本日はブースターパック5弾「新時代の主役」の発売日となります!
《空島》や《革命軍》などの新特徴の追加、アルティメットデッキのリーダーの強化、どんなデッキでも活躍の可能性のある汎用能力を持つSRの投入、様々な種類の高レアリティカードなどなど、魅力あふれるパックになっています!
ということで、今回はブースターパック4弾で追加された6種類のリーダーの中から、前編後編に分けて5種類のデッキ構築の例をご紹介となります。
これから注目されるだろうデッキをいち早く研究して、新環境のスタートダッシュを決めましょう!
「サボ」デッキリスト
デッキ概要
<速攻>持ちのカードを並べてどんどんアタックしていく形の「サボ」デッキです。メインアタッカーの3コストの<OP01-025 ロロノア・ゾロ>、5コストの<ST01-012 モンキー・D・ルフィ>、9コストの<OP01-120 シャンクス>の3種は<速攻>で攻められる上に返しのターンはリーダーの能力で守ることができるので、登場したターンの後も継続してアタックし続けられることがとても強力です。
<速攻>キャラが倒しにくいということは、逆に言えば相手からリーダーがアタックされてがちになってしまいますが、<OP02-110 ヒナ>等の高パワーブロッカーを展開することで、リーダーの能力と組み合わせて毎ターン1回相手の攻撃を無力化することが可能です。
<OP01-029 ラディカルビ〜〜〜ム!!!!>の条件を満たすためにも序盤はダメージを受けても平気ですが、どこか1ターンはブロッカーの展開に使うとよさそうですね。
ピックアップカード紹介
<速攻>で奇襲できるものの他のデッキで使うと登場させた次のターンの守りが薄くなって大ダメージを受けてしまったり、そもそもデッキ全体のガード値が低くなってしまってせっかく登場させた<速攻>持ちのキャラを守れなかったりすることもありますが、リーダーの「サボ」の能力によって守りの薄さを補うことができるので、とても相性が良いと言えますね。
<ST01-006 トニートニー・チョッパー>や<OP01-029 ラディカルビ〜〜〜ム!!!!>と併用できる利点から<OP01-120 シャンクス>を採用していますが、<OP01-016 ナミ>でサーチ可能な<ST10-006 モンキー・D・ルフィ>でも代用可能です。
単純に相手からのパワー5000アタックを止めやすくなるだけでなく、リーダーの能力と合わせれば、例えパワー10000のアタックでも、1度だけ防ぐことが可能です。
<OP04-083 サボ>は手札を整えつつ、盤面に除去耐性を付与でき、<OP02-110 ヒナ>は、ブロックと能力で合計2体のアタックを無力化可能と、ブロッカー以外の能力も強力なのが強みですね。
その他の相性の良いカード
<OP03-013 マルコ>の復活能力とリーダーの能力を組み合わせることで、かなり落とされにくいアタッカーにすることができたり、<OP02-004 エドワード・ニューゲート>もリーダーが狙われやすい弱点を補ってくれたりするので、《白ひげ海賊団》中心に組むのも強そうですね。
<OP01-019 バルトロメオ>は2ドンつけておくことで、相手のターン中パワー5000になるので、低コストブロッカーながら、リーダーの能力で守れるパワー圏内にすることが可能です。
<OP04-089 バルトロメオ>は基本カウンター+2000のカードという認識で問題ありませんが、困ったら盤面に出してブロッカーにすることができます。また、最低限パワーが3000あるので、このカードでブロック後に+2000カウンターを出すことでパワー5000になり、リーダーの能力圏内になるので、盤面に残しやすいのも魅力ですね。
ロマン砲ですが、「ルフィ」はリーダーの能力で場持ちさせることが可能であり、全カードが<麦わらの一味>でサーチ可能なので、少し現実味があるのは面白いですね。
「ベロ・ベティ」デッキリスト
デッキ概要
トリガーによって場に出るキャラを多め採用した《革命軍》軸の「ベロ・ベティ」デッキです。《革命軍》やトリガー能力持ちのキャラを並べていき、リーダーの3面パワー+3000能力で相手を一気に倒し切るのを狙います。
手札が少なくなりがちなのが弱点ですので、積極的にアタックをして、自分の手札が無くなってしまう前に相手を倒しきりましょう!
ピックアップカード紹介
<OP05-004 エンポリオ・イワンコフ>の能力によって味方を増やし、<OP05-017 リンドバーグ>の能力で相手の戦力を減らすことで、相手よりも多い数アタックしやすくなります。
両方ともパワー7000以上になっていることが条件で、リーダーの能力を使えば簡単に満たすことが出来ますが、なるべくリーダーの能力は3体に対して+3000できる状況で使いたいので、ドン!!2枚付与で代用できる場面ではそっちを優先すると良いでしょう。
トリガーによる奇襲性がある上に、パワーも5000あるので、リーダーの能力で8000アタッカーに化けることができます。
<OP03-113 シャーロット・ペロスペロー>はKO時能力が当たりにくいものの、キャラを並べることが重要なこのデッキで先攻の2ターン目に出すことができる利点は大きいかなと思い採用しています。カウンター持ちの<OP03-108 シャーロット・クラッカー>とは選択かなというところ。
<OP03-110 シャーロット・スムージー>は能力で手札を増やすことができる上に、自力でパワー7000になれるという相性の良さ。<OP03-040 ナミ>デッキのようなライフにアタックしてこないデッキに対しても有用ですね。
実質味方全体のパワーを+1000してくれるので、パワー3000差を作りやすくなる上、<OP02-001 エドワード・ニューゲート>などのパワー6000リーダー相手に対しても攻めやすい状況を作ってくれます。
その他の相性の良いカード
<OP05-091 レベッカ>のような強力な能力を持つ低パワーキャラが多い環境になったら活躍の機会もありそうですね。
ゲーム上、パワー計算はマイナスまで数えられるので、<OP01-027円卓>と合わせれば合計パワー14000まで倒すことが可能です。パワー7000のキャラを2体倒せたりしたら流石にアツいですね。
手札消費量が多いこのデッキは、対戦相手から"ライフにアタックしたら手札が増えてしまうからライフにはアタックせずに手札の消費を待とう"というプレイングをされることがあります。
大型キャラを多めに採用することで、自分のリーダーをアタックされにくい点を逆手に取ってライフを大量に残したまま高コストキャラを並べてアドバンテージ差を作れます。
パワー8000以上の大型キャラ2枚、パワー5000の革命軍3枚を並べ、リーダーの能力を使うことができれば、ドン!!消費なしで、パワー8000以上のアタックが5回!
<OP02-019 ラクヨウ>と<モビー・ディック号>を組み合わせたデッキを彷彿とさせる火力の高さを実現できますね。
「サカズキ」デッキリスト
デッキ概要
黒のコスト減少能力を持つカードと、青のNコスト以下除去能力を組み合わせた、テンポコントロール色の強い「サカズキ」デッキです。リーダーの能力を活かして手札に除去カードを揃え、相手のキャラをすべて除去しながら攻めていきましょう。
ピックアップカード紹介
これらのカードとリーダーの能力の1コスト減少を組み合わせて、相手の大型キャラを除去圏内まで追い込みましょう。
<OP05-093 ロブ・ルッチ>は2コスト1コストの2面KOで、《赤緑ロー》や《赤ゾロ》などの低コストを多く並べるデッキに対して有用です。
<OP03-047 ゼフ>は手札に戻す形の除去ですので、相手のリソースを減らせるわけではないですが、序盤の相手の1ターン分のキャラ展開を無かったことにできます。リーダーの能力と合わせて4コストまで手札に戻せるので、「アトモス」などの4コストバニラなどに届くのが偉いですね。
デッキの上から2枚落とす能力も、<OP05-086 ネフェルタリ・ビビ>やOP05-093 ロブ・ルッチの能力の条件達成に一役買ってくれます。
どちらのカードもパワーが6000あるので、登場後にも継続的にアタッカーにしやすいのも魅力ですね
山札の下送りなので、「マルコ」や「サボ」のような除去能力耐性を持つ相手にも効果的です。
リーダーの能力と合わせるだけで、<OP05-051 ボルサリーノ>は5コスト以下、<OP01-070 ジュラキュール・ミホーク>は8コスト以下が対象になります。その他のコスト下げカードと組み合わせれば相手のフィニッシャーを直接ボトム送りにしてしまうことも可能でしょう。
「ボルサリーノ」はコストに対してパワーが異様に高いので「白ひげ」などの高パワーデッキに対してもとても有用です。
その他の相性の良いカード
ただし、このカードに6コスト使ったことで他の動きができなくなってしまった場合、お互いに1ターンパスしただけになってしまうので、4コスト以下で動ける要素をしっかり用意しておくと良いでしょう。
能力だけ見れば<OP05-095 竜の鉤爪>と<ST03-017 メロメロ甘風>の出力が高いですが、トリガーが付いていて安定感のある<ST06-014 衝撃波>が安定択なのかなという印象です。
後編に続きます。