荒野簒奪リーシャロイヤル
文明の利器です。
ひさーしぶりにCSで優勝する事が出来たので今回はその時に使用した「荒野簒奪<リーシャ>ロイヤル」を紹介したいと思います。
戦績
まずはどんな対面踏んでるんやというお話になると思うので対面は以下の通りです(前後はウロ覚えです...)10/26 25人
予選
一回戦 自然ロイヤル 先 ⚪二回戦 自然ドラゴン 後 ×
三回戦 荒野ロイヤル 後 ×
四回戦 自然エルフ 後 ⚪
五回戦 自然ドラゴン 後 ⚪
3勝2敗でしたがオポが高かったため6位で予選を通過しました。
トーナメント
一回戦 不戦勝 準決勝 超越ウィッチ 後 ⚪
決勝 荒野ロイヤル 先 ⚪
優勝‼
と、優勝スゴイ!ってなりそうなんですけど割と運だけと言われても仕方ない戦績してますねこれ(笑)
「簒奪」を取り入れた理由・使用感
そもそもなんで今頃「簒奪」なんだ?と疑問に思われた方が多いかと思います。「黒鉄の支配者」環境になり過去の自然・機械テーマが大幅な強化を受け環境に返り咲いています。
特にここ最近の大会結果(10/25前後現在)を見ていると特に「自然ドラゴン」の入賞が目立っているように感じていました。
自らデッキを掘り進めるデッキが多い環境って事はワンチャンLO狙えるんでは?という安直な考えの元、使用に踏み切りました。
特に練習することもなくぶっつけ本番で持ち込んだ訳ですが、率直な感想で言えばやっぱり荒野ギミックが強いと言う至極当たり前の結果だったのですが簒奪カードの中に1枚現環境にガン刺さりなカードがありました。
それが<簒奪の舞>です。
序盤に荒野ギミックで体力をちまちま削り、中盤から終盤で無理なく相手の墓場が20枚以上になるので舞で〆ると言う構築当時は想定してないパターンでの勝利が何度かありました。(8ターン目に舞×2の16点で勝つ試合もありました笑)
少し、改良の余地はありますが戦えないデッキでは無いなと言うのが総合的な感想になります。
今回の記事では10/26のCSで使用した構築をそのまま紹介します。
デッキレシピ
荒野簒奪リーシャロイヤル
プレイヤー:文明の利器
メインデッキ
計40枚
当初はアルビタを使いたいと思い簒奪の構築に乗り切ったのですが、CSに持ち込むことに決めて構築を考え直していたら、いつの間にか抜けていました...(デッキ構築あるある)
申し訳程度に「鋼鉄の支配者」から<リーシャ>&<ナノ>を採用しています。
採用カード解説
簒奪の絶傑・オクトリス
自然・機械が初登場した7弾環境でも「自然ロイヤル」にも採用されていましたね、当時から自然・機械デッキに対して簒奪して旨味のあるカードが無い!ってのは良く言われていましたがそれは今も変わりませんwだいたい<光の道筋>で 1ドローして終わります。
※自然ドラゴンに対しては<ヴァイディ>or<影の侵食>をEXエリアに磔にしてコンセプトを崩壊させるようにします。
また、相手の墓場10枚以上でEXエリアのカードコストを−2出来る効果も強力で<トワイライトソード>を格安で使用するドリームコンボもありますが、<劇的な撤退>は採用していないのでロイヤルミラーの際にワンチャンス狙うくらいに考えておきましょう。
※<簒奪の狂信者>から<リーシャ>がEXエリアに落ちた場合は別のお話...
オネストシーフ
使い勝手の良い実質2/3/3普通に使おうとすると進化に2コストもかかってしまうのでコスパが悪いのですが、相手の墓場が10枚以上溜まっているとファンファーレで自動進化してくれます。
進化後のラストワードで 1枚引けるのが偉くてこちらのリソースを減らす事なく寝ているフォロワーを処理に行けます!
当然、デッキ破棄効果もついてるので自動進化できない序盤でも最低限の仕事はこなしてくれます。
簒奪の狂信者
個人的に簒奪カードでかなり評価の高い 1枚まず、2/3/2【突進】
頭のでかい低コスト突進ってだけでも偉いのに、デッキ破棄も 1枚だけだが出来る...(強い)
加えて相手の墓場10枚達成していれば何故かデッキトップをEXエリアにセット!
オクトリスのEXエリア軽減効果との相性⚪
簒奪の蛇剣
最大で5点出せるクイック<-魔導四輪車・V>や<魔導装甲車>などの処理も可能!
触りにくい縦のフォロワーの処理に使います。
簒奪の舞
多面処理のつもりで採用したが想定よりも刺さる対面が多くフィニッシュカードに化けました。他の簒奪カードと異なり最大条件が墓場20枚とデッキの半分を要求されるがその分効果は絶大!
このカードの強い点は最初に相手のフォロワーを選ばなくてはならないのだが、好きな数を選ぶ為、0体選択が可能、つまり相手の場にフォロワーが居なくとも墓場20枚を達成してればリーダーに8点をお見舞いする事が可能!
簒奪の信者
フィニッシュカードその2使い勝手の良い疾走札、<ララミア>や<セリア>のように進化をしなくて良い点が強く、最大で5点出せる為この2枚に勝るとも劣らないよう思える。
とは言え、体力は2と心許ないのでクイックを構えられてそうな時に使うのは控えましょう。
鮮やかな奪取
何の捻りも無くただただデッキを3枚破棄するカードクイック付きの 1コストなので色々な動きの余りppにくっつける事ができます。
ロイヤルの 1コストカードなので<ナハトナハト>でサーチが可能!
LOを目的としない試合ではも1〜2回の使用で簒奪カード達の条件達成を補助する目的で使用する
ファントムデュオ・バニー&バロン
無限のリソース供給手段<魔導四輪車・V>で毎ターン実質2枚ドローが可能なので豊富なリソースから目指すプランを選択できる為先4後3で立てたいカード
進化前後は3対2での採用ですが3枚目も魔導四輪Vに無料乗車させる為に使えるので進化後を使い切っても雑な切り方はしないようにしよう
あと、一応「盗賊」のタイプも持ち合わせています。
デスペラードショット
素で打つとただの4点スペルだが<魔導四輪車・V>と<バニー&バロン>が場に両立していると4点から6点に増えてさらにリーダーに2点と破格のコスパスペルに化けます。2枚目のバニー&バロンでサーチ可能でそこまで使用頻度は高く無いので 1枚のみの採用です。
アウトローガンナー
一応「盗賊」タイプを持ってるカードその2<オネストシーフ>や<簒奪の狂信者>と似ていて実質2/3/2の【突進】異なる点が先述の2枚はリソース獲得能力に長けていましたが、このカードはラストワードでリーダーに直接ダメージを与える事が出来ます。
ラストワードでの発動なのでクイックによる除去が刺さりにくい点が強みですね。
CSでも 1ターンに2枚の<アウトローガンナー>を自爆特攻させて勝った試合もありました()
カースドクイーン・ナハトナハト
現在のロイヤルならとりあえず入れておけカード毎ターン機動効果でフォロワー 1体を箱詰め状態(往復で能力無効&レスト)にする事ができる実質的な除去札。
体力が5と大きく生きて帰ってくることもそれなりにある。
ファンファーレの 1コストサーチは基本的には私兵でリソース確保兼面を展開していくが場合により<鮮やかな奪取>や<タイラントオーダー>を持ってくることもある。
タイラントオーダー
箱詰め状態のフォロワーを破壊+荒野カードサーチの 1コストにしては効果詰め込みすぎなカード前述もしているが箱詰めは破壊しない方が強い場合もあるので破壊効果を使うべきかは状況を見極めてから使いましょう。
初手無いし序盤から引いた場合は、<バニー&バロン>のサーチに使うのが吉
ナハトの私兵
先ほど少し触れた<ナハトナハト>からだいたい持ってくるやつ自身がEXにいて場にナハトナハトがいる場合にコスト軽減とファンファーレ 1ドローが付く
リソースを減らす事なく盤面を横に広がられます!
月の刃・リオード
ロイヤルならとりあえず採用したい枠その2先2で置けるとかなり宇宙
中盤の除去がかなり楽になります。
進化時の2点はリーダーにもフォロワーにも飛ばせるので状況に応じて使い分けたい。
今回の構築では進化前3進化後1と少しアンバランスない採用枚数で進化が 1回しか出来ないので進化を切るタイミングには注意しよう。
このカード自身が攻撃に参加するタイミングが永遠に謎である...
スカイセイバー・リーシャ / 黄昏の刃・ナノ
ちょうど世間で使われはじめていたので、とりあえず入れてみよで採用しました。<トワイライトソード>+<舞>の18点で勝てるだろと浅はかな考えでしたが、CS中トワイライトソードを使った回数は0回...
2点回復とスタッツのでかい<ラティカ>を<ナノ>の必殺で処理した程度でこのデッキではあまり活躍しませんでした...
まとめ
使用感での内容と重複しますが、総評としてそこそこ戦えるデッキだと思いました。荒野カードによるリソースの安定供給により、相手の体力削り勝利するプラン、簒奪カードの連打でデッキを破壊してLO勝利を目指すプランこの二つを対面や戦況に応じで適宜選択できるのこのデッキの強みだと思います。
残念なことに最近物議を醸してる「かげろう」には「不利」がついてしまいます。
(<ボーテックス>や<ジ・エンド>の起動効果で墓場が消滅する為、20枚達成が困難)
ですが、全く手も足も出ない訳ではありません!
デッキ破壊の特権!主要カードを引かれる前に全て落としてしまえばモーマンタイ!
なので「かげろう」対面は全力でデッキを破壊しに行きましょうw
(あと、<運命への反逆>でも詰みますね笑)
使ってて楽しいデッキではあるので、手元にパーツがある方は是非一度触れて見てください!
それでは今回はこの辺でお疲れ様でした!