
今回はシングルフォーマットのリセフェスタチーム戦に参加してきたので、レポートを書かせていただきます!
デッキについて
今回はま〜まれぇど宙単を使いました。
『らぶ2Quad』『星ノ音サンクチュアリ』の2作品のカードで構成されたデッキで、<ドSな名門貴族令嬢/エルマリート・ド・ブランシュフォール>から配置する<レイヤーの力>のコスト発生を中心にアイテム、イベント、手札宣言を使い分けて戦う、全部乗せのよくばりデッキになります。
一部のプレイヤーからは某外食チェーン店になぞらえてス◯ミナ太郎デッキと呼ばれているのも見かけますね。
色々な戦い方ができるデッキですが、中でも<現代に蘇ったサムライ娘/東堂 千歳>で<東堂流抜刀術>をサーチしつつ自身にアグレッシブを付与してそのまま<東堂流抜刀術>で相手キャラに強制防御を強いる奇襲戦略がかなり強力で、場合によっては相手の出し直しにくい主要キャラ(リーダーや回収の遅いドローソースなど)をダウンさせればそれだけでほぼゲームが決まってしまうこともあります(そういうキャラには基本的に除去メタがついてることが多いですが、あくまでダウンさせているだけなのでほとんどの除去メタが誘発しないのも強みです)
<現代に蘇ったサムライ娘/東堂 千歳>は<ドSな名門貴族令嬢/エルマリート・ド・ブランシュフォール>からサーチできるので、最速で後攻1ターン目から安定して奇襲を仕掛けることができます、こちらがま〜まれぇど宙な事を知らずに先攻1ターン目にあまり数値操作キャラを出さない展開をした相手の盤面を<東堂流抜刀術>で滅茶苦茶にしていけると良いでしょう。
このデッキの選択した理由としては、
Navel2.0のシングル環境では月に寄り添う乙女の作法2雪単が不利対面ほぼ無しの最強デッキとなり、次点で強そうなデッキがSHUFFLE!日花、枕雪、ま〜まれぇど宙単の3種という認識でいて、他のチームメイト2人がそれぞれ月に寄り添う乙女の作法2雪単とSHUFFLE!花日を使うことになったので僕は残りの枕雪かま〜まれぇど宙を使うことになりました。
どちらのデッキも同じくらい魅力的でしたが、ま〜まれぇど宙単の序盤の奇襲が成功すれば一気に勝負を決めれる魅力に惹かれてこちらを選択しました。
採用カードについて
<ドSな名門貴族令嬢/エルマリート・ド・ブランシュフォール>のサーチ能力からは奇襲性能の高い<現代に蘇ったサムライ娘/東堂 千歳>か「レイヤー」置き場を溜めて<レイヤーの力>のコスト発生回数を増やせる<特殊執行機関クレイドル現場指揮官/柳 葵>をサーチする事が多いです。
<ドSな名門貴族令嬢/エルマリート・ド・ブランシュフォール>は登場時誘発の順番が少しややこしいので、使う時は間違えないように気をつけましょう(まずデッキとゴミ箱から置き場にキャラを置く→次にゴミ箱から置いた数だけ山札を破棄→最後にエリアをサーチ、の順番)
らぶ2Quadキャラでは無い事もあり<お兄ちゃん大好きっ子/葛城 璃杏>しかサーチが無く、引けない試合もありますがもし引けたならたとえ中盤からでも優先して出していきたいキャラです。
誘発能力には少しクセがあって、例えば「雪姫」置き場にアイテムだけがある時、ターンが始まってから最初にアイテムを使った後でイベントを使用しても、最初にアイテムを使用した時に誘発能力は誘発してしまっているのでそのターンはイベントを「雪姫」置き場に置くことはできないので注意しましょう。
相手に除去されてから<神代流巫女舞>の除去メタで再登場すると、元々持ってるチャージ1でチャージがつけ直されて再びドローできるので除去される分には1番得なキャラでもあります(<神代流巫女舞>が使えた場合)
コストが6と重めですが、登場時に<ドSな名門貴族令嬢/エルマリート・ド・ブランシュフォール>をサーチできるためそれなりに出しやすいです。
登場時の誘発はゲーム中1回しか誘発しませんが、大体の対面で「レイヤー」置き場を増やす能力は活躍するのでどのアタッカーを出すか悩んだ時は優先して出していいと思います。
2種類ともほぼ同じような能力ですが、終盤の詰めで連続攻撃に使いやすい<ネガティブ思考の毒舌家/小松原 夜美>を優先して登場することが多いです。
このデッキは序盤はDFがスカスカな事が多いのでこの2種の手札宣言を手札で構えて相手の攻撃宣言に合わせて使ってDFに登場する事で、ピンポイントで相手の攻撃を防いでいきましょう。
装備時に1ドローできるので<レイヤーの力>のコスト発生から装備する分には手札の枚数が減らなくて装備しやすいため、相手が除去が得意なデッキでなければ最終的には場に3枚揃えたいです。
<アルマドライブ>の誘発バフはこのデッキでも珍しくコスト0点の手札宣言にも誘発するので、<アルマドライブ>や<ドSな名門貴族令嬢/エルマリート・ド・ブランシュフォール>を0コストでサーチする手札宣言(<お兄ちゃん大好きっ子/葛城 璃杏>など)をバトル中に使う事で手札枚数を一切減らさずにバフの誘発を使うする事ができます、この動きがとても強力なのでキャラに貼る<アルマドライブ>は基本的に3枚までで止めておきましょう(4枚貼ると0コスト手札宣言で<アルマドライブ>をサーチできなくなってしまうため)
今の環境(Navel2.0環境)だと<アルマドライブ>より優先して<強襲攻撃ユニット『ミライオー』>を装備したい相手がほぼいないので、基本的には<いつもクールな幼馴染み/神領寺 姫翠>の能力で「雪姫」置き場に置くアイテム要因として一枚だけ採用していますが、好みで枚数を増やしてもいいと思います。
一応、<アルマドライブ>と同じく0コストの手札宣言でもバフが誘発します。
ゲーム中1回の手札宣言の方を使う事がほとんどで、相手の場に除去メタが多いと使いにくいですが、上手く決まれば一気にゲームを終わらせるポテンシャルを持っています。
手札宣言はコストが重いため使おうとする非常に大振りな動きになるので、使う時は本当に今使って大丈夫なのかを考えてから使うようにしていますが、何も考えず強い相手キャラが縦に並んでいるところに使ったほうがカードゲームとしては楽しいのでたまに雑に使います。
このデッキでは軽くて自分のスタッツがそこそこあるDFキャラはこのキャラくらいなので、数値を上げたところを狙い撃ちで除去されやすい雪対面などで重宝します。
痒いところに手が届くカードですが、出したい対面も限られますし絶対に入って無いといけないカードでは無いので<強襲攻撃ユニット『ミライオー』>などを増やしたい時には抜ける枠なのかなと思います。
何をサーチするか迷った時は手札宣言で登場できるキャラをサーチする事が多いです。
コスト発生から<アルマドライブ>を装備すれば実質的に手札枚数を2枚しか減らさずに登場できるので、雪対面などでも(比較的)出しやすいアタッカーです。
選べる3つのモードの内、移動効果とAP+3/DP+3バフ効果は同じで、除去メタor強制防御の部分だけ違います。
除去が無い相手には<東堂流抜刀術>の方が強いですが、除去が得意なデッキ相手には<神代流巫女舞>を何回使えたかで勝敗が決まる事も多いので、ゴミ箱にあるなら<神社に住む幼馴染み/神代 ほのか>や<特殊執行機関クレイドル現場指揮官/柳 葵>で山札に戻して再利用したいです。
<東堂流抜刀術>の強制防御は序盤が1番使いやすいですが、中盤以降にも例えば相手がこちらの最初の攻撃を防御して、そこで場の数値操作を使い切るような事があれば次の攻撃の前に<東堂流抜刀術>を使い、数値操作を使い切った相手に強制防御を押し付ける事ができたりもするので相手の防御に使える数値操作が限られている時は中盤以降でも積極的に機会をうかがっていきましょう
2種とも共通して持っている移動効果の使い方が結構面白くて、相手の攻撃に対応して使ってDFにキャラを移動させて防御したり、バトル中にバトル参加キャラを移動させてバトルキャンセルしたり、最終盤の詰めで既に攻撃したキャラを移動させて滑り込み攻撃に使ったりなど色々な使い方ができます。
先述しましたが、登場時に<東堂流抜刀術>をサーチしながら宣言能力で自身にアグレッシブを付与することで登場してすぐに相手に強制防御をさせる動きが強力です。
雪属性デッキとの対面で除去メタの<神代流巫女舞>をサーチして下にいれる事もできますが、<現代に蘇ったサムライ娘/東堂 千歳>ごと除去されて結局使えない事が多いのでほぼやりません。
たまにアグレッシブで2点入れて勝つ事もあります。
当日の対戦について
- 1戦目 月に寄り添う乙女の作法2雪単 ×
- 2戦目 月に寄り添う乙女の作法2雪単 ×
- 3戦目 月に寄り添う乙女の作法2雪単 ×
- 4戦目 枕雪単 ◯
- 5戦目 まどそふと雪単 ◯
- 6戦目 月に寄り添う乙女の作法雪単 ×
内容としては、この環境の最強デッキである月に寄り添う乙女の作法2雪単にはなす術無く4戦全敗、枕雪単とまどそふと雪単には<神代流巫女舞>や手札宣言で登場できるキャラを沢山引けたのでそれらで除去に抗い続けて勝つことができました。
おわりに
と言うことでNavel2.0環境のリセフェスタチーム戦でした!今回のシングル環境では月に寄り添う乙女の作法2雪単が本当に強かったなと思います、デッキ被りが禁止のチーム戦なのでその他のデッキも見られましたが、シングルフリーの個人戦を見ると上位はほぼ月に寄り添う乙女の作法2雪単で埋め尽くされていますね。
今回は6戦全て雪属性という驚きのマッチングでしたが、なんとか入賞できて良かったです!