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【大会レポート】リセフェスタ東京チーム戦 Mix月単(カウンター月)【かきみ】

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    by かきみ

    20250430 rise top.jpg
    【大会レポート】リセフェスタ東京チーム戦 Mix月単(カウンター月)【かきみ】
    皆様こんにちは、かきみです。
    今回はリセフェスタ東京チーム戦に参加してきましたのでレポートを書かせていただきたいと思います。

    デッキについて
    Mix月単(カウンター月) デッキ
    EX2
    38
    EX1
    22


    ここ最近はシングルのチーム戦が多かったのですか、久しぶりにMixフォーマットでのチーム戦だったので今回は環境トップの中型花やそれに強い芸術雪の両方に有利を取れるMixのカウンター月を使用しました。

    ドローソースを回して軽量アタッカーを並べながらながら<口うるさい義妹/桧山 璃子>や<飄々とした態度/八乙女 いろは>などのカウンターで相手の3〜4コストのキャラの登場を失敗させ続けて、その隙に軽量アタッカー達で取り返しのつかない打点差をつけてそのまま逃げ切るデッキです。
    相手のリソースを稼ぐ動きをカウンターし続けて自分だけ一方的にドロソを回す展開を作れれば打点差だけで無くリソース差もつけれて完封できることも少なくないです。

    カウンターが刺さりやすいコスト3〜4のキャラを主軸にすえたデッキに対しては無類の強さを誇りますが、逆にコスト1〜2のキャラが主軸のいわゆるウィニーデッキに対しては相手が手札2枚で登場宣言しているキャラを手札3枚でカウンターするとそれだけで手札1枚分の損なのでカウンター以外の部分で戦わなければならず戦いにくいので、有利不利のはっきりしたデッキでもありますね。

    序盤からカウンターを使いやすい状態をキープするために回収速度の早いドロソや軽量キャラを多く採用していますが、そのために今回の構築では<情報局特別班/在原 七海>のような強力だが動き出しが少し遅いドロソを抜いてあります。


    カウンターのカード自体は昔からあったものの、最近は相性の良いカードがあまり追加されずオーガスト3.0あたりから一年くらい環境からは姿を消していましたが、この前発売されたケロQ・枕1.0で<ア・ロウアワーキウイ/氷川 ルリヲ>のような手札宣言のコストを発生できる軽量キャラや<世界を見通す天才芸術家/本間 心鈴>のような回収速度が早くEX1を切りやすく相性の良いドロソが追加された事で環境レベルに舞い戻ってきました。

    採用カードについて
    隙がある魅力/小太刀凪
    一昔前のオーガスト2.0で登場したカードですね。
    相手キャラの登場宣言に対応して<隙がある魅力/小太刀 凪>の手札宣言を宣言することで後出しジャンケンのような形で<隙がある魅力/小太刀 凪>が相手キャラより先に登場し、その相手キャラの能力を一つ消すことができます。

    相手キャラの能力を消すだけなら他に採用されている<ア・ロウアワーキウイ/氷川 ルリヲ>などの手札宣言でもいいのですが、出たターン中にコスト発生をするキャラ(<ほっとできる清楚な幼なじみ/園池 桜子>など)や登場してすぐに強力な宣言能力を使用できるキャラ(<孫呉の血脈/孫策・雪蓮>など)にはこちらの方が刺さりやすいのが強みですね。
    とはいえAFにしか登場できないのでAFが埋まっている時は登場できませんし、必須カードという訳では無いので不採用でも良いかもしれませんが、相手の意表を突きやすい上振れ枠として入れておいても良いと思います。

    挙動が特殊なカードなので、使用する際は一応公式サイトの関連FAQをおさらいしておきましょう。

    口うるさい義妹/桧山 璃子
    手札宣言自体は<飄々とした態度/八乙女 いろは>の方が優れていますが、相手キャラが居るときに登場した時の効果が凄まじくて、<ア・ロウアワーキウイ/氷川 ルリヲ>のようなアタッカーと自身を含むカウンターカードの両方を探しに行けます。
    基本的にはフルで3枚回収したくて、デメリットのデッキ破棄に関しては<口うるさい義妹/桧山 璃子>を登場する試合では最終的に相手とは圧倒的なリソース差をつけて一方的に攻める展開を作る事になりがちなのであまり気にならない事が多いです。
    ドロソを並べたい、カウンターもしたい、アタッカーも並べたい...と色々な事がしたいこのデッキで実質的に手札消費0枚の完全なタダキャラとしてDMG3のアタッカーの役割を担ってくれるのはかなり偉いです。

    例えば芸術雪対面で<美に呪われた天才芸術家/御桜 稟>の手札宣言の除去を使われ味方アタッカーを全て除去された返しにこのカード1枚とEX2のカード3枚を含む5枚の手札があれば<口うるさい義妹/桧山 璃子>の登場時能力の出目次第でアタッカーを3体並べ直せるので、展開力に関しては本当に凄まじいカードですね。

    『良き嫁』を目指す中二系天才ハッカー/佐倉 雨音
    これもまた一昔前のカードで、DFを一面開け続ける必要がある代わりにドローソースとしての性能は高いキャラです。

    DFを一面開けてしまうのが難点のこのカードですが、カウンター月においてはそもそも相手のAFが3面埋まらない事もあったりDFを埋めることより回収速度が早いドロソである事の方が重要な事が多いので活躍してくれます。
    コスト発生ではなくドローという形でリソース補充をしてくれるので、カウンター札を引き込みやすいのも良いですね。

    お世話好き/小瀬 葉月
    コスト発生を使い切ると実質タダキャラになってくれるキャラですね。

    最終的に稼げるリソースは今回採用していない<学園のプリンセス/墹之上 由乃>や<情報局特別班/在原 七海>・<ブラコン妹>より少ないですが、自分のターンと相手のターンに往復で連続してコスト発生をしてくれるので回収速度が早くてカウンター戦略との相性が良いので採用しています。

    手札3枚使って登場してから3回コスト発生をして実質タダキャラになるだけなので、コスト発生をすべて使い切ってもそれで手札が増えたり浮いたりしている訳ではありませんが、相手のアタッカーを実質タダキャラになった<お世話好き/小瀬 葉月>で止めれると実質的に止めた相手のアタッカーにかかっている手札枚数の分相手が一方的に損をしているような状態になるので、うっかり重めのアタッカーを出してしまった相手に対して特に効力を発揮するカードです。
    相手はリソースがカツカツで盤面が並ばないので高い数値が出しにくい中、こちらは必要とあらば手札宣言で簡単に追加の数値操作を出せるのもこの動きの強みですね。

    たまにジャンプ持ちDMG1のキャラとして運用することもあります。

    キボウ/鳥谷 真琴
    カウンター少なめの手札宣言月単などでは<青春の後始末>を配置してデッキのエンジンになってくれるこのカードですが、<青春の後始末>はキャラカウンターと相性の悪いデメリット効果を持っているので基本的には<青春の後始末>は配置せず登場時1ドローを選択する運用になります。

    アタッカーとして普通に使う分には<ア・ロウアワーキウイ/氷川 ルリヲ>などの軽量キャラの方が優秀ですが、リカバリー要因&終盤に手札宣言が強いので採用しています。

    完璧生徒会長にして覆面マンガ家/鹿苑寺 かおるこ
    切札枠ですね。
    このデッキは<キボウ/鳥谷 真琴>から<青春の後始末>(切札持ちのエリア)を貼ることがあまり無いため切札の枚数をちゃんと取らないと切札が使いにくいので採用しています。

    攻めの数値が少し心もとない時に<猫耳>を味方キャラに装備したり、相手がアイテムを使ってるときにメタカードとして使いましょう。

    当日の対戦について
    • 1回戦目 真・恋姫†無双月
    • 2回戦目 MML花
    • 3回戦目 カウンター月(ミラー) ×
    • 4回戦目 ウィニー日 ×
    • 5回戦目 QM雪
    • 6回戦目 MML雪
    仮想敵として見ていたMixの芸術雪や中型花は全て他のチームメイトに当たり、シングルのデッキと当たることの多い対戦結果となりました。

    相性の良い3〜4コストキャラが主軸のデッキにはカウンター連打で、雪属性にはドロソの能力を消して有利になるので勝てて、ミラーマッチと不利対面のウィニー日には負けてしまった形ですね、あとチーム一勝で入賞だったので惜しかったです。

    おわりに
    という事でリセフェスタ東京チーム戦でした!
    今回はMixフォーマットの大会でしたが、チーム内に一人でもシングルのデッキがあれば1勝、3人全員シングルデッキなら2勝分を戦績に加算して景品が貰えるルールがあったのでシングルデッキのチームもかなり多かったですね。

    今回はMixの構築を使いましたが、次回はリセ8周年記念大会に参加する予定なのでシングルのデッキを使いたいなと思います。

【大会レポート】リセフェスタ東京 Mix月単(孫呉の血脈型)【かきみ】

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    by かきみ

    20250415 rise top.jpg
    【大会レポート】リセフェスタ東京 Mix月単(孫呉の血脈型)【かきみ】
    こんにちは、かきみです。
    今回はリセフェスタ東京に参加してきました。
    ま〜まれぇど1.0発売から一番最初のリセフェスタで、環境の固まらない中での大会ですが結果的には5勝2敗と勝越せたのでよかったです。

    デッキについて
    Mix月単(孫呉の血脈型) デッキ


    孫呉の血脈型の月単に新弾のカードを入れてみました!

    今までの孫呉の血脈型月だと、月属性では定番の毎ターンタダで使える数値操作に加えて<蜀軍第一の猛将/関羽・愛紗>の能力や<礼儀正しくも変態な美術部員/川内野 鈴菜>の手札宣言などで瞬間的に追加の数値操作を行っていましたが、新カードの<夕焼けのバス停>が加わった事で恒久的に追加の数値操作を出し続けることができるようになり、さらにバーンにより攻撃性を増す事ができました。

    いままでは攻めの手段が相手のリソース切れを待ちつつ3面で普通に攻撃するだけしか無かったので攻撃的な動きをするのが苦手だった孫呉の血脈型月単ですが、前弾のケロQ・枕1.0では<世界を見通す天才芸術家/本間 心鈴>などの攻撃にも使える手札宣言持ちキャラが追加され、さらに今弾のま〜まれぇど1.0では<夕焼けのバス停>&<じつは甘やかしお姉さん/御前崎 悠羽>によるバーン戦略も追加された事で強気に攻めるプランも取りやすくなってきます。

    ま~まれぇど1.0のカードについて
    夕焼けのバス停
    ま〜まれぇど1.0月属性カード達の中心となるカードですね。
    既存のエリアではキャラの登場時などに無償で配置できるものが多かったですが、<夕焼けのバス停>は(ま〜まれぇど1.0発売時点では)無償で貼れるキャラはおらず、複数枚を配置することも出来るので場合によっては手貼りも視野に入る珍しいタイプのエリアです。

    自分の場に<夕焼けのバス停>を4枚並べれば毎ターン2点バーン&数値8操作とかなり強力な状態になりますし、自分も最初はその盤面を狙って作るエリア型月単を組もうとしたのですが、いかんせん相性の良い今の環境で活躍できそうなカードがほぼ新弾のカードしかなく不足気味だったので仕方なく今回は孫呉の血脈型の月単に新弾のカードを少し入れたデッキにしました。
    (一応このデッキでも長期戦になれば<夕焼けのバス停>を3〜4面貼ることはできます)

    キャラと違ってバトルでダウンしたりしないので場に残りやすいのが偉くて、貼っていく事で着実に場の数値操作を確保できるのも偉いですね。

    ちんまいクラスメイト/沼津 潤海
    エリアの数に応じて数値操作が伸びるキャラで、<孫呉の血脈>の恩恵を受けると最大で4操作、このキャラの能力から貼れる<夕焼けのバス停>数値操作も考慮するとなんと6操作までできるようになるキャラですね。

    エリアが2枚以上場にないと数値操作ができませんが、このデッキだと大体<孫呉の血脈>は場に配置してあるので、あとは本人の能力で<夕焼けのバス停>を配置すれば最低限2枚のエリアは確保できます。
    本体スペックはAP2/DP3と少し低いですが、軽いし数値操作も高いのであまり気になりませんでした。
    登場時に<孫呉の血脈/孫権・蓮華>、<アンビシャス>のドローと合わせて3〜4枚ドローする動きはかなり爽快です。

    じつは甘やかしお姉さん/御前崎 悠羽
    無償と書いていないので<夕焼けのバス停>を貼るのにはコストが必要ですが、1ドローもできるので最終的にはプラスマイナスゼロになります。
    夕焼けのバス停>と本体で数値を3操作(<孫呉の血脈>も込だと4操作)できるのはかなり強力で、バス停置き場を貯める誘発能力も今の環境だとキャラが場を離れやすいデッキが多いので対面によっては毎ターンバス停置き場を貯めてくれます。

    軽いキャラではありませんが、このキャラが場を離れても<夕焼けのバス停>は残るので除去には強く、<夕焼けのバス停>と同じく構築制限が緩いのでいろんなデッキに出張しやすいのは嬉しいですね。

    ギャル系後輩/三島 星彩
    元気印コンビニ少女/掛川 葉月
    同じようなテキストのキャラ達ですね、ターンリカバリー要因として採用しました。
    孫呉の血脈>とはなんのシナジーも無いですが、<夕焼けのバス停>を配置する事で実質数値操作2のキャラ、(エリアが4枚以上あればそれぞれ攻撃か防御でAP+1/DP+1操作も)としての運用もできます。

    何気に素のステータスがAP5/DP5なのもとても偉かったです。

    今回は採用しませんでしたが<癒(ら)し系お姉さん/八重沢 やえ>も同じようなカードなのでキャラの種類を散らしたい場合は採用していいと思います。

    学園のプリンセス/墹之上 由乃
    良く言えばリソースを稼ぐ事も数値操作もシールドを貯めることもできるキャラ、悪く言えば器用貧乏感が少しあるキャラだと思います。
    今回は枠の都合で不採用としましたが、0宣言の数値操作を持つキャラを手早く並べたい孫呉の血脈型月単とは相性が良いのでお好みで採用して良いと思います。

    当日の対戦について
    • 1回戦目 ASA日
    • 2回戦目 手札宣言&エリア月
    • 3回戦目 手札宣言&エリア月
    • 4回戦目 墜落入り手札宣言&シンアイ花
    • 5回戦目 チューア日
    • 6回戦目 カウンター月 ×
    • 7回戦目 MML月 ×
    なんと月単ミラーが4回もありました!

    1回戦目はかなり前の弾の限定構築ということでカードパワーの差で勝ち、2〜3回戦目はこちらの<孫呉の血脈>分の数値操作と相手の手札宣言の数値操作では手札を使わない分こちらに軍配が上がったので勝てました。

    4回戦目の墜落入り手札宣言シンアイ花ではこちらの<夕焼けのバス停>が相手の<墜落>で除去されてしまいましたが、相手の<目つきが悪くコミュ障な月華会会長/アリスティア・ヴァレンベリ・華蔵寺>のドロー能力をこちらの<世界で一番の幸せ者/冬馬 かずさ>の能力で消して手札を縛っていたので相手のリソースもカツカツになりAFのアタッカーがダウンしにくい(手札が無くて出し直しができないので)状況になり、相手が手札宣言で強化したキャラの攻撃だけは対処に困りますが、手札が少ないこともあり手札宣言を使って強くなるキャラは大体1ターンに一体だけなので、チャンプブロックor山に余裕があればスルーして好きにダメージレースをコントロールできたので勝利となりました。

    5回戦目のチューア日対面では相手がドローソースをあまり並べられなかったのでキャラを犠牲にした滑り込み攻撃をあまりできず、数値操作ではこちらの圧勝だったので有利進行となりました。
    終盤には<二人で一人の吸血鬼アイドル/チューア・チュラム>を<世界を見通す天才芸術家/本間 心鈴>などの手札宣言で止め続けて打点をカットしきって勝利となりました。

    6回戦目のお相手はカウンター月ですが、相手のカウンター連打でなす術なく負けとなりました。
    アストラルの研究/式部 茉優>を入れていないのでこういった負けは仕方なしですね。

    7回戦目のMML月は相手の先攻からAFキャラと<夕焼けのバス停>を並べる攻撃的なフルムーブに対して、こちらはドローソースを並べていく展開でダメージレースには遅れる展開となりました。
    おそらく終盤にはこちらが<孫呉の血脈>+<夕焼けのバス停>を揃えて数値操作が上になるから逆転して勝てるだろうと思っていたのですが 等の細かい要素が重なった結果、最後まで数値操作では五分〜微不利になり序盤の不利進行分を捲れず敗北となりました。

    おわりに
    という事でま〜まれぇど1.0環境最初のリセフェスタでした!
    5連勝した後に2連敗しての入賞逃しは少し残念ですが、環境一発目の大会で勝越せたのは嬉しいですね。
    今度のリセフェスタチーム戦東京もMix環境とのことなのでリベンジしたいなと思います。
    ではまた!

【攻略コラム】リセ8周年記念パック カードレビュー【かきみ】

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    by かきみ

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    【攻略コラム】リセ8周年記念パック カードレビュー【かきみ】
    皆様こんにちは、かきみです!今年もリセ周年イベントの季節がきましたね。
    早いものでリセも今年で8年目となるようです。

    そんなリセですが毎年恒例の周年記念パックが新弾のま〜まれぇど1.0の購入に伴い配布されるみたいなので、内容について軽く解説したいとおもいます!

    今回の記念パックの中身は全24種、全て過去弾からの再録となります。
    再録内容はどれも唯一性が高く代用のききにくいカードや、他に似た能力のカードはあれどまだ環境レベルなカードばかりで、プレイヤー視点だとかなり嬉しい内容になっていると思います。

    再録されるのは下記の5ブランドから合計24枚です。
    • 千年戦争アイギス
    • Whirlpool
    • アリスソフト
    • SAGA PLANETS
    • ASa project
    属性の内訳は以下の通りとなっております。
    • 雪属性1枚
    • 月属性5枚
    • 花属性4枚
    • 宙属性7枚
    • 日属性7枚
    属性別にレビューしていきますね!

    8周年記念パック収録カードレビュー
    雪属性(1種類)
    カラー姫/リセット・カラー
    雪属性の再録カードはこの一枚だけと少ないですね。

    このカードと同じようなドロー回数に制限が無く、かつ構築制限やドロー条件の緩い雪属性ドロソとしては最近では<魂の帰る場所/夏目 藍>や<オカルト研究部/綾地 寧々>などが主流なのでやはりウィニー雪単でドロソ兼バッファーとして運用するのが一番良いのかなと思います。

    新弾のま〜まれぇど1.0ではウィニー雪単が強化されるので、ちょうど良いタイミングでの再録ですね。

    月属性(5種類)
    引きこもり生活/君原 結愛
    月影怪盗ミス・アルテ/有瀬 かぐや
    月属性のドローソース2種ですね、それぞれ<他人の悪夢>、<アンビシャス>を配置する事ででリソースを稼いでくれます。
    引きこもり生活/君原 結愛>は収録弾が2021年の年末とかなり昔のカードのなので手に入りにくい割にドロソのインフレが緩やかなので未だに現役で、<月影怪盗ミス・アルテ/有瀬 かぐや>は属性制限がないので月花などの混色デッキでも需要があるため手に入りにくいカードだったのでどちらもかなり嬉しい再録ですね。

    余談ですが<アンビシャス>は珍しく誤植のあるカードでもあり「ゴミ箱の下のカード」と書かれてる部分は誤植で「ゴミ箱のカード」と読み替えるとのことです。

    新弾のま〜まれぇど1.0の月属性はエリア軸なので、エリア関係のカードの再録としても嬉しい二種だと思います。

    異界召喚士/グリム
    手札宣言を持つEX2のキャラをゴミ箱から登場する手札宣言が特徴的なキャラで、本来であればこういった効果は<ネコ写真部>のように宣言にコストが必要なところを(条件がある代わりに)宣言コスト0で使用できます(<ネコ写真部>などと同じく登場するキャラのコストは支払う必要がありますが)
    水の操作/二条院 羽月>のようなよくある0宣言でキャラサーチをする手札宣言持ちキャラなど、割とEX2で手札宣言を持つキャラは多いので対象範囲は広いです。

    一部の手札から登場した時や効果以外で登場した時しか登場時誘発が発動しないキャラや、<孫呉の血脈>、<青春の後始末>、<託宣の巫女>、<自称世界一の人形師/アニエス・ブーランジュ>などのカード達とはあまり相性が良く無いので使うときは構築をしっかり確認しましょう。
    とはいえ現状唯一無二のテキストではありますし、例えば<キボウ/鳥谷 真琴>の手札宣言で攻撃を通していく型の大型月では<託宣の巫女>の方が構築制限で入らないので雪対面で<魔法使いの弟子/神掛 由岐奈>を何度も出したり、バトル中に<夢見がちな妄想系暴走女子/風呂屋町 眠子>を登場させて数値操作をしたりといった風に、相性の悪いカードが入らない構築であれば活躍できるカードだと思います。

    希代の天才道化/リズリー
    相手の攻撃宣言に対応してこの手札宣言を宣言して自身をDFに登場、その後その攻撃を防御してから対戦キャラのDPを自身の能力で6下げる事でDP7までのキャラとなら相打ちを狙う動きが主な仕事になります。
    もちろん他の数値操作と合わせるとさらに相打ちできるラインが高くなります、もし相手が手札宣言などで無理矢理DPを上げてきたら自壊能力で逃げて1ドローしましょう。
    異界召喚士/グリム>と同じく相性の悪いカードが多いので使用の際は気をつけたいです。

    センシティブトリックスター/ポルノ
    常時能力による重いデメリットが目立ちますが、その代わりに個性的なカウンターを3回タダで使えます、このカウンターの使い方次第で無限の可能性を秘めているカードです。
    よくあるサーチの0コスト手札宣言を止めたり、ここぞという時の0コスト数値操作を止めたり、<引きこもり生活/君原 結愛>のような宣言コストがチャージ破棄のみのテキストも止められたりと様々な使い方があります。
    止められる範囲については公式サイトの関連Q&Aを参照ください。

    花属性(4種類)
    銀腕を掲げし者/トラム
    新たなる千年戦争>を配置する事で手札消費が実質0になるスーパーアタッカーですね。最近では<ダメ兄を甘やかす人気声優/和泉 妃愛>や<無表情な夏目家次女/夏目 雫>等の手札消費が実質0のアタッカーも増えてきていますが、<新たなる千年戦争>が切札を持っている点やなんだかんだターン開始時の起こしテキストが偉いなどの理由でステラ花などで活躍するのを見かけます。

    刻詠の宿業/リンネ
    花属性の優秀なDFキャラですね。
    連続攻撃、数値操作、メタによるデッキ回復の3つを一人でこなしてくれます。
    特に連続攻撃が強力で、出したばかりのAFキャラや自分の対面のDFに数値の大きすぎるキャラがいて攻撃しにくいAFキャラを行動済みにすればデメリットをかなり抑えつつ連続攻撃が可能です。

    俺様の奴隷/シィル・プライン
    コスト2点以下しか入らない構築でしか使えない代わりに強力な(実質)ハンデス能力を持ったキャラですね。
    知的で優雅な完璧副会長/白鷺 茉百合>と合わせれば一時的に相手のターン開始時のドローを0にすることもできてしまいます。

    へルマン共和国大統領/シーラ・ヘルマン
    少し重めのサーチキャラ兼バフ要員ですね。
    ダブル奴隷>を配置すれば数値操作をタダで毎ターンできるようになりつつサポーター専用のコスト発生3回で実質タダキャラになれるのでサポーターを使うことの多いデッキで使いたいです。

    宙属性
    英雄部・勇者科/小野瀬 真奈
    アイテムを装備しないとターン経過で自壊してしまうデメリットはありますが、それにしても登場時誘発が優秀なためとりあえず展開を急ぎたい時に重宝するアタッカーです。
    最近では<物見遊山の旅/クオン>の登場もあり向かい風ですが、アイテムを装備すれば自壊しないところを活かして使いたいですね。

    高貴な吸血鬼の姫/シルヴィア=ルナ=インフィニタス
    アイテムとの相性が良いカードですね。
    似たカードにゆずソフトの<クラスの人気者/小雲雀 来海>、Whirlpoolの<謎の少女/フィリア=ルナ=インフィニタス>などがいますが、全体バフを振れるのが強みの一枚です。

    不幸忍者/見当 かなみ
    もしかして日属性なのではないか?と一見疑いたくなる性能をした非常にコスパのいい小型アタッカーで、置き場が貯ればコスト発生でリソースを取りに行くこともできるスーパーカードです。
    置き場を4枚ためて<ホーネット派代表/魔人ホーネット>のような超大型キャラにのコスト発生に使うのも強力ですが、置き場2枚から4コストを発生するだけでも十分強く、なんなら雪対面など一部の対面ではコスト発生をしないでずっと2点を入れてるだけでも強い時もあります。
    バトル中に消えればダウンを避けれて、除去に対応して消えれば除去を避けれるのは強すぎますね。

    ホーネット派代表/魔人ホーネット
    超大型宙単はもちろん、イベント宙単や宙日にも出張する事のある超大型アタッカーですね。
    このサイズのキャラを出しつつ手札一枚で除去を飛ばす動きはとても強力で、場合によっては中盤以降はこのキャラ一体の登場でゲームが決まってしまう事もあります。

    暗黒魔女/ミラクル・トー
    ホーネット派代表/魔人ホーネット>と相性が良いキャラですね。
    ホーネット派代表/魔人ホーネット>のコスト発生から<暗黒魔女/ミラクル・トー>を登場、その登場時誘発から<ホーネット派代表/魔人ホーネット>を登場...とする事で<ホーネット派代表/魔人ホーネット>の除去をもう一度使う事ができます。

    ホーネット派魔人/魔人サテラ
    元々のレアリティはRなのですが実質的にはSR相当のパワーがあり、超大型宙単の軸となるキャラですね。
    コスト発生から毎ターン手札枚数を一枚も減らさず<不幸忍者/見当 かなみ>や<謎の少女/リムス>等の軽量キャラを展開していく動きはとても強力で、そうしてリソースに余裕ができたら<聖槍ロンゴミニアド>で無理矢理開けた活路に<不幸忍者/見当 かなみ>と合わせて2+6点で8点をねじ込む動きは鉄板です。

    有名コスプレイヤー/御子柴 瑠衣
    構築制限が緩い汎用性の高いアタッカーですね。
    なんといってもその軽さが特徴で、最低限の数値操作とAP、DPも持っているのでバトル時に相手に数値操作をたくさん使わせておきながらダウンしたら自分は実質たったの手札一枚分になるという、骨折り損のくたびれ儲けを相手に押し付けれるコスパ最高のキャラです。

    日属性
    知の塔 織姫/星庭 宙
    日属性の詰め札枠ですね。
    共存しにくくデッキの枠を取り合うライバルである<光速のエビ>、<武力の象徴>、<キノコリオン>などの詰め札と比べて手札消費が実質1枚と軽めになっているのが特徴です。

    白翼の戦士/パリオス
    条件付きのコスト発生を3回できるジャンプ持ちのアタッカーですね。
    似たカードに<今をときめく人気読モ/竜閑 天梨>・<インちゅた映え>がありますが、どちらかが入るデッキには結局両方とも入りやすくて割と共存しているイメージです。

    ま〜まれぇど1.0の日属性はコストのかかる能力が多かったり<忠誠の誓い>の効果で味方キャラを行動済みにする機会が多かったりするのでコスト発生ができて自身を未行動にできる<白翼の戦士/パリオス>は相性が良いかもしれません。

    余談ですが、リセのルール上攻撃宣言をしてその解決前に攻撃できない効果を付与された場合その攻撃宣言は失敗するルールなので、味方キャラが攻撃して相手が対応で<鳥白島のスナイパー/野村 美希>などを宣言した時にさらにその宣言に対応して<白翼の戦士/パリオス>の起こす能力を使うと味方キャラの攻撃がキャンセルされて<鳥白島のスナイパー/野村 美希>の対象になった相手キャラとのバトルを避けることができたりします(その時場にいる味方キャラはそのターン中すべて攻撃できなくなりますが)

    穿・四門五月雨/閃忍ハルカ
    登場時に6面埋まっていないとデメリットが発動する代わりにまとまりの良いアタッカーです。
    ウィニー日単にも入るコスト2でジャンプ持ちのDMG3というだけでも偉いですが、数値操作や移動能力もいぶし銀な活躍をしてくれます。

    怪盗部ファッションリーダー/本郷 虹夢
    回収速度が早く取り回しの良いドローソースですね。
    全盛期は日単で<甲斐の虎/武田 光璃 晴信>と合わせてWドローソースの構えをしていましたが、最近の日単では<才気溢れる呪法使いの少女/ネコネ>に役割をとられがちなイメージです。
    混色に入る点やコストが3点以上なので<幼刀/ムラサメ>とも共存しうる点などの将来性はあるキャラだと思います。

    超絶前向き幼馴染み/小日向 響
    ただ登場時に2ドローするだけの軽量サイドステップアタッカー...
    なのですが、現状互換カードはほぼ無く登場から今に至るまで長らく日単や日の入る混色デッキに採用されてるのをよく見るキャラです。

    コスト4の登場時2ドローは実質的な手札交換とも考えられるので、このキャラを使うと安定した動きがしやすくなるのも偉いですね、減った山札をペナルティのシールドで少し守れるのも良いです。

    グロリア*スノウ/輝 由奈
    グロリア*スノウ/天ヶ峰 蓮菜>を無償で登場できるキャラですね。
    一枚のキャラから2面展開できるのはシンプルに強く、チャンプブロック要員として雑に並べても強いです。

    普通は軽いキャラを2体出そうとすると登場時ドローなんかで山札が削れがちなのですが、このキャラの場合<グロリア*スノウ/天ヶ峰 蓮菜>が山札にあっても山札が一枚しか減らず、ゴミ箱にあれば一枚も減らないのが偉いです。
    終盤に切札で山札に戻しやすいのも隙が無いく強いとしか言えません。

    木ノ本家四女/木ノ本 乃来亜
    変顔>も貼れる実質手札消費0のタダキャラアタッカーです。
    普通にこのキャラで攻撃して一方で落とされ、そこに他の標準的なDMG3のジャンプ持ちキャラなどで滑り込み攻撃をして3点を入れるだけでも<木ノ本家四女/木ノ本 乃来亜>による2回のドローで自分の山札が2枚減って相手の山札を3枚減らしているので差し引き一点分のライフ差を実質タダでつけれますが、例えば滑り込むキャラが<二人で一人の吸血鬼アイドル/チューア・チュラム>ならそれより多い3点差をつけれます、また落ちるときに<変顔>を貼れればその後も数値操作ができたりなど、タダだからこそ活かし方に腕の見せ所が求められるカードですね。

    おわりに
    ということで8周年記念パックのレビューでした。

    すべてのカードが今の環境の一線級...というわけではないですが、今までの再録に比べるとかなりとても質の高い再録になっていると思います、これからプッシュされる戦略によっては必要になってくるカードもあるのではないでしょうか。
    最近はどんどん新規のプレイヤーさんも増えていると聞くので、昔出たカードの流通数が増えるのは良い事ですね。

    ではまた!

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