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【コラム】Ver.1.50E 注目カード&東リベコラボ紹介【虎斗】

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    by 虎斗

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    【コラム】Ver.1.50E 注目カード&東リベコラボ紹介【虎斗】
    こんにちは、虎斗です。

    ER玉藻前>が投獄されたり出てきたり、緊急調整が入ったりバグが直されたりと、怒涛のバージョンアップラッシュで一気にDまで進んだ1.5.0から約ひと月。
    落ち着いた修正としてはカード追加から初となるバージョンアップが入り、1.5.0Eが稼働いたしました。
    使われていないカードが全体的に上方され...と言うのはいつも通りなんですが、前バージョン特に流行ったカードが下方修正されているところが今回の注目ポイント。

    特に環境的に大きく影響を与えていた<N富山弥兵衛>と<R鎌田政清>。この2枚の下方修正が大きいですね。
    N富山弥兵衛>はいるだけで半端な号令での攻めを許さないだけでなく、号令対決でお互い武力が上がったところでの追加のコンボ計略としても強烈でした。
    R鎌田政清>は<N三好長逸>、<SR松永久秀>と組んで開幕殴ってあとはダメ計の開幕系統を筆頭に、バランス、号令デッキ、いずれも玄が絡んだデッキなら場面を選ばず計略が選択肢に入る、万能カードとして活躍しました。
    前者は計略『気骨の銃弾』の武力上昇値が4.17ごとに+1とがっつり落とされたため、弾数は増えるものの、体を張って戦う、ということがかなりやりづらくなり、後者は計略『莫逆の契り』使用時の回復量が50→30%と、計略終了時の兵力減少量と同等になったため、戦っていれば鎌田の兵力はちゃんと減っていく、という優しさを見せてくれることになりました。
    どちらもスペック的に優秀なだけに、もう使われない、見なくなる、ということはないと思います。
    特に<N富山弥兵衛>に関しては、碧で1.5コストの遠距離兵種をコスト比最高武力にしたければほかに選択肢がありませんから、スペック要員としては今後も変わらずに見るでしょう。
    2枚とも号令系、特にスタンダードなタイプの号令デッキに対して強かったので、環境に与えていた影響は非常に大きかったと思います。
    号令側が武力13を超えてしまうことをためらう、という状態はだいぶ悲しかったですからね。

    そんな2枚の他にも、<ER玉藻前>や、<ER池田せん>と言った、デッキを問わず活躍していたものの、どちらかといえばワラバラ向けだったカードたちもやや下方修正が入っており、ちょっと号令がやりやすくなるのかな、という気配を感じています。
    というわけでそんな1.5.0E、今回も注目のカードと、今バージョンから追加された東リベコラボについて書いていきたいと思います。


    注目カード
    R里見義堯
    計略『戦巧者の采配』は士気5、武力+4と、性能で言えば指揮と大差なく、なんなら知力が2上がる分、数値的には武田信繁の方が高いくらいなのですが、範囲の大きさ、勢力限定がないことから、使いやすさという点ではこちらが上。
    さらに特技「先陣」持ちのため素のスペックが8/8と2コストの中でも超高性能なステータスをしているため、地味な号令は使いやすい万能号令計略へと評価を変えます。
    今バージョンで強化されて8.5カウントになったため、かつて大流行した<R三淵藤英>と比べるとカウント的にはまだ短めですが、号令の中では並以上。
    自身が撤退しない、先述の通り本人が8/8の高スペックということを考えれば、ポスト三渕が狙える逸材。
    デッキにした際、号令はこれだけ、ほかをスペック要員にしてごりごりに士気5で押し切る形、というのも弱くはないのですが、やはりパワー的には物足りない面も出てくるため、ほかに号令を採用してフルコンもできるような形にするのがおすすめです。

    玄でいえばリスクはあるもののハイパワー、かつ鉄2で高火力が見込める<SR宇佐美定満>や、士気6で単純に+6が出る<SR長尾政景>。 混色なら<ER土方歳三>と組んでワラバラには<R里見義堯>、号令対決なら<ER土方歳三>、フルコンなら<里見>+<土方>が狙える土方里見デッキも、やや運用に癖があるものの強力です。
    忘れてはいけない、撃破時の追加効果で流派ゲージが35%もらえるようになっていることで、流派ゲージがかなり溜まりやすく、どの流派もきっちりぜんぶ使う運用が想定できるので、こちらの効果を活かして早めに部隊や兵種で白兵の強さを増す、という戦い方も考えられます。

    とにかく本人スペックが高いこと、範囲が大きめの号令であることから、ワラバラに対しては十分対応できる号令、かつ、号令デッキ相手にはスペックを押し付けつつ士気5の軽い号令で先手を取れる、と、ちょうどワラバラ、号令、両面見れており、組むカード次第ではフルコンデッキ化もできるので、今バージョンではよく見るカードになると思います。
    勢力限定がないことから可能性も無限にありますし、デッキのパターンも数多く出てくるような気がしますね。


    東京リベンジャーズ
    SR花垣武道
    本コラボでも特徴的な、独自性能の面白カード。
    計略『時間跳躍』の説明文を見ると頭が痛くなる人もいると思いますが、要約すると、計略使用時に計略を使用した時点での「武力・知力・場所」をセーブ。
    撤退時にこれがロードされ、追加効果で速度が上がる
    、という効果です。
    強化計略を使用→時間跳躍を使用→撤退の一連の流れが必要ですが、一度時間跳躍を使ってしまえば、武道の武力が上がっている間に撤退する必要はありません
    時間跳躍以外の計略効果が切れたあとで撤退をしても、計略を使用した時点、つまりセーブを行った時点の武力、場所がロードされます。

    コンボデッキとしては士気が軽い単体強化の<Rおうの>と合わせて、武力40超の<SR花垣武道>を作り出すデッキがもう開発されていますね。
    Rおうの>の計略を連打後に時間跳躍を使用、その後に<武道>が撤退すると、再度超武力の<武道>が登場するコンボです。
    戦器【羽扇】なんかと合わせて高武力、高知力で城門を殴る姿は、かつての<R伊藤俊輔>を思い出しますね。
    ほかの使い方としては、場所が保存される、という点を活かした使い方で、<ER土方歳三>との組み合わせも面白いです。
    こちらは<武道>を端攻め要員にしてしまって、土方の計略を使用前に時間跳躍を使用することで、土方の計略に1.5コストを撤退させた分の武力上昇値を乗せつつ、1.5コストの端攻めを継続させることが可能です。
    特に土方側が守っているターンでこれが成立すると、1.5コストの端攻めをケアしつつ土方を越えなければならない事態に陥るので、相当面倒な選択を相手に迫ることができます。

    2つほど、最近見た形の使い方を紹介しましたが、計略の内容がこれまでにないものなので、コンボ的にも立ち回り的にもまだまだいろいろできそうな、面白いカードだと思います。

    SR佐野万次郎
    2コスト、武力8、特技「昂揚」。
    この時点で<甘利>の影がちらつくのですが、いったん無視しましょう。
    計略の『無敵のマイキー』も速度上昇系の超絶強化計略。
    士気8の大型計略で、効果時間は約5カウントほどと短めなのですが、武力+10に移動速度も2倍以上と使用士気相応の派手な効果。
    追加効果で<SR中沢琴>のような、アクションを封印する斬撃も可能になるため、計略使用→斬撃でアクション封印→敵の槍を無効化して大暴れ、という動きが可能です。

    緋の騎馬、というところで、投げ計略で優秀な<N三条夫人>の対象になるところもグッド。
    士気3で小回りが効く<N三条夫人>、士気8で暴れる<SR佐野万次郎>の使い分けができるようになるんですよね。
    2コストでコスト比最高武力、かつ特技「昂揚」の騎馬が大型の超絶強化計略を持っている、というだけで総合点がかなり高く、号令デッキの騎馬枠、ワラデッキの2トップの片方など、デッキを選ばず採用できるカードだと思います。

    SR松野千冬
    東リベコラボ後半からはこちら。
    1.5コスト最高武力の6に、自身と味方1部隊の武力と速度を上げる号令計略を持って登場。
    計略『相棒との共闘』が武力+4、速度上昇の段階で士気5の計略としては十分なのですが、本人が突撃した際に、相手の武力を3下げるおまけの妨害効果がえらい。
    この手の突撃した場合〜系の計略としては、どうやって相手の槍を消すか、という問題が発生してくるのですが、<SR松野千冬>に関しては味方の速度が上がってくれることから槍消し要員が自前で用意できるため、そこの問題も解決しやすく、自城の守城時、中盤のライン上げや荒らし、敵城付近でのマウント時、どこで使っても活躍できる性能になっています。

    相方としては鉄砲が避けやすい、ライン上げが楽になる、など、速度が上がるメリットが大きいことから特に<SR柴田勝家>はおすすめです。
    千冬>→<SR柴田勝家>で繋いでもシンプルに強いですし、ラインが上がり切ってからの<SR柴田勝家>→<千冬>マウントも強烈。
    高コスト槍兵なので城門攻城が入った際のリターンも大きく、かなり相性はいいと思います。

    もちろん、高コストの補助的な計略としてだけでなく、この計略をどんどん使って荒らしていく、ワラデッキなんかも成立すると思います。
    これだけ優秀な計略持ち、かつコスト比最高武力ということもあって、蒼の1.5コスト騎兵枠ではだいぶ採用率が高くなりそうですね。

    SR三ツ谷隆
    2コスト武力7、特技「防柵」「技巧」に士気5号令。
    見てるか信繁、お前を超える逸材がここにいる
    実際にはどちらが上かというのは場面やデッキによるところではあるんですが、そもそもスペック面で<R武田信繁>と同レベルというところがまず凄まじい。
    さらに、こちらは号令の計略対象に勢力限定がないところも大きな魅力。
    2コスト、遠距離兵種、高スペック、勢力限定なしの号令持ち。
    どこかで聞いたことがありますね。
    そうです、まさかのポスト<里見>が同バージョンに現れました。
    スペック的には開幕武力8の<里見>と、「防柵」「技巧」の<三ツ谷>。
    計略的にはワラ耐性が高めの<里見>に対して、味方の武力上昇値は3なものの、弓を当てている敵部隊の武力を4下げるためマウント性能が高い<三ツ谷>。
    どちらで比べても甲乙つけがたく、さらに<三ツ谷>の優秀さを知ることになるわけですが、どちらも使ってみた感想としては、端攻めに対応しやすかったり、「技巧」のおかげで流派面が安定することから、三ツ谷土方の方が使っていてしっくりきましたね。
    ER土方歳三>の相方としてだけでなく、もちろん緋単で使っても活躍できる性能を持っていますので、例えば<魏武><内藤>の弓枠にしてもいいですし、<SR毛利元就>のデッキに<ドラケン>、<マイキー>と一緒に採用して東卍三本の矢をやっても強いです。
    スペック的に優秀。号令も標準以上と、どこで採用してもある程度以上の活躍が見込めるでしょうから、今バージョンはさまざまなデッキで採用されそうですね。


    というわけで今回はおすすめカードから<R里見義堯>と、東京リベンジャーズコラボから特に注目の4枚について書いてきました。
    なにかしらのスタンプキャンペーンが行われるだろう、という予想はしていましたが、東リベは予想外でしたね。
    私は単行本を買って読んでいたので、単純に知っているキャラクターが参戦して嬉しかったです。
    東リベとコラボできるということは今後もいろいろな作品とコラボしてくれることに期待が持てますし、今後も楽しみですね。


    それではまた次回、虎斗でした。

【コラム】Ver.1.50 おすすめカード紹介コラム【虎斗】

    posted

    by 虎斗

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    【コラム】Ver.1.50 注目カード紹介コラム2【虎斗】

    こんにちは、虎斗です。

    1.5.0が稼働してしばらく経ちました。
    約100枚の大幅なカード追加、争覇ダメージや攻城速度の変更等、システム面の調整もあっただけに、結構な環境の変化が訪れていると思います。
    自身で使うデッキの中核はもちろん、対面するデッキのタイプもだいぶ様変わりしたんじゃないでしょうか。

    特に躍進したデッキタイプとしては6枚以上のいわゆるワラデッキ。
    これまでは<SR滝川一益>や<SR張遼>など、2.5コストくらいの武将をメインに組まれることが多かったと思います。

    これは計略的に優秀なのはもちろんそうなんですが、このレベルのコスト帯の武将の計略でないと、計略的に相手の号令が止まらなかったり、ラインのコントロールがしにくかったりすることが多かったと思うんですよね。
    ただ、今回のカード追加で<ER玉藻前>、<R藤原保昌>、<ER池田せん>といった2コスト以下で相手の号令に対抗できうる計略、スペックを持った武将の追加。

    Rホウ統>、<SR周姫>など、伏兵で開幕の白兵を支えつつ知力が高めで端攻めに行かせても仕事をしてくれるような武将が増えたおかげで、高コスト武将に仕事量が集中する割に、低コストの仕事があまりない、みたいな事態も少なくなり、2の矢、3の矢が用意できるデッキが組みやすくなったことを感じます。

    1コストのスペック枠に関しても、以前なら<N簡雍>、<SR大村益次郎>あたりが最適だな、というくらいしかいませんでしたからね。
    本当に無理なくデッキを組みつつ、ラインコントロール役、号令への対処役、端攻め役等、バランス良く採用できるようになりました。
    最近は争覇ダメージの低下、攻城速度の全体的な低下により、相対的な強化を受けている兵種流派【壱之型】を使用して、ワラなのに攻城力が高い系のデッキも多く見られるようになりましたし、ワラと言えばローテーションの固さ、でおなじみの城塞流派を採用したタイプも健在。

    とにかくさまざまな形で自由にデッキが組める状態が来ているので、ワラを使うならいま、という気がしますね。
    興味はあるけど6枚以上は忙しそう、というイメージが先行して使っていなかった方も、せっかくなのでこの機会に使用してみることをおすすめしますよ。


    というわけで今回は、そんな1.50でも特に強い、よく見る武将カード、デッキについて紹介していきたいと思います。

    Ver.1.50強カード紹介
    ER玉藻前

    稼働初日から投獄→釈放→調整の3段コンボで週に3度のバージョンアップを起こしたスーパーカード。
    投獄釈放の流れは置いておくとして、実装から数日で、調整が入る、いわゆる緊急調整が入るくらいなので、その性能は超高性能。
    計略『殺生石』は調整されたとはいえ、撤退後に設置される毒陣形の範囲が直径5.6→5.2部隊分とひとまわり小さくなった程度なので、毒自体の効果は変わっていません。

    あらためて『殺生石』の性能を振り返ってみると、計略使用後約8カウントは武力+5の神速戦法。
    効果時間終了、もしくは戦闘などでの撤退時に、撤退した場所に毒陣形を設置。
    毒陣形の効果は約6カウント程度で敵部隊の兵力を100%撤退させるくらいの毒量。
    ただし計略中は城へ帰れなくなる。
    士気5の神速戦法としての使用感もまあまあではあるのですが、実際には毒陣形設置計略として使用されることがメインなので、計略使用後は槍兵に向かってとりあえず刺さって陣形展開、の使い方をされることの方が多かったりします。
    恨んで撤退するわけだ。

    先述の通り約6カウントほどで敵部隊を撤退へ追い込めるので、基本的に相手部隊は毒陣形内にとどまることはできません。
    特に足の遅い槍兵にとっては文字通りキラー計略で、重なって陣形展開をされたときは最短で逃げても平気で3~4割削られます。
    その間、号令などは効果時間が削られているわけでもあるので、範囲が狭めの号令系デッキにとってはだいぶ頭を抱えるカードになりますね。
    対策手段としては計略でいえば<Rお鍋の方>、<R村松殿>あたりで無効化できるので、このあたりの武将が有効なのはもちろんなのですが、<ER玉藻前>側も1.5コストで先陣込み武力6の高スペックですから、計略を使用しなければならないわけではなく、あくまで保険になる、といったところだと思います。
    現実的な対策としては速度を上げて陣形から回避しやすい馬系の戦器、特に【松風】なんかは有効になってくると思います。
    あとは<ER玉藻前>本人が撤退しなければ毒陣形は設置されないため、計略を使用されたらあらかじめ散開しつつ、陣形展開時に陣形内にいる部隊を少なくしておく、という立ち回りも重要ですね。

    N富山弥兵衛

    碧待望の1.5コスト武力枠の鉄砲隊。
    弓兵も含めて遠距離兵種では唯一の武力6なので、これだけでも価値が高いです。

    計略『気骨の銃弾』は敵部隊の武力が高いほど自身の武力が上がるカウンター計略。
    武力13を境に追加効果が加わり、発射する弾数が7に増加します。
    武力13は大体の号令系デッキが号令使用後に超えてくる武力なので、たいていの場合は条件を満たすことができます。
    これ単体で号令の1点を止めることができるレベルで強力なカードとなっており、計略面だけでも採用可能なレベルなんですが、問題というか、最大の強みとしては、先述の通り自身が武力6の鉄砲隊であることなんですよね。
    そのため、自分で敵部隊に対して遠距離から攻撃を加えて相手の号令を催促しつつ、号令を使ったら使ったで、じゃあ計略使うね、ができるあたり、だいぶタチが悪いカードに仕上がっておりますw
    じゃあ全体強化デッキでどうこいつを超えようか。
    そこで、というわけなのか台頭したのが総合で+-7出るのに、味方側の武力上昇値が3で13を超えない、<R井伊直弼>。
    これなら全体強化をしつつ、<N富山弥兵衛>の計略圏外なので対策もばっちり。

    というところで普通は気付きますよね。
    そう、井伊直弼、勢力「碧」です。
    しかも都合のいいことに、前バージョンでやや流行した<R井伊直弼>のテンプレデッキの形のひとつに、

    の江戸・幕末染めがあったんですよね。
    ということで1.5コスト枠の<R藤堂平助>→<N富山弥兵衛>にした形が現在大流行中です。

    R井伊直弼>で同士気の号令対決はほぼ優勢。
    大型計略、コンボには<R井伊直弼>+<N富山弥兵衛>で対応可能。
    R井伊直弼>→<N清河八郎>のコンボも搭載。
    かつ、陣形が苦手とする<ER玉藻前>やダメージ計略などには<N清河八郎>の速度上昇号令で対応可能、と隙のないデッキに仕上がっています。
    以前まではやや手薄だった遠距離の火力、というところに、<N富山弥兵衛>が来てかっちりはまった形ですね。
    デッキの動きを見ていると、本当に完成したデッキだな、というのを感じますよ。

    ほかにも<N富山弥兵衛>自体は<R井伊直弼>以外にも<SR伊東甲子太郎>、<ER土方歳三>など、他の号令と組ませたり、ワラバラで採用しても一線級の活躍が見込めたりなど、場所を選びません。
    碧で1.5コスト枠に遠距離枠が欲しければ採用!くらいの感覚でデッキを組んで問題ないくらいの性能をしているので、碧を使用するなら手元に置いておいて問題ないカードですね。

    R鎌田政清

    3枚目は2.5コストのこちら。
    計略『莫逆の契り』は自身と玄の味方1部隊の武力を5上げてと兵力を約50%回復させる代わりに、計略使用後に兵力が約30%減少する計略。
    まず勘違いしがちなのが、武力と兵力が回復する部隊は自身ともう1部隊で2部隊ですが、兵力減少効果は自身のみなところ。
    そのため、回復させた味方はただ単に兵力が約50%回復します。
    つまり50×2-30で実質約70%回復しています。
    うーん、お強い。

    自身も実質約20%回復しているので、兵力が満タンの状態で使用したりしなければデメリットのことはそこまで考えなくて問題ないです。
    回復計略として優秀、自身が無理の効く2.5コスト槍兵なこともあって、玄デッキへの採用率は高めですね。
    単純に強力、かつ使いやすい計略なだけにわかりやすく回復の恩恵が大きい<ER呂布>と組んだ3枚デッキ、高攻城力で回復した後のリターンが見込める<ER馬超>と組んだ4枚デッキや、長時間陣形で回復効果と相性の良い<SR賈ク>合わせた形など、幅広いデッキで採用されているのを見ます。

    計略の使用タイミングも、守城時のひと粘りから敵城でのダメ押しまで幅広く、場所、時間を選びません。
    最悪単体で打っても武力5アップ、実質兵力約20%回復の単体強化で使用できるのもいいですね。
    個人的には特に<ER呂布>や<ER馬超>あたりの体を使う高コストと組ませた形がごりごりできて楽しいのでおすすめです。


    というわけで今回は1.5.0の流行中のカードについて書いてきました。

    振り返ってみると、ワラバラで活躍しているカードが目立っている感じがしますね。
    全体強化で現在1番手にあがるのが<R井伊直弼>なあたりも考えると、号令系の強化と比べて、ワラ、バラ系で採用しやすいカードの強力化が進んだといえるかもしれません。
    前バージョンまでは号令デッキの方がかなり優勢で、端攻め戦術系のデッキにしても、号令系のデッキにしても5枚以下の方が多かった印象を受けていました。
    最近では6枚以上のワラデッキをよく見かけるようになってきた気がしますし、これからデッキに採用する枚数の流行も変化していくかもしれませんね。

    それではまた次回、虎斗でした。

【コラム】Ver.1.50A 注目カード紹介コラム【虎斗】

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    by 虎斗

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    【コラム】Ver.1.50A 注目カード紹介コラム【虎斗】

    こんにちは、虎斗です。

    全国大会の終了時に告知されたver1.5.0が稼働しました。
    なんと今回は新カードが98枚追加。
    新勢力紫も追加されて、新要素も盛りだくさんなバージョンアップになりましたね。

    カード面、ゲームシステム面だけでなく、計略のムービーや戦器選択画面のわかりやすさ、武将配置画面での覇気がたまっているかどうかの確認ができるなど、演出面でも多様な調整が入っています。
    新しいことだけでなく、旧バージョンまでで不便だったこと、不満だったあたりの解消もしてくれているので、今回のバージョンアップはだいぶ期待が持てますね。


    というわけで今回は新カードのおすすめのみではなく、そのあたりのシステム、演出面についても触れていきたいと思います。

    システムに関して
    武将兵舎

    前日までに縁に変換された武将が並ぶ、通称デジタルリサイクルボックス。通常の縁で入手する方法よりも、ややお得に手に入れることができるようになりました。
    並んでいるのは前日までのプレイヤーが縁に変換した武将なので、プレイヤーが多くいるところ、たくさんプレイする人がいるようなゲームセンターではほしい武将が並んでいる場合が多いかもしれませんね。
    新バージョンが始まったばかりということもあり、1.1.0までの武将に関してはER、SRともに多く並んでいる印象があります。
    まだ前バージョンまでの武将で持っていないものがある場合は、センターモニターをチェックしてみるのもいいかもしれないですね。

    また、新カードに関してもRやNの武将は割と2枚目以降は変換されがちなので、例えば紫で新たにデッキを組む場合なんかには、必須パーツが並んでいないか、一度武将兵舎を覗いてみましょう。
    試みとしては新しくて楽しいです。
    縁が枯渇しがちな新バージョン稼働時には、特にありがたいシステムになりそうですね。

    戦器選択画面

    今バージョンから、戦器の追加効果条件を満たしていない場合、追加効果のところに注釈が入るようになりました。
    これで江戸・幕末単で組んだデッキなのに手癖で『天羽々斬』を選んで追加効果ありませんでした、というような悲しい事件も起きなくなるというものです。
    デッキを固定して使っている方にはあまり関係のない修正かもしれませんが、個人的にはころころデッキを変えるので、勘違いで選んでしまって悲鳴をあげるようなことがなくなると思うと純粋にうれしいです。

    注目のカード
    SR浅井長政

    注目カードとなるとやはり紫からになってしまうのですが、号令枠からはこちら、<SR浅井長政>。
    計略『正義の剣』は士気7の渾身計略で、士気7~7.9くらいの間に使用すると最大値の+7。
    これだけでも十分くらいのパワーがあるのですが、加えて長政自身に速度上昇効果が乗り、さらに斬撃ができるようになるおまけつき。
    士気7+7でごりっと押してくる上に、突撃→斬撃のマウント性能も極悪。
    既存の号令計略と比べたらもちろん、<ER今川義元>、<ER袁紹>などほかの渾身計略と比較しても、士気効率を考えれば頭ひとつ抜けているように感じますね。

    使いどころを失うと士気がたまってしまい、ほかの計略を使って士気を減らしてから計略を使用する必要があるあたりが渾身計略の弱点ではあるのですが、長政に関しては<N許攸>、<R文醜>等の士気5で強めの計略と合わせて、士気12~コンボしてしまえば最大威力の渾身効果が容易に使用できるのも強いところ。
    士気7渾身3回でもよし、士気12ためてコンボを狙ってもよし、と隙がないので、今バージョンで号令を使うならまずチェックして問題ないと思います。

    R藤原道長

    単体強化枠からはこのカード。
    計略『御堂関白の才腕』は渾身の最大効果では武力+7に弓ダメージ増加効果、さらに渾身時の追加効果として、走射時に瞬間移動を行うようになります。
    単に武力15の威力増加弓兵としても十分強いのですが、瞬間移動のおかげで自在に戦場を駆け回ることができるのがこのカードの独特かつ強力なところ。
    走射時に瞬間移動、となっているので、乱戦中でも走射になるタイミング、具体的には部隊のマークが黄色になってからカードを動かせば瞬間移動を行います。
    弓を当てている武将へ飛ぶのではなく、カードを置いた方向へ向かってカード2枚分くらいの距離を飛ぶので誤操作には注意しましょう。

    瞬間移動は高速で移動、というものではなく、<R斎藤一>のようにその地点へワープする類のもの。
    そのため、防柵も飛び越えますし、迎撃を取られる心配もありません。
    槍兵に向かって瞬間移動して槍を消して、騎兵の突撃を当てたらまた走射で移動して弓ダメージを稼ぐ、といった動きも可能。
    とにかく計略時間中は自在に動きまわれることこそが強みです。
    センスの問われる1枚ですが、位置取りの自由さ、動きのトリッキーさ等、もろもろ込みで、使って相当たのしいカードに仕上がっています。

    注目デッキ
    正義の剣デッキ

    士気7渾身計略で強力な<SR浅井長政>を中心としたデッキ。
    序盤は<N玄広恵探>の特技「伏兵」と弓兵2枚の火力でラインをコントロールして、士気7の『正義の剣』を狙いましょう。 長政デッキである以上、基本的には士気7渾身号令を3回狙う、という立ち回りがシンプルに強力で正解です。
    やむなく士気7のタイミングを過ぎてしまった場合には、現在の士気に合わせて<N許攸>、<N遠藤直経>、<N虎熊童子>、<N玄広恵探>の計略を使用し、なるべく士気7に近い状態で長政の計略を使用するようにしたいですね。
    N許攸>→<SR浅井長政>のコンボは非常に強力ですが、許攸の計略使用後は士気が完全になくなってしまうので、その後の計略の使用が難しくなるデメリットも抱えています。 狙う場合には確実に仕留められるようなタイミングで行くようにしたいですね。
    士気12たまった場合に備えて<N許攸>を採用してはいますが、先述の通りその後のリカバリーがなかなか効かない構成でもありますので、2コスト枠には士気6でも行ける上に火力の安定する<ER今川義元>。 力を貯めつつ士気量を調整できる<R松平元康>あたりもおすすめです。
    2コスト枠を槍兵の<R藤堂高虎>に変えてしまって、1.5枠の計略で士気を調整する、といった形もありですね。 長政が強力な計略を持っている分、構成的には自由が効くので、自身の使いやすいように編成を変えていきましょう。


    というわけで今回は新バージョンについて書いてきました。
    追加カードが98枚と、今回は枚数もかなり多めで、使ったことがないのはもちろん、まだ対面ですら出てきていない武将もたくさんいます。 当たって使われて、初めてこういうカードなんだ、というのがわかるようなこともあるので、新鮮で楽しいです。
    計略も<ER安倍晴明>の式神や<R藤原道長>の瞬間移動など、ユニークなものが多いのもいいですね。 私は一通りのカードは触ってみたいので、まずは新カードをコンプするところから始めようと思います。

    それではまた次回、虎斗でした。

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