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【じょーじ】「赤紫シュガー」デッキ紹介

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    by じょーじ

    【じょーじ】「赤紫シュガー」デッキ紹介
    こんにちは、じょーじです。
    今回は11月30日に発売したブースターパック「王族の血統」より、新リーダーの「赤紫シュガー」のご紹介です。
    それでは、さっそくデッキレシピをどうぞ!


    デッキレシピ
    赤紫シュガー
    リーダー
    1
    1枚


    リーダーの能力について
    ターン終了時にパワー6000以上の《ドンキホーテ海賊団》がいる場合、レストのドン!!カードをスタンドにする能力と、相手のターン中にイベントを使うとアクティブ状態のドン!!カードを追加できる能力を持っています。
    ドン!!加速とキャラを守る動きどちらにもカウンターイベントを使うため、デッキないのカウンターイベントの枚数が重要になるデッキです。

    パワーの高い《ドンキホーテ海賊団》のキャラを並べ、それをカウンターイベントで守ることで、盤面を維持しながら戦っていきましょう。


    各ターンの動き
    序盤
    カウンターイベントを使用し、リーダーの能力でドン!!を加速することを狙っていきます。
    家族を笑う者はおれが許さん...!!!>を使うことで、ドン!!を増やしつつ、手札も整えることができるので、序盤にある場合は積極的に使っていきましょう。
    ドン!!を追加させないために、相手がアタックしてこない場合もありますが、その場合は<OP10-065 シュガー>で手札を増やして中盤以降に備えましょう。

    中盤
    リーダーの能力を有効にするため、5コストの《ドンキホーテ海賊団》のキャラを登場させましょう。
    このデッキに採用されているのは<OP10-067 セニョール・ピンク>と<OP10-072 ドンキホーテ・ロシナンテ>の2種類となります。
    どちらも、能力を使えない可能性があるキャラですが、場にパワー6000がいることが大事になるので、気にせずに登場させましょう。

    終盤
    高コストキャラを並べ、カウンターイベントで守りながら戦っていきます。
    5コストの《ドンキホーテ海賊団》が手札にある場合は<OP10-071 ドンキホーテ・ドフラミンゴ>の登場を目指し、速攻を持つ大型キャラ<OP09-119 モンキー・D・ルフィ>と<OP09-004 シャンクス>の2種を登場させて盤面を制圧してきましょう。
    返しの相手のアタックを凌ぎ切れるようにカウンターイベント用のドン!!を残す必要があるので、次のターンに使いたい手札のカウンターイベントのコストの合計を確認して、その分だけドン!!が残るように気を付けてプレイしていきましょう。


    ピックアップカード紹介
    OP03-072 ゴムゴムのJET銃乱打 / 家族を笑う者はおれが許さん...!!!
    序盤にドン!!を増やすために打っていくイベントです。
    基本的には手札消費のない<家族を笑う者はおれが許さん...!!!>のプレイを狙っていきたいですが、起きているドン!!が0枚の状態で相手のターンを迎えることもあるので、その場合は<OP03-072 ゴムゴムのJET銃乱打>をプレイしましょう。

    小テクとして、OP03-072 ゴムゴムのJET銃乱打は、プレイ後に手札コストを払わないことが可能です。
    +3000はされないものの、イベントを発動したことにはなるので、リーダーの能力を起動することができます。
    ゲームの展開次第でそれなりに使うテクニックなので、覚えておくと良いでしょう。

    OP07-076 ノロノロビームソード / OP10-018 カマクラ十草紙
    後半に使っていくカウンターイベントです。
    ジーザス・バージェス><10コストティーチ>などの、パワーの高いキャラを多く並べる相手に対しては<OP07-076 ノロノロビームソード>が役立ち、5000前後のパワーのキャラを多く並べてくるデッキや、キャラの展開が少ないデッキに対しては<OP10-018 カマクラ十草紙>が役立ちます。
    OP07-076 ノロノロビームソードは紫色のイベントなので、1枚引けば<OP10-062 ヴァイオレット>や<OP10-067 セニョール・ピンク>で回収して使い回せるのが強みで、OP10-018 カマクラ十草紙はドンキホーテ海賊団の特徴を持っているため、<OP10-065 シュガー>でサーチできるのが強みです。
    どちらも2コストイベントなので、後半はターン終了時に2コストor3コスト残せると返しの相手のターンのアタックを止めやすくなります。

    OP10-072 ドンキホーテ・ロシナンテ / OP10-067 セニョール・ピンク
    リーダーの能力を有効にするために登場させたいパワー6000のキャラたちです。
    ターン終了時に2ドン!!をアクティブに戻してくれる<OP10-072 ドンキホーテ・ロシナンテ>は、後半の高コストキャラを出すタイミングでこのキャラが場に出ていれば返しのカウンターイベントを打てる回数が大幅に変わるため、場に出ているかどうかが勝敗に直結するくらい大事なキャラです。手札にあれば率先して登場させましょう。
    OP10-067 セニョール・ピンク>は後半であればイベント回収が可能ですが、トラッシュに紫色のイベントがないことも多く、ドン!!を減らせない状況で場に出すことも多いので、使えたらラッキーの、ほぼバニラキャラくらいの気持ちで使うと良いでしょう。

    OP09-119 モンキー・D・ルフィ / OP09-004 シャンクス
    高コストの速攻キャラです。
    今回のデッキでは、ドロー能力でイベントを引く確率を上げられる<OP09-119 モンキー・D・ルフィ>と、単純なカードパワーの高さが魅力の<OP09-004 シャンクス>の2種を採用しています。
    8コストターンまでに展開したドンキホーテ海賊団のキャラに添える形でパワーの高い速攻キャラを出すことで、ドンキホーテ海賊団の人たちか、速攻キャラかいずれかが場に生き残りやすくなります。
    毎ターン高コストキャラをたたきつけて、イベントカードで守りながら盤面を制圧していきましょう。


    その他の相性の良いカード
    EB01-061Mr.2・ボン・クレー(ベンサム) / OP10-079 神誅殺
    自主的にドン!!を増やす要素を投入したい場合は、このあたりのカードがおすすめです。
    ボン・クレー>はアタック時能力が高コストキャラ入りのデッキ対するメタになることがある点が魅力です。1000カウンターが付いているので、手札で腐りにくいのも使いやすいですね。
    OP10-079 神誅殺>は紫のイベントかつドンキホーテ海賊団特徴を持っているのでサーチ・回収をしやすいのが魅力です。
    5コストターンで1ドン増やせば次のターン8コストになるので、<OP10-071 ドンキホーテ・ドフラミンゴ>に繋げやすいので、ドンキホーテ海賊団を主軸にする場合にはおすすめの一枚です。

    ST10-013 ユースタス・キッド / OP02-004 エドワード・ニューゲート
    高コストの中で枠を争っているキャラ。
    それぞれ、リーダーのパワーを上昇させる能力を持っています。
    ライフ4リーダーのため、どんなに盤面を強力にしてもリーダーをひたすら狙われてしまう展開は良くあります。
    そんな時でもこれらのキャラでリーダーのパワーを上げて+カウンターイベントを構えることで、リーダーを守りやすくなります。
    弱点としては、これらのキャラを並べてリーダーのパワーが8000になったとしても、盤面のパワー6000のドンキホーテ海賊団のキャラに対してアタックされてしまうと無意味になってしまう点ですね。
    ロシナンテ、パワー7000以上になってくれないか...?

    OP08-060 キング / OP08-069 シャーロット・リンリン
    盤面制圧という観点では、これらのキャラの採用もアリです。
    比較的早いタイミングから速攻で走れて、盤面に残りやすいパワーラインを持つ<OP08-060 キング>。
    相手の盤面を1枚ライフ送りにしながら、自分のライフ回復も可能な<OP08-069 シャーロット・リンリン>。
    ライフ4リーダーを使っていると、高コストキャラを並べる前にライフを0にされてしまって<ST01-016 悪魔風脚>のようなカードで〆られてしまう展開も少なくないので、ライフ回復が可能なOP08-069 シャーロット・リンリンは、早いデッキに対しての回答になりえますね。


    終わりに
    ということで、今回はブースターパック「王族の血統」から「赤紫シュガー」のご紹介でした!

    全国各地のエリア決勝が終了してオフシーズンを迎えた今、新デッキの可能性を探っていくのが楽しい時期ですね。
    私事ながらエリア決勝を突破できたので決勝大会への切符を手にしたのですが、そんなことを忘れて色んなデッキで遊んでいます。
    また10弾でお気に入りのデッキができたら、ブログでご紹介しようかなと思います!

    それでは、また次回に!

【じょーじ】9弾環境振り返り

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    by じょーじ

    【じょーじ】9弾環境振り返り
    こんにちは、じょーじです。
    8月31日に発売したブースターパック9弾「新たなる皇帝」から3か月が経過し、11月30日にはブースターパック10弾「王族の血統」が発売となります。
    今回は、10弾発売前に、9弾環境を振り返っていこうと思います。


    8月31日 ブースターパック8弾「二つの伝説」発売
    ワンピカード2周年記念のお祭り弾ということで、原作イラストのスーパーパラレルが4種類に加え、「ゴール・D・ロジャー」の<ゴールドスーパーパラレル>の封入など、新しい試みが盛り込まれたお祭りパックでした。
    内容も、新四皇の「モンキー・D・ルフィ」「シャンクス」「バギー」「マーシャル・D・ティーチ」のリーダーカードに加え、新規テーマのODYSSEYを使う「リム」、人気キャラの「ニコ・ロビン」と、錚々たるメンツが収録されており、環境デッキレベルの強さを持つデッキもあったので、発売当初から様々なリーダーが研究されておりました。
    この頃は、<OP09-118 ゴール・D・ロジャー>は強すぎて発売後すぐ規制されてしまうのではないかなどと噂されていたりしましたね。


    9月1日 チャンピオンシップ2024 WAVE2 店舗予選 前期
    エリア大会へ出場する切符を手に入れるための店舗大会が始まりました。
    応募数が多く、キャンセル待ちを通して店舗大会に出場するのも大変で、上位3位だけがエリア大会へ進めるという狭き登竜門です。

    9月1日から禁止制限が適用され、<ST10-001 トラファルガー・ロー>と<OP03-098 エニエス・ロビー>の2種類のカードが禁止カードに制定されました。
    8弾以前の環境で活躍していたデッキは「青ドフラミンゴ」と「黄エネル」が残る形になりましたが、「黄エネル」は「黒ティーチ」のリーダー能力の影響で下火になったため、実質9弾の環境上位にそのまま乗り込めたのは「青ドフラミンゴ」のみという形になります。

    環境初期は事前評価が高かった「赤シャンクス」を使っている人が一番多く、次点で「青ドフラミンゴ」の使用数が多く、優勝数で見ると「青ドフラミンゴ」が勝っている印象でした。
    「赤シャンクス」は純粋な《赤髪海賊団》に寄せた高コストを並べて制圧していく構築で、「青ドフラミンゴ」は、パワー6000のバニラも採用し、序盤から中コスト帯のカードをガンガン並べてアタックしていく構築が多かったように感じました。


    9月1日 チャンピオンシップ2024 WAVE2 店舗予選 後期
    後半になると「赤シャンクス」の使用率は大幅に下がり、代わりに「紫ルフィ」「赤紫ルフィ」「黒ルッチ」の使用数が増え始めました。
    「紫ルフィ」は高コストを着地させるまでの速度が速く、とんとん拍子に盤面制圧ができるのが特徴のデッキです、使い方が簡単であるというメリットもあり、様々な人が好んで使っていた印象でした。
    当時の他の流行りのデッキを見ると、「青ドフラミンゴ」には弱いものの、その他のデッキに対してはかなりマウントを取ることができていた印象です。

    「赤紫ルフィ」はリーダーのパワーを上昇してくれる<OP09-013 ヤソップ>、新たな高コストキャラ<OP09-119 モンキー・D・ルフィ>、耐久力が爆アガりするカウンターイベント<OP09-078 ゴムゴムの巨人>など、9弾に相性の良いカードが多く収録されたことで強化されたリーダーで、こちらも「紫ルフィ」と同じく、使い方が簡単寄りのデッキで、人気を博していました。 同時に、使用率・優勝数も増えてきた「黒ルッチ」は、9月1日に<OP03-098 エニエス・ロビー>が禁止になり、かなりの弱体化を受けたデッキです。
    環境に多かった「青ドフラミンゴ」に有利にするために<OP03-095 石鹼羊>を入れたり、エニエス・ロビーに近い能力を持つ<ST08-002 ウタ>を入れたりなど、9月上旬は代わりになるカードを見つけるために創意工夫している人が多かったように見受けられましたが、KO漏れをしないようにコストを下げるイベントカードを増やしたり、逆にKO漏れをしても良いようにデッキ内のガード値やCPの数を増やして安定性を増したりと、大幅にデッキ内容を弄る形でまた環境に復権したようです。


    10月度 前期環境推移
    店舗予選も終わり、1か月ほど小休止となるオフシーズン。
    大型大会がないオフシーズンだからというのもありますが、様々なデッキが研究され始めた時期になります。それもあってか、何故か大幅に環境が動きます。
    「青ドフラミンゴ」が増えた影響で「紫ルフィ」や「赤紫ルフィ」が環境から姿を消していき、
    代わりに「黒ティーチ」「緑ボニー」「黒黄ルフィ」、果ては「黒スモーカー」「青紫レイジュ」などなど、様々なデッキがフラッグシップバトルや非公認CSで入賞するようになっていきます。
    環境にいる「青ドフラミンゴ」のデッキがミラーを意識した構築になり、ミラー戦では不要な<OP06-058 重力刀 猛虎>や<OP04-056 ゴムゴムの業火拳銃>などの強力なイベントカードがデッキから抜けていったことで、これらのイベントカードを打たれると辛かったデッキが復帰してきたイメージです。

    10月15日(火) 週刊少年ジャンプ46号発売
    ジャンプの付録として、とんでもない能力を持つPRカードが配布されました。
    P-084バギー>は、登場時に追加でクロスギルドのキャラを1体登場させられる能力と、お互いの3、4コストのキャラのアタックを封じることができるキャラです。
    3、4コストが攻めの中心である「青ドフラミンゴ」や「赤黄ベロ・ベティ」等のデッキに対して着地できるとかなり有利に立ち回ることができます。
    「青バギー」のデッキは<OP09-051バギー>の存在により「赤シャンクス」や「黒ティーチ」にも有利ではないかと噂されていたため、環境上位勢に対して有利を取れるならと使用者が爆増し、大会の上位入賞報告も多く見受けられるようになりました。


    10月27日 チャンピオンシップ2024 WAVE2 エリア大会 宮城大会
    様々なリーダーが活躍する、ごちゃごちゃしている混沌とした環境のなか、店舗予選を勝ち抜いた方々で行われる大型大会がついに開催となりました。
    初めてのエリア大会で、BEST16に入賞したプレイヤーの方々が使用したデッキはこちらです。
    • 青ドフラミンゴ 5名
    • 黒ルッチ 3名
    • 黒ティーチ 2名
    • 黒黄ルフィ 2名
    • 黄エネル 2名
    • 赤シャンクス 1名
    • 青バギー 1名
    環境1番手となったのは「青ドフラミンゴ」。
    ですが、これまでのエリア大会と比べて圧倒的な多さではなく、様々なリーダーにばらけている印象でした。
    この大会で優勝したのは、バリオニクシル選手が使う「黒ルッチ」デッキ。
    8弾環境の勝者となったデッキが、「エニエスロビー」の禁止を乗り越え、再度環境の最前線へと足を進め、決勝戦では不利とされていた「黒ティーチ」を抑え、見事1位となりました。

    11月4日 チャンピオンシップ2024 WAVE2 エリア大会 北海道エリア大会
    黒ルッチが制した宮城大会から一週間。ここからは毎週末、日本のどこかで大型大会が開かれていきます。
    9弾環境エリア大会の2つ目は札幌の舞台で行われました。
    BEST16になったのは次のデッキとなります。
    • 青ドフラミンゴ 6名
    • 赤シャンクス 4名
    • 黒ティーチ 4名
    • 青ナミ 1名
    • 黄エネル 1名
    前回大会と同じく入賞率一位は「青ドフラミンゴ」となりましたが、前回大会を制した黒ルッチの姿はなく、かわりに「赤シャンクス」の入賞数が増えた形となりました。
    この環境で優勝となったのは、さとう選手が使う「黒ティーチ」デッキ。準優勝は「青ドフラミンゴ」デッキとなりました。
    「青ドフラミンゴ」は、入賞率が高いものの、優勝を2度逃した形となりますね。

    11月10日 チャンピオンシップ2024 WAVE2 エリア大会 福岡エリア大会
    北海道エリア大会直後、おそらく非公認CSの優勝をきっかけにして突如SNS上で話題になったリーダーがいました。
    その名も「紫フォクシー」。
    能力自体は強力なのですが、盤面のフォクシー海賊団が減らされるとリーダーの能力が使えなくなってしまう場合があるため、黒系のデッキ相手が苦手だったのですが、環境から黒系のデッキが減ったことで、評価された流れとなります。
    そんな、意外なリーダーも活躍することとなった福岡大会の、BEST16は以下になります。
    • 青ドフラミンゴ 6名
    • 紫ルフィ 3名
    • 赤シャンクス 2名
    • 黒ティーチ 2名
    • 紫フォクシー 2名
    • 黒ルッチ 1名
    最大手は変わらないものの、二番手には店舗予選以来息を潜めていた紫ルフィが台頭する形に。
    そして、大きな噂となっていた「紫フォクシー」が早速入賞となりました。
    決勝トーナメントの末優勝となったのは、ずみ選手の「黒ティーチ」デッキ。2位は「青ドフラミンゴ」デッキ。
    1位、2位の組み合わせは前回大会と同様ながら、環境上位デッキの推移としては面白い変化があった大会となりました。

    11月17日 チャンピオンシップ2024 WAVE2 エリア大会 広島エリア大会
    続けてのエリア大会は広島会場。
    2大会連続のティーチ優勝。そして、決勝トーナメントの配信卓によってティーチデッキの使い方の教材が全国に出回ったこともあり、ティーチデッキ使用者が増えた大会でもありました。
    こちらの大会のBEST16を見ていきましょう。
    • 青ドフラミンゴ 4名
    • 黒ティーチ 4名
    • 黒黄ルフィ 3名
    • 紫ルフィ 2名
    • 黄エネル 1名
    • 青ナミ 1名
    • 赤シャンクス 1名
    最多リーダーは「青ドフラミンゴ」と「黒ティーチ」がタイ。
    ここにきて、今期で初めて「青ドフラミンゴ」に並ぶリーダーが出てきた形となりますね。次点となる「黒黄ルフィ」も3名入賞と、宮城大会以来のBEST16入賞となりました。
    この大会でも「黒ティーチ」が決勝に進みましたが、3連続優勝に待ったをかけたのは、HAJIME選手の「紫ルフィ」デッキ。
    高コストのキャラを相手よりも早い速度で並べて制圧していく強さを思い出させてくれました。

    11月24日 チャンピオンシップ2024 WAVE2 エリア大会 兵庫エリア大会
    10弾発売以前の大会としては、最後となるエリア大会(環境最後のエリア予選は12月1日の愛知大会となります)。
    公式の演者さんより、「青ドフラミンゴ」よりも「赤シャンクス」の使用率の方が高いかも、さらに「赤黄ベロ・ベティ」の使用者も急増しているという、環境の激変を感じさせる発信もありました。
    常に「青ドフラミンゴ」以外の環境が変化し続けていた、9弾環境の最終章ともいえるこの大会で、上位入賞者たちが選んだデッキは、以下となりました。
    • 黒黄ルフィ 4名
    • 青ドフラミンゴ 3名
    • 赤紫ルフィ 1名
    • 赤黄ベロ・ベティ 1名
    • 緑 ボニー 1名
    • 黒ティーチ 1名
    • 紫ルフィ 1名
    • 紫黒ルフィ 1名
    • 黒スモーカー 1名
    • 黒ルッチ 1名
    • 青ナミ 1名
    ドフラミンゴを超えて使用率1位になったと噂のシャンクスはいなくなってしまいましたが、ここまで常に最多だった「青ドフラミンゴ」が2番手となり、「黒黄ルフィ」が1番手に。
    「黒黄ルフィ」は常に強いデッキとしては見られていたデッキではあるものの、発売以降最多入賞となった事例はおそらくありません。
    そして合計9名の方が別々のデッキを使用しての入賞ということで、入賞したデッキの種類数も過去最高(のはず)です。
    まさに、どんなデッキでもワンチャンある9弾環境を現したかのような大会結果となりましたね。
    こちらの大会の優勝は、「黒黄ルフィ」を使用したひろきち選手。準優勝も同じく「黒黄ルフィ」であり、もともとポテンシャルは高かったものの、使用難易度がずば抜けて高い黒黄ルフィが華々しい結果を残す形となりました。

    おわりに
    ということで、9弾環境の総括でした。

    上位入賞数は「青ドフラミンゴ」が、優勝・準優勝の数は「黒ティーチ」が多く、この2デッキの活躍は多かったものの、全体の入賞デッキの種類数で見ると、様々なリーダーが活躍する面白い環境になりましたね。
    毎週のように強いリーダーと噂されるリーダーが変わったり、上位デッキの中でもデッキ構築が大幅に変わったり。
    環境が目まぐるしく変化していく様子はワンピカードならではですが、そんなワンピカードらしさが詰まった環境だったのではないかと思っています。

    10弾環境も様々なリーダーが活躍するのか、はたまた、強化された既存リーダーたちが活躍するのか楽しみですね!

    それでは、また次回に。

【じょーじ】「赤シャンクス」デッキ紹介

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    by じょーじ

    【じょーじ】「赤シャンクス」デッキ紹介
    こんにちは、じょーじです。
    今回も前回に続いて8月31日に発売したブースターパック「新たなる皇帝」より新デッキの紹介をしていきたいと思います。
    今回は新リーダーの「<赤シャンクス>」のご紹介です。
    それでは、さっそくデッキレシピをどうぞ!
    デッキレシピ
    赤シャンクス
    リーダー
    1


    リーダーの能力について
    相手のリーダーかキャラのアタックを、1ターンに1回、1000マイナスすることができます。
    それだけのシンプルな能力ですが、実質、毎ターン手札1枚分得をすることができますので、守りに使う手札消費を減らしながら長期戦に持ち込み、大型キャラの連打を狙いましょう。
    各ターンの動き
    序盤
    序盤は<OP09-002 ウタ>を出して、ゲーム後半に必要な中コスト以上のキャラを探します。
    序盤は自分の展開が弱くなりがちなので、相手との盤面枚数差が多くなり過ぎないように、もし相手にレストのキャラがいる場合は、リーダーにドン!!を振って高いパワーで倒しに行きましょう。
    除去が無い相手に対しては<OP09-008 ビルディング・スネイク>等を出しておくと後半に役立ちます。
    中盤
    まだ暫くは"耐え"の時間になります。
    OP09-013 ヤソップ>でリーダーのパワーを上げたり、<OP09-005 シルバーズ・レイリー>を出してブロックすることで、相手のアタックを通りにくくしてライフの損失を防ぎましょう。
    7ドン!!ターンになったら、<OP09-009 ベン・ベックマン>や<ST15-002 エドワード・ニューゲート>で相手のアタッカーを減らしていきましょう。

    理想は先攻で、OP09-013 ヤソップ→ST15-002 エドワード・ニューゲートと繋げてOP09-013 ヤソップに1ドン!!を付与することです。
    OP09-013 ヤソップがパワー7000でアタックしつつ、ST15-002 エドワード・ニューゲートの効果で相手のパワー6000までKOすることができます。

    終盤
    終盤は序盤にサーチした高コストを連打していきます。
    相手が中型キャラで攻めてくるデッキであれば<OP08-118 シルバーズ・レイリー>が、
    大型キャラを出してくるデッキであれば<OP06-007 シャンクス>が、
    多面展開してくるデッキであれば、<OP09-004 シャンクス>が刺さります。

    ピックアップカード紹介
    OP09-013 ヤソップ / OP09-015 ラッキー・ルウ
    中盤前後に登場させたいキャラです。
    OP09-013 ヤソップ>は、リーダーのパワーを上げることで、リーダーの能力と合わせて返しのターンの相手のアタックを止めやすくなります。
    相手が大型キャラを出す直前のターンなど、アタックにドン!!を使えないだろうタイミングに合わせて登場させると効果的です。
    アタック時のマイナス1000も優秀で、盤面のキャラを殴り合うタイミングで要求値を増やしてくれます。

    OP09-015 ラッキー・ルウ>は、序盤から中コスト帯のキャラを展開してくるような速度の速いデッキに対しての抑止力になります。
    1対1交換してくれるだけでもかなり優秀なので、無理に効果的な場面で使おうとはせずに、相手の足を引っ張るためにちゃっちゃと使ってしまいましょう。

    ST15-002 エドワード・ニューゲート / OP09-009 ベン・ベックマン
    このデッキでは、7コストターン以降、相手の盤面をKOすることで、自分の方が有利な盤面を作っていきます。
    相手のアタック数を減らすのが目的なので、無理に相手の高コストを相手にする必要はありませんが、<OP09-011 ホンゴウ>や<OP09-008 ビルディング・スネイク>と組み合わせることで相手の大型キャラをKOすることができれば、かなり有利な状況にすることができます。

    OP06-007 シャンクス / OP09-004 シャンクス
    10コスト以降も基本的な動きは同じで、相手の盤面を倒しながら、自分の場に大型キャラを毎ターン1枚ずつ並べていきます。
    相手も1ターンに1枚ずつ大型キャラを出してくるようなデッキか、中コスト以下のキャラを並べてくるデッキかという相手の動きに合わせてより効果的に働くものを登場させましょう。

    その他の相性の良いカード
    ST15-005 ポートガス・D・エース / ST01-012 モンキー・D・ルフィ
    このデッキでは基本的に1ターンに1枚ずつキャラを登場させていくため、毎ターン登場させた返しに効果でKOされてしまうと自分の盤面が増えずに負けてしまうことがあります。
    そのため、能力による除去を受けにくい<ST15-005 ポートガス・D・エース>などの場持ちが良いキャラや、<ST01-012 モンキー・D・ルフィ>などの登場したターンから動くことができる速攻持ちのキャラもおすすめです。

    OP07-015 モンキー・D・ドラゴン / OP09-118 ゴール・D・ロジャー
    大型枠を速攻持ちに変更する場合、おすすめのカード群です。
    OP09-118 ゴール・D・ロジャー>はほとんど対「<黒黄ルフィ>」専用ですが、純粋なパワーラインが他の10コストより高いのが魅力です。

    OP07-015 モンキー・D・ドラゴン>は大型キャラながら他のキャラのアタックの打点を上げることもできるので、攻めの姿勢を崩しにくいのが特長です。素のパワーも高いのでバトルでKOされにくい分の場持ちが良さもいいですね。

    OP06-009 シュライヤ / OP07-010 バカラ
    低コストブロッカー枠です。
    デッキ内に低コストキャラが少なく、先攻2ターン目にやることがないため、早めに出せるブロッカーが染みる場面も多いです。
    「黒黄ルフィ」や「赤紫ルフィ」など、リーダーのパワーが高いデッキが多い環境であれば、<OP06-009 シュライヤ>を入れるのがおすすめで、
    特にこだわりが無ければ、カウンターレスのカードをガード値に変えられる<OP07-010 バカラ>がおすすめです。
    終わりに
    ということで、今回はブースターパック「新たなる皇帝」から「<赤シャンクス>」のご紹介でした!

    チャンピオンシップWAVE2の店舗予選が終了して、ひと段落......といったところですが、数週間で3on3大会や、エリア予選などの大型大会が来るので、うかうか休んでいる暇もありません。

    青ドフラミンゴ>や<黒ルッチ>、<紫ルフィ>など、強力な過去弾リーダーも頭角を現してきましたが、使用率上位のデッキが変われば、それを対策する構築やデッキも増えていくので、まだまだ9弾環境は2転3転するのではないかと思います。
    今後の環境がどうなっていくのか楽しみですね。

    それでは、また次回に!

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