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【じょーじ】12弾環境振り返り

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    by じょーじ

    【じょーじ】12弾環境振り返り
    こんにちは、じょーじです。
    5月31日に発売したブースターパック12弾「師弟の絆」から3か月が経過し、8月23日にはブースターパック13弾「受け継がれる意志」が発売となります。
    今回は、13弾発売前に、12弾環境を振り返っていこうと思います。


    5月31日 ブースターパック12弾「師弟の絆」発売
    様々なデッキに強い<青紫ルフィ>vs青紫ルフィに対して強い<赤黄ベロ・ベティ>という構図が目立つ11弾環境でしたが、12弾では<8ミホーク>、<亡者戯>、<1ペローナ>を始めとした強力なカードが追加されたことで、緑系のデッキが注目されていきました。
    緑系のデッキが大幅に強化された影響で、<緑紫ルフィ>や<赤緑スモーカー>のような、元々強かったデッキが環境上位と言われるようになり、新弾リーダーの中でも、緑系のリーダーである<緑ゾロ>が注目されるようになりました。
    「緑ゾロ」は、リーダー効果によってキャラとリーダーへの2回アタックが毎ターン可能で、キャラを守る手札リソースが無いようなデッキに対しては、毎ターン、ノーコストで1体除去をできるようなリーダーです。
    性質上、「赤黄ベロ・ベティ」のような中型キャラを活かして戦うデッキに対して非常に強く、これが環境の使用率上位になった結果、「赤黄ベロ・ベティ」の使用率が非常に低下することになりました。

    ......そして、「赤黄ベロ・ベティ」という天敵が減ったことで、「青紫ルフィ」の立ち位置が良くなり、環境の王者の座を取り返すことになったのです。
    発売から暫くの間は、12弾の新リーダーを使用している人も多かったですが、発売から1週間ほどで、すぐに「青紫ルフィ」、「緑紫ルフィ」、「緑ゾロ」の3つのデッキの使用率が多いような環境にまとまっていきました。


    チャンピオンシップ25-26 Season 1 北海道エリア大会 開催
    12弾環境初となる大型大会が開催となりました。
    店舗大会でトップ3に入賞したプレイヤーのみが出場できる大会で、エリア大会の上位入賞者は全国大会への切符を手に入れられるという、非常に競技性の高い大会です。
    今回の大会からは参加者全体の使用デッキの分布が公開されるようになりましたので、さっそく強豪プレイヤーたちが、どんなデッキを選択したのか見ていきましょう。
    • 使用率1位 青紫ルフィ 21.1%
    • 使用率2位 緑ゾロ 18.7%
    • 使用率3位 黄エネル 6.4%
    • 使用率3位 緑紫ルフィ 6.4%
    • 使用率5位 青クザン 5.3%
    • 使用率5位 緑ボニー 5.3%
    • 使用率7位 赤レイリー 4.7%
    • 使用率8位 赤黄ベティ 4,1%
    • 使用率9位 黒ルッチ 3.5%
    • 使用率9位 赤ゾロ3.5%
    使用率1位は、11弾環境から変わらず<青紫ルフィ>で、全体の1/5をこのデッキが占めています。
    新弾発売直後の大会ということもあったので、新たに組んだデッキを使うよりも、元々使っていた練度が高いデッキを使ったという見方もできそうです。
    使用率2位は<緑ゾロ>。
    3位と大きく離れての2位で、「青紫ルフィ」と殆ど変わらない人数の方が使用しています。新規参戦して間もないにも関わらず、この使用者数を見ると、プレイヤーの方々の評価の高さが伺えますね。
    3位は<黄エネル>と<緑紫ルフィ>。
    「緑紫ルフィ」はともかく「黄エネル」は意外でしたが、黄色も<バーソロミュー・くま>が追加されたことでライフの回復のしやすさが上がっており、元々の人気も相まってこの位置まで使用率を伸ばしたのかと思われます。
    その他、新弾リーダーの中では<青クザン>と<赤レイリー>がそれぞれ使用率5位と7位になっており、活躍の兆しを見せています。
    全体使用率については、これら2種のリーダーを含め、今後の大会でも細かい入れ替わりはあるものの大きく変化することはなく、「青紫ルフィ」、「緑ゾロ」、「緑紫ルフィ」の3種が多いという環境が最後まで続いていきました。

    さて、初めてのエリア大会で、BEST8に入賞したプレイヤーの方々が使用したデッキはこちらです。
    • 青紫ルフィ 4名
    • 緑ゾロ 3名
    • 赤ゾロ 1名
    使用率1位の「青紫ルフィ」と2位の「緑ゾロ」がそのまま上位の殆どを占めることになりました。
    元々の分布の多さによるものもありますが、「赤黄ベティ」を始めとする「青紫ルフィ」にとって天敵だったデッキを使う方が少なくなった影響で「青紫ルフィ」自体の勝率も以前より高くなっていたのではないかと思います。
    この環境で優勝となったのは、<赤ゾロ>デッキ。準優勝は「緑ゾロ」デッキとなります。

    速攻系のデッキである「赤ゾロ」が、青紫ルフィや緑ゾロを抑え、12弾環境最初の王者に。
    まさかのゾロ2種がワンツーフィニッシュで、しかも初弾の方が優勝するという大波乱の幕開けとなりました。


    チャンピオンシップ25-26 Season 1 京都エリア大会 開催
    「ワンピースマガジン別冊」が発売され、カードプールに<少女>が追加となりました。
    登場時に手札交換ができる小型キャラというだけでも使いやすいカードですが、場にいるだけで毎ターンリーダーの「ナミ」に1ドン!!を付与できるようになり、効果を使うために1ドン!!付与が必要だった<青黄ナミ>と<青ナミ>の両方がしっかりと強化されました。
    特に発売直後は、使用率がかなり増えていたように感じます。

    そんな環境変化があった12弾環境エリア大会の2つ目は京都の舞台で行われました。
    BEST16になったのは次のデッキとなります。
    • 青紫ルフィ 8名
    • 緑紫ルフィ 3名
    • 赤レイリー 2名
    • 青ナミ 1名
    • 青黄ナミ 1名
    • 黒ルッチ 1名
    前回大会と同じく<青紫ルフィ>が上位入賞の半分を占めており、前回大会で猛威を振るっていた<緑ゾロ>は1名も残らない結果に。 その代わりに新弾からは<赤レイリー>が活躍し、前述した「少女」を手に入れた「青黄ナミ」と「青ナミ」が早速トーナメントに残る形になりました。 この環境で優勝となったのは、「青ナミ」デッキ。準優勝は<黒ルッチ>デッキとなります。
    どちらも過去弾の環境では強かったですが、最近の大会では息を潜めていたデッキですね。
    「黒ルッチ」は<8モリア>や<氷河時代>を禁止制限で失ったことで弱体化したデッキですが、それでも相手のキャラを除去することに関しては随一の強さを持っている非常に強力なデッキです。
    「青ナミ」は自身を山札切れさせることで特殊勝利を狙うという特殊なリーダーで、ドロー系のカードを活かして山札を掘り進めていくデッキです。
    速攻系のデッキには弱いですが、動きの遅い相手に対しては非常に強く、「青紫ルフィ」に対しても有利に立ち回ることができます。速攻系のデッキが少なくなった環境に刺さり、見事優勝となりました。


    チャンピオンシップ25-26 Season 1 東京第二エリア大会 開催
    前回大会では<青ナミ>が優勝しましたが、フラッグシップバトルやスタンダードバトルなどで使用率が増えることはなく、依然として「ルフィ」「ゾロ」環境となっていました。
    ただ、環境に少なかった速攻系デッキの枠として<赤レイリー>が流行り始めた頃になります。

    そんな環境に少しの変化が訪れ始めた12弾環境エリア大会の3つ目は東京で行われました。BEST16になったのは次のデッキとなります。
    • 青紫ルフィ 5名
    • 緑紫ルフィ 4名
    • 赤レイリー 1名
    • 赤緑スモーカー 1名
    • 緑ゾロ 1名
    • 緑黄ロー 1名
    • 黒ティーチ 1名
    • 黄キッド 1名
    上位入賞は依然として<青紫ルフィ>と<緑紫ルフィ>が多くを占めている状態となります。
    しかし、1名進出のリーダーはかなりバラけており、初めて上位進出するデッキも現れるようになりました。
    この大会で優勝となったのは、「赤レイリー」デッキ。準優勝は<黄キッド>デッキとなります。
    毎回違うリーダーが上位入賞しているのがすごいですね。
    優勝の「赤レイリー」は、この東京第二大会前後のタイミングで構築が固まり、非公認大会などでも優勝する機会が多く見られるようになったデッキです。
    速攻の動きが「青紫ルフィ」や「緑紫ルフィ」に対して有利を取りやすく、見事優勝に輝きました。
    そして、準優勝は「黄キッド」。守りを徹底していく<黄エネル>と比べると少し攻めに寄った黄色デッキですね。
    12弾で<6バーソロミュー・くま>を手に入れたことでリーダー効果の使いやすさが跳ねあがり、非常に強くなってはいたのですが、まさか準優勝まで勝ち上がると思っていたプレイヤーはいなかったでしょう。


    スタートデッキ6種発売
    スタートデッキ<赤シャンクス><緑ボニー><青バギー><紫黒ルフィ><黒ティーチ><緑黄ヤマト>が発売されました。
    どのデッキも相性のよいカードが追加されたことで強化されていましたが、その中でも「青バギー」と「黒ティーチ」の強化幅が非常に大きく、発売直後からかなり注目されていました。
    特に<青紫ルフィ>に対して強いとされていた「青バギー」は非公認大会などを中心に上位に多く入賞しており、今後の大型大会でも猛威を奮うのではないかと囁かれていました。 また、各種スタートデッキは所謂"パーツ取り"としても優秀で、特に「緑ボニー」のデッキに収録されていた<2キッド&キラー>や<5ドレーク>などは斬属性の優秀なカードということで様々なデッキに出張するので、「緑ボニー」だけ売り切れている店舗も存在していましたね。


    チャンピオンシップ25-26 Season 1 広島大会 開催
    スタートデッキ6種が発売となりましたが、発売から1週間の間は使用できないため、この大会はまだ12弾までの環境となります。
    まずはBEST16になったデッキを見ていきましょう。
    • 青紫ルフィ 7名
    • 青紫サンジ 2名
    • 緑紫ルフィ 1名
    • 赤緑スモーカー 1名
    • 緑ゾロ 1名
    • 緑黄ロー 1名
    • 緑ボニー 1名
    • 黒ルッチ 1名
    • 赤黄ベティ 1名
    再び<青紫ルフィ>がトップを占める形に。流石は環境王者といったところでしょうか。
    上位進出率2位は、ここまでの大会では息を潜めていた<青紫サンジ>。2名同時に進出となりました。
    「青紫サンジ」は山札の半分以上がイベントカードで埋まっているというかなり異質なデッキですが、フラッグシップバトルなどでは密かに活躍していた、玄人に人気のデッキです。1名だけの進出であれば運とも言えますが、2名同時に進出しているとなると、デッキの強さを認めざるを得ないという印象ですね。
    しかし、この大会で優勝となったのは、<黒ルッチ>デッキ。準優勝は「青紫ルフィ」デッキとなります。
    「黒ルッチ」は北海道エリア大会での雪辱を晴らし優勝となりました。
    「青紫ルフィ」は上位入賞の数は多いものの、ここで初めての準優勝以上の獲得です。
    ワンピカードは昔からTier1と言われているデッキが優勝しないジンクスが存在しており、「青紫ルフィ」もまた、そのジンクスに捉われてしまっていますね。


    チャンピオンシップ25-26 Season 1 福岡大会 開催
    この大会より、スタートデッキ6種の使用が解禁されました。
    いわゆる、12.5弾環境と呼ばれる環境ですね。
    カードプールが変化したため、今回は全体使用分布の方から見ていきましょう。
    • 使用率1位 青紫ルフィ 22.1%
    • 使用率2位 緑ゾロ 14.3%
    • 使用率3位 緑紫ルフィ 12.2%
    • 使用率4位 黒ティーチ 6.3%
    • 使用率5位 紫黒ルフィ 5.9%
    • 使用率6位 赤シャンクス 4.7%
    • 使用率7位 青バギー 4,5%
    • 使用率8位 緑ボニー 3.3%
    • 使用率9位 黒ルッチ3.1%
    • 使用率10位 赤緑スモーカー 2.8%
    使用率のTOP3は12弾環境から変わらず<青紫ルフィ><緑ゾロ><緑紫ルフィ>の3種。
    スタートデッキ6種からは、<緑黄ヤマト>以外の5種のデッキがまとめてTOP10入りをしています。
    スタートデッキがしっかりと環境に影響を与えているのは、他のTCGと比べても少し珍しいですね。

    続いて、BEST16を見ていきましょう。
    • 青紫ルフィ 6名
    • 緑ゾロ 5名
    • 赤レイリー 1名
    • 緑黄ロー 1名
    • 緑青ゾロサンジ 1名
    • 紫ルフィ 1名
    • 黒ティーチ 1名
    北海道エリア大会以来でしょうか、「緑ゾロ」がかなりの活躍を見せています。
    「緑ゾロ」は元々あった使用率の高さに加えて、新規のスタートデッキ6種のほぼすべてに有利が取れるため、環境での立ち位置が良くなったことで、この結果に繋がったのではないかと思われます。
    また、「緑青ゾロサンジ」という古い方のスタートデッキが突如入賞。過去の大型大会を含めてもかなり珍しいリーダーが活躍しましたね。
    この大会で優勝となったのは、<緑黄ロー>デッキ。準優勝は<青緑ゾロサンジ>デッキとなります。
    「緑黄ロー」は、元々デッキが回った時の出力が高いものの、事故を起こしやすいというデッキだったのですが、スタートデッキ緑ボニーに収録されていた<2キッド&キラー>によってサーチカードが増えたことでデッキの安定感が上がったことで大幅な強化を受けたデッキです。
    スタートデッキの恩恵を受けたデッキが早くも入賞となりました。
    「緑青ゾロサンジ」に関してはスタートデッキによる強化はありませんでしたが、使用者が多い「青紫ルフィ」や「緑ゾロ」の両方に有利が取れるような構築をしており、環境に適したデッキ選択が準優勝に繋がったのではないかと思います。


    チャンピオンシップ25-26 Season 1 宮城大会 開催
    12.5弾環境2回目の大会であり、また、「チャンピオンシップ25-26 Season 1」を締める最後の大会でもあります。
    相変わらずの3デッキの立ち位置が揺るがないまま、行われた宮城大会のBEST16の方が使ったデッキはこちらになります。
    • 青紫ルフィ 4名
    • 緑ゾロ 4名
    • 赤緑スモーカー 3名
    • 緑紫ルフィ 2名
    • 赤レイリー 1名
    • 緑ボニー 1名
    • 黄キッド 1名
    上位組は安定して入賞していますが、次点で活躍しているのは<赤緑スモーカー>。
    これまでの大会でも何人かは入賞していましたが、一度に3名入ったのは初めてですね。
    「赤緑スモーカー」は、12弾の緑系のカードの追加の恩恵を大きく受けたデッキですが、構築の自由度がとても高く、発売から1ヶ月以上経ったことで、ようやく構築が固まってきたというのが活躍の理由なのかなと思います。
    この大会で優勝したのは<緑ゾロ>、準優勝となったのは「赤緑スモーカー」となりました。
    12弾で一番注目されていたデッキが、最後のエリア大会でついに優勝に輝きました。
    12弾初期と比べると構築がガラリと変わっており、元々は、<7ホーディ>や<5スモーカー>などの強力なカウンターレス系のカード採用しつつ、<8ミホーク>と<桃源白滝>のコンボで相手のアタックを凌いでいく構築が主流だったのですが、
    優勝者の構築はデッキ内のカウンターレスのカードを極限まで抑えた安定性のある構築になっていました。
    元々は飛び道具的なカードによって強さをかさまししないといけない環境でしたが、環境内に有利なデッキが増えたことで、自分のデッキの強みをしっかりと出せば勝てる環境に変化していったのではないかと思われます。

    チャンピオンシップ25-26 Season 1 エリア大会 総括
    さて、ぱっと見からして<青紫ルフィ>の独壇場というような状態でしたが、全体の上位入賞者数をカウントすると、どれほどこのデッキが突出していたのか見ていきたいと思います。
    累計:88名(6大会分の累計)
    1位
    • 青紫ルフィ 34名(38%)
    2位
    • 緑ゾロ 14名(16%)
    3位
    • 緑紫ルフィ 10名(11%)
    4位タイ
    • 赤レイリー 5名(5%)
    • 赤緑スモーカー 5名(5%)
    6位
    • 緑黄ロー 3名(3%)
    7位タイ
    • 黒ルッチ 2名(2%)
    • 黒ティーチ 2名
    • 緑ボニー 2名
    • 青紫サンジ 2名
    • 黄キッド 2名
    12位タイ
    • 赤ゾロ 1名(1%)
    • 青ナミ 1名
    • 青黄ナミ 1名
    • 赤黄ベティ 1名
    • 緑青ゾロサンジ 1名
    • 紫ルフィ 1名
    ということで、入賞率2位の<緑ゾロ>にくらべても2倍以上の差を付けて、「青紫ルフィ」が圧倒的な1位となります。
    まさに12弾環境は「青紫ルフィ」一色の環境と言える状況ですが、それでも、優勝自体は1度もしていないのが面白いところですね。


    7月26日 ONE PIECE CARD THE BEST vol.2 発売
    一年に一度の再録パック、「THE BEST2」が発売されました。
    スタートデッキ6種の強化カードを始めとした過去弾を強化できる新規カードが18種類追加され、12.75環境がスタートしました。
    緑ボニー>、<紫カタクリ>、<紫黄プリン>、<紫黒ルフィ>などなど、追加カードによって特に注目されたデッキは多くありましたが、その中でも一番注目されたのは<緑紫ルフィ>。
    サーチ能力を持つ<2ナミ>の追加により、各種強力なカードにアクセスできる確率が上がったことで、これまで抱えていたデッキの出力の不安定さが払拭されました。
    これによって全国のフラッグシップバトルでは、「青紫ルフィ」の優勝報告数を超える日もあるほどの活躍をしており、「青紫ルフィ」に並ぶTier1リーダーと言って良いほど使用率の高いデッキになりました。

    チャンピオンシップ 決勝大会 開催
    エリア大会を勝ち抜いた猛者のみが出場できる、2025年前期のチャンピオンシップの最後の大会、決勝大会が開催されました。
    今回は、環境が変わり、「THE BEST vol.2」環境となっていますので、デッキ分布から見ていきましょう。
    • 使用率1位 青紫ルフィ 31.4%
    • 使用率2位 緑紫ルフィ 23.4%
    • 使用率3位 緑ゾロ 7.3%
    • 使用率4位 黒ティーチ 5.8%
    • 使用率4位 赤緑スモーカー 5.8%
    • 使用率6位 赤レイリー 4.4%
    • 使用率7位 緑ボニー 3.6%
    • 使用率7位 赤黄ベティ 3.6%
    使用率1位は12.5弾環境からも変わらず<青紫ルフィ>。なんと、使用率は驚異の30%越え。
    新弾強化が無い状態であるにも関わらず、これまでのエリア予選と比べて使用率最高値をたたき出しています。
    使用率2位は、「THE BEST vol.2」で強化された<緑紫ルフィ>がランクイン。<緑ゾロ>との順位の入れ替わりが起きているだけでなく、使用率も23%と、エリア予選に於ける「青紫ルフィ」と同じレベルまで使用者が増えています。
    「青紫ルフィ」と「緑紫ルフィ」の2種で全体の半分以上を占めており、3位の「緑ゾロ」でさえ、「緑紫ルフィ」の3分の1にも満たない使用者数になっています。
    良いか悪いかはさておき、非常に偏った環境と言えますね。

    続いて、BEST32を見ていきましょう。
    • 青紫ルフィ 12名
    • 緑紫ルフィ 5名
    • 赤レイリー 4名
    • 緑黄ロー 2名
    • 黒ティーチ 2名
    • 黒ルッチ 2名
    • 赤シャンクス 1名
    • 赤緑スモーカー 1名
    • 赤黄ベティ 1名
    • 青紫サンジ 1名
    • 青黄ナミ 1名
    使用率と同じく、上位進出数も「青紫ルフィ」がトップになり、その後に「緑紫ルフィ」、<赤レイリー>と続いていきます。
    上位層こそ固まっているものの、しっかりと様々なデッキが進出しており、<青紫サンジ>や<青黄ナミ>など、使用率が1名しかいないのではないかと思えるようなリーダーも上位に入賞しています。
    しかし、逆に全体使用率3位だった「緑ゾロ」は一人もBEST32に残っていないことには驚きですね。

    そんな決勝大会で優勝したのは「赤レイリー」、準優勝となったのは「緑紫ルフィ」となりました。
    「緑紫ルフィ」は前述したように「THE BEST vol.2」で大幅に強化されたデッキです。
    使用者が増加して以来、初めての大型大会でしたが、しっかりと結果を残しましたね。
    「赤レイリー」は、東京第二エリア大会以来の、2度目の優勝ですね。
    こちらは強化が入っていないデッキですが、「緑紫ルフィ」「緑ゾロ」「黒ティーチ」などの、使用率が高いデッキに対して有利が取れる速攻デッキなので、デッキの全体分布からしてもかなり立ち位置の良いリーダーだったのではないかと思います。
    優勝おめでとうございます!


    おわりに
    ということで、12弾環境の総括でした。
    12弾環境は、<緑ゾロ>と<青クザン>から始まり、<青バギー>や<緑紫ルフィ>などなど、様々なデッキが注目されることはありましたが、なんだかんだ<青紫ルフィ>が一貫して強いとされる環境だったかなと思います。
    しかし、そんな「青紫ルフィ」も、大型大会では一度も優勝していないのが不思議でなりませんね......。
    優勝・準優勝リーダーだけ見るとかなりバラエティに富んでおり、バランスの取れた環境に見えます。

    今週8月20日には禁止改定発表が、8月23日には13弾が発売されます。
    次の弾は「黒イム」「赤青エース」を始めとした、恐ろしいほど強いリーダーが追加されますので、さすがに環境は大きく変わるのではないかと思います。
    禁止改定も含め、今後の環境に追いつけるように情報を追っていきましょう!


    それでは、また次回に。

【じょーじ】「紫カタクリ」デッキ紹介

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    by じょーじ

    【じょーじ】「紫カタクリ」デッキ紹介
    こんにちは、じょーじです。
    今回は7月26日発売の『ONE PIECE CARD THE BEST vol.2』のカードで強化された「紫カタクリ」デッキのご紹介です。
    それでは、さっそくデッキレシピをどうぞ!


    デッキリスト
    紫カタクリ
    リーダー
    1


    リーダーの能力について
    アタック時/アタックされた時に、-1ドン!!することで、そのバトル中、リーダーのパワー+1000しつつ、相手のデッキトップを見ることができます。
    シンプルにリーダーのアタックとガードを強化できるだけでなく、相手のデッキトップを覗くことで、相手の手札の状況を見透かすことができる、見聞色の覇気を再現した効果を持っています。

    リーダーのドン!!マイナスを他のカードで補いつつ、相手のデッキトップのカードのコストを言い当てることで強力な効果を発揮するカードを使いこなして戦っていきましょう。


    各ターンの動き
    序盤
    サーチ系の効果を持つ<1プリン>や<"ひとつなぎの大秘宝"を獲りに行くぞ!>を使って、中盤以降に使うカードを集めていきます。
    先攻2ターン目は<3プリン
    後攻2ターン目は3プリンか<4ボン・クレー>の登場ができると嬉しいです。

    中盤
    リーダー効果によるドン!!消費を補うことができるアタッカー<5ペロスペロー>の登場を目指していきましょう。
    5ペロスペローは。相手のデッキトップのカードのコストを言い当てることができれば、アクティブで1ドン!!増やしつつ、手札交換を行うことができるカードです。
    リーダー効果を使った後であれば確実に言い当てることができるので、毎ターン1ドン!!追加で使用できるようになり、手札交換によってその後の展開も安定するため、非常に強力です。
    3プリン>と5ペロスペローを揃えることで、リーダー効果を使った後に2ドン!!追加できるようになり、差し引き1ドン!!増やせるようになるので、中盤にこの2枚が並べばかなり有利な展開になります。

    先攻3ターン目、後攻3ターン目は共に5ペロスペローの登場を狙いましょう。

    終盤
    さらに盤石な場をつくるため、大型キャラを並べていきます。
    このデッキで最も強力なキャラが<8カタクリ>。パワー8000のブロッカーでありながら、ターン終了時にキャラ2枚をアクティブ状態に戻す効果で自身や他のキャラをアクティブに戻し、相手からの殴り返しを防ぐことができます。
    8カタクリはそのまま登場させても強力ですが、<2カタクリ>や新規で追加された<7プリン>の効果によって、コストを踏み倒して登場させることできればさらに強力です。
    手札に揃っている場合は、効果による登場を狙ってみましょう。
    場に強力なキャラを揃え、全員で一気に攻め込みましょう。

    先攻4ターン目、後攻5ターン目以降は「7プリン」から8カタクリか<5ペロスペロー>の登場を狙います。
    10ドン!!達成以降は、状況を見ながら、守りを固めたい場合は8カタクリ+<1アナナ>の登場を、攻めたい場合は<10リンリン>を登場させると強力です。


    ピックアップカード紹介
    OP08-067シャーロット・プリン / OP11-071 シャーロット・ペロスペロー
    リーダーのドン!!マイナスを補える効果を持つカードたちです。
    これらのカードを合計2枚以上登場させることで逆にドン!!の枚数を増やすことができるので、基本的にはいればいるほど強力です。
    特に<5ペロスペロー>はパワー7000とアタッカーとして申し分ない数値を持っており、さらにドン!!をアクティブで追加できるので、1ターンに11ドン!!以上使えるようになるのも強力です。
    これにより、アタックに使えるドン!!の枚数を増やせたり、<10リンリン>とブロッカーの<1アナナ>を同じターンに登場できるようになったりと、動きに小回りが利くようになります。

    OP08-062 シャーロット・カタクリ / PRB02-010 シャーロット・プリン
    大型キャラのコストを踏み倒して登場させることができるキャラたちです。
    2カタクリ>は、登場させるカードがカタクリネームのみと限られていますが、2コストの消費のみで登場させることができるため、他のカードと組み合わせて1ターンに大型キャラを2枚登場できる可能性があります。
    また、相手のコスト参照なので、対戦相手がドン!!加速を駆使してくるリーダーの場合、自分が8ドン!!達成していなくても<8カタクリ>を登場させられる可能性があるのも強力ですね。
    「7プリン」は、登場時にドン!!マイナスのコストがあるものの、2ドローしつつ、コストを踏み倒してパワー6000~8000のキャラを登場させることができます。
    このデッキのアタッカーである<5ペロスペロー>や8カタクリをどちらも登場させることができる非常に強力な新規追加カードですね。
    手札を補充する手段が無かったこのデッキにとって、ドロー効果がとてもありがたく、ドン!!マイナスのコストは使いづらい場面が存在はするものの、ドン加速手段が増えた中盤以降であれば殆どデメリットと感じないレベルです。
    それどころか、10ドン!!到達ターン以降は、このカードで2ドン!!減らした後、5ペロスペロー2枚でアクティブ2ドン!!を追加して、1ターンに合計12ドン!!使用できるようにする......というような動きもでき、ドン!!マイナスがメリットとして働くこともあります。
    また、このカード自身7コストなので、2カタクリと同じターンに使うことができ、1ターンでアタッカーを多面展開する動きをしやすくなったのも、大きな強化になっていますね。

    OP11-067 シャーロット・カタクリ / OP11-073 シャーロット・リンリン
    このデッキの切り札となる大型キャラたちです。
    8カタクリ>は、パワー8000のブロッカーで、毎ターンカウンターで使う手札消費を節約してくれる、このデッキの防御面を支えてくれるカードです。
    ターン終了時に《ビッグマム海賊団》2体をアクティブ状態にできるので、自身をアクティブに戻すことでブロッカーとして使うことができたり、<5ペロスペロー>などのアタッカーをアクティブに戻すことで相手のアタックから守ることができたりします。
    また、ターン終了時に1ドン!!追加できるので、リーダー効果や「7プリン」のドン!!消費を抑えることもできます。複数体登場させるメリットが大きいキャラなので、前述した<2カタクリ>や7プリンの効果を活かして2枚以上の登場を目指しましょう。

    10リンリン>は12000の速攻がシンプルに強い大型キャラです。毎ターンアタックで相手のキャラをなぎ倒してくれます。
    相手のアタック時の効果は、ドン!!の消費がとても重いものの、1ターンの間リーダーのパワーを増やせるので、相手のアタックを守りやすくなります。
    リーダーの効果と合わせて、相手のアタックをシャットアウトしてしまいましょう!


    その他の相性の良いカード
    OP05-074 ユースタス・キッド
    3プリン>に近い効果を持つ5コストキャラ。
    5ペロスペロー>が引けなかった際の代わりとして優秀です。
    アタッカーにはしにくいものの、パワー6000のブロッカーによって、リーダー効果を防御で使いにくい中盤戦の守りを固くしてくれるため、中盤戦の安定性に重きを置くのであれば採用もありです。

    OP10-079 神誅殺 / OP08-077 覇海
    除去効果を持つイベントカードです。
    デッキの性質上、相手の盤面を対処できるカードが少ないため、相手の盤面を積極的に除去したい場合はこういったイベントカードを採用する必要があります。
    神誅殺>は5コスト以下1体除去+ドン!!追加で、中盤戦から使いやすいのが特徴で、
    覇海>は、2ドン!!マイナスするコストがある6コスト以下2体除去で、特に終盤戦で相手のブロッカーを多面除去する動きが強力です。
    中盤戦を意識するか、終盤戦を意識するかで、採用するイベントカードを変えると良いでしょう。


    終わりに
    ということで、今回は「紫カタクリ」のご紹介でした。

    7プリン>の追加によって手札補充をしやすくなり、さらに<8カタクリ>を多面展開しやすくなったことで、環境入りもあり得る強さに進化しました!
    この他にも、『ONE PIECE CARD THE BEST vol.2』の追加によって様々なデッキが強化されているので、皆さんも試してみてくださいね。

    それでは、また次回に!

【じょーじ】「新ST採用赤シャンクス」デッキ紹介

    posted

    by じょーじ

    【じょーじ】「新ST採用赤シャンクス」デッキ紹介
    こんにちは、じょーじです。
    今回は6月28日に発売したスタートデッキ6種から、「赤シャンクス」のデッキ内容と、構築を変える上で相性の良いカードについてのご紹介です。
    また、最後にしっかりと構築した際のデッキ構築例も紹介していきます!

    良ければ、最後まで読んでくださいね!

    まずは、スタートデッキの構築を見ていきましょう!


    「赤シャンクス」スタートデッキのデッキリスト
    リーダー
    1


    リーダーの能力について
    相手がアタックした際に、相手のキャラorリーダー1体のパワーを-1000する。というシンプルな防御系能力を持っています。
    毎ターン手札1枚分のカウンター値を節約できるということで、ターンが長引けば長引くほど得をしていく、長期戦向けリーダーです。
    ターンを長引かせれば、それだけ1ゲーム中に使えるドン!!の数も増えているので、たくさんの大型キャラを登場させて、強力な盤面を作り上げることを目標に戦っていきましょう!


    新規カード紹介
    ST23-005 ヤソップ
    採用優先度:★★★☆☆
    キャラの登場などで使用したドン!!カードを、アタッカーに付与できるキャラ。
    序盤に1枚出しておくだけで、毎ターン1ドン!!得していくので、見た目に依らず、ゲームに与える影響はかなり大きいカードです。
    ただ、毎ターンしっかり使えるかと言われると、除去効果を受けやすく、必要不可欠と言うわけではありませんので、採用優先度は高くはありません。

    ST23-004 モンキー・D・ルフィ
    採用優先度:★★☆☆☆
    相手のキャラをパワーダウンできる効果を持つ1コストキャラ。
    登場+効果の発動に2コスト払う必要があるものの、起動効果のため、生き残れば次のターン以降も使えるのが優秀。
    後述する<ベン・ベックマン>のような、パワー参照除去のカードと組み合わせて使いましょう。

    ST23-003 ベン・ベックマン
    採用優先度:★★☆☆☆
    登場時にパワー参照除去ができるキャラ。
    範囲は広くないものの、ブロッカーなどの厄介なキャラをどかすために使うことができます。
    前述した<1ルフィ>のようなパワーダウン効果と組み合わせて除去範囲を広げ、相手のアタッカーのKOを狙ってみてもいいでしょう。

    ST23-002 シャンクス
    採用優先度:★★★★★
    登場ターンだけでなく、返しの相手のターン中までリーダーのパワーを上げてくれるため、攻守共に支えてくれるカードです。
    相手の高パワーキャラがいる場合は6コストで出すことができるため、大型キャラの登場と、低コストブロッカーの登場を同じターンに行いやすいのも魅力。
    デッキには2枚しか入っていませんが、デッキに3枚以上入れても強力なので、このカードのためにスタートデッキを2つ買って組み合わせるのがオススメです。

    ST23-001 ウタ
    採用優先度:★★★★☆
    普通に使うと6コストパワー4000のブロッカーと控えめな性能ですが、自分のパワー10000のキャラがいると、2コストで登場できるようになります。
    場に出た後は6コストに戻るので、コスト参照の除去を受けづらいのが強力です。
    パワー10000のキャラが場にでるのはかなり後半になってしまうので、基本的には2000カウンターとして使い、タイミングが合えばブロッカーとして使うような運用をすると良いでしょう。

    パワー10000のキャラは"元々のパワー"を参照しているわけではないので、例えば、パワー7000のキャラに3ドン!!付与して10000にすることで、条件を満たすことが可能です。覚えておきましょう。


    再録カード紹介
    OP09-015 ラッキー・ルウ
    採用優先度:★★★★★
    相手のアタックを一度守りつつ、相手のキャラを除去することができる非常に強力なブロッカーです。
    除去範囲がかなり広めなのでどのデッキ相手に出しても働いてくれますが、特に序盤のアタック数が大事なアグロ(速攻)系のデッキに対しては無類の強さを誇ります。
    赤系のリーダーと対戦する場合には、このカードを出すようにしましょう。

    OP09-013 ヤソップ
    採用優先度:★★★★☆
    ラッキー・ルウ>と共に、このデッキの中盤戦を支えるカードです。
    リーダーのパワーを返しのターンまで+1000してくれるので、1ターンの間、相手からのパワー5000以下のアタックをシャットアウトできるようになります。
    シャンクス>のリーダー効果によるパワー-1000と合わせると、防御面がかなり固くなるので、終盤戦に向けてライフやカウンターを温存するのに一役買ってくれます。
    また、アタック時のパワー-1000も地味ながら非常に強力で、相手のアタッカーを倒すための起点にすることができたり、パワー参照除去効果と組み合わせて高いパワーのキャラの除去を狙うことができるようになります。

    OP09-011 ホンゴウ
    採用優先度:★★★★★
    《赤髪海賊団》の2000カウンターであり、使いやすいパワーダウン効果を持っています。
    序盤のうちに登場させておくことで、パワー参照除去系のカードを使うときに組み合わせて範囲の広い除去をすることができるようになりますが、このカード自身が除去されやすいので、相手のデッキ次第ではシンプルに2000カウンターとして考えて使いましょう。

    OP09-014 ライムジュース
    採用優先度:★★★★☆
    こちらも《赤髪海賊団》の2000カウンター。
    相手のブロッカーを1ターンの間機能しない状態にすることができます。
    最終ターンの詰めに使うことで、相手のカウンター値の計算を狂わせることができるので優秀ですが、パワー4000以下のみしか選べないので、範囲が若干狭いのが難点になっています。


    再録されていない、相性の良いカード
    ここからは、スタートデッキに収録されていない、オススメカードになります。
    パック開封などで以下のカードが手に入ったら、スタートデッキのカードと入れ替えてデッキを強化してみましょう!

    サーチ系
    OP09-002 ウタ
    収録弾:ブースターパック「新たなる皇帝」【OP-09】
    オススメ度:★★★★★
    《赤髪海賊団》をサーチできる1コストキャラ。
    序盤の動きを安定させてくれるうえ、相手の小型キャラにアタックするために使ったり、
    場に出す暇が無くなった終盤は1000カウンターとして使ったりと、腐る場面がない使いやすいカードです。

    除去系
    OP09-009 ベン・ベックマン
    収録弾:ブースターパック「新たなる皇帝」【OP-09】
    オススメ度:★★★★★
    7コスト、パワー7000、1000カウンターという強力な基礎スペックを持っていながら、除去範囲も広め、更には、相手のキャラを"KO"ではなく"トラッシュに置く"なので、"カードの効果でKOされない"能力を持つキャラでも倒すことができます。
    《赤髪海賊団》特徴を持っているので、サーチしやすい点も含めて、非常に優秀なカードです。

    ST15-002 エドワード・ニューゲート
    収録弾:スタートデッキ 赤 エドワード・ニューゲート
    オススメ度:★★★★☆
    起動効果で相手のキャラをKOできるので、生き残れば毎ターン相手の盤面を処理できます。
    登場させるターンは7コストかかるためパワーダウン系のカードと組み合わせるのは若干難しいですが、その後のターンはパワーダウン系のカードと組み合わせやすいのが魅力です。

    登場時の1ドン!!付与も地味ながら強く、<5ヤソップ>に対して1ドン!!を付与することで、5ヤソップの"相手のキャラのパワー-1000"する効果の条件を満たし、このキャラの除去と組み合わせることで、パワー6000以下除去をすることができるようになります。

    OP08-118 シルバーズ・レイリー
    収録弾:ブースターパック二つの伝説【OP-08】
    オススメ度:★★★★★
    2体に対してパワーダウン、1体のKOができ、それぞれ別のキャラを選ぶこともできるので、様々な使い方ができるカード。
    パワーダウンが返しのターンまで続くのが優秀で、除去だけでなく相手のアタッカーを弱体化させることで、防御面の強化を行うこともできます。
    基本的な使い方は、相手のアタッカー1枚のパワーを-2000しつつ、パワー6000のキャラを1枚除去するような使い方をするのが主になりますが、前述した<7ニューゲート>がいる状態で場に出すことで、パワー8000以下除去と、パワー5000以下除去を同じターンに行うことができ、除去の幅を大きく広げることもできます。

    OP06-007 シャンクス
    収録弾:ブースターパック双璧の覇者【OP-06】
    オススメ度:★★★☆☆
    登場させるだけでパワー10000以下KOと、パワーダウン系のカードと組み合わせなくても相手の高コスト帯のキャラを倒せるのが強力。
    このキャラ自身パワー12000あるので、登場させた後も超強力なアタッカーとして運用できます。
    "効果でKOされない"などの耐性を持っている相手に対しては無力になってしまうため過信は禁物ですが、刺されば強い、大型キャラを使う相手に対して有用なフィニッシャーです。

    パワーダウン系
    OP09-008 ビルディング・スネイク
    収録弾:ブースターパック「新たなる皇帝」【OP-09】
    オススメ度:★★★☆☆
    1コストでパワーダウンできる数値としては最大レベル。
    《赤髪海賊団》特徴を持っているため、サーチによって除去系のカードとくっつけやすいのも魅力です。
    上手く使えれば強力ですが、難点としてはカウンター値を持っていないので、手札に嵩張ってしまうと相手のアタックを防げなくなってしまうので、少し玄人向けのカードになります。

    OP01-006 お玉
    収録弾:ROMANCE DAWN【OP-01】
    /ONE PIECE CARD THE BEST【PRB-01】
    オススメ度:★★★★★
    1コストながら、登場時にパワー-2000できる2000カウンター持ちのキャラ。
    パワーダウンの数値としては<ビルディング・スネイク>には少し劣るものの、2000カウンターとして使えるという点だけでおつりが来ます。
    たびたび再録されているため手に入りやすい、癖がなく使いやすいカードですので、パワー参照の除去がデッキに入っているのであればオススメの1枚です。

    OP09-004 シャンクス
    収録弾:ブースターパック「新たなる皇帝」【OP-09】
    オススメ度:★★★★★
    純粋なバトルに於いては全カードの中でも最強格のカード。
    パワー12000の速攻というだけで強力ですが、さらに場にいるだけで相手のキャラすべてに永続的にデバフを撒く効果を持っており、自分のアタックを通しやすく、相手のアタックを防ぎやすい状況を作ってくれます。
    シンプルに相手のキャラをアタックで倒すにしろ、パワー参照除去と組み合わせるにしろ、場にいるだけで戦闘面が非常に有利になるので、可能な限り優先して場に置きたいです。

    弱点としては、このキャラ自身が除去されてしまうと、1ターンがまるまる無駄になってしまう場合があること。他の除去系のカードなどである程度盤面の有利を作ってから登場させ、相手の場を弱体化させて反撃を抑制するような使い方が理想です。

    ブロッカー
    OP12-008 シャンクス
    収録弾:ブースターパック 師弟の絆【OP-12】
    オススメ度:★★★☆☆
    《赤髪海賊団》特徴を持つ4コスト6000ブロッカー。
    パワー6000のブロッカーは、序盤に登場させることができれば、リーダー効果と合わせて毎ターンパワー5000以下でのアタックを2回無償で防ぐことができるようになるため、防御で使う手札消費を大幅に減らしてくれます。
    また、1ターンに1回、手札を何でも2000カウンターとして使えるようになる効果を持っており、カウンターレスのカードが多めになってしまうシャンクスデッキにとっては、とてもありがたい存在になっています。
    防御が間に合っている時にはシンプルにアタッカーとして使うこともできるのも優秀ですね。

    OP10-011 トニートニー・チョッパー
    収録弾:ブースターパック 王族の血統【OP-10】
    オススメ度:★★★★★
    2000カウンターでありながら、4コスト6000ブロッカーになれるキャラ。
    ブロッカーシャンクス>同様、序盤に出すことで相手のアタックを防ぎやすい状況を作ってくれます。
    場に出しても強い2000カウンターとして様々なデッキで引っ張りだこであり、もしこのデッキで使わなくても他のデッキで使う可能性があるため買っておいて損はないカードです。

    その他の大型キャラ
    OP02-004 エドワード・ニューゲート
    収録弾:ブースターパック 頂上決戦【OP-02】
    オススメ度:★★☆☆☆
    新規の<9コストシャンクス>と近い効果を持つキャラ。
    リーダーのパワーを上げることをコンセプトとする場合は、9シャンクスの嵩増しとして、このカードも採用するというのもアリです。
    9シャンクスを6コストで登場させるターンは、このキャラのアタック時効果も一緒に使いやすい点も噛み合っています。

    OP07-015 モンキー・D・ドラゴン
    収録弾:ブースターパック 500年後の未来【OP-07】
    オススメ度:★★☆☆☆
    速攻持ちの大型キャラ。
    元々のパワーが高いうえ、さらに登場時2ドン!!付与の効果で火力を伸ばすことができるため、不意打ちで相手の盤面やライフを取りに行くことができます。
    除去が効きづらく、アタックでもKOされにくいコスト帯・パワー帯なのが優秀ですね。

    イベント系
    OP10-019 神避
    収録弾:ブースターパック 王族の血統【OP-10】
    オススメ度:★★★★☆
    自分のターンに6コストで8000以下除去として使うか、相手のターンにリーダーに対する1コスト3000カウンターとして使うかを選べるイベントカード。
    除去の範囲が広範囲で、単純な除去イベントとして優秀でありながら、<9シャンクス>を出した返しのターンの防御札としても使うことができます。
    "カウンターイベントを入れすぎて、攻めるためのカードが引けない""カウンター値の無いイベントばっかり引いて相手の攻撃を守れない"などの状況になりにくくなるため、複数の使い道があるカードはとても優秀です。
    そんな中でも<神避>は、《赤髪海賊団》特徴を持っているため、サーチ系のカードで持ってくることもできるので、欲しい時に拾いやすいのも強みになっていますね。

    OP04-016 反行儀キックコース
    収録弾:ブースターパック 謀略の王国【OP-04】
    オススメ度:★★★★★
    手札を追加で1枚捨てると、3000カウンターができます。
    合計手札2枚消費で3000カウンターというと普通ですが、カウンターレスが多めになってしまった場合には、1、2枚ほどこのカードを入れて事故回避を狙うと良いでしょう。


    サンプルデッキレシピ
    リーダー
    1


    除去系のカードと、防御系のカードを多めに入れたシャンクスデッキになっています。


    この構築の使い方
    序盤
    1コストウタ>を使って、中盤以降に登場させる《赤髪海賊団》のカードを集めていきます。
    また、各種「4コストブロッカー」や<ヤソップ>を登場させることで、防御を固めておきましょう。
    序盤にダメージを受けすぎないように、ライフをなるべく4枚(難しければ3枚)残すように意識しながら、中盤以降に備えましょう。

    中盤
    除去系のカードを使って、有利な盤面を作っていきます。
    ベン・ベックマン>や<ニューゲート>の除去効果を活かし、相手の盤面をKOすることで相手の攻め手を減らしながら、盤面に大型キャラを並べ、"相手のアタッカーより自分のアタッカーが多い有利な状況"を目指していきましょう。
    また、ライフをなるべく2枚以上(難しければ1枚)残して、10ドン!!ターンを迎えるようにしましょう。

    終盤
    相手の場に中コスト帯のキャラが多い場合は<レイリー>でKOしつつ弱体化をさせる、
    相手の小型キャラが多い場合は<9コストシャンクス>でリーダーのパワーを上げることで防御を固める、
    相手のアクティブ状態のアタッカーを倒したいときは<除去10シャンクス>で除去する、
    相手のレスト状態のアタッカーを倒したいときは<速攻10シャンクス>でアタックする、
    などなど、その時々の状況を見ながら登場させる大型キャラを変えることで、場を制圧していきます。
    大型キャラたちのアタックで、一気に相手のライフを削り切ってしまいましょう!


    終わりに
    ということで、今回はスタートデッキ6種の中から「赤シャンクス」デッキのご紹介でした!

    今回のスタートデッキ6種は、スタートデッキの新規カードで強化されただけでなく、今月末発売の「ONE PIECE CARD THE BEST vol.2」でも強化されます。
    今回紹介したオススメ強化カードもそのパック内に再録される可能性があるので、スタートデッキの回し方に慣れた方は、そちらも合わせて購入を検討してみてはいかがでしょうか!

    それでは、また次回に!

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