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【環境コラム】3ターン目にOTK?! トール・キャッスル解説

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    by Llenn

    lieen_0527.jpg
    【環境コラム】3ターン目にOTK?!
    トール・キャッスル解説
    はじめに
    お疲れ様です。Llennです。

    今回は名古屋3on3や非公認大会で結果を残している「トール・キャッスルデッキ」の紹介になります。
    まだ認知度も低くデッキリストや立ち回りが知られていないため、相手がケアを充分にできずに勝つことも多いです。

    情報戦で勝ちたい方はぜひ、組む組まないに関わらず最後まで読んでいってください!


    トール・キャッスルってどんなデッキ?
    このデッキを扱った記事や動画がそれほど出回っていないので、イメージが沸いていない方が多いのではないでしょうか。
    僕の中でのトール・キャッスルデッキの解釈は「3ターンでLO勝ち or 5打点以上のワンショットキルをするコンボデッキ」です。

    とにかくデッキを回すことに特化した構築をしているため、防御が弱くスピード勝負の面が大きいです。
    逆に言えば、その分やることが明確なためかなり回しやすいデッキだと思います。

    また、LOと5打点ワンショットの2通りのリーサルプランを組むことができるので、<ゴッドブレイク>などの破棄メタで詰むことがないことも他のLOデッキの「キャッスルゴレム」よりも優れているといえるでしょう。


    デッキリスト
    『トール・キャッスル』
    スピリット
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    巨神要塞トール・キャッスル×2
    調教師ライナ兄弟×1
    マリンエンジェモン×1
    毒騎士ブリスター×1
    選ばれし探索者アレックス Rv×1
    ブレイヴ
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    フォビッド・バルチャー×3
    ネクサス
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    阿弥陀如来像×3
    未完成の古代戦艦:羅針盤×3
    ヘファイストスの鍛冶神殿×3
    海帝国の秘宝×3
    緑の世界×3
    青の世界×1
    オリンスピア競技場×1
    No.26 キャピタルキャピタル×1
    マジック
    マントラドロー×1
    ディープシードロー×3
    ストリームドロー×3
    ストロングドロー×3
    オラクル XVI オーバータワー×3



    採用カード
    巨神要塞トール・キャッスル
    デッキもライフも狙えるフィニッシャーです。

    「真・神託」によって序盤から相手がデッキを削ってくれるため早いターンでのリーサルが狙いやすいです。
    3ターン目に着地する場合はシンボル数が足りない場面があるので、5点ワンショットを狙えないかを常に意識して立ち回ります。

    相手のデッキが0になった後に相手にバウンス効果を使ってしまうとデッキが再生してしまうので、基本的には自分のフォビッド・バルチャーを戻したりアタックキャンセルをすることが多いです。

    調教師ライナ兄弟
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    フォビッド・バルチャー召喚後にこのカードをプレイできるかどうかで出力が跳ね上がります。
    余裕で10コア以上増えるのでデッキを最後まで掘り進めることができます。

    引けたら強いカードではありますが、2回以上使う必要がないので1枚採用が事故防止の観点でも丸いと思います。

    毒騎士ブリスター
    ゴッドブレイク>の対策。複数枚破棄メタを貼られてしまうことがあるので、2枚採用でもいいです。

    フォビッド・バルチャー
    • BS13-059.jpg
    コンセプトカード。<EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->を踏まないので安定して使いやすいです。

    確実にゲームに絡むカードであり、2回使う場面もかなりあるので3枚採用しています。

    マリンエンジェモン / 選ばれし探索者アレックス Rv
    受けバースト。

    ディスカードをするマジックを採用している特性上、同一種類のカードで固めてしまうと読まれやすいのが弱点だと考えました。そのため枚数を1枚ずつに散らして採用しています。

    相手の攻撃に合わせて開き、シンボルを確保しつつ次のターンに展開するために青シンボル持ちのバーストは相性がいいと判断して採用しました。

    ダブルシンボルネクサス
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    このデッキを回すうえで、青シンボルを2つ用意することが最優先課題です。

    ドロソマジックを打つ回数に直結し、リーサルが速度勝負のデッキにおいて再現性を最も高くするためにこの12枚は3枚確定枠です。

    青の世界
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    5点ワンショットを狙う際に相手の契約技が邪魔になる場面が多かったので採用。
    リーサル時に一度だけ使えればいいことや、デッキを最後まで掘り進められる強みを考えて1枚採用です。

    オリンスピア競技場
    魔導の契約神ハデス><EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->に強いメタを発揮したり、序盤の受けを強くするために採用。

    No.26 キャピタルキャピタル
    受け札&ネクサスかさ増し。

    急にバーストで出てきた場合、そのまま相手の連続アタックが止まることもしばしば。
    受け札でありつつ、そのまま軽減シンボルになれるので使い勝手が良かったです。

    とはいえ前述のスピリットバーストと同様に見られると弱いので1枚だけの採用にしています。

    緑の世界
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    コアブースト&調教師ライナ兄弟の軽減。

    手札から配置することはほぼ無く、フォビッド・バルチャーの召喚時効果で配置することがほとんどです。
    ネクサス展開後にそのまま調教師ライナ兄弟にアクセスしやすくするために緑2軽減が必要になります。

    2枚目以降はドローに変換するもできるので<賢者の世界樹アガスティヤ>よりも採用優先度は高いです。

    ドロソマジック
    デッキを掘った枚数が最終的なネクサスの数に比例するのでより多く枚数を見れるカードを優先して採用。
    ブルーフィールド>の採用も悩みましたが、契約創界神デッキはバーストで大方有利を取れるので、わざわざドロー枚数の少ないマジックを入れる必要はないと考えました。


    リーサルの出し方
    トールキャッスルには大きく分けて3段階の工程があります。
    1. フィールドに青2シンボルを用意する。
    2. ドロソマジックを連打してトラッシュにネクサスを貯める。
    3. フォビッド・バルチャーでネクサスを配置し<巨神要塞トール・キャッスル>で勝つ。
    3.の工程の中で、<巨神要塞トール・キャッスル>を出す前に調教師ライナ兄弟を挟めるかどうかでデッキ破棄枚数が大きく変わります。

    召喚時効果でコアブーストが出来れば、もう一度ドロソマジックを連打⇒フォビッド・バルチャーの大量展開が狙えるのでデッキのネクサスを全て配置できます。

    相手の盤面のシンボルに関係なく30枚程度デッキ破棄が可能になるので積極的に狙っていきましょう。

    また、相手に受けのコアがない場合は<巨神要塞トール・キャッスル>を2体並べて、

    「1体目でアタック⇒自身の効果で自身をバウンス⇒2体目でアタック。」

    というような2体分の破棄効果でアタックキャンセルをしながら詰める動きも可能性として意識しましょう。


    対面知識
    アイボウ突契約
    【五分】

    ゴッドブレイク>を2枚貼られる前に倒すかどうかの速度勝負。

    1枚しか貼られていなかったとしても<闇輝石六将 砂海賊神ファラオム>を踏んでしまうとリーサルがどんどん遅れてしまいます。

    最近の構築は<龍皇ジークフリードXV>でしかネクサスを除去することが出来ないので、序盤の足場をかなり信用して大丈夫です。
    それをもとに一気のドロソマジックを連打して早い段階でリーサルを狙いましょう。

    冥主
    【有利】

    マリンエンジェモン>などのバースト受け札がとにかく刺さる。
    デッキを勝手に掘り進めてくれるので<巨神要塞トール・キャッスル>の要求シンボル数が低くなりやすいので調教師ライナ兄弟を経由しなくても勝てる試合が多いです。

    機人
    【五分】
    バースト受け札がとにかく刺さる。

    負け筋は先攻をとられて、こちらが後手1で貼ったネクサスを先攻2ターン目に<鋼鉄乙女 廃棄機体ラムダ>でバウンスされるパターンです。
    序盤は全力で防御札を探しながら、受けで開いたバーストの青シンボルをもとに展開しなおします。

    造契約
    【微不利】

    蒸気都市スチームハイヴ>を貼られたら負けです。完全なスピード勝負です。

    デッキを相手が掘り進めてくれるのでトラッシュのネクサスを増やしてくれる点はありがたいですが、大事なパーツを落とされるとまずいので連続攻撃はバーストで止めましょう。


    最後に
    ここまで読んで頂きありがとうございました。まだデッキの型や立ち回りが周知されていないので周りと差を付けたり情報戦で勝ちたい方はぜひ回してみてください!

    それでは!

【環境コラム】現環境の覇権 仇敵ハデス解説

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    by Llenn

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    【環境コラム】現環境の覇権 仇敵ハデス解説
    はじめに
    お疲れ様です。Llennです。
    今回は現環境最上位デッキといっても過言ではない「仇敵ハデス」の解説になります。

    通常の冥主デッキとは異なり、系統「仇敵」を持つカードを採用していることが特徴で、デザイナーズ構築にはない強みを持っているほか、本来は不利対面であるデッキに対しても有利に動くことができるようになっています。

    組む予定の人はもちろん、組まない人であっても対面知識として必要になるので最後まで見ていってください。


    デッキレシピ
    仇敵ハデス
    ネクサス
    15



    通常ハデスと異なる点
    1.仮面ライダーエボル コブラフォーム[2]
    系統「冥主」持ちのカウント増加&デッキ圧縮要員。

    メインステップでカウントを盛る動きが強く、そのまま<魔導の契約神ハデス>の契約域条件を達成に貢献します。回収対象は自身も含まれているため2枚以上あれば毎ターン同じ効果を使うことが出来ます。

    また、冥主デッキの問題点として以下の2つが挙げられます。
    • 強いバーストが無い
    • ネクサス除去が弱い

    これらを解決する<無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]>を何度も使いまわせる動きは本当に強いです。

    2.無幻魔人ジャグラスジャグラー
    このデッキへのメタカードである<蒸気都市スチームハイヴ><オリンスピア競技場>への解答となるカード。
    上記のメタネクサスを採用しているデッキは、同時に3枚以上引けるドロソマジックを多く採用しているため、バースト効果を強く使うことが出来ます。


    系統「冥主・仇敵」という最高のシナジーを持っており、神託の邪魔をせず<仮面ライダーエボル コブラフォーム [2]>の回収対象でもあります。

    通常構築では不利対面である海賊キャスゴや、環境トップの1つであるアイボウに対しても有効なので環境的にも通りがいいです。


    アタックステップ終了メタを何にするか
    現在、ハデスデッキのアタックステップ終了メタ(<絶甲氷盾 Rv>・<アレックス Rv>対策)として挙げられるのは主に以下のものです。

    1.魔界七将デストロードXV & リターンセブンショーグン
    2.創界神ヘラ & カースレクイエム
    3.碇シンジ -シンクロ率∞- & 裁きの神剣リ・ジェネシス
    ここで、それぞれの長所短所について説明していきます。

    1.魔界七将デストロードXV & リターンセブンショーグン
    長所:<魔界七将デストロードXV>がデッキの確定枠であり<リターンセブンショーグン>が確実に手札に入るので1枚採用で良く、デッキの枠を用意しやすい。

    短所:リターンセブンショーグンのコストと魔界七将デストロードXVLv2維持コストが重い。<闇輝石六将 砂海賊神ファラオム>を確実に踏む。

    2.創界神ヘラ & カースレクイエム
    長所:<創界神ヘラ>が序盤の足場になる。相手の誘発を踏まない。

    短所:2種類のカードを同時に引き込む必要があるため難易度が高く、デッキの枠を多く必要とする。

    3.碇シンジ -シンクロ率∞- & 裁きの神剣リ・ジェネシス
    長所:他のライフ減少時誘発もケアすることができる。
    創界神のコアを除去する効果があり、ミラーで詰める際に有効である。

    短所:序盤に複数回殴る必要があり、アテナなどのリーサルが速いデッキの速度を上げてしまう。
    神軽減を消されるとコストが一気に重くなる。


    それぞれに異なる利点があるため、環境に合わせた運用が最も望ましいですが、僕は1.が最も強いと考えています。
    というのも、今回の記事のテーマである「仇敵」カードが非常に強力で、最低でも五枚分の枠が必要です。

    不利対面を捲ったり、母数の多いデッキに有利を付けるためにも必須のカードだと思うので枠を用意しやすい1.のメタを推奨します。


    また、現在の環境では<絶甲氷盾 Rv>を採用していないデッキの母数が環境に多いため、アタックステップ終了メタがそもそも必要ない可能性すらあります。アルテミックシールド>のようなコストを支払う防御札のケアは冥主デッキにとっては容易です。


    C7をメインステップ達成する必要はない
    これは冥主デッキ初心者の方がよく陥りがちな罠です。

    おそらく<魔導冥皇帝ダーク・クリュメノス>の顕現条件を満たそうとしていると思いますが、アタックステップ中に後出しで打点を増やせる手段である顕現をメインステップで行うことが非常にもったいないです。

    リーサル時に魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスを出す際は、<魔導の契約神ハデス>の契約域効果で召喚する動きの方が強いのでC5で十分です。

    むしろ不必要にC7を達成しようとしてコアを浪費し、必要なコアを用意できずにリーサルを逃す可能性すらあります。


    アタックステップに入れば契約技を1度使えばC7達成できるので、顕現と界放に必要なコアをしっかり残しておきましょう。



    初動ネクサスについて
    冥主デッキを使ったことがある人ならわかると思いますが、このデッキの勝率は序盤にどれだけ足場(そのほとんどが手札を伸ばせるので実質リソース確保の量も)を用意できるかでその後の動きに雲泥の差があります。

    上記の4種類12枚は確定枠ですが、より安定性をもたせるに足場は15枚必要だと思います。

    もう一種類増やすカードには僕は<暗黒の塔>を推奨します。
    冥主デッキのメタである<ゴッドブレイク><闇輝石六将 砂海賊神ファラオム><蒸気都市スチームハイヴ>を採用しているアイボウ、造契約に対して有効なため採用。


    創界神デッキに対しては効果がありませんが、獄契約などスピリット/アルティメット契約のデッキがまだ母数を多く残しているため採用する価値はあると考えています。

    今後、環境の母数の中で創界神デッキが占める割合が多くなった場合は<ヴァンパイアミラージュ>や<旅団の摩天楼 Rv>などと差し替えてもいいかもしれません。


    採用カード解説
    魔導冥皇帝ダーク・クリュメノス
    フィニッシュはこのカードを2~3枚並べて勝つことを意識します。


    メインステップで顕現条件であるC7を達成する必要は無く、

    ≪メインステップ≫
    魔導の契約神ハデス>のコアを支払って2体以上通常召喚する。
    ≪アタックステップ≫
    契約技を使ってC7を達成→打点が足りなくなったら顕現を使う。


    無理にC7を達成しようとコアを使いすぎてリーサルに必要なコアを用意できない状況にならないように注意してプレイしましょう。
    特に顕現効果はできる限り温存するべきです。

    魔導皇女フェンレーゼ
    序盤は<魔導番犬ハウンド・ベロス>でカウント増加、終盤は<魔導冥皇帝ダーク・クリュメノス>を1コストで出すことができるのでゲーム中のどの段階でも絡む重要なカードです。

    C5達成のために契約技を使いたい際は、アタックしなければならない場面があります。
    この時に顕現を使うことでアタックキャンセルをする小技は頻出するので覚えましょう。

    六冥魔導デルズ・ヴァジュラム
    受け&打点です。

    冥主デッキは打点の管理がシビアで、ライフ減少時の誘発マジックを絶対に踏んでしまいます。
    覇王爆炎撃 Rv><フリージングピラー>の複数枚提示によって後続を消されてしまう場合に備えて、必ずトラッシュに置いてから攻めるようにしましょう。

    動玩デッキに対してこのカードをLv2で立てておくと<大昂愚龍ジゴ・トゥール>以外で処理が出来ないため、「聖命・超聖命」を無効化出来るので積極的に狙いましょう。
    魔導剣士ジャヴィル
    契約スピリット/アルティメットは自壊することがほとんど出来ないため、召喚時を使える場面は多いです。

    4コア乗せを強制できるので相手の動きの最大値を抑える役割が強く、召喚時を使えなくてもトラッシュに見えているだけで結構仕事をしてくれています。

    Lv2の打点追加効果は魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスを複数枚引けていないゲームでの貴重な打点になるので意識しましょう。

    魔導鳥将ナベリダス
    魔導の契約神ハデスとミラージュ効果を組み合わせることで一度のフラッシュで除去できるラインを4コアまで広げることができます。(主に獄契約の初動抑えに有効)

    魔導の契約神ハデスのコスト支払い効果はトラッシュからの召喚でなければ使えないため、手札に残った魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスなどをトラッシュに送る役割があります。

    ミラージュを貼る際に手札から使ってしまうと、トラッシュから貼ることが出来た分リソース一枚分を損してしまうので基本はトラッシュからセットしましょう。

    魔界七将デストロードXV
    • メインステップカウントを盛るカードが少ない
    • 打点管理が難しく、コアブして打点を多く並べたい
    • アタックステップ終了メタが欲しい
    全てを一枚で解決してくれた冥主デッキの確定枠です。
    軽減シンボルをどれだけ用意できるかでこのカードの強さが変わるので、構築の段階で足場を多く採用するようにしましょう。

    魔導番犬ハウンド・ベロス
    不確定な効果ではありますが、コストの低さとメインでカウントを盛れるメリットが大きいため確定枠。
    ゴッドブレイク>を採用しているデッキに対しての回答になることもお忘れなく。

    謎神メジェド
    以前僕は<破壊の創界神シヴァ>を打点&足場として採用していたため、神託対象を確保するために採用していました。
    現在は<暗黒の塔>を採用する枠の都合で抜いています。

    しかし、このカードは<導倶の契約神キニチ・アハウ><魔導の契約神ハデス><炎輪の契約神アポローン>のような除去を行う創界神の契約技を打てる回数を減らすことができ、打点を稼ぐ動きが強かったので採用し続けています。

    紫の世界 / ハデスの冥府神殿
    特に重要なのはミラー対面で、コアを枯らされた後でも魔導の契約神ハデスと組み合わせて維持コアの要求値を上げる役割があります。

    ゴッドブレイク>などのフィールド効果で神軽減が出来なくなった際に重要な足場になるので、対面によっては優先的にプレイしていきましょう。

    聖皇ジークフリーデンXV>の採用が減ってきているので足場としての信頼も高いです。

    魔導の契約神ハデス / ヴィオレ魔ゐ
    魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスに複数枚アクセスすることでリーサルの質が大きく上がるため、低コストでデッキを圧縮できるこの2枚は僕は確定3枚だと思っています。

    魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスのコストを創界神の上から払ったうえで、複数回分の界放のコアを残すには創界神の上に10個程度(3コスト+3コスト+2界放+2界放)必要になるので6枚体制が一番安定してると考えます。

    暗黒の塔
    契約創界神デッキが増えればやがて抜けると思いますが、現段階では僕は必要だと考えています。
    微不利対面の造契約、メタカードを多く採用できるアイボウ、獄契約などその他多くの契約デッキの母数が多いため、まだ採用する価値が高いです。

    ハデスディザスター
    たまに採用枚数を減らしている構築を見かけますが、僕は現在の環境では3確枠だと考えています。

    4コア以下のスピリット/アルティメットを一発で除去できる効果はアイボウや獄契約の初動を抑える上で非常に重要であり、機人デッキの早い段階での耐性持ちリーサルに対応するために初手に欲しいカードの1枚です。


    立ち回り
    VSアイボウ

    VS獄契約
    • 魔導の契約神ハデス、魔導鳥将ナベリダス、ハデスの冥府神殿、<ハデスディザスター>で一度のフラッシュで除去できるラインを上げる。(アイボウと同様)
    • 魔導冥皇帝ダーク・クリュメノス>でコアを枯らせば誘発札でしか受け身を取れない。
    • 絶甲氷盾 Rv>をケアするための<リターンセブンショーグン>に必要なコアや、誘発除去札で打点を打点を減らされても足りるようにコアブースト&軽減を十分に確保する。
    • 無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]を常に伏せる。
    VS機人
    VS造契約
    • 無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]でメタネクサスを除去する。
    • 暗黒の塔で動きを遅らせる。
    • トラッシュが止められても魔導冥皇帝ダーク・クリュメノスにアクセス出来ればリソースを大きく増やせるので手札に抱えておく。
    • トラッシュを増やすのではなく、手札の総量を増やす意識で立ち回る。
    • ネクサスを除去できる前提でゲームを進めるのではなく、いつトラッシュを使えなくなってもおかしくないという前提でゲームを進める。
    VS冥主
    • 紫の世界、魔導の契約神ハデス、無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]を使ってコアが枯らされた状態でも受けを強くできるように備える。(特に紫の世界)
    • 謎神メジェド>でハデスを割られるので1つの魔導の契約神ハデスにコアが集中させないようにする。
    • 相手の魔導の契約神ハデスの契約技を全て打たれたうえで、盤面に残る打点が相手のライフ数に達しているかを計算して面を並べる。
    • 顕現と六冥魔導デルズ・ヴァジュラムの誘発効果はできる限り温存する。
    最後に
    ここまでお読みいただきありがとうございました。冥主デッキは今期のデッキの中で最もデッキパワーがあると思いますが、その分プレイ難易度もすごく高いです。


    この記事が冥主デッキを使う皆さんのプレイングと構築の向上に少しでも役に立てば嬉しいです。
    今後も環境の分析や話題のデッキの解説、考察を頑張っていきますのでぜひチェックしてください。それでは!

【環境コラム】環境メタ筆頭 造契約紹介

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    by Llenn

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    【環境コラム】環境メタ筆頭 造契約紹介
    はじめに
    お疲れ様です。Llennです。
    今回は現環境で母数を伸ばしつつある造契約デッキの紹介記事です。

    この記事では造契約が現在環境で母数を増やしている理由を他の環境デッキの特性も考えながら考察し、創界神環境でのデッキリストと採用理由について述べていきたいと思います。

    デッキの構築論が「契約編:真 神々の戦い」発売以前とは大きく異なっているので最後まで見ていってください。


    どうして今造契約が増えているのか
    一言で言い表すのであればそれは環境トップのデッキとそれに対するメタデッキに造契約が有利だからではないでしょうか。

    環境デッキといえばアイボウ突契約、獄契約、冥主デッキ、創界神デッキに有利を取りやすい海賊キャスゴが挙げられます。
    それぞれに対する造契約の強みを考えてみましょう。

    1.アイボウ突契約
    2.獄契約
    • 造相棒レーヴのアタック時破壊効果で<相棒魔卿ジャバド>を毎ターン破壊できるため、リソースとカウントを伸ばさせない。
    • 複数回の契約煌臨が可能なので除去に強く、受けを突破しやすい。
    3.冥主
    • 蒸気都市スチームハイヴ>によるトラッシュメタが非常に刺さり、冥主側にネクサス除去が少ない。
    • デッキを自ら破棄するデッキの特性上、LO勝ちが狙いやすい。
    4.キャスゴ

    このように現在の環境上位デッキに無理なくメタを詰むことができ、相性の段階でかなり有利に立つことが出来ています。


    苦手なカードが環境から減りつつある
    造契約の宿敵といえば<EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->ではないでしょうか。

    契約煌臨持ちスピリット全てが煌臨時効果を持っているので、序盤の復帰を潰されるとそのままジリ貧で負けてしまうことが一定数ありました。

    しかし、契約創界神デッキの登場により神託条件に乗らなかったり縦引きが出来ないデッキにEVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-が採用されず、安心して復帰できる場面が以前よりも多くなってきました。


    また、<聖皇ジークフリーデンXV>は破壊効果が強制である<造相棒レーヴ>と相性が悪く、<星砕槌ダイダロッサ>のドロー元のネクサスを除去される場面がありました。
    これもまた契約創界神の登場によって聖皇ジークフリーデンXVの採用が減ってきているため、ケアをする必要がなく盤面処理に集中できるようになったのは非常に大きいです。


    造契約の構築論
    造契約の弱点として<造相棒レーヴ>がデッキを掘り進めることが出来ず、初手にネクサス・ドロソマジック・復帰札を引き込めるかどうかによって勝率が変動することが弱点でした。
    つまりやるべきこととしては、
    1. 足場ネクサスを十分に採用する。
    2. ドロソカードを増やす。
    3. 復帰札を増やす。
    といったところでしょうか。


    3.に関してはすでに優秀な2枚の復帰札が存在しているのでそこまで問題ではなく、<EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->の数も減ってきている現環境では通りがいいです。


    1.と2.に関してですが、足場とドロソそれぞれの枚数を増やそうとしても枠がなくどっちの条件も満たせるような都合のいいカードがないかなぁと考えていると、、
    いたわ....


    開きやすい発動条件に加えて手札交換と軽減シンボル確保を同時に行えるため、非常に使いやすかったです。
    こうして無事に1.と2.を同時に満たせるカードが見つかり、納得のいくリストが完成しました。


    デッキレシピ
    造契約
    ブレイヴ
    3
    マジック
    10



    採用カード解説
    造相棒レーヴ
    EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->の採用が減っていたり、秘契約が環境にいないので1枚採用で大丈夫です。
    初手には足場ネクサスとドロソマジックを持っておきたいのでリソースにならないこいつは削りました。

    暗黒の塔>で復帰を阻害されると動きにくくなるので、対策札はこの後紹介します。

    スチームタンク レーヴ / スチーム・タイファロー
    中型復帰札。
    引きすぎても弱いので5枚が適正と判断。

    デイブレイカー レーヴ
    面処理&ダークタワーすり抜け。

    復帰がこいつしかないと事故要員になりかねないですが、それを差し引いてもこいつは3枚採用する価値があると思います。(主に獄契約)

    聖皇ジークフリーデンXV>の数が減ったことで、盤面処理効果の価値が大きく上がっていると考えています。

    砕星造神レーヴ・ダイダロス
    ゴッドブレイク>が創界神環境で採用されるようになってきたので、確定でライフ貫通を入れることができる場面がまあまああります。

    海賊キャスゴ対策で採用される<メビウスリング>も同様で、破棄メタに対しても強く出れるこいつは3枚確定です。

    星砕槌ダイダロッサ
    結誓ブレイヴ。

    砕星造神レーヴ・ダイダロス>と合わせるとライフバーン効果に誘発で<白晶防壁>を使用した場合、その後のフラッシュで2枚目の白晶防壁を打てなくなるので確定リーサルを組みやすくなります。

    創界神環境になったことで以前ほど合体結誓を強く使いにくいため、ネクサスの採用枚数を多くしています。

    超幻獣王リーンドス
    契約煌臨中の<造相棒レーヴ>が除去された後に次の復帰を探したり、次ターンに軽減シンボルを残したりとかなり使い勝手は良かったです。

    手札交換と軽減シンボルの確保はドロソマジックとネクサス2枚分の役割を持っているため、デッキの再現性を高めるためにも必須枠だと思っています。

    伝説王者タイタス・エル・グランデ
    造相棒レーヴがコストアップ効果を持っているおかげで、中盤以降は全ての契約煌臨に乗ることが出来ます。

    EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍->の枚数も減ってきて通りもいいので入れ得です。

    三賢神ラルヴァンダード
    後手1の動きかさ増し&暗黒の塔対策。

    暗黒の塔採用型のアイボウへの解答になったり、<超幻獣王リーンドス>のライフ回復の弾に使います。

    超幻獣王リーンドスの起爆剤になる点も高評価。

    スチームクロックタワー / 蒸気都市スチームハイヴ
    スチームクロックタワー>は契約スピリット/アルティメットに<蒸気都市スチームハイヴ>は冥主やキャスゴに有利を取れるメタ要素を持ちつつ、自身の最大値を上げてくれるのでカードパワーも高く優秀です。

    今期は間違いなく3確。

    青の世界
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    受け顕現を全否定して詰めることができるので今の環境的に通りが良く、転醒時効果は任意のため、復活で神託されないようにあえて破壊しない動きもあります。

    ライフ減少時に転醒し、バーストメタを破壊してから超幻獣王リーンドスを開く動きも強いです。

    ヴィルカイックビーチ
    非常に強力なネクサス。入れ得。

    ストリームドロー / スチームイノベーション
    造相棒レーヴ自身がリソースを伸ばせないのでこいつらで復帰札を探しに行くのが基本方針です。
    初手に1枚は欲しいのでより再現性が欲しい人は<ディープシードロー>の採用をオススメします。

    白晶防壁Rv / 絶甲氷盾Rv
    安定と信頼の防御札二大巨頭。

    氷刃血解>も考えましたが、カウント奇数盛りは<青の世界>でできるので今回は採用を見送りました。


    不採用カード
    オラクル二十一柱 VI ザ・ラバーズ
    機人デッキに対しては神技を打つ前にバトル終了を行ったり、他にアイボウや獄契約にも有効ですが、オープン枚数が少ないので他の誠巫デッキに比べて使いにくいと判断して抜きました。

    聖皇ジークフリーデンXV
    通常ネクサスを足場にするデッキが環境で大きく母数を減らしたので相対的に強さが下がった印象。
    超幻獣王リーンドス>の方がコスト軽減のアドバンテージが取れ、リーサルにより早く結びつきやすいと見て採用を見送りました。


    最後に
    ここまでお読みいただきありがとうございました。

    まだまだ契約編:真は始まったばっかりで環境が固まるまで時間がかかると思いますが、充分に活躍できるデッキなのでぜひ皆さんも組んでみてください!

    それでは!

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