こんにちは、虎斗です。
12月1日(水)からVer.3.7.0Bが稼働しましたね。
前バージョンでは、公式動画から感じられる前評判以上の強さを発揮した<SR3司馬昭>が環境トップを維持した形となりました。
その他にも<SR徐庶>、<R袁紹>、<SR3呂蒙>、<UC孟獲>など、しっかり強いカードがメインでデッキタイプを作ったり、
<C呂拠>や<C蔡エン>のような既存デッキの底上げをすることで環境に食い込ませるパワーを生み出すパーツカードがあったりなど、追加された枚数こそ少なめのバージョンではあったのですが、基本的に新カードは強い、という一言で表せるバージョンだったと思います。
Ver.3.7.0Bではそれらの新カードたちには下方修正で手が入ったのと同時に、新カードの割には環境的にちょっと活躍できなかったカードや、使用率の低い、なかなか見ないカードを中心に上方修正が入りました。
加えて各勢力1枚づつくらいのエラッタも入っているので、前バージョンからするとかなり環境は動きそうですね。
というわけで今回も、新バージョンのおすすめカードたちについて書いていきましょう。
バージョンのおすすめカードたち
- 効果時間延長
- 移動速度上昇値減少
地味、と侮るなかれ。
計略『獣之双戟』の移動速度減少については、主将器【速度上昇】で副将器に速がつくと計略時の速度上昇と合わさって迎撃される速度になっていた、という、デメリットになってしまっていたので、そこの調整でやや下げた、ということのようです。
他の将器で使用していたひとにとってはただの下方なのですが、そこは効果時間が延長されていますし、選択肢が増えたということでここはひとつ。
カードの評価が変わるような調整内容ではないのですが、とにかく環境が上向き。
というのもカードパワー自体は前バージョンの時点で十二分以上にあるんですよね。
<鬼神関羽>と同系統なのに、武力と速度上昇に槍長さアップと剛槍までついてくるハッピーセットぶり。
おまけに2.5コスト武力9で制圧3城持ち迅速将器あり。
これ以上何もいらないレベルと言っても過言ではないです。
いまいち活躍していないイメージがあるのは、環境トップに司馬昭、徐庶というステルス号令がいたため。
大事な場面で計略が使えなかったために活躍できていませんでしたが、5枚号令なんかからするとこのカードから攻城取るのはかなり難しいと思うんですよね。
魏単で4枚デッキや、3枚デッキで使用しても輝きますが、今バージョンで強化された『竜の刻印』<R4諸葛亮>との相性がかなり良し。
特技「刻印」のスペックと<R4諸葛亮>の号令でリードを取って、守りの<SR典韋>で締め、という形がなかなかに強力。
このカードさえ最後に残っていればなんとかなるので、強気に攻められるのもいいですね。
- 必要士気変更6⇒7
- 計略内容変更
計略『討神の万矢』は呉の味方の武力が上がり、走射時間が延びる。さらに使用回数によって効果が追加されていく
2回:さらに弓兵であれば射程距離が伸びる
3回以上:さらに走射中の矢ダメージが上がる
うーん、これは別の計略。
もう新カードと言っていいでしょう。
このバージョンでは呂蒙が2枚追加されました、まる。
以前まではシンプルに武力が上昇する号令に追加効果が乗っていく、という号令でしたが、必要士気が元から7になったため、
1回目走射号令
2回目遠弓+走射号令
3回目遠弓+走射+剛弓号令
と、走射に追加で効果が乗る形になりました。
1回目から武力上昇値が5の走射号令が飛ばせるので、中間距離での差し合いは抜群に強いです。
法具【剛弓の大攻勢】を合わせるとずっとバリバリでき、音量による相手への圧も掛けられます。
単に法具【呉軍の大攻勢】でも構いませんし、中間距離が制しやすいので【連環の法】で相手の早めの号令を無効化したり、【再起の法】や【転身再起の法】も選択肢に入ります。
遠弓効果が乗るようになったので弓盛系統必須だった遊軍を<大喬>から他に変える選択肢も取りやすいですし、全体的にデッキとしての自由度が増しましたね。
3回目の号令を使うタイミングを早めにしておきたい都合上、ある程度特技「魅力」、将器【士気上昇】を盛ることは必須になるとは思いますが、
以前までの、4回目の号令を打つために、何でもないところで3回目の号令を打っておかなきゃ、みたいな縛られた感じがなくなっているのもいいですね。
三国志大戦おなじみ職業シリーズ。
今回は戦場でプレゼンする<SR3荀イク>。
正統派な恰好ですが、計略内容的にはトリッキーなことをやってきますね。
計略『魏社全体会議』の効果自体は武力上昇値が6に速度上昇。
似た計略だと<SR7司馬懿>の計略『活殺自在』味方掛けでしょうか。
あちらは敵掛けもありますが、自身が入る点を考えれば号令としての内容自体ではこちらに軍配が上がるでしょう。
追加効果として、計略範囲内の味方武将を自身の位置に移動させる、<縁日董白>と同様の効果がついてきます。
自身が騎兵であることから董白よりも位置取りに自由が利くため使いやすく、できることも多いです。
自分だけ相手の裏に回って味方を呼んで退路を断ったり、槍兵同士の乱戦で消えてしまった槍を復活させて超絶強化の牽制をしたりと、
速度上昇号令として一番いい位置で計略を使う、ということが可能なので、発想次第でいろいろできるところが魅力。
単に移動手段として考えても、攻城兵をいきなりワープさせたり、士気は重いですが<SR1郭淮>を移動させて城門へねじ込んだりといった変則的な動き方も可能になります。
その場面場面で有効かどうかは変わりますが、できることが多いだけに考えることが多くなる、使い方が豊富にあるカードなので研究しがいがありますし、プレイヤー次第で無限の可能性があるので、かなり面白いカードだと思います。
もちろん、ただの速度上昇号令として使用しても十分な戦果は発揮しますよ。
というわけで新バージョンについて書いてきました。
軒並みと言ってはなんなのですが、環境トップだったカードほぼ全般に修正が入ったため、いわゆるマイルド環境にはなるのかな、と思っています。
計略面が落ち着くと、いつも以上に白兵戦が重要になってくるので、そういったところから特技「刻印」持ちで固めて素の白兵を優位にできる『竜の刻印』<R4諸葛亮>なんかもメタの中心になるんじゃないか、なんて言われていますね。
いまのところ割と平坦なバージョンに見えるだけに、どれか一つ秀でたデッキが出てくれば、環境がぐるっと回っていきそうな気もします。
私個人としてはデッキがほぼ据え置きなので、新デッキを作成するよりも、現環境で目立ってきたデッキに対して何ができるか、といった対策をしばらくは練ることになりそうです。
本格的に全国大会の予選も始まりますし、できればどこかで優勝して決勝大会へ行きたいので、ここから数か月は頑張りたいですね。
それではまた次回、虎斗でした。