
アセンション考察
今回は新しく追加される新システムである「アセンション」について書いていこうと思います。
システムのおさらい
アセンションは新しいカードの種類になっています。自分のプレイヤースクエアにしか登場せず、シールド値分攻撃を防ぐことができるシステムになっています。
少々ややこしいのはシールド値が0の状態で攻撃されると破壊されるという点で、実際にはシールド値+1回分攻撃を受けることができます。
現在公開されているカードはシールド値が4と高く、単純に6回攻撃しないと相手のライフを取れないのはこれまでで考えても非常に耐久に優れたシステムになっています。 その分、ゲーム中1回しか使用できず自分のターン始めに破壊されるので使うタイミングが重要なシステムになっています。
アセンションを使うケース
実際にアセンションを使用するケースを考えてみます。個人的にはアセンションを使用するケースは三つあると考えています。
1.劣勢を返す手段として使用する
恐らくアセンションの最も想定された使い方になると思います。
相手に攻められ場が埋まっている状態を返しつつ、相手の反撃を防ぐことができるのでアセンションのパフォーマンスは最も出せている形になっています。
単純に場が埋まっている状態だと動きにくいデッキでもこの使い方をすることが多いと思います。
2.相手の反撃を止める手段として使用する
先攻を取った場合、相手に反撃を潰すためにアセンションをするパターンです。
今のゲームだと攻めきれなかった時にカウンターを受けることが多いため、主に先攻がこの目的で使用することが多いと思います。
他にもループデッキやコンボデッキなど、あと1ターンが欲しいデッキなども手軽なターン獲得手段として使用すると思います。
3.序盤の初動として使用する
アセンションには使用するとカードリソースを増やすことができるカードが存在します。
その点に注目して、序盤に使用するリソース札として運用する方法です。
上記二つの運用方法とは使用感が異なっていますが、リソース札としての性能も高めに設定されているため意外と馬鹿にできない運用方法です。 どのケースにも言えますが、相手の攻撃を防ぐ以外の副次的な要素もかなり見られています。
単純な攻撃を防ぐためだけの手段としてだけではなく付随する能力の点も見て使われることが多いと思います。
アセンションに関するプレイング
アセンションを巡るプレイに関して大まかに2パターンあります。一つはアセンションをされた場合の対応の仕方、もう一つがそもそもアセンションをされないようにすることです。
アセンションをされた場合の対応として一番簡単なのが自分もアセンションをすることです。
単純に1ターンをそれぞれ準備のターンに使用しただけになるので影響がほとんどないです。
アセンションができない場合でも、相手のカードリソースを削ったり自分の盤面を強くすることで相手の次のターンの動きを抑制することがアセンションをされた場合の対応として重要になります。 相手の動きを抑制できなくても、最低限自分のカードリソースを伸ばしておくと次のターンが動きやすくなります。
アセンションを使われた場合は割り切って全力で準備のターンとして設定するのも一つの手かと思います。 他にはアセンションを見越してその上から取り切れるレベルまで相手のライフを減らしておくという手段も効果的かと思います。
もう一つはそもそもアセンション自体を封じるという手です。
一部のゼクスが相手のエクストラを使用した動きを抑制する能力を持っているので、これらのカードを利用して封じてしまいます。
ただし、うまくスクエアに登場させないといけないので使い方は難しくできるデッキも限られてきます。 されないようにすることは難しいので、基本的にされたときのことを考えるのが一番です。
最後に
今回は新システムについて考察してみました。これまでとは違い防御寄りのシステムになっているためまた違ったゲーム展開になるかと思います。
新システムで変わったゲーム内容がまた楽しみになりました。
それでは、次の記事でお会いしましょう