾コラム集

by 遊々亭@BS担当

READ MORE