今週はアルティメットデッキ「"三船長"集結」がついに発売となります!
"この商品から始めてもすぐに環境に追いつける強力なデッキ!"という前情報通り、「謀略の王国」環境に一石が投じられるのか、早速チェックしましょう!
構築済みデッキ全リスト(リーダー3種)
デッキ内容
デッキの中身は差し替えられるリーダーカード3種と50枚のカードが付いています。収録されているカードは強力な能力を持つものも多く、すべてのカードがキラキラカード仕様、人気カードの再録もアリということで、とても豪華な内容になっています。
ただ、誤解していたのは「デッキの内容はそのままで3人の中から好きなリーダーを使って戦ってね」という形なのかなと思いきや、「ロー」デッキでしか能力が使えない<ST10-008 シャチ&ペンギン>が入っていたり、サーチ先が少なめな<ナミ>の再録カードがあったり、目玉カードが2枚収録だったりと、ある程度は複数買いやデッキ内容を入れ替えて遊ぶ想定されて作られている様子な点ですね。
そのままでも十分遊べるデッキ内容ではありますが、せっかくなので各リーダーに合わせてデッキの改造案を作っていきたいと思います。
赤紫ルフィ
現状のカードプールだと、自分の場のドン!!を0枚にするのは困難なため、「自分の場のドン!!が8枚以上」の状況を目指すことになります。
<鬼ヶ島>などのカードと違ってアクティブ状態で追加されてそのまま使えるので、8ドン!!から開始されるターンでも、9ドン!!のキャラを出すことができます。
リーダー能力の性質上、早く8ドン!!以上の状態を作るのが大事なので、序盤にドン!!を追加できる能力を持つカードを駆使して、高コストキャラの登場に繋げるとよさそうですね。
「赤紫ルフィ」デッキ改造案
ピックアップカード紹介
どちらも先攻3ターン目(5ドン!!のターン)に出すことができます。
2枚のうちいずれかを登場させた次のターンには8ドン!!から開始になり、リーダーの能力を使うことで<OP02-004 エドワード・ニューゲート>等の9ドン!!のキャラを出すことができるようになります。
基本的には登場時に1ドローも付いてくる<OP04-064 ミス・オールサンデー>の着地を目指しましょう。
<ST10-009 ジャンバール>はOP04-064 ミス・オールサンデーが引けなかった時のための予備となりますが、ドン!!を加速できるキャラの中では珍しくカウンター値を持っているので、手札で余ってしまってもガードに使えるのが強みですね。
元々高いリーダーのパワーをさらに底上げしてくれるので、相手のアタックを少ないガード値で守ることが出来るようになります。
先に<ST10-013 ユースタス・キッド>を登場させておき、次のターンに<OP02-004 エドワード・ニューゲート>を登場させた場合、リーダーのパワーを合計+3000して9000まで上げることができます。
OP02-004 エドワード・ニューゲートを登場させた後、ST10-013 ユースタス・キッドのアタック時能力でドン!!をマイナス1し、その後、リーダーの能力で1ドン!!アクティブで追加すれば、アクティブのドン!!を2枚用意できます。
そのままアクティブ状態の2ドン!!を残し、相手のターンに<OP02-089 地獄の審判>の発動を狙うと、さらに防御が万全になるため強力です。
速攻に加え、相手のブロッカー発動もけん制できる、とても攻撃的な能力を持っています。
このキャラを出すと防御イベントを構えることが出来ないため、1ターンの間手札のカウンター値や事前に用意したブロッカーだけで耐えきる必要はありますが、1回着地できれば、その後のバトルを常に有利に戦うことが可能です。
構築済みデッキに再録されている<OP01-016 ナミ>で山札から探せる点もとても優秀ですね。
赤紫キッド
混色かつライフ5のリーダーはこれまでだと<ビビ>と<レベッカ>の2種類で、どちらもリーダーがアタックできないという大きなデメリットを持っていましたが、「キッド」は序盤のパワーこそ低いものの普通にアタック可能です。
また、リーダーのアタック時の能力を使うことで、さらに高いパワーでアタックが可能です。
序盤のデメリットを乗り切れば強力なパワーで攻めていくことができる、大器晩成型のデッキになりそうですね。
「赤紫キッド」デッキ改造案
ピックアップカード紹介
「ナミ」デッキや、「レベッカ」デッキなど、一定のタイミングまでリーダーに対してアタックしないデッキも存在しているので、リーダーのデメリットを自分でどうにかする手段が必要になることも少なくないはずです。
後半は、リーダーの能力と<ST10-013 ユースタス・キッド>の2枚を使えば、ドン-2するだけでリーダーのパワー8000でアタックすることができます。
もはやリーダーにドン!!の付与は必要ないレベルのパワーが出るので、10ドン分まるまるキャラの登場等に使うことができる自由度の高さは魅力的ですね。
赤紫ロー
相手のパワー3000以下のキャラを除去+4コスト以下のキャラを並べられる能力を活かして、序盤から一気に展開し、相手との盤面差を作っていきます。
相手のパワー3000以下を除去するためだけに使ったり、4コスト以下のキャラを出すためだけに使ったりすることも可能な点は覚えておくと良いでしょう。
「赤紫ロー」デッキ改造案 1
こちらは《FILM》軸です。
《FILM》のカードは手に入りづらいものもあるため、デッキレシピを2種類作成しています。
ピックアップカード紹介
リーダーの能力を毎ターン使おうとした場合、毎ターンドンが1枚ずつ減って行ってしまうため、これらのキャラの能力を使ってドン!!の消費を抑えましょう。
いずれのカードもパワーが5000あるので、そのままアタッカーとして使えるのも強力ですね。
これらのカードを駆使して相手のメインアタッカーのパワーを下げ、リーダーの能力を使って除去しましょう。
<P-013 ゴードン>と<P-017 トラファルガー・ロー>は、どちらも《FILM》特徴を持つため、<ST05-014 ブエナ・フェスタ>でサーチ可能な点も相性が良いですね。
「赤紫ロー」デッキ改造案 2
《麦わらの一味》軸です。比較的集めやすいカードが多く、なおかつ「ゾロ」や「ブルック」等の強力なキャラがサーチ可能なのが強みですね。
ピックアップカード紹介
速攻が強力なことは言わずもがな、STの方も、1ドン!!付与するだけで自分のターンパワー7000、相手のターンパワー6000になり、攻めやすくKOされにくいという強力なキャラです。
先攻の2ターン目に3ドン!!を使ってどちらかのゾロを登場させ、リーダーの能力を起動して<ST10-008 シャチ>を登場させるというような動きができれば、一気に盤面を展開して攻めていくことが可能です。
デッキ案1で紹介したカード同様、リーダーの能力で除去可能な範囲を増やすために能力を使っていきます。
いずれのカードも<OP01-016 ナミ>のサーチに引っかかる上、アタック時に能力を発動できる性質上、相手のターンを生き残れば、毎ターン能力を発動できるのも強みです。
また、リーダーの能力で場に出すことも可能なため、相性は抜群と言えますね。
終わりに
ということで、アルティメットデッキ「"三船長"集結」のカードを使ったデッキを作ってみようの会でした。記事の最初にも書きましたが、強力な能力を持つカードが多く収録されており、このデッキに入っているリーダーだけでなく既存のデッキも強化されています。
新カードの追加によって環境が変化していくと思われますので、8月にはフラッグシップEXなどの大型大会も開かれますので、これからの大会での活躍にも期待したいですね。
それでは、また次回に。