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【じょーじ】「黒イム」デッキ紹介

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    by じょーじ

    【じょーじ】「黒イム」デッキ紹介
    こんにちは、じょーじです。
    今回はブースターパック13弾 受け継がれる意志より、<黒イム>デッキのご紹介です。
    それでは、さっそくデッキレシピをどうぞ!


    デッキリスト
    黒イム
    リーダー
    1
    Lイム
    1枚


    リーダーの能力について
    〈天竜人〉及び〈五老星〉のカードを駆使して戦うリーダーです。
    OP13-099 虚の玉座>の能力により、〈五老星〉特徴のカードを3コストで登場させることができ、登場させられる〈五老星〉のカードたちは共通して相手の効果で除去されない効果を持っており、さらに、それぞれ除去、サーチ、速攻、全体パワーアップなど、強力な能力を追加で持っています。
    特に、10コストの<OP13-082 五老星>は強力であり、OP13-099 虚の玉座の効果で登場させた後、OP13-082 五老星をトラッシュに置くことで、トラッシュの〈五老星〉5種類を一気に展開することができます。


    各ターンの動き
    序盤
    相手のリーダーが「<イム>」でなければ、リーダー効果によってゲームの開始時に<OP13-099 虚の玉座>を登場させましょう。 序盤は、後半に備えて、トラッシュに5種類の〈五老星〉のキャラを揃える必要があるので、<OP13-086 シャルリア宮>や<OP13-096 "五老星"ここに!>を使って、手札を整えながらトラッシュを増やしていきましょう。

    中盤
    OP13-099 虚の玉座>は、ドン!!の枚数以下のコストの〈五老星〉を登場させられます。
    トラッシュと盤面に5種類の〈五老星〉のキャラを揃えることを考えつつ、状況に合った〈五老星〉のキャラを登場させましょう。
    〈五老星〉のキャラを探したい場合は、<OP13-083 ジェイガルシア・サターン聖>。
    ブロッカーを立てたい場合は<OP13-089 トップマン・ウォーキュリー聖>。
    相手のキャラを除去したい場合は、それが5コスト以下であれば<OP13-091 マーカス・マーズ聖>を、それ以上のキャラでレストしているなら、<OP13-080 イーザンバロン・V・ナス寿郎聖>を使って、KOしにいきましょう。

    終盤
    OP13-082 五老星>を登場させ、効果を起動し、盤面に5種類の〈五老星〉を降臨させましょう!
    OP13-099 虚の玉座>と合わせて合計4コストと手札1枚消費で、パワー7000のキャラが5枚登場し、その後、「5枚から1枚サーチ」「5コスト以下除去」「速攻アタック+パワー2000ダウン」「ブロッカー2枚登場」「KO時1ドロー」ができます。
    消費コストの少なさに対して、得られるアドバンテージ量が尋常ではないため、基本的には毎ターンOP13-082 五老星を登場させているだけで勝つことができます。
    この、OP13-082 五老星連打をゴールとして立ち回っていきましょう。
    残った6ドン!!は、キャラに付与してアタックしたり、防御用のイベントカードのコストとして使いましょう。


    ピックアップカード紹介
    OP13-083 ジェイガルシア・サターン聖
    登場時に5ルックサーチができる〈五老星〉のキャラです。
    OP13-099 虚の玉座>では後攻2ターン目以降に登場させることができます。
    終盤までにトラッシュに5種類の〈五老星〉を揃えたい都合上、隙あらば登場させたいキャラになっています。

    OP13-089 トップマン・ウォーキュリー聖
    ブロッカーとKO時1ドロー効果を持つ〈五老星〉のキャラです。
    相手のアタック1回を損失無しで守ることができるので、実質ライフを1枚追加するのと同じようなアドバンテージを得ることができます。
    除去耐性も持っているためブロックできる可能性は高いですが、レストされてしまうとブロックできない可能性もあるので、緑や紫のデッキ相手の際は気を付けましょう。

    OP13-080 イーザンバロン・V・ナス寿郎聖
    アタック時のパワーダウン効果と、速攻を持つ〈五老星〉のキャラです。
    OP13-082 五老星>の効果で登場させた後、パワー7000の速攻でアタックすることができます。
    場に残すと、次のターンも同じようにパワーダウン+7000アタックができ、相手にとって非常に脅威となるため、相手からアタックされる場合も多く、実質ブロッカーのような役割もしてくれます。
    ラストターンでは単に3コストで登場させられる速攻持ちのキャラとして使うこともあるので、手札に1枚隠し持っておけると強力です。

    OP13-091 マーカス・マーズ聖
    登場時に5コスト以下除去ができるブロッカーの〈五老星〉。
    除去効果には手札消費はあるものの、「緑ゾロ」のデッキに採用されている5コストの「たしぎ」や「キャベンディッシュ」をはじめとした、優秀なアタッカーも除去できるのが強力です。
    ブロッカーと除去効果の両方で、防御面を支えてくれます。

    OP13-084 シェパード・十・ピーター聖
    自分のターン中、《五老星》すべてのパワーを7000に上昇させてくれる〈五老星〉。
    このカードのお陰で、自身を含めてすべての〈五老星〉のパワーを7000にできます。
    相手のリーダーがパワー5000だった場合、すべてのキャラのアタックで3000カウンター以上の要求ができるため、相手の手札を効率的に奪いに行くことができます。
    このスペックで2000カウンター持ちなのが非常に優秀ですね。
    余談ですが、<OP13-082 五老星>であってもパワー7000にしてしまうので、同時に場にいる場合はリーダー効果で<OP13-084 シェパード・十・ピーター聖>をトラッシュしてからOP13-082 五老星でアタックするようにしましょう。

    OP13-097 世界の均衡など...永遠には保てぬのだ / OP13-098 元々...ないではないか...
    カウンターイベント2種です。
    このデッキでは<OP13-099 虚の玉座>で展開していくためドン!!を残しやすく、序盤からカウンターイベント使いやすいので、合計8枚採用されています。
    それぞれカウンター効果以外にも効果を持っており、<OP13-097 世界の均衡など...永遠には保てぬのだ>はメイン中に使うと合計6コスト消費で6コスト以下KOすることができ。盤面に残しておくと厄介な効果を持つ6コストキャラはこのカードで除去することができます。
    OP13-098 元々...ないではないか...>は相手の7コストのステージを除去でき、こちらは、ミラー戦でOP13-099 虚の玉座を除去するためだけのテキストになっています。

    OP05-097 聖地マリージョア
    OP13-098 元々...ないではないか...>によって<OP13-099 虚の玉座>が破壊されてしまうので、ミラー戦でのみ、ゲーム開始時に置くステージをOP13-099 虚の玉座ではなく<OP05-097 聖地マリージョア>にしましょう。
    効果はシンプルに〈五老星〉のカードのコストを1減らすだけであり、OP13-099 虚の玉座と比べるとかなり渋いテキストとなっています。
    特に、<OP13-082 五老星>を登場+効果起動をすると、ドン!!を10ドン使ってしまうため、カウンターイベント用にドン!!を残せないのが難しいところです。
    中盤に積極的にカウンターイベントを使いつつ、終盤はOP13-082 五老星で展開するターンと、ブロッカー+カウンターイベントで耐えるターンを分けることで、戦いやすくなるでしょう。


    その他の相性の良いカード
    PRB02-014 サボ
    今回のデッキはカウンターイベントが8枚と多めに採用されている代わりに、2000カウンターが8枚に減らされています。
    好みで、カウンターイベントの枚数や、<OP13-087 チャルロス聖>の枚数を絞り、2000カウンターの枚数を増やすのも良いでしょう。

    OP05-086 ネフェルタリ・ビビ / OP05-091 レベッカ
    OP13-087 チャルロス聖>との入れ替え候補となるブロッカーです。
    「ビビ」は1コストのためカウンターイベントと同時に使いやすい点が、「レベッカ」はトラッシュに落ちた《五老星》のカードを使い回せる点が強みになっています。
    こちらも好み程度ですが、実際に使ってみて肌に合うものを採用してみましょう。

    OP07-085 ステューシー
    コスト関係なく相手のキャラを除去できる大型キャラ。
    盤面にコスト用のキャラを用意しにくかったり、登場させた後にリーダー効果で盤面からどかせなかったり、<OP13-082 五老星>の効果を使うと盤面からトラッシュされてしまったりと、デッキとの相性はそれほど良くありませんが、
    赤紫ロジャー>や<赤青エース>など、10コストの大型キャラを展開してくるデッキが多いため、それらに対する解答として採用の余地があります。


    終わりに
    ということで、今回は<黒イム>のご紹介でした。
    9月1日より開催されている、チャンピオンシップSeason2の店舗予選や、非公認CSなどでも環境の最前線で活躍しているデッキであり、デッキパワーの高さから、今後の環境でもしばらくの間は見続けることになりそうです。

    使い方がシンプルでありながら強く、また、殆ど今弾のカードのみでデッキが組めるため集めやすいのも魅力になっています。
    よければ実際に遊んでみて、<OP13-082 五老星>のカードパワーの高さを実感してみてください!

    それでは、また次回に!

【じょーじ】「赤紫ロジャー」デッキ紹介

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    by じょーじ

    【じょーじ】「赤紫ロジャー」デッキ紹介
    こんにちは、じょーじです。
    今回はブースターパック13弾 受け継がれる意志より、「赤紫ロジャー」デッキのご紹介です。
    それでは、さっそくデッキレシピをどうぞ!

    デッキリスト
    赤紫ロジャー
    リーダー
    1


    リーダーの能力について
    パワー7000という文字が異質なリーダーですが、ゲーム開始時から7000というわけではなく、自分のドン!!が10になるまでの間は、通常のリーダーと同じくパワー5000であり、また毎ターンリーダーに1ドン!!を付与しないといけないデメリットを持っています。
    しかし、多色リーダーでありながら、ライフ5スタートかつ、条件達成後は常にリーダーが7000になるのは非常に強力ですので、
    様々なドン!!加速カードを駆使して早い段階で10ドン!!達成を目指し、強力な高コストキャラを展開しながらアタックしていきましょう!


    各ターンの動き
    序盤
    序盤は、リーダー効果の達成を目指して、ドン!!加速をしていきましょう!
    1ターン目でドン!!加速ができるカードはなく、ドン加速するのは2ターン目からになります。
    2コストでドン!!加速ができる、<OP13-072 バギー>と<OP13-075 いっちょやるか生きててこその"殺し合い"!>は、先攻2ターン目から使えるドン!!加速カードで、3コストでドン!!加速ができる<OP13-068 ダグラス・バレット>は、後攻2ターン目から使えるドン!!加速カードです。
    これらのカードを駆使して、ドン!!を加速していきましょう。

    中盤
    まだ準備期間になりますので、序盤と同じく、その時々で登場させられる最大コストの、ドン!!加速効果を持ったキャラを展開していきましょう。
    2ターン目にドン!!加速ができていれば、先攻3ターン目は5コストまで、後攻3ターン目は6コストまで使うことができます。
    先攻3ターン目は、5コストの<OP13-063 光月おでん>、後攻3ターン目は6コストの<OP13-067 スコッパー・ギャバン>の登場を狙いましょう。
    先攻4ターン目は8コスト使用できますので、<OP11-067 シャーロット・カタクリ>か<P-107 ゴール・D・ロジャー>を登場させましょう。
    これにより、ターン終了時に10ドン!!達成し、遂にリーダーのパワーが7000になります!


    終盤
    毎ターン、高コストキャラを登場させ、強力な盤面を作っていきましょう!
    高コストキャラの中でも一番登場させたいのは<OP09-004 シャンクス>で、場に出せば出すほど相手のキャラをデバフできるので、攻めやすく守りやすい、バトルで非常に有利な状況を作れるようになります。迷ったらこのカードを優先して登場させましょう。
    その他、相手がパワー6000前後のアタッカーで複数回アタックしてくるようなデッキであれば、<P-107 ゴール・D・ロジャー>を出して耐えやすくしたり、相手の5コスト以下の厄介なブロッカーがいる場合は、<OP13-066 シルバーズ・レイリー>を出してレストさせたり、いずれかのプレイヤーのライフが0枚になったら、ゲームを決めるために<OP09-118 ゴール・D・ロジャー>を登場させるなど、状況に合った高コストキャラを選ぶことで、ゲームを有利に進めていきましょう!


    ピックアップカード紹介
    OP13-072 バギー / OP13-075 いっちょやるか生きててこその"殺し合い"!
    序盤に使いたいドン!!加速です。
    どちらも2コストで使用できるので、どちらも、先攻2ターン目以降であれば使うことができます。
    このデッキは、毎ターンしっかりと1ドン!!加速することで強力な動きができるので、逆に言えば、先攻2ターン目から使える、これら2種のカードを引けるかどうかが非常に大事になります。
    慣れるまでの間は、これらのカードがあるかどうかをマリガン基準にすると良いでしょう。

    OP11-067シャーロット・カタクリ / OP13-066 シルバーズ・レイリー
    先攻4ターン目、後攻5ターン目に登場させたい、ドン!!加速効果を持つ、大型キャラです。
    どちらも、最終盤まで使える大型キャラでありながら、リーダー効果達成に必要なドン!!加速をできるのが優秀であり、ドン!!加速の安定性を上げつつ、早いタイミングから強力な盤面を作ることができます。
    攻めたい場面では<レイリー>、守りたい場面では<カタクリ>を登場させましょう。

    OP09-004 シャンクス
    このデッキの1枚目の切り札である、大型キャラです。
    パワー12000の速攻で、登場したターンから、相手のキャラをKOしにいくことができます。
    また、相手のキャラすべてのパワーを-1000できる効果もこのデッキと非常に噛みあっており、リーダーの<ロジャー>がパワーが7000あるため、大抵のキャラではドン!!を付与してパワーを上げない限りアタックが届かない鉄壁の状態になります。
    最速で先攻5ターン目に登場させることができ、出せば出すほど効果が重複して強力になっていくので、可能な限り早いターンから登場させていくようにしましょう。

    OP09-118 ゴール・D・ロジャー
    このデッキの2枚目の切り札である、大型キャラです。
    パワー13000の速攻という、殆どの大型キャラでも上から叩き潰せるスペックを持っています。
    いずれかのプレイヤーのライフが0枚なら、相手のブロッカーの使用を封じることができ、前述した<10シャンクス>や<8レイリー>が複数枚並んでいるような盤面を、手札のカウンター値のみで耐えきることを要求することができます。
    最終ターンに登場させるのも強力ですが、お互いのライフが多い時に登場させて、盤面の殴り合いをするために使い、その後のターンに突然<OP01-013 サンジ>で自らのライフを0枚に削ることで、効果を発動させるというような動きも強力です。

    P-107 ゴール・D・ロジャー
    • noimage_front.jpg
    9月の交流会や、店舗予選の参加でもらえる、新規プロモーションカードです。
    登場させることで、次のターン中、パワー9000未満でのアタックをシャットアウトすることができるため、効果期間中の防御力が跳ねあがります。
    攻め込まれにくい状況を作ることで大型キャラを展開していく時間稼ぎをすることができますし、8コストキャラなのでイベントカウンターと併用しやすいのも強力ですね。
    「8ロジャー」と<10シャンクス>を登場させることで、守りを固めつつ盤面を展開していき、<10ロジャー>で一気に〆る流れを作れると強力です。


    その他の相性の良いカード
    OP13-064 ゴール・D・ロジャー
    登場時にドン!!-3することで、次のターン終了時まで、リーダーのパワー+2000と、相手のキャラ-2000ができます。
    効果の盤面制圧力は非常に強力ながら、味方の『ロジャー海賊団』以外のキャラの効果をすべて無効にしてしまうため、他の特徴のキャラが入れづらくなってしまう点と、シンプルにドン!!-3のコストのせいで、このカード自身を連続して登場させることができないのが難点になっています。
    ただ、以前と比べると、<8ロジャー>が増えたおかげでこのカードを出した次のターンに、「8ロジャー」を出すことで、毎ターンリーダーのパワーを増加させる動きがかのうになっているため、思い切って『ロジャー海賊団』単で組んでしまうのもアリですね。

    もし、この<10ロジャー>の強さを体感するデッキにしたい場合には、以下のようなデッキがオススメとなります。


    ロジャー海賊団単「赤紫ロジャー」デッキリスト


    10ロジャー>と8ロジャーを交互に出すことで、リーダーのパワーを9000に維持し続けることを狙いましょう!


    終わりに
    ということで、今回は「赤紫ロジャー」のご紹介でした。
    既に、<赤青エース>や<黒イム>などの強力な13弾リーダーが頭角を現しつつある現在の環境ですが、<赤紫ロジャー>も負けていないくらい強力なデッキとなります。

    9月1日より開催されている、チャンピオンシップSeason2の店舗予選でも猛威を奮うことが予想されますので、自分でもデッキを組んでみて、仮想敵として対策を興じるもよし、気に入ったら大会に持ち込んでみるのもよしです。
    よければ遊んでみてくださいね!

    それでは、また次回に!

【じょーじ】12弾環境振り返り

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    by じょーじ

    【じょーじ】12弾環境振り返り
    こんにちは、じょーじです。
    5月31日に発売したブースターパック12弾「師弟の絆」から3か月が経過し、8月23日にはブースターパック13弾「受け継がれる意志」が発売となります。
    今回は、13弾発売前に、12弾環境を振り返っていこうと思います。


    5月31日 ブースターパック12弾「師弟の絆」発売
    様々なデッキに強い<青紫ルフィ>vs青紫ルフィに対して強い<赤黄ベロ・ベティ>という構図が目立つ11弾環境でしたが、12弾では<8ミホーク>、<亡者戯>、<1ペローナ>を始めとした強力なカードが追加されたことで、緑系のデッキが注目されていきました。
    緑系のデッキが大幅に強化された影響で、<緑紫ルフィ>や<赤緑スモーカー>のような、元々強かったデッキが環境上位と言われるようになり、新弾リーダーの中でも、緑系のリーダーである<緑ゾロ>が注目されるようになりました。
    「緑ゾロ」は、リーダー効果によってキャラとリーダーへの2回アタックが毎ターン可能で、キャラを守る手札リソースが無いようなデッキに対しては、毎ターン、ノーコストで1体除去をできるようなリーダーです。
    性質上、「赤黄ベロ・ベティ」のような中型キャラを活かして戦うデッキに対して非常に強く、これが環境の使用率上位になった結果、「赤黄ベロ・ベティ」の使用率が非常に低下することになりました。

    ......そして、「赤黄ベロ・ベティ」という天敵が減ったことで、「青紫ルフィ」の立ち位置が良くなり、環境の王者の座を取り返すことになったのです。
    発売から暫くの間は、12弾の新リーダーを使用している人も多かったですが、発売から1週間ほどで、すぐに「青紫ルフィ」、「緑紫ルフィ」、「緑ゾロ」の3つのデッキの使用率が多いような環境にまとまっていきました。


    チャンピオンシップ25-26 Season 1 北海道エリア大会 開催
    12弾環境初となる大型大会が開催となりました。
    店舗大会でトップ3に入賞したプレイヤーのみが出場できる大会で、エリア大会の上位入賞者は全国大会への切符を手に入れられるという、非常に競技性の高い大会です。
    今回の大会からは参加者全体の使用デッキの分布が公開されるようになりましたので、さっそく強豪プレイヤーたちが、どんなデッキを選択したのか見ていきましょう。
    • 使用率1位 青紫ルフィ 21.1%
    • 使用率2位 緑ゾロ 18.7%
    • 使用率3位 黄エネル 6.4%
    • 使用率3位 緑紫ルフィ 6.4%
    • 使用率5位 青クザン 5.3%
    • 使用率5位 緑ボニー 5.3%
    • 使用率7位 赤レイリー 4.7%
    • 使用率8位 赤黄ベティ 4,1%
    • 使用率9位 黒ルッチ 3.5%
    • 使用率9位 赤ゾロ3.5%
    使用率1位は、11弾環境から変わらず<青紫ルフィ>で、全体の1/5をこのデッキが占めています。
    新弾発売直後の大会ということもあったので、新たに組んだデッキを使うよりも、元々使っていた練度が高いデッキを使ったという見方もできそうです。
    使用率2位は<緑ゾロ>。
    3位と大きく離れての2位で、「青紫ルフィ」と殆ど変わらない人数の方が使用しています。新規参戦して間もないにも関わらず、この使用者数を見ると、プレイヤーの方々の評価の高さが伺えますね。
    3位は<黄エネル>と<緑紫ルフィ>。
    「緑紫ルフィ」はともかく「黄エネル」は意外でしたが、黄色も<バーソロミュー・くま>が追加されたことでライフの回復のしやすさが上がっており、元々の人気も相まってこの位置まで使用率を伸ばしたのかと思われます。
    その他、新弾リーダーの中では<青クザン>と<赤レイリー>がそれぞれ使用率5位と7位になっており、活躍の兆しを見せています。
    全体使用率については、これら2種のリーダーを含め、今後の大会でも細かい入れ替わりはあるものの大きく変化することはなく、「青紫ルフィ」、「緑ゾロ」、「緑紫ルフィ」の3種が多いという環境が最後まで続いていきました。

    さて、初めてのエリア大会で、BEST8に入賞したプレイヤーの方々が使用したデッキはこちらです。
    • 青紫ルフィ 4名
    • 緑ゾロ 3名
    • 赤ゾロ 1名
    使用率1位の「青紫ルフィ」と2位の「緑ゾロ」がそのまま上位の殆どを占めることになりました。
    元々の分布の多さによるものもありますが、「赤黄ベティ」を始めとする「青紫ルフィ」にとって天敵だったデッキを使う方が少なくなった影響で「青紫ルフィ」自体の勝率も以前より高くなっていたのではないかと思います。
    この環境で優勝となったのは、<赤ゾロ>デッキ。準優勝は「緑ゾロ」デッキとなります。

    速攻系のデッキである「赤ゾロ」が、青紫ルフィや緑ゾロを抑え、12弾環境最初の王者に。
    まさかのゾロ2種がワンツーフィニッシュで、しかも初弾の方が優勝するという大波乱の幕開けとなりました。


    チャンピオンシップ25-26 Season 1 京都エリア大会 開催
    「ワンピースマガジン別冊」が発売され、カードプールに<少女>が追加となりました。
    登場時に手札交換ができる小型キャラというだけでも使いやすいカードですが、場にいるだけで毎ターンリーダーの「ナミ」に1ドン!!を付与できるようになり、効果を使うために1ドン!!付与が必要だった<青黄ナミ>と<青ナミ>の両方がしっかりと強化されました。
    特に発売直後は、使用率がかなり増えていたように感じます。

    そんな環境変化があった12弾環境エリア大会の2つ目は京都の舞台で行われました。
    BEST16になったのは次のデッキとなります。
    • 青紫ルフィ 8名
    • 緑紫ルフィ 3名
    • 赤レイリー 2名
    • 青ナミ 1名
    • 青黄ナミ 1名
    • 黒ルッチ 1名
    前回大会と同じく<青紫ルフィ>が上位入賞の半分を占めており、前回大会で猛威を振るっていた<緑ゾロ>は1名も残らない結果に。 その代わりに新弾からは<赤レイリー>が活躍し、前述した「少女」を手に入れた「青黄ナミ」と「青ナミ」が早速トーナメントに残る形になりました。 この環境で優勝となったのは、「青ナミ」デッキ。準優勝は<黒ルッチ>デッキとなります。
    どちらも過去弾の環境では強かったですが、最近の大会では息を潜めていたデッキですね。
    「黒ルッチ」は<8モリア>や<氷河時代>を禁止制限で失ったことで弱体化したデッキですが、それでも相手のキャラを除去することに関しては随一の強さを持っている非常に強力なデッキです。
    「青ナミ」は自身を山札切れさせることで特殊勝利を狙うという特殊なリーダーで、ドロー系のカードを活かして山札を掘り進めていくデッキです。
    速攻系のデッキには弱いですが、動きの遅い相手に対しては非常に強く、「青紫ルフィ」に対しても有利に立ち回ることができます。速攻系のデッキが少なくなった環境に刺さり、見事優勝となりました。


    チャンピオンシップ25-26 Season 1 東京第二エリア大会 開催
    前回大会では<青ナミ>が優勝しましたが、フラッグシップバトルやスタンダードバトルなどで使用率が増えることはなく、依然として「ルフィ」「ゾロ」環境となっていました。
    ただ、環境に少なかった速攻系デッキの枠として<赤レイリー>が流行り始めた頃になります。

    そんな環境に少しの変化が訪れ始めた12弾環境エリア大会の3つ目は東京で行われました。BEST16になったのは次のデッキとなります。
    • 青紫ルフィ 5名
    • 緑紫ルフィ 4名
    • 赤レイリー 1名
    • 赤緑スモーカー 1名
    • 緑ゾロ 1名
    • 緑黄ロー 1名
    • 黒ティーチ 1名
    • 黄キッド 1名
    上位入賞は依然として<青紫ルフィ>と<緑紫ルフィ>が多くを占めている状態となります。
    しかし、1名進出のリーダーはかなりバラけており、初めて上位進出するデッキも現れるようになりました。
    この大会で優勝となったのは、「赤レイリー」デッキ。準優勝は<黄キッド>デッキとなります。
    毎回違うリーダーが上位入賞しているのがすごいですね。
    優勝の「赤レイリー」は、この東京第二大会前後のタイミングで構築が固まり、非公認大会などでも優勝する機会が多く見られるようになったデッキです。
    速攻の動きが「青紫ルフィ」や「緑紫ルフィ」に対して有利を取りやすく、見事優勝に輝きました。
    そして、準優勝は「黄キッド」。守りを徹底していく<黄エネル>と比べると少し攻めに寄った黄色デッキですね。
    12弾で<6バーソロミュー・くま>を手に入れたことでリーダー効果の使いやすさが跳ねあがり、非常に強くなってはいたのですが、まさか準優勝まで勝ち上がると思っていたプレイヤーはいなかったでしょう。


    スタートデッキ6種発売
    スタートデッキ<赤シャンクス><緑ボニー><青バギー><紫黒ルフィ><黒ティーチ><緑黄ヤマト>が発売されました。
    どのデッキも相性のよいカードが追加されたことで強化されていましたが、その中でも「青バギー」と「黒ティーチ」の強化幅が非常に大きく、発売直後からかなり注目されていました。
    特に<青紫ルフィ>に対して強いとされていた「青バギー」は非公認大会などを中心に上位に多く入賞しており、今後の大型大会でも猛威を奮うのではないかと囁かれていました。 また、各種スタートデッキは所謂"パーツ取り"としても優秀で、特に「緑ボニー」のデッキに収録されていた<2キッド&キラー>や<5ドレーク>などは斬属性の優秀なカードということで様々なデッキに出張するので、「緑ボニー」だけ売り切れている店舗も存在していましたね。


    チャンピオンシップ25-26 Season 1 広島大会 開催
    スタートデッキ6種が発売となりましたが、発売から1週間の間は使用できないため、この大会はまだ12弾までの環境となります。
    まずはBEST16になったデッキを見ていきましょう。
    • 青紫ルフィ 7名
    • 青紫サンジ 2名
    • 緑紫ルフィ 1名
    • 赤緑スモーカー 1名
    • 緑ゾロ 1名
    • 緑黄ロー 1名
    • 緑ボニー 1名
    • 黒ルッチ 1名
    • 赤黄ベティ 1名
    再び<青紫ルフィ>がトップを占める形に。流石は環境王者といったところでしょうか。
    上位進出率2位は、ここまでの大会では息を潜めていた<青紫サンジ>。2名同時に進出となりました。
    「青紫サンジ」は山札の半分以上がイベントカードで埋まっているというかなり異質なデッキですが、フラッグシップバトルなどでは密かに活躍していた、玄人に人気のデッキです。1名だけの進出であれば運とも言えますが、2名同時に進出しているとなると、デッキの強さを認めざるを得ないという印象ですね。
    しかし、この大会で優勝となったのは、<黒ルッチ>デッキ。準優勝は「青紫ルフィ」デッキとなります。
    「黒ルッチ」は北海道エリア大会での雪辱を晴らし優勝となりました。
    「青紫ルフィ」は上位入賞の数は多いものの、ここで初めての準優勝以上の獲得です。
    ワンピカードは昔からTier1と言われているデッキが優勝しないジンクスが存在しており、「青紫ルフィ」もまた、そのジンクスに捉われてしまっていますね。


    チャンピオンシップ25-26 Season 1 福岡大会 開催
    この大会より、スタートデッキ6種の使用が解禁されました。
    いわゆる、12.5弾環境と呼ばれる環境ですね。
    カードプールが変化したため、今回は全体使用分布の方から見ていきましょう。
    • 使用率1位 青紫ルフィ 22.1%
    • 使用率2位 緑ゾロ 14.3%
    • 使用率3位 緑紫ルフィ 12.2%
    • 使用率4位 黒ティーチ 6.3%
    • 使用率5位 紫黒ルフィ 5.9%
    • 使用率6位 赤シャンクス 4.7%
    • 使用率7位 青バギー 4,5%
    • 使用率8位 緑ボニー 3.3%
    • 使用率9位 黒ルッチ3.1%
    • 使用率10位 赤緑スモーカー 2.8%
    使用率のTOP3は12弾環境から変わらず<青紫ルフィ><緑ゾロ><緑紫ルフィ>の3種。
    スタートデッキ6種からは、<緑黄ヤマト>以外の5種のデッキがまとめてTOP10入りをしています。
    スタートデッキがしっかりと環境に影響を与えているのは、他のTCGと比べても少し珍しいですね。

    続いて、BEST16を見ていきましょう。
    • 青紫ルフィ 6名
    • 緑ゾロ 5名
    • 赤レイリー 1名
    • 緑黄ロー 1名
    • 緑青ゾロサンジ 1名
    • 紫ルフィ 1名
    • 黒ティーチ 1名
    北海道エリア大会以来でしょうか、「緑ゾロ」がかなりの活躍を見せています。
    「緑ゾロ」は元々あった使用率の高さに加えて、新規のスタートデッキ6種のほぼすべてに有利が取れるため、環境での立ち位置が良くなったことで、この結果に繋がったのではないかと思われます。
    また、「緑青ゾロサンジ」という古い方のスタートデッキが突如入賞。過去の大型大会を含めてもかなり珍しいリーダーが活躍しましたね。
    この大会で優勝となったのは、<緑黄ロー>デッキ。準優勝は<青緑ゾロサンジ>デッキとなります。
    「緑黄ロー」は、元々デッキが回った時の出力が高いものの、事故を起こしやすいというデッキだったのですが、スタートデッキ緑ボニーに収録されていた<2キッド&キラー>によってサーチカードが増えたことでデッキの安定感が上がったことで大幅な強化を受けたデッキです。
    スタートデッキの恩恵を受けたデッキが早くも入賞となりました。
    「緑青ゾロサンジ」に関してはスタートデッキによる強化はありませんでしたが、使用者が多い「青紫ルフィ」や「緑ゾロ」の両方に有利が取れるような構築をしており、環境に適したデッキ選択が準優勝に繋がったのではないかと思います。


    チャンピオンシップ25-26 Season 1 宮城大会 開催
    12.5弾環境2回目の大会であり、また、「チャンピオンシップ25-26 Season 1」を締める最後の大会でもあります。
    相変わらずの3デッキの立ち位置が揺るがないまま、行われた宮城大会のBEST16の方が使ったデッキはこちらになります。
    • 青紫ルフィ 4名
    • 緑ゾロ 4名
    • 赤緑スモーカー 3名
    • 緑紫ルフィ 2名
    • 赤レイリー 1名
    • 緑ボニー 1名
    • 黄キッド 1名
    上位組は安定して入賞していますが、次点で活躍しているのは<赤緑スモーカー>。
    これまでの大会でも何人かは入賞していましたが、一度に3名入ったのは初めてですね。
    「赤緑スモーカー」は、12弾の緑系のカードの追加の恩恵を大きく受けたデッキですが、構築の自由度がとても高く、発売から1ヶ月以上経ったことで、ようやく構築が固まってきたというのが活躍の理由なのかなと思います。
    この大会で優勝したのは<緑ゾロ>、準優勝となったのは「赤緑スモーカー」となりました。
    12弾で一番注目されていたデッキが、最後のエリア大会でついに優勝に輝きました。
    12弾初期と比べると構築がガラリと変わっており、元々は、<7ホーディ>や<5スモーカー>などの強力なカウンターレス系のカード採用しつつ、<8ミホーク>と<桃源白滝>のコンボで相手のアタックを凌いでいく構築が主流だったのですが、
    優勝者の構築はデッキ内のカウンターレスのカードを極限まで抑えた安定性のある構築になっていました。
    元々は飛び道具的なカードによって強さをかさまししないといけない環境でしたが、環境内に有利なデッキが増えたことで、自分のデッキの強みをしっかりと出せば勝てる環境に変化していったのではないかと思われます。

    チャンピオンシップ25-26 Season 1 エリア大会 総括
    さて、ぱっと見からして<青紫ルフィ>の独壇場というような状態でしたが、全体の上位入賞者数をカウントすると、どれほどこのデッキが突出していたのか見ていきたいと思います。
    累計:88名(6大会分の累計)
    1位
    • 青紫ルフィ 34名(38%)
    2位
    • 緑ゾロ 14名(16%)
    3位
    • 緑紫ルフィ 10名(11%)
    4位タイ
    • 赤レイリー 5名(5%)
    • 赤緑スモーカー 5名(5%)
    6位
    • 緑黄ロー 3名(3%)
    7位タイ
    • 黒ルッチ 2名(2%)
    • 黒ティーチ 2名
    • 緑ボニー 2名
    • 青紫サンジ 2名
    • 黄キッド 2名
    12位タイ
    • 赤ゾロ 1名(1%)
    • 青ナミ 1名
    • 青黄ナミ 1名
    • 赤黄ベティ 1名
    • 緑青ゾロサンジ 1名
    • 紫ルフィ 1名
    ということで、入賞率2位の<緑ゾロ>にくらべても2倍以上の差を付けて、「青紫ルフィ」が圧倒的な1位となります。
    まさに12弾環境は「青紫ルフィ」一色の環境と言える状況ですが、それでも、優勝自体は1度もしていないのが面白いところですね。


    7月26日 ONE PIECE CARD THE BEST vol.2 発売
    一年に一度の再録パック、「THE BEST2」が発売されました。
    スタートデッキ6種の強化カードを始めとした過去弾を強化できる新規カードが18種類追加され、12.75環境がスタートしました。
    緑ボニー>、<紫カタクリ>、<紫黄プリン>、<紫黒ルフィ>などなど、追加カードによって特に注目されたデッキは多くありましたが、その中でも一番注目されたのは<緑紫ルフィ>。
    サーチ能力を持つ<2ナミ>の追加により、各種強力なカードにアクセスできる確率が上がったことで、これまで抱えていたデッキの出力の不安定さが払拭されました。
    これによって全国のフラッグシップバトルでは、「青紫ルフィ」の優勝報告数を超える日もあるほどの活躍をしており、「青紫ルフィ」に並ぶTier1リーダーと言って良いほど使用率の高いデッキになりました。

    チャンピオンシップ 決勝大会 開催
    エリア大会を勝ち抜いた猛者のみが出場できる、2025年前期のチャンピオンシップの最後の大会、決勝大会が開催されました。
    今回は、環境が変わり、「THE BEST vol.2」環境となっていますので、デッキ分布から見ていきましょう。
    • 使用率1位 青紫ルフィ 31.4%
    • 使用率2位 緑紫ルフィ 23.4%
    • 使用率3位 緑ゾロ 7.3%
    • 使用率4位 黒ティーチ 5.8%
    • 使用率4位 赤緑スモーカー 5.8%
    • 使用率6位 赤レイリー 4.4%
    • 使用率7位 緑ボニー 3.6%
    • 使用率7位 赤黄ベティ 3.6%
    使用率1位は12.5弾環境からも変わらず<青紫ルフィ>。なんと、使用率は驚異の30%越え。
    新弾強化が無い状態であるにも関わらず、これまでのエリア予選と比べて使用率最高値をたたき出しています。
    使用率2位は、「THE BEST vol.2」で強化された<緑紫ルフィ>がランクイン。<緑ゾロ>との順位の入れ替わりが起きているだけでなく、使用率も23%と、エリア予選に於ける「青紫ルフィ」と同じレベルまで使用者が増えています。
    「青紫ルフィ」と「緑紫ルフィ」の2種で全体の半分以上を占めており、3位の「緑ゾロ」でさえ、「緑紫ルフィ」の3分の1にも満たない使用者数になっています。
    良いか悪いかはさておき、非常に偏った環境と言えますね。

    続いて、BEST32を見ていきましょう。
    • 青紫ルフィ 12名
    • 緑紫ルフィ 5名
    • 赤レイリー 4名
    • 緑黄ロー 2名
    • 黒ティーチ 2名
    • 黒ルッチ 2名
    • 赤シャンクス 1名
    • 赤緑スモーカー 1名
    • 赤黄ベティ 1名
    • 青紫サンジ 1名
    • 青黄ナミ 1名
    使用率と同じく、上位進出数も「青紫ルフィ」がトップになり、その後に「緑紫ルフィ」、<赤レイリー>と続いていきます。
    上位層こそ固まっているものの、しっかりと様々なデッキが進出しており、<青紫サンジ>や<青黄ナミ>など、使用率が1名しかいないのではないかと思えるようなリーダーも上位に入賞しています。
    しかし、逆に全体使用率3位だった「緑ゾロ」は一人もBEST32に残っていないことには驚きですね。

    そんな決勝大会で優勝したのは「赤レイリー」、準優勝となったのは「緑紫ルフィ」となりました。
    「緑紫ルフィ」は前述したように「THE BEST vol.2」で大幅に強化されたデッキです。
    使用者が増加して以来、初めての大型大会でしたが、しっかりと結果を残しましたね。
    「赤レイリー」は、東京第二エリア大会以来の、2度目の優勝ですね。
    こちらは強化が入っていないデッキですが、「緑紫ルフィ」「緑ゾロ」「黒ティーチ」などの、使用率が高いデッキに対して有利が取れる速攻デッキなので、デッキの全体分布からしてもかなり立ち位置の良いリーダーだったのではないかと思います。
    優勝おめでとうございます!


    おわりに
    ということで、12弾環境の総括でした。
    12弾環境は、<緑ゾロ>と<青クザン>から始まり、<青バギー>や<緑紫ルフィ>などなど、様々なデッキが注目されることはありましたが、なんだかんだ<青紫ルフィ>が一貫して強いとされる環境だったかなと思います。
    しかし、そんな「青紫ルフィ」も、大型大会では一度も優勝していないのが不思議でなりませんね......。
    優勝・準優勝リーダーだけ見るとかなりバラエティに富んでおり、バランスの取れた環境に見えます。

    今週8月20日には禁止改定発表が、8月23日には13弾が発売されます。
    次の弾は「黒イム」「赤青エース」を始めとした、恐ろしいほど強いリーダーが追加されますので、さすがに環境は大きく変わるのではないかと思います。
    禁止改定も含め、今後の環境に追いつけるように情報を追っていきましょう!


    それでは、また次回に。

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