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【攻略コラム】GP東京・東京フェスタの振り返りときゃべつそふとの月カードについて【かきみ】

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    by かきみ

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    【攻略コラム】GP東京・東京フェスタの振り返りときゃべつそふとの月カードについて【かきみ】
    こんにちは!かきみです。
    ついに新弾のきゃべつソフト1.0が発売されましたね!
    今回はきゃべつソフト1.0発売の前に参加したリセGPエリア決勝東京と、発売後すぐに開催されたリセフェスタ東京のレポートをしながら新弾の月属性カードについても紹介していきたいと思います!

    7/20GPエリア決勝東京振り返り
    デッキレシピ
    Mix月単(カウンター月) デッキ
    EX2
    37
    EX1
    23


    GPエリア決勝と言うことで、一敗ラインに残れればGPファイナルの参加権利が貰える大会ですね。
    Navel2.0環境最後の大型大会となりましたが、中型花が圧倒的な強デッキとして存在感を放つ中でそれはそれとして色々なデッキが環境にいるなと思ったので、全体的に見て環境に不利対面の少なそうなカウンター月単を使用しました。
    結果としては
    • 1回戦目 タップ雪
    • 2回戦目 桜子型中型花
    • 3回戦目 イベント宙
    • 4回戦目 イベント宙
    • 5回戦目 武田教会日 ×
    • 6回戦目 桜子型中型花 ×
    不利対面のタップ雪単、五分対面のイベント宙単、有利対面の中型花単に勝ってから最後は有利対面と2回当たるも、その2戦を両方落としてしまい4勝2敗となりました。
    2試合とも相手のリソースを稼ぐカードに対してこちらのドロソが間に合っていない形でリソース切れによる敗北だったので、新弾(Navel2.0)のカードが少なめで正面からのぶつかり合いには弱いカウンター月単の弱みが出てしまった形ですね。

    7/27リセフェスタ東京振り返り
    デッキレシピ
    Mix月単(カウンター月) デッキ
    EX2
    40
    EX1
    20


    新弾(きゃべつソフト1.0)発売の2日後の大会と言うことで、あまり新弾のカードの研究が進んでいない中の大会ですね。
    新弾のデッキの中でもきゃべつ日単(ジュエリー・ナイツ・アルカディア日単)が頭一つ抜けて強そうなデッキだと思ったので、きゃべつ日に対して勝ちやすいデッキとしてカウンター月単を選択しました。
    前回の大会ではリソース負けで武田教会日単などに負けてしまったので、リソース負けしにくいように<情報局特別班/在原 七海>や<口うるさい義妹/桧山 璃子>などのリソースを稼ぎやすいカードをデッキに足して新カードの<大正のシャーロック・ホームズ/所長>(構築制限の都合で<チェリイ探偵事務所>は入りませんが)で相手のリソースを縛りやすくしました。
    結果としては
    • 1回戦目 探偵月
    • 2回戦目 武田教会日 ×
    • 3回戦目 ウィニー日
    • 4回戦目 探偵月
    • 5回戦目 武田教会日
    • 6回戦目 武田教会日
    • 7回戦目 芸術雪
    2回戦目の武田教会日対面ではカウンター札が中々引けず負けてしまいましたが、それ以外は順当にカウンターや能力消し、ハンデスなどで相手のリソースを縛りつつ一方的にドロソを回してリソース差をつけて勝利することができ、6勝1敗で入賞となりました!
    新弾環境では<頼もしい用心棒/ルビイ>や<気ままで偉そうなホッキョクオオカミ/コハナ>のような中型花メタの能力を持ったキャラが複数実装された事で前環境では猛威を振るっていた中型花が環境から姿を消して、新弾で優秀なアタッカーを複数貰い強化された日属性デッキが流行っていたので日属性とのマッチが多かったですね。

    きゃべつそふとの月カードについて
    新弾の月属性にはハンデス(相手の手札を捨てさせる)&バウンス(相手キャラを手札に戻す)で相手のリソースを縛りながら戦うカードが多く、デュエマの冥土人形ヴァミリア・バレルの控えめバージョンみたいなことを擬似的にやっていきます。

    大正のシャーロック・ホームズ/所長
    チェリイ探偵事務所
    新弾の月属性の目玉SRカードですね。
    大正のシャーロック・ホームズ/所長>は<脇役属性>を彷彿とさせるハンデス能力を持っていて単体で3回、<チェリイ探偵事務所>があれば「解決」置き場を2枚破棄できるので追加で2回ハンデスして最終的には合計5回ハンデスをしてくれます。

    チェリイ探偵事務所>は所長と連動してリソースを稼いでくれるエリアですね。
    ハンデスやバウンスで相手の手札が増えたり減ったりする度にエリアの下にカードが溜まり、2回に1回ドローをしてくれます。

    その他に自分のターン中に相手の手札にカードが入る効果を処理すると<大正のシャーロック・ホームズ/所長>にチャージをする事が出来るので、相手の<清楚な魔界のプリンセス/ネリネ>のようなメタ能力でこちらのターン中にドローされてしまった時は<大正のシャーロック・ホームズ/所長>の能力と<チェリイ探偵事務所>の効果で<大正のシャーロック・ホームズ/所長>のチャージを合計2枚増やせます。
    この効果はバウンスで相手の手札が増えた時にも誘発するので、今までは序盤に相手キャラをバウンスしても除去メタでのドローなどでリソース差がついてむしろ自分が不利になってしまうことが多かったですが、この2枚が入ったデッキ(きゃべつ月単、Mix探偵月単など)では以前よりバウンスが序盤から使っても強い除去手段ととして活躍できます。

    大正のシャーロック・ホームズ/所長>と<チェリイ探偵事務所>の弱点として、この2種を入れたデッキは<大正のシャーロック・ホームズ/所長>のハンデス能力にかなり依存することになるため、その能力をきゃべつ日の<DEVAの筆頭オフィサー《語り部》/イルザ・オーウェン・グウィン>や月単の<世界で一番の幸せ者/冬馬 かずさ>などで消されてしまうと一気にデッキの回りが悪くなるので、そういう時はにエンゲージキャラで<大正のシャーロック・ホームズ/所長>を一旦破棄して新しく<大正のシャーロック・ホームズ/所長>を出し直すような事ができると良いと思います。

    チェリイ探偵事務所>の構築制限は少し条件が厳しいですが、<大正のシャーロック・ホームズ/所長>単体の構築制限はかなり緩いので、単体でも孫呉月やカウンター月など様々なデッキに入れることができて汎用性が高いです(ただしサーチカードの<下町育ちの女学生/水神 蓮>と<チェリイ探偵事務所の迷探偵/所長>を使う場合は構築制限の都合で<チェリイ探偵事務所>と合わせて入れる必要がありますが)

    新しいギミックのカードなので、細かい裁定など気になる方はリセ公式サイトの関連FAQ(リンク先のページの下部分)を参考にしてみてください。
    大正のシャーロック・ホームズ/所長公式サイトリンク
    チェリイ探偵事務所公式サイトリンク

    自称正統派ヴィクトリアン・メイド/メリッサ
    大正のシャーロック・ホームズ/所長>&<チェリイ探偵事務所>との相性が非常に良いキャラですね。
    序盤からバウンスやハンデスで相手のリソースを削りつつ、チャージ破棄でAP-2/DP-2操作ができるので1枚で序盤を大きく支えてくれる1枚です。
    体感だとチャージ破棄能力の中でも<チェリイ探偵事務所>とシナジーの無い1ドロー能力が一番使う優先度が低いのかな?と思っているのですが、1ドローで引いたカードでハンデスをすればそれはそれで<チェリイ探偵事務所>とのシナジーはあるよな...とも思えるので難しい所ですね。

    相手目線だとハンデスやバウンスでリソースを縛られた状態で使い切りの数値操作を沢山使わされたりキャラがダウンするのはなるべく避けたい事が多いので、無料の-1操作+チャージ破棄でAP2-/-DP2操作できるこのキャラは場にいるとかなり頼れるキャラになってくれます。

    きゃべつソフト限定構築ならリーダーの<未来から来た探偵助手/風見 司>から確定サーチできるので、確定で1ターン目に出すことができるのも良いですね。
    チェリイ探偵事務所の名誉ぱとろん/不知出 遠子
    千里眼の才女/メリッサ
    Rのアタッカー2種ですね。
    ほとんど同じようなテキストの2種ですが、それぞれ登場時の誘発が微妙に違うので間違えないようにしましょう。

    チャージは元々のチャージ1に加えて自身の登場時能力で1ドロー以外を選べば1枚貯まるので2枚貯まった状態からスタートすることが多いです。
    自称正統派ヴィクトリアン・メイド/メリッサ>の所でも触れましたが、ハンデスやバウンスでリソースの縛られている相手からすると数値操作で負けるのはできるだけ避けたいので、チャージ込みの最大4操作で相手の動き牽制できるのはやはり強力ですね。

    チェリイ探偵事務所の迷探偵/所長
    前述のRアタッカー2種に比べて登場時にドロー、ハンデス、バウンスのどれからでも選べる代わりにチャージ破棄での数値操作がなくなっています。
    キャラ名が「所長」なので<下町育ちの女学生/水神 蓮>からサーチできたり<チェリイ探偵事務所>の除去メタが適応される点は便利ですね。

    下町育ちの女学生/水神 蓮
    現代スペックとなった<人間観察/キャスター/ハンス・クリスチャン・アンデルセン>ですね。
    状況に合わせてバウンスやドローもできますし、できれば1試合で何回か出したい便利キャラです。

    浮世離れしたお嬢様/不知出 遠子
    恋に憧れるお年頃/水神 蓮
    限定構築のRで、きゃべつ月のリーダー<未来から来た探偵助手/風見 司>にバフを振る能力を持った代わりにDPが低めな<下町育ちの女学生/水神 蓮>の互換カードですね。

    Mix構築ではMix構築ならではの<チェリイ探偵事務所>と相性の良いカードは多数あるのですが、それはそれとして<下町育ちの女学生/水神 蓮>のような軽量ハンデスキャラに関しては何年も前の<人間観察/キャスター/ハンス・クリスチャン・アンデルセン>や<おっとりとした性格/マリー>くらいしかいなく、限定構築ではこの2種が現代スペックの互換カードとして活躍してくれるので軽量キャラで<チェリイ探偵事務所>を活かす動きが取りやすくなっています。

    おわりに
    ということで大会レポート&新弾レビューでした!
    新弾のきゃべつ月単(さくらの雲*スカアレットの恋月単)はリセフェスタ東京、リセフェスタ大阪の両方で複数入賞していて、Mix環境でも戦える力のあるデッキとして大活躍していますね。
    私的には新カードの登場時誘発などの「相手からすると実際に処理するときまでどれが選ばれるか分からない能力」で相手が対応宣言で対抗しにくい妨害ができるのがとても良いな〜と思っています。

    あとはMixの探偵月はまだあまり頭角を現していない印象なので、今後はそれについても研究していきたいと思います!

【攻略コラム】きゃべつそふと 1.0 カードレビュー 日属性編【でちん】

    posted

    by でちん

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    【攻略コラム】きゃべつそふと 1.0 カードレビュー 日属性編【でちん】
    いつもお世話になっております。
    でちんです。

    暑すぎてどうにかなりそうですね。
    今の時期、「夏」とかいう奥ゆかしい名称はさっさと放棄して、
    「地獄」とかに改名してほしいものです。

    ...さて、今回の記事では、7月末に発売された きゃべつそふと1.0 より、
    日属性のカードを解説させていただきます。

    きゃべつそふとのゲームですが、
    「アメグレ」と「さくレット」と「ジュエハ・ジュエナ」はやりました。

    どれも面白いのでおすすめです。

    アメグレとさくレットはまあまあさっくり終わりますが、
    ジュエハは「リセのテキストと処理くらい」がっつりした「ボリューム」と「やりがい」があるので、
    じっくり腰を据えてプレイするのをおすすめします。

    ファンディスクにあたるジュエナは、
    ミリアのお供たち/ハミハミ & ゴードン>のテキスト程度のあっさりしたボリュームですが、
    こっちもしっかりおもしろいのでおすすめです。

    ...ゲームの話は終わり!
    カードの話に移りましょう。

    SRカードレビュー
    今弾のSRは3種類です。
    うち二種類は<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>を絡めた日属性のデッキでよく使われ、
    残りの一人は限定構築で頑張っている印象です。

    どの効果も原作を再現しようとしていて、結構すごいですね。

    発見の意志『シトリン』/ミリア・メーレンドルフ
    EX2、AP5/DP3/SP1かつDMG3の、[プリンシパル]/[ジャンプ:0]/[チャージ:2]を持つ3ハンドキャラです。

    最初に言っておくと、<発見の意志『シトリン』/ミリア・メーレンドルフ>が「限定構築で頑張っているキャラ」です。
    (効果が全体的に<向日葵の教会>と相性が悪く、既存のデッキにはあまり入ってきません。)

    登場時に、デッキ or ゴミ箱から<採掘者>を盤面に無償で貼り付けるか、
    自盤面に<採掘者>が存在する場合は、1ドローするという効果を持っています。
    (<採掘者>については後述します)

    宣言能力として、C(チャージ)1枚+[日日]コストを捧げることにより、以下の効果を処理します。 ミリアのお供たち/ハミハミ & ゴードン>を呼んできたのち、
    AP+4修正を構えるといった動きが基本的なもにのなります。

    ミリアのお供たち/ハミハミ & ゴードン>を呼ぶ効果は「1回まで選択可能」なので、
    相打ちなどで出し直した<発見の意志『シトリン』/ミリア・メーレンドルフ>は、再度<ミリアのお供たち/ハミハミ & ゴードン>を呼ぶことが出来ます。
    (<ミリアのお供たち/ハミハミ & ゴードン>については後述します。)

    また、[誘発]効果として、
    「味方[日]キャラが相手の効果で場を離れたとき、1枚ドローできる。」
    というものを持っています。

    そのため、相手からしたら真っ先に処理したい対象ですが、おかわり時に1ドローがついてきたり、
    前述の<ミリアのお供たち/ハミハミ & ゴードン>再登場させられたりするため、
    除去デッキをジレンマに陥りさせやすい能力になっています。

    一言で書くと、「いやらしい」テキストです。

    最後に、手札宣言として、自分のデッキから<『意志』(LO-6186)>を一枚サーチします。
    (<『意志』(LO-6186)>については後述します。 ← 終わってるプログラムのネストみたいになってきました。)

    採掘者について
    ...テキストを見つめ、なんか書こうとして1分ぐらい手が止まりました。

    まず設置時誘発、このカードの下にゴミ箱のカードを一枚置きます。

    以後、「キャラの登場宣言以外」で1点以上のコストを支払ったとき、
    このカードの下にゴミ箱のカードを一枚置きます。(1ターンに6回まで処理可能です)

    設置効果ですが、後のコスト効果を処理するためのチャージみたいなもんです。
    出来るだけ忘れずに処理しましょう。

    コスト効果として、このエリアの下のカードを「2枚」破棄して、
    "キャラの登場に使えない"[日日]コストを発生することが出来ます。
    (1ターンに3回まで使用可能です。)

    ジュエリーナイツデッキはキャラの能力が優秀な分、
    やたらと[日日]コストを要求してくるため、
    ここから捻出していきましょう。

    「置き場下を"2枚""破棄して[日日]生む効果を"3回"使えるから、貯める効果は6回使える!」
    ...とでも、憶えておいてください。

    エリアは割られても帰ってきます。

    また、構築制限がやたらと厳しいため、大体は限定構築で活躍することとなります。

    エリア自体に切り札4点回復が付いていますが、
    リーダーの<記憶と忘却の意志『エメラルド』/ソーマ・ジェイス>が凄まじい回復をするため、
    そっちにお株を奪われがちなのが玉に瑕です。

    とはいえ、ジュエリーナイツデッキを回すにあたってはなくてはならないエンジンです。

    ミリアのお供たち/ハミハミ & ゴードンについて
    鳥がハミハミです。
    ロボがゴードンです。

    ジャンプして爆発するというシンプル極まりないテキストですが、
    採掘者>込みで0ハンドで登場し、能動的に場を空けることが出来るため、
    ジュエリーナイツデッキにおいては、なくてはならないアタッカーです。

    『意志』(LO-6186)について
    採掘者>コスト経由で貼ったり、<採掘者>の貯蓄を貯めたりします。
    なんて忙しいデッキなんだ!

    [常時]効果として、 このキャラは[ペナルティ:[1枚ドローする。]]を得ます。
    装備した後に破棄されるときの保険みたいなものですね。

    0宣言でAP+2を飛ばせます。
    どんなタイミングでも飛ばせますし、喋っても消えません。
    弄れる数値自体は低めですが、小回りの利く効果です。

    装備時誘発効果として、
    味方『ジュエリー・ナイツ・アルカディア』キャラ2体までに合計2枚までチャージできます。
    限定構築デッキは、チャージをバンバン使っていくアーキタイプなので、この効果で補充しましょう。

    切り札4点回復は...<記憶と忘却の意志『エメラルド』/ソーマ・ジェイス>の10点回復があるので...概ねインクの染みですね。
    構築制限「日」って書いてありますが、基本的に限定構築でしか使用しないため、
    あんまり気にしなくてもいいです。


    以上!

    既存のデッキには入れづらいですが、
    発見の意志『シトリン』/ミリア・メーレンドルフ>から3種類のカードに派生するという、限定構築の根幹をなすカードです。

    停滞の意志『アベンチュリン』/ファビオラ・プリリッコ
    プリちゃんです。
    こっから既存のデッキにも入ってきます。

    EX2、AP4/DP4/SP1かつDMG3の、
    [ジャンプ:0]/[チャージ:2]/[ターンリカバリー:1ドロー]を持った3ハンドキャラです。

    所持している宣言能力は4つ。

    4つ...!?
    欲張りすぎでは...?

    まず1個目、0宣言DP-1です。
    あれば嬉しい効果ですし、憶える物事が1個増えることにより、脳を鍛えることも出来ます。

    2個目!
    C(チャージ)1枚+[日日]宣言で相手キャラにDP-4です。
    発見の意志『シトリン』/ミリア・メーレンドルフ>がAPを上げる代わりに<停滞の意志『アベンチュリン』/ファビオラ・プリリッコ>はデバフしてきます。

    限定構築の場合は<採掘者>から使っていき、
    Mixの場合は<インちゅた映え>や<作曲家を志すツンデレ副会長/桜木・R・アーシェ>あたりからコストを捻出しましょう。

    発見の意志『シトリン』/ミリア・メーレンドルフ>も含め、日で「コストを要求する数値操作能力」って、
    使ったら失われることが多い印象なのですが、
    ジュエリーナイツデッキのキャラはC要求があるためか、使っても消えません。

    つまり、Cさえ残っていれば何回でも下げられるので、
    『意志』(LO-6186)>やらなんやらで溜めたら繰り返し数値要求を強いることが出来ます。

    数値操作も偉いのですが、このカードの真価は3つ目の宣言効果にあります。

    3個目!
    以下の二つから一つを処理します。
    (同じ効果は二度選べません。)(出しなおしたら使えます。)
    • 対応/バトル中を除く自ターン中に使用した場合、相手キャラ1体を相手DFに移動する。
    • コストが4点以下の味方[日]キャラ1体を味方フィールドに移動する。
      自ターン中の場合、そのキャラを未行動にできる。
      したとき、そのキャラのDMGを0にする。
    前者の効果は、相手AFキャラ一体を後ろに下げて機能停止させるものです。

    移動しないキャラが多いデッキ相手にテンポをとっていくだけでなく、
    行動済み状態のAFキャラを後ろに下げることにより、
    (未行動効果がない場合は)安全に攻撃出来る列を一列作ることもできます。

    後者の効果ですが、限定構築では純粋な連続パンチ要素として使いましょう。

    Mixでも連続パンチ要素として使えますが、<向日葵の教会>の制約により、
    キャラの効果で移動させると相手が回復してしまうので、ひと手間を挟みましょう。

    ひと手間について
    • 1.<停滞の意志『アベンチュリン』/ファビオラ・プリリッコ>の効果を起動します。
    • 2.移動先が「空きフィールド」などの対象をとっていないため、 指定キャラがいるフィールドを選んでして移動を失敗させます。
    • 3.「自ターン中の場合、そのキャラを未行動にできる。」というテキストが、 前後の文章とつながっていないため、処理時に選んだキャラを未行動状態にさせます。
    • 4.未行動状態になったキャラを、ステップやらジャンプなどの「基本能力」で後ろにどかします。
    • 5.ほかのキャラで滑り込んで攻撃しましょう。
    こんな感じです。
    脱法連パンですね。

    4個目!
    このキャラが登場したターン中、[日日]コストを払うことにより、
    2枚ドロー&シールド+1を付与できます。

    ターンリカバリーと併せると実質1ハンドキャラになり、限定構築なら<採掘者>で、
    Mixなら<インちゅた映え>や<作曲家を志すツンデレ副会長/桜木・R・アーシェ>を経由すると実質0ハンドキャラになります。

    以上!

    発見の意志『シトリン』/ミリア・メーレンドルフ>みたいに他のカードへ派生しないのでまだマシですが、
    ガチャガチャ動かしまくる効果を持っているため、
    見た目よりも多芸な一枚となっております。

    向日葵の教会>と共存して連パンできるので、当分使われるんじゃないでしょうか。

    殺戮の意志『シルバーバレット』/キャロライナ・マクラクラン
    マスターです。
    声に出して読みたい能力名のひとつですね。

    EX2、AP4/DP4/SP1かつDMG3の、
    [ジャンプ:0]/[チャージ:2]/[ターンリカバリー:1ドロー]を持った3ハンドキャラです。

    登場時誘発効果として、手札から登場した場合に1ドローできます。
    ターンリカバリーと併せて実質1ハンドキャラですね。

    効果はいたってシンプルです。
    とにもかくにもデバフをばら撒きます。

    1個目の0宣言で、タイミングを選ばないDP-1(1ターンに2回まで使用可能)
    2個目のC(チャージ)1枚+[日日]宣言で、相手キャラにDP-4(1ターンに2回まで使用可能)

    上記効果を合わせて、1ターンに総計DP-10のデバフをばら撒きます。
    数値操作の鬼ですね。

    更に、宣言効果として[日日]を支払うことにより、
    DP-4付与に要求されるチャージも装填できます。(使用後は失われます)

    総じて、ひたすらに相手キャラを処理するテキストに特化した能力ですが、
    ちょっと特化しすぎています。

    Mixでは<停滞の意志『アベンチュリン』/ファビオラ・プリリッコ>の方が器用に動けるため、
    採用枚数自体は控えめになっている印象です。

    限定構築では当然4枚積むことになるので、亜人をひたすら処理していきましょう。

    そのほかRのカードについて
    下手なSRより強いRが揃っています。
    なんなんだこの弾は...

    マイペース・クール・ビューティ/ベルカ・トリアーデ
    EX2、AP6/DP4/SP1かつDMG3の、
    [ジャンプ:0]/[チャージ:2]/[ターンリカバリー:1ドロー]を持った3ハンドキャラです。

    基本スタッツがお太い!
    鍛えているだけありますね。

    所持している能力は4つ...彼女もやれることが多い...

    1個目!
    C(チャージ)1枚+[日日]宣言で味方キャラにAP+4です。
    共通効果じみたパンプですね。

    2個目!
    Cを2枚割ることにより、このキャラがこのターン中ダウンしなくなります。
    このスタッツでダウンしないのは、いくらなんでもマッシブすぎますね。

    Mixだとチャージの補充手段に乏しいため、基本的には1個目の能力(パンプ)と、
    3個目の能力(ドロー)を使っていくイメージです。
    限定構築の場合はチャージの補充手段がそこそこあるため、鍛えた技を遺憾なく発揮しましょう。

    3個目!
    共通効果のドローです。
    ここらへんの効果を持っているキャラが多いため、Mixだとハンド効率がすごいことになってきます。
    ただ、登場後に効果を宣言して投資を回収していくため、
    カウンターで登場宣言自体を咎められると、ちょっぴりきついです。

    4個目!
    ついでのようにバーン&アグレッシブをメタってきます。
    しかも1ターンに二回。
    誘発が多いですぜ。

    頼もしい用心棒/ルビイ
    本当に頼もしくて笑えます。

    EX2、AP6/DP4/SP1かつDMG3の、
    [ジャンプ:0]/[チャージ:2]/[ターンリカバリー:1ドロー]を持った3ハンドキャラです。
    基礎スペックは<マイペース・クール・ビューティ/ベルカ・トリアーデ>と同じですね。

    この子も効果を4つ持っています。

    1個目!
    C(チャージ)1枚+[日日]宣言で相手キャラにDP-2を振りつつ、
    更にもう一発DP-2を降って合計DP-4にするか、
    「ペナルティ:自分のデッキを1枚破棄する。」を付与します。

    数値次第ですが、ダメージソースにもなってきます。

    2個目!
    ドロー効果です。割愛。

    3個目!
    特定のデッキをボコボコにするくらいメタった効果です。
    露骨すぎる...

    4個目!
    切り札4点回復です。
    Mixではこっから喋ることもあるかもですが、限定構築は<記憶と忘却の意志『エメラルド』/ソーマ・ジェイス>に任せましょう。


    あとは<巡礼の意志『アゲート』/カーラ・S・クィンバーン>と<過去の縛鎖から解き放たれた才媛/メア・アシュリーペッカー>あたりが強いですね。
    巡礼の意志『アゲート』/カーラ・S・クィンバーン>は<向日葵の教会>との兼ね合い上、既存のデッキには入りにくいですが、
    効果自体はやたら強いので限定構築で大活躍します。

    過去の縛鎖から解き放たれた才媛/メア・アシュリーペッカー>は1ハンドブロッカーとは思えない効果の盛りっぷりです。

    共通効果のDP下げも優秀なのですが、
    トークン生成効果がとかく優秀です。
    一人でどえらい被打点をカバーしてくれます。

    全体APパンプは...そこそこですかね。

    なにげにSP2あってジャンプを持っているのも沁みてきます。
    主に限定構築、ウィニー日で使われることになるでしょう。


    そういうわけで、Rのカードもなかなかに優秀な弾と言えます。

    限定構築について
    レシピは公式をご参照ください。
    減らすところも足すところもないと思います。

    「しっかり原作再現しててすげ~」って気持ちと、
    「処理と誘発が多すぎてパンクする~」という気持ちに挟まれるデッキですね。

    (ゲームを実際にプレイしたか、しっかり設定を読み込んだ人が作ったと思わえるデザインですが、
    それはそれとして人間が回すことを前提に組まれているのか悩ましい、挑戦的なデッキと言えます。)

    回し方も公式を見たらなんとなく掴めてくるのですが、
    とかくテキストが長く、効果処理が多く、誘発にまみれているため、
    なるたけ壁打ち(一人回し)をこなして、スムーズに回せるようになることをおすすめします。

    実践的な回し方は...大会に持ち込んだらじおさんあたりが書いてくれると思います。
    たぶん。

    直近の大会結果が示しているように、デッキパワー自体は相当に高いのですが、
    KY活動の教材になりそうなテキスト量と誘発回数で面食らう可能性もあります。

    ミスが出来ない現場だったら、処理する人と再鑑者とでダブルチェックをしたいレベルです。

    しかし、TCGというゲームは、
    テーブルの向こうの君(とジャッジ)しかいない孤独なコンテンツなので、
    ミスを減らせるように出来るだけ練習をしたほうがいいですね。

    最後にひとこと
    今回は以上になります。
    このゲーム、挑戦的なデッキで復帰しようとすると壁が高いコンテンツですね。
    逆になんも知らないところから入った方が馴染みやすい気もします。

    そんな感じです。
    それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!

【攻略コラム】きゃべつそふと 1.0 カードレビュー 宙属性編【らじお】

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    by らじお

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    【攻略コラム】きゃべつそふと 1.0 カードレビュー 宙属性編【らじお】
    どうも、らじおです。
    今回はきゃべつの宙属性についてのレビューです。早速行くぜ。

    今回の限定構築宙について
    今回はアイテムを軸...とはしない普通の宙単です。
    オーダーステップキャラを軸として、宙らしい高いスペックとチャージを使う代わりに効率のよい能力で盤面有利を作っていきます。エリア2種からキャラクターをプレイしていくとハンド効率がよく、中型のAF以外に軽量のDFの数も揃っているので多少不利な相打ちをしても再度キャラを6体揃えてガッツリ盤面で戦っていくことができます。
    チャージを補充する方法もあるため普段なら使い切りのような能力が何度でも使えることもあり、継戦能力に優れたデッキと言えます。

    ところどころにそれぞれデッキに1枚しか積めないものの強力なキャラクターがいるので運要素が強めに見えつつ、単純に種類が多いので何が出せてもまあまあ嬉しいです。

    SRのカードについて
    希望の意志『ダイヤモンド』/アリアンナ・ハートベル
    《天翔ける希望の羽》
    登場でコストを発生するエリアを貼りつつドローとシンプルに手札効率がいいです。
    キャラが場を離れた時のシールドも今回のキャラの能力に噛み合いすぐに手札を補充できます。
    2体目以降はチャージをつけて出せるため、スペック操作も使えますし手札宣言で星コスト混じりのキャラクターに変換することもできます。
    今回のキャラ全般に言えますが、今までのキャラより一回り大きいのでその分は当然強いです。

    智識の意志『トパーズ』/メア・アシュリーペッカー
    ドロソです。
    4回ドローしつつハンデスで手札5枚分活躍してくれます。還元まではちょい長いですが優秀な方です。
    『意志』(LO-6185)>を貼ったりチャージを消費して<友愛の意志『アクアマリン』/メア・アシュリーペッカー>に変身できますが、ドロソとして使い切ったら防御に回っていなくなってそうだなと思います。使い方は色々あるのが大事。

    憎悪の意志『ルビー』/ルビイ
    スペックはRのカードとあまり変わりませんが、アイテムがあれば除去を撃てるということがオンリーワン。
    今回のカードは<憎悪の意志『ルビー』/ルビイ>に限らず構築制限がゆるめで色々なところで使えそうですが、肝心のアイテム側の縛りはきつめなので実際は除去までは使えないことが多そう。
    制服デビュー>と<天女伝説>でやりたい放題していきましょう。

    R/Uのカードについて
    だいたい<憎悪の意志『ルビー』/ルビイ>の親戚と軽めのDFキャラで構成されています。

    自負の意志『アレキサンドライト』/ベルカ・トリアーデ
    自分にバフをかけるテキストと自分が下がるテキスト。テキストだけ見ると全部自分で完結してます。

    アリアンナの宿命のライバル/カーラ・S・クィンバーン
    自負の意志『アレキサンドライト』/ベルカ・トリアーデ>とは逆に協調性があるタイプ。下げるテキストは上位互換すぎるかと思いきやチャージ2消費で重め。

    ペガサス組の級長/アリアンナ・ハートベル
    後ろ向きすぎますが、手札宣言で出たときのコスパがかなりすごいですね。全体バフもあれば1ハンドAP5/DP8!
    普通のスペックの相手を手札1枚でもじもじさせられるでしょう。

    友愛の意志『アクアマリン』/メア・アシュリーペッカー
    変身先ですが単体で使うこともできます。全体バフとチャージのテキストでまあまあ数値の影響力がありますが、ちょい重く見えちゃいますね。
    とはいえ<ペガサス組の級長/アリアンナ・ハートベル>と一緒にサーチの手札宣言もあるので使っていくことになるでしょう。

    矜持の意志『ロードナイト』/マークス・フォン・レオンシュタイン
    ペガサス組の級長/アリアンナ・ハートベル>と似たようなことしてますが、除去メタと数値操作でわかりやすく役割があるのが強みです。チャージはなくなったら足してあげてください。

    憎悪の意志『サファイア』/ソーマ・ジェイス
    バーンとアグレメタに、相手ターン中に起こすテキストで特定のデッキを破壊する気持ちが強すぎます。

    孤独の意志『オニキス』/ヴェオ
    中型花絶対破壊するマン。

    上記カード達は一積みながら手札宣言で簡単にサーチできるのでまあ入れない理由もないでしょう。

    『意志』(LO-6185)
    アイテムなのでアイテム宙と勘違いさせてきましたが、これでチャージを増やしてスペックバトルを有利にするデッキです。
    実際十分にバフ効果が揃っていれば<前世返り>より効率よくスペックがあがります。

    限定構築カードについて
    学園に潜入した《宵闇連盟》のスパイ/ソーマ・ジェイス
    フリギア王立『ジュエリー・アカデミア』
    このエリアを貼ってすごいキャラを出しつつ、チャージを貯めちゃおうというのが限定構築。
    《天翔ける希望の羽》>と合わせてリソースを稼ぎまくるので、盤面が埋まり始めたら<学園に潜入した《宵闇連盟》のスパイ/ソーマ・ジェイス>を変身させることもあるかと思います。

    剣と美容を愛する剣士/ベルカ・トリアーデ
    年下の幼馴染/ルビイ
    軽いのにそこそこのスペック。
    『意志』(LO-6185)>を貼れたら変身できますが、<『意志』(LO-6185)>を貼るのはある程度キャラが揃ったら。盤面を埋めてから変身となるので結構遠いです。

    学校司書のキャロちゃん先生/キャロライナ・マクラクラン
    エメラルドタブレットから出現した少女/ケイト
    フリギア王家の第一王女/ノア・フォン・レオンシュタイン
    七年戦争の生き残り/ネスター軍曹
    学校司書のキャロちゃん先生/キャロライナ・マクラクラン>と<エメラルドタブレットから出現した少女/ケイト>は軽い上にチャージを貯めたら一流アタッカーのスペック。
    フリギア王家の第一王女/ノア・フォン・レオンシュタイン>と<七年戦争の生き残り/ネスター軍曹>は攻撃出来ませんが回復やバフでキャラが揃ってる状態なら優秀な添え物になります。この辺がDP5なりSP3を活かして結構盤面を固められるのが強いですね。

    《メデューサ》のマッドアルケミスト/Dr.ゲゼルマンIII世
    キャラ1体で2体分のお得なシリーズ。
    ドロソが少なくてもキャラの頭数を揃えたいわがままに応えてくれますが、このデッキはリソースが多いので優先度は低めですね。

    クラス・ペガサスの担任教師/シャーロット・ジェローム
    クラス・ダイヤの担任教師/ヴィクター・レイ
    スタンダードなAFと似たり寄ったりなスペックで使いやすいです。
    クラス・ペガサスの担任教師/シャーロット・ジェローム>は穴開けとして、<クラス・ダイヤの担任教師/ヴィクター・レイ>は数値操作が優秀とAFが欲しい時には嬉しいカード。

    《メデューサ》の特級戦力《獣刃》/メイナート・スカイ
    《メデューサ》の特級戦力《残雪》/キルスティン・ホロウグレイヴ
    《メデューサ》の首魁/ギメル・ロードベイン
    気持ち派手なテキストが多いのでガチャガチャの当たり枠です。
    狙って出せるものではありませんが、こういうのが捲れることもあると思ってないと急に捲れた時何に使えばいいか混乱します。練習あるのみです。

    終わりに
    ということできゃべつの宙の話でした。
    アイテム宙を期待されてた方は残念ながら...といった感じですが、最近のスペックの伸び方を見るにこちらのスペックそこそこリソースばっちり相打ち上等な方が時代にあってるなと感じます。

    今回はここまで。それではまた。

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