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【じょーじ】「緑ゾロ」デッキ紹介

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    by じょーじ

    【じょーじ】「緑ゾロ」デッキ紹介
    こんにちは、じょーじです。
    今回はブースターパック12弾 師弟の絆より、<緑ゾロ>デッキのご紹介です。
    それでは、さっそくデッキレシピをどうぞ!

    デッキレシピ
    緑ゾロ
    リーダー
    1


    リーダーの能力について
    このターン、リーダーが相手のキャラとバトルしていて、リーダーに3ドン!!付与されているなら、リーダーをスタンドさせることができます。この能力を使った後は7コスト以下にはアタックできなくなってしまいますが、 毎ターン、相手のキャラへのアタックと相手のリーダーへのアタックをどちらも行うことができるのが強力なリーダーです。
    ルフィは海賊王になる男だ!!!>なども駆使して、リーダーのアタックを中心にガンガン攻めていきましょう。

    各ターンの動き
    序盤
    序盤は、サーチ系のキャラを使って、5コストの〈斬〉のキャラを手札に集めていきます。
    OP12-028光月日和>は<STボニー>系のレストサーチ、<OP12-034ペローナ>は<1cナミ>のような登場時5枚サーチを持っており、これらのカードで〈斬〉のカードを探していきましょう。
    STボニーなどとは違い、OP12-028光月日和でOP12-028光月日和をサーチするなどの、同カードをサーチすることはできない点には注意です。

    中盤
    OP12-031たしぎ>を登場させて、相手のキャラをレスト状態にしつつ、リーダーに3ドン!!を付与し、リーダーで、レスト状態にしたキャラにアタックしましょう。

    先攻3ターン目であれば、相手の後攻2ターン目までに登場させるキャラは大抵パワー6000以下なので、リーダーのパワー8000でアタックすることで、3000カウンター要求以上することが可能であり、守るためには手札2枚の消費を要求することができます。

    相手のキャラにアタックした後は、相手のリーダーにアタックすることで、相手のライフも減らしていきましょう。
    元々相手のレスト状態のキャラがいる場合には<EB01-012キャベンディッシュ>を登場させるのも強力です。登場時だけでなく、アタック時にもドン!!をアクティブ状態にできるので、登場したターン以降、生き残れば生き残るほど、ゲーム中に使えるドン!!の数を増やすことができます。

    終盤
    リーダーの能力を中心に相手に攻めていきます。
    「<緑ゾロ>」は、相手のキャラに対してアタックする時だけでなく、相手のブロッカーにブロックされた場合でも、リーダー効果を使うことができます。
    そのため、相手のブロッカーが1枚だけの場合は、そのまま相手のリーダーにアタックしても、ブロックされることはありません。大量のドン!!を付与して、リーダーでアタックしていきましょう。

    相手のブロッカーが多い場合や、イベントカウンターを構えられてそうな場合は<OP12-037鬼気九刀流阿修羅抜剣亡者戯>を使うことで、相手のキャラや、ドン!!をレストにして対抗しましょう。
    相手のライフが少なくなってきたら<OP12-039ルフィは海賊王になる男だ!!!>を使い、リーダーによる連続アタックで一気に勝ちに行きましょう!

    ピックアップカード紹介
    OP12-031たしぎ/EB01-012キャベンディッシュ
    このデッキのコンセプトの中心になっている超重要カードです。
    OP12-031たしぎ>は、登場時に相手のキャラ1枚レスト+リーダーに3ドン!!付与することができ、リーダー効果を十全に使うための条件を1枚で両方満たしてくれるとても優秀なキャラです。
    リーダーの効果と合わせることで、実質登場時に相手のキャラを除去するような力を持っており、尚且つ、パワー7000と高いため、アタッカーとしても強力です。
    中盤では相手のアタッカーを潰すために、終盤ではブロッカーを減らすために使える、このデッキの中でも頭一つ抜けたスペックをしているカードです。
    序盤のサーチカードで見つけたら必ず手札に加えておきましょう。

    EB01-012キャベンディッシュ>は、登場時・アタック時に2ドン!!をアクティブにすることができます。
    後攻3ターン目以降であれば、このカードを登場させた後に3ドン!!残るので、リーダー効果の条件である3ドン!!付与を満たせるのが強みです。
    また、登場させた後のターンにも継続してドン!!をアクティブにできるのも強力であり、キャラを展開しつつ、アタッカーにドン!!を付与しやすくしたり、<OP12-037鬼気九刀流阿修羅抜剣亡者戯>などのイベントを使った後にドン!!をアクティブに戻すことで、リーサルアタックを強力にしたりと、様々な場面で役立ってくれます。

    OP12-030ジュラキュール・ミホーク/OP12-027コウシロウ
    防御に使うカード群です。
    OP12-030ジュラキュール・ミホーク>は、8コストでありながら、登場時に4ドン!!アクティブに戻せるので、リーダーによる攻め手を緩ませることなく展開できる大型ブロッカーです。
    実質4ドン!!で登場できるにも関わらず、パワー8000のブロックでカウンター時の手札消費を抑えてくれます。
    このデッキは防御が薄いので守りの要になってくれるのは嬉しいですが、前傾姿勢で攻めていきたい場合は、登場した返しのターンのみブロック、その次のターンからはアタッカーとして運用しても強力です。

    OP12-027コウシロウ>は、5コスト以下の〈斬〉のキャラを効果KOから守ってくれる低コストブロッカーです。
    基本はただのブロッカーとしての運用となりますが、相手のデッキ次第では前述した「<たしぎ>」や「<キャベンディッシュ>」などの重要キャラを守れるので、苦手な黒系のデッキに対してのメタカードとして有効です。

    OP12-037鬼気九刀流阿修羅抜剣亡者戯/OP12-039ルフィは海賊王になる男だ!!!

    OP12-037鬼気九刀流阿修羅抜剣亡者戯>は、4コストで、相手のキャラかドン!!を合計2枚レストにすることができます。
    複数面ブロッカーを展開するデッキや、<ゴムゴムの巨人>などの強力なイベントカウンターを持つデッキに対して特に有効で、そのターンに防御に使うはずだった手札やブロッカーを無効化することで、相手の計算を大幅に狂わせ、リーサルアタックの成功率を大幅に上げることができます。

    OP12-039ルフィは海賊王になる男だ!!!>は、リーダーによる連続アタックをすることができるカードです。このカードを使う分、リーダーに付与できるドン!!の数は少なくなってしまうものの、盤面の枚数以上の回数アタックすることができるのは非常に強力です。
    特に、相手のブロッカーが1枚で相手のライフが1枚というような状況の場合、"「<緑ゾロ>」のアタックをブロッカーで受けたら連続アタックできるが、ライフで受けられた場合は連続アタックできない"という状態になり、相手を詰め切ることができませんが、 このカードがあれば、"ブロックされてもされなくても、相手のリーダーにとどめの一撃を与えられる"状況を創り出すことができます。
    そういった、相手にとって予想外の追加アタックができるのがこのカードの強みとなります。

    その他の相性の良いカード
    OP06-035ホーディ・ジョーンズ
    登場時に自分のライフを1枚手札に加えるデメリットがあるものの、相手のキャラかドン!!を合計2枚レストにしつつ、パワー8000でアタックできます。
    このデッキには既に同効果を持つ「<亡者戯>」がありますが、それを加味しても、場に大型キャラが残りながら、相手のキャラやドン!!をレストにできるのは強力です。
    〈斬〉ではないのでサーチは効きませんし、コストが少々重いので、リーダー効果と併用するためには「<キャベンディッシュ>」などと上手く組み合わせる必要はありますが、カードパワーの高さは緑の中でも随一、それだけの弱点を背負ってでも採用する価値があるカードです。

    ST16-004シャンクス
    登場時に相手のレストのキャラをコスト関係なく除去することができる大型キャラ。
    リーダー効果の連続アタックだけでは除去しきれない相手の大型キャラを効率よく除去できるカードです。
    《斬》属性であり、「<ペローナ>」や「<光月日和>」でサーチすることができるため、あまり多い枚数採用しなくても働いてくれる可能性があるのも強力ですね。

    OP12-038二刀流 居合 羅生門
    OP12-037鬼気 九刀流 阿修羅 抜剣 亡者戯>と同じく、メイン能力とカウンター能力の両方を持つイベントカードです。
    カウンター時の効果は共通である、リーダーに対する3000カウンター。一応、キャラに対しては使えないので注意です。
    メイン時の効果は、相手のレストの4コスト以下のキャラをKO。
    直近ではアタックだけでは除去しにくい4コスト以下のキャラが複数面いる、と言う状況が少ないですが、「<赤レイリー>」のデッキなど、小型キャラを中心に攻めるようなデッキが環境内に増えてきた場合には採用の価値が高まるカードです。

    終わりに
    ということで、今回は「<緑ゾロ>」のご紹介でした。
    「緑ゾロ」は、11弾環境で強力だった「<緑紫ルフィ>」や「<赤黄ベロ・ベティ>」などの4~6コスト帯のキャラを中心に戦うデッキに対して滅法強いため、大会での活躍も見込めるリーダーとなっております!
    12弾は、このデッキを始めとして、魅力的なリーダーや過去弾強化のカードも多く、様々なデッキが強化されているので、大会にどんなデッキが増えていくのかが楽しみですね。
    王者である「<青紫ルフィ>」を超えるデッキは出てくるのでしょうか?

    それでは、また次回に!

【じょーじ】11弾環境振り返り

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    by じょーじ

    【じょーじ】11弾環境振り返り
    こんにちは、じょーじです。
    3月1日に発売したブースターパック11弾「神速の拳」から3か月が経過し、5月31日にブースターパック10弾「師弟の絆」が発売となります。
    今回は、11弾発売前に、10弾環境を振り返っていこうと思います。


    3月1日 ブースターパック11弾「神速の拳」発売
    ホールケーキアイランド編、魚人島編を中心とした新ブースターパック、「神速の拳」が発売となりました。
    新規テーマである"SWORD"のカードを使う<赤黒コビー>、緑や黄色の魚人族、人魚族を中心に戦う<緑ジンベエ><緑黄しらほし>、相手の山札を先読みして戦う<紫カタクリ>など、目新しいデッキがある中、発売前の情報の頃から特に注目されていたのが、リーダー能力が非常に強力な<青黄ナミ>と<青紫ルフィ>の2種。
    「青紫ルフィ」は、<9サンジ>を始めとする既存の大型キャラとの相性の良さで、リーダーだけしか公開されていない頃から既に環境トップレベルで強いと言われており、さらに今弾で入るパーツも強力なものばかりだったため、事前評価の通り環境で活躍することになります。
    「青黄ナミ」は、既存のカードとの相性はそこそこレベルだったものの、条件の軽い1ドローのテキストと、相手のターン中リーダーが常に+2000できるテキストの両方が非常に魅力的だった点、そして女子リーダー枠である点から注目されていましたが、しばらくするとあまり環境上では見なくなってしまいました。

    3月1週目時点での「青紫ルフィ」の構築の流行
    結論から言ってしまうと、この「11弾環境」は始めから終わりまで<青紫ルフィ>を中心とした環境となります。

    ただし、「青紫ルフィ」だけしかいないのではなく、「青紫ルフィ」以外にも流行のデッキは複数種類出てくるのですが、そのたびに「青紫ルフィ」側がデッキ構築を変更することで環境に対応し続けていく、という形になっています。

    今回の「11弾環境」の変遷を見ていく上で、その時々の「青紫ルフィ」の構築を見ていくことで、流行の変化も見ていけると思いましたので、合わせて紹介したいと思います。

    まずは、基本となる、環境初週時点での流行の構築を載せていきます。


    リーダー
    1


    この頃はまだデッキとしての最大値を求めていた頃であり、メタを意識するというよりは、デッキパワーを確かめるような構築になっていたと思います。
    注目するべきは3ドン!!のドン!!加速能力を持つカードが、<3ゾロ十郎><ギア2><しぬほどおいしい>の3種類入っている点。
    先攻でドン!!加速3回して先攻4ターン目にリーダー効果の条件を最速達成することを狙う構築になっています。
    大型キャラも現在では珍しく<7キュロス>や<8ルフィ>が採用されており、10弾環境~EB02環境で多かった<青ドフラミンゴ><緑紫ルフィ><赤緑スモーカー>などを意識した構築になっていました。

    特に、「赤緑スモーカー」のデッキに採用されている<7ホーディ・ジョーンズ>はこのデッキの天敵と言われており、<5ロシナンテ>を採用することでドン!!を多く構え、イベントカウンターでの防御を固めている方も多く見受けられました。

    3月2週目時点での「青紫ルフィ」の構築の流行
    青紫ルフィ>が強いことが波及していった結果、各地の大会で「青紫ルフィ」ミラーが多発していた時期になります。
    この頃には、<7キュロス>対策として<9ミホーク>、<8カタクリ>対策として<10カイドウ>を入れることで、基本構築の「青紫ルフィ」に対応するプレイヤーが現れるようになります。
    9ミホークは<緑紫ルフィ>の<5サンジ&プリン>に対しても刺さりやすいこともあり、少しずつ使用者が増えていった印象です。

    また、3月15日には「ONE PIECEカードゲーム 3on3 CUP in BCGFest」が開催となりました。
    1000名を越える参加者の中、事前情報通り「青紫ルフィ」が中心となる環境になっており、優勝したチームも「青紫ルフィ」、<青ドフラミンゴ>、「緑紫ルフィ」というチームとなっていました。
    現在の一番流行っているデッキ+過去の流行デッキ2種という、デッキパワーを感じるチーム構成ですね。
    ただし、事前評価の高いデッキばかりが活躍したのかと言うとそうではなく、準優勝チームは<赤緑スモーカー><紫カタクリ>「緑紫ルフィ」という構成になっており、こちらは「青紫ルフィ」を抜いている分、「青紫ルフィ」デッキに対して五分以上取れるデッキで固めることでこの環境を勝ち抜くことを選んだ構成となっており、同日に開催された1on1 CUPの優勝者も<青赤マルコ>と、こちらも「青紫ルフィ」に勝てるように構築した、"メタ側"のデッキが活躍する形になっていました。

    3月15日禁止制限発表
    上記「BCG Fest」内で、禁止制限カードの発表がありました。
    緑紫ルフィ>や<青紫ルフィ>が強力な環境となっていたため、<ゴムゴムの巨人>が禁止になるのではないかと噂されておりましたが、実際に禁止制限がかかったのは、
    青ドフラミンゴ>で使われていた<4ジンベエ
    黒ルッチ>など、黒のデッキならどこでも活躍していた<8モリア>と<氷河時代
    黄エネル>で、大型キャラ対策として使えた<雷迎
    の4種類。
    環境上位の2種類のデッキに対してはノータッチであり、逆に「青紫ルフィ」の対抗馬として立ち位置を確立していたデッキたちが軒並み手痛い制限を受ける形になりました。


    3月後期での環境の変化
    4月からの店舗大会に向けての空白となる期間ですが、
    ここで、流行デッキの変化があり、<動物>特徴軸の<赤ゾロ>が、<青紫ルフィ>に対して強力であるとして静かに流行り始めます。
    ただし、禁止制限カードを施行される前に使える最後のチャンスという事で<黒ルッチ>、<青ドフラミンゴ>、<黄エネル>の使用者がこれまでよりも少し多くなったため、 「赤ゾロ」自体のシェア率としてはまだそれほど高くなく、「青紫ルフィ」側も、この時点では特に3月の初週と比べて構築が大きく変化することもありませんでした。
    ただ、この頃にはもう<5ロシナンテ>や<10カイドウ>の採用率が大幅に落ちてきており、構築が固まってきているなと感じました。


    4月前期 禁止制限施行、チャンピオンシップ店舗予選開始
    禁止制限が施行され、同時にエリア予選の参加権利をかけたチャンピオンシップ店舗予選が始まりました。
    青紫ルフィ>が順当に活躍するなか、禁止制限の恩恵を受けているデッキたちが居ました。
    それが、<赤ゾロ>と<赤黄ベロ・ベティ>の2種類のアグロ系デッキでした。
    この頃の「青紫ルフィ」はデッキ内のカウンターレスのカードが多く、速攻戦術が刺さりやすい傾向にあり、また、禁止制限により、これらのアグロ系デッキの天敵だった<青ドフラミンゴ>、<黒ルッチ>、<黄エネル>の3デッキの使用率が揃って激減したため、結果使用者が急増することになりました。
    そこで、「青紫ルフィ」はカウンターレスを減らすために大型キャラの採用枚数をなるべく絞る方向へとデッキ構築がシフトしていきました。
    また、アグロ対策として、後攻を選択し、後攻2ターン目に1ドン!!加速し、後攻3ターン目に<重力刀 猛虎>を打つ構築や、小型ブロッカーを入れて時間稼ぎ兼<9サンジ>の達成ターンの敷居を下げる構築が提案され始めました。
    しかし、「重力刀 猛虎」を複数枚採用している「青紫ルフィ」はそれほど優勝していませんでした。
    「重力刀 猛虎」を入れている相手に対しては分が悪いと見てアグロ系の使用者が少し減り、ミラーでは刺さりにくい「重力刀 猛虎」を採用している「青紫ルフィ」は、「重力刀 猛虎」を採用せずにミラー戦の対策をした「青紫ルフィ」に倒されてしまったことが理由なのかなと思います。
    その代わりに流行したのが、<神誅殺>。ドン!!加速と相手の除去を両方こなすことができ、片方の役割でも十分強力なため、ミラー戦を始め、どの対面にも腐りにくいのが優秀なカードですね。

    4月後期 紫ルフィの流行
    4月後半に差し掛かり、非公認大会で上位入賞したことをきっかけに突然<黒ルッチ>と<紫ルフィ>の使用者が爆発的に増え始めました。
    「黒ルッチ」は、禁止制限によって<8モリア>と<氷河時代>を失い、リソースを得る手段と、大型キャラの除去手段が大きく弱体化デッキですが、<1マンシェリー>を多く採用してリソースを確保し、<10クザン>を採用することで大型キャラも除去可能にする形でリペアされた構築が開発されました。
    元々、低コストキャラの除去は得意なため、<赤黄ベロ・ベティ>や<赤ゾロ>のようなデッキに対しては有利であるのに加え、<7ジャック>と「10クザン」を揃えることで大型キャラを連打する環境にも対応することができたため、使用者を増やしていきました。

    「紫ルフィ」はBCG in Fest内で開催されたジュニア大会にて優勝していますが、そこから1ヶ月経って遂に流行し始めたことになります。
    先攻を取ったときの爆発力など、元々持っていた攻撃性能は据え置きのまま、<8カタクリ>でデッキの防御力を補強することで、流行の<青紫ルフィ>や<緑紫ルフィ>に対しても互角に戦うことができるリーダーに進化しました。
    デッキパワーの高さに加え、使い方も簡単であることも起因して、様々なプレイヤーが使いやすいデッキとして流行を後押しする形になりました。
    これ以降、3on3形式の大会では、「青紫ルフィ」「緑紫ルフィ」「紫ルフィ」という組み合わせのチームが多くみられるようになります。
    また、環境内に「8カタクリ」が採用されているデッキ増えたことで、<ゴムゴムの業火拳銃>や<降三世 引奈落>などの高コスト対策のカードが採用されることが増えてきました。


    4月26日 スタートデッキ「ニューゲート&エース」発売
    新リーダー<青ニューゲート&エース>を始め、17種類のカードが追加されました。
    リーダー自体はそれほど強力とは言えないものの、このデッキセットに収録されている<7おでん>が様々なデッキで出張できる性能を持っていたため、<青黄ナミ>や<青ドフラミンゴ>などのデッキが再度注目されることになりました。
    特に、「青黄ナミ」は<最強ジャンプ ロー>と<8キッド>の2種で相手のライフを削り、<7おでん>と<4プリン>を使ってリーサルアタックを仕掛ける構築が流行しました。
    風が吹けば桶屋が儲かるというようなものですが、「青ニューゲート&エース」の発売が起因して、意外なカードの値段が高騰したことに驚いた方も多かったのではないでしょうか。

    5月10日 チャンピオンシップ25-26 Season 1 3on3 Spring 開催
    店舗予選が終了し、早速チャンピオンシップのエリア決勝大会への切符を手に入れることができる最初のチャンスである「3on3」イベントが開催されました。
    事前評価では、ルフィ3種のデッキや、<赤黄ベロ・ベティ>などのアグロ系が活躍するのではないかと言われていましたが、決勝トーナメントへと進出したベスト16チームが使用したリーダーは以下となりました。

    「青紫ルフィ」:14チーム/16チーム
    「紫ルフィ」:10チーム/16チーム
    「緑紫ルフィ」:8チーム/16チーム
    「赤黄ベロ・ベティ」:5チーム/16チーム
    「黒ルッチ」:3チーム/16チーム
    「赤ゾロ」:2チーム/16チーム
    「赤緑スモーカー」 :2チーム/16チーム
    「黒ティーチ」:2チーム/16チーム
    「紫黒ルフィ」:1チーム/16チーム
    「紫カタクリ」:1チーム/16チーム

    ベスト16の内訳ですが、全体の85%以上のチームが<青紫ルフィ>を使っており、60%以上のチームが<紫ルフィ>を、50%のチームが<緑紫ルフィ>を使っているという結果になりました。
    元々評価の高かった「緑紫ルフィ」の使用率を越えて「紫ルフィ」が活躍するという大躍進。
    ルフィ3種の次点は「赤黄ベロ・ベティ」で、チーム採用率は30%程度ですが、過去同時期に流行していた<赤ゾロ>と比べると2倍以上となっています。
    「赤黄ベロ・ベティ」は、今回の環境で多く使われていた「青紫ルフィ」や「紫ルフィ」に対して勝ちやすいため、3on3形式の大会での立ち位置の良さが、使用率に大きな影響を与えていたのではないかと思います。


    おわりに
    ということで、11弾環境の総括でした。

    端的に言えば、最初から最後まで<青紫ルフィ>が活躍する環境でしたが、「青紫ルフィ」の対抗馬として、
    紫ルフィ>や<緑紫ルフィ>などの別のルフィデッキであったり、
    赤ゾロ><赤黄ベロ・ベティ>などの速攻系のデッキであったり、
    赤緑スモーカー><緑ボニー>などの<7ホーディ・ジョーンズ>を使える緑デッキであったり、
    黒ルッチ><青ドフラミンゴ>などの禁止制限後リペアされたデッキなど、
    意外と多くのデッキが活躍していた面白い環境だったのではないかと思います。

    12弾環境は、このまま「青紫ルフィ」や「緑紫ルフィ」などの、主人公デッキの勢いが止まらないのか、はたまた新たなギミックを持った新規リーダーが活躍するのか、はたまた、強化された既存リーダーたちが活躍するのか、楽しみですね!

    それでは、また次回に。

【じょーじ】「赤ゾロ」デッキ紹介

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    by じょーじ

    【じょーじ】「赤ゾロ」デッキ紹介
    こんにちは、じょーじです。
    今回は現在の店舗予選環境で大活躍中の「赤ゾロ」デッキのご紹介です。
    それでは、さっそくデッキレシピをどうぞ!


    デッキリスト
    赤ゾロ
    リーダー
    1


    リーダーの能力について
    リーダーに1ドン!!付与されていると、味方キャラ全体のパワー+1000することができるリーダー効果と、パワーが3000~4000程度ながら、盤面の展開力が非常に高い〈動物〉キャラを組み合わせることで、〈動物〉キャラのパワーの低さを補いながら序盤からガンガン相手を攻めていく速攻系デッキになっています。


    各ターンの動き
    序盤
    非常に強力な展開能力を持つ<OP08-007 トニートニー・チョッパー>を探すため、<OP01-016 ナミ>、<OP08-015 Dr.くれは>、<EB01-009 うるせェ!!!いこう!!!!>などの、サーチ能力を持つカードを使って手札や盤面に集めていきましょう。

    中盤
    OP08-007 トニートニー・チョッパー>や<OP04-010 トニートニー・チョッパー>の能力を中心に〈動物〉のキャラを盤面に揃えていきましょう。
    アタッカーの頭数を揃えたら、リーダーに1ドン!!付与することで味方全体のパワーを上げて攻めていきます!
    大体、3ターン目にはキャラとリーダー合わせて3回以上アタックできるような体制ができあがっている状態を作ることが望ましい展開になります。
    中盤までの間は高いパワーでのアタックは狙わず、ひたすら相手のリーダーやキャラと同じパワーでアタックして1000カウンター要求を繰り返し、相手の手札を減らすことを狙っていきましょう。

    終盤
    序盤に攻めた勢いを止めないよう、速攻キャラを中心に相手のライフを押し込みましょう。
    このデッキに入っている速攻キャラは<OP01-025 ロロノア・ゾロ>、<EB01-003 キッド&キラー>、<OP08-013 ロブソン>の3種類になります。
    「ロブソン」はパワーが若干低いですが、その他の2種はパワーも高めであり、パワー7000前後のラインを作りやすくなっています。
    中盤に相手の手札を削ったことを活かして、相手のリーダーに対して3000カウンター要求でのアタックを作り、効率よく相手のライフを減らすことを狙っていきましょう。


    ピックアップカード紹介
    OP08-007 トニートニー・チョッパー
    このデッキのコンセプトの中心になっている超重要カードです。
    登場時、アタック時にノーコストで盤面に〈動物〉キャラを展開することができ、自身のコストも3コストと低いため、相手に追いつかれない速度でアタッカーを増やすことができます。
    この効果によって登場できるキャラはパワー4000以下限定であり、アタッカーとしては少し心許ないカードになりますが、リーダーの「赤ゾロ」の効果によってパワーを1000ずつ上げることができるので、相手のリーダーがパワー5000であれば、キャラに追加のドン!!を付与せずともアタックできる数値になります。

    弱点としては、このカードや、このカードによって登場させたキャラはパワーが高くないため、相手のターン中に相手にアタックされると簡単に倒されてしまう点です。
    頑張って守りきろうとしても、攻め切る前に自分の手札の方が先に無くなってしまうため、無理にカウンターで守ろうとするのではなく、『相手のアタック数よりも多い枚数アタッカーを登場させる』ことで、相手のアタックで自分の盤面が壊滅してしまわないようにしましょう!

    OP04-010 トニートニー・チョッパー / EB01-009 うるせェ!!!いこう!!!!
    前述した<OP08-007 トニートニー・チョッパー>以外の盤面展開手段です。
    OP04-010 トニートニー・チョッパー>は、登場時に手札からパワー3000以下の〈動物〉を登場させることができる能力を持っています。
    このキャラ自身が他のカードの効果で登場した場合でも発動できるので、連鎖するようにキャラを展開することができます。
    対象となる〈動物〉のキャラはデッキ内に2種類と少なめながら、アクティブ状態で登場させることができるので、登場させたキャラが返しのターンにアタックされない点が強力です。

    EB01-009 うるせェ!!!いこう!!!!>は、相手のターン中にキャラを展開できる珍しいカウンターイベントです。
    味方キャラでアタックした後、1ドン!!を構えた状態で相手のターンを迎えることで、相手のアタックで減ってしまった盤面をこのカードで補充することで、次のターンのアタッカーを用意することができます。
    相手がアタックしないと使えないため、1ドン!!残しておいても使えるかどうかは相手に依存しており、少し使い方が難しいカードになっていますが、味方のレストキャラがいる場合は、ほぼ確実にアタックされるため、盤面にアタック済みのキャラがいる場合は、積極的に使用を狙っていきましょう。。

    OP01-025 ロロノア・ゾロ / EB01-003 キッド&キラー / OP02-015 マキノ
    終盤にかけて役に立つ、相手の防御の計算を狂わすことができるカードたちです。 <OP01-025 ロロノア・ゾロ>と<EB01-003 キッド&キラー>はもはや説明要らずの優秀な速攻キャラです。
    味方の〈動物〉キャラたちがKOされて盤面が0枚になってしまっても、すぐにアタッカーを用意することができるため、相手の計算を大きく狂わせる可能性を持っています。
    リーダーに1ドン!!付与することで、OP01-025 ロロノア・ゾロはパワー6000、EB01-003 キッド&キラーはパワー8000でアタックすることができます。
    現在の環境に於いて非常に強力なリーダーである<青紫ルフィ>と<緑紫ルフィ>の2種類のデッキが、リーダーのパワーが6000であり、それらに対してもアタックしやすい数値を持っているのが環境的にも非常に適しています。
    OP02-015 マキノ>は、2000カウンター持ちのカードでありながら、1コストキャラのパワーを+3000することができる能力を持っており、序盤に登場させた<ナミ>や<Dr.くれは>などのサーチ系のキャラのパワーを跳ね上げることができます。
    「1ドン!!=パワー+1000」から「1ドン!!=パワー+3000」に変えることができるので、相手のガード値の計算を大幅にズラし、リーサルアタックを押し込める可能性を引き上げてくれます。


    その他の相性の良いカード
    ST21-017 ゴムゴムのモグラ銃
    相手のキャラのパワーを大幅に下げつつ、低パワーのキャラ1体をKOできるイベントカードです。
    パワーダウンとKO効果を組み合わせることで、パワー7000以下のキャラをKOするのが基本的な使い方となりますが、「相手の大型キャラをパワーダウンさせつつ、相手の低パワーのブロッカーをKOする」というような使い方でパワー7000以上の相手のキャラも対処することも可能だったり、
    トリガーのパワーダウン効果によって相手のアタックを妨害することもできるため、見た目以上に用途の多い優秀なカードになっています。
    「赤緑スモーカー」デッキなどに採用されている<OP01-051 ユースタス・キッド>を対策した場合には優先して採用すると良いでしょう。

    ST21-014モンキー・D・ルフィ / OP07-015 モンキー・D・ドラゴン
    中型~大型の速攻持ちキャラです。
    アグロデッキをコンセプトとしているため今回のデッキには採用されていませんが、継戦能力を上げたい場合には、これらのカードの採用しても強力です。
    どちらのカードもリーダーやキャラにドン!!を付与できる効果を持っており、自然にリーダー効果の発動条件を満たすことができる点が優秀です。

    OP01-029 ラディカルビ~~~ム‼‼ / OP04-016 反行儀キックコース
    カウンター効果をもつイベントたちです。
    攻めていくことがコンセプトのデッキのため、守りに徹する状況になることは少ないですが、同系デッキ同士の戦いになった際には、防御の固さが大事になります。
    デッキ内にカウンター値が無いカードも多く採用されているため、相手に攻められると不意に負けてしまう状況になることもあるので、これらのカードを採用することでデッキ全体の防御力を上げておくのも手です。


    終わりに
    ということで、今回は「動物ゾロ」のご紹介でした。

    11弾発売後、現在もなお<青紫ルフィ>が流行している環境ですが、「青紫ルフィ」に対して戦いやすいアグロデッキとして、とても立ち位置がいいデッキになっています。
    既に様々な大会で結果を出していますが、「青紫ルフィ」が中心の環境でいる限り、今後もしばらくはこのデッキの出番が多いのではないかと思います。
    自分でデッキを作って回すことで、対面した時に気を付けるポイントなどもわかるため、試しに作ってみてはいかがでしょうか?

    それでは、また次回に!

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