こんにちは、虎斗です。
ver1.6.0になってからしばらく経ちましたが、皆様いかかお過ごしでしょうか。
ご存知の通りカード追加直後は<R尼子経久>、<ER巴御前>の2トップが大暴れしまして、同レベルのパワーを持っていた<板垣><妙玖>と合わせて、都合3タイプのデッキが約一週間ほどで修正される事態となりました。
前述の3タイプが別格のパワーを持っていただけで、そのほかのカードも旧カードと比べたら一段階進んだ強さを持っており、現在の流行は新カードを軸にしたデッキが多めの環境になっています。
号令系では<ER平知盛>、<SR太史慈>、<SR徳川吉宗>、<ER井伊直虎>。ワラバラ系では<ER巴御前>、<SR真田幸隆>。舞デッキとして本体のスペックや計略内容から自由度が高すぎる静御前も台頭しており、各色、というか各デッキタイプ、それぞれ強い形が出来上がっているので、環境的にはさまざまなデッキが存在する状態となっていますね。
とういわけで、今回は現環境で活躍中のデッキタイプの中心武将について書いていきたいと思います。
ver1.6.0 注目カード紹介
最近では緋号令デッキの代表格となりました。
計略『興隆の軌跡』は自身が+2、速度上昇に加えて、味方部隊を武力+6、知力+3する陣形を展開することができるため、都合武力+8、知力+3速度上昇の単体強化に味方部隊+6、+3の陣形がついてきて士気7、という大変お得な性能になっています。
知盛の陣形は通常の陣形と異なり、自身の周囲が緋色に塗られて、その塗ったところが味方強化の陣形になる、やや特殊な仕様。
一度塗ってしまえば自城に帰っても陣形が維持されたままなので、味方のいる位置を一回塗ってしまえば、離れて行動できるあたり、いままでの陣形にない強みがありますね。
ただ、味方部隊を強化するために知盛自身が左右に動く必要があったり、その際に敵部隊の槍兵がいると迎撃に注意が必要になったりと、陣形特有の範囲による行動制限からは解放されたものの、この計略にはこの計略で、独自の難しさも抱えています。
ちょっと癖がありますが、それでも約12カウント続く武力+6は非常に優秀。効果自体が素直に強いので、<R内藤昌秀>、<R武田信繁>のサブ号令と組んでいる形をよく見かけますし、シンプルに強いですね。
今追加カードの顔、と言っていいでしょう。
緊急調整どこ吹く風。修正後でも変わらず元気に環境トップの一角に位置しています。
<ER木曾義仲>と出撃する機会が増えたので、彼女的にはむしろ嬉しい調整だったのかもしれません。
主流のワラタイプのデッキでは弱体弓と撃破時の回復で荒らし能力、ワラ耐性どちらも高く、号令、対ワラ、どちらも見れるオールマイティな活躍をしていますね。
特に<ER木曾義仲>型のワラデッキでは、おまけで入ってくる<N中原兼遠>の計略『人馬の加勢』のおかげで迎撃による事故がほぼ発生しないところも大きな強み。
お互いの知力の低さには特技「防柵」持ちかつ復活計略持ちの<R麋夫人>が控えていますし、とにかく隙が少なく、ワラデッキとして完成されたデッキな気がします。
特技「先陣」込み武力8の弓が純粋に強いため、号令デッキに入れても問題なく活躍するところも<ER巴御前>の良さですね。
碧には武力8の2コスト弓兵が存在しないので、号令に強めの弓兵を採用しようと思ったら自然と選択肢に入ります。
計略面を活かしたワラ、スペック面を見ても号令でと、どちらに入れても安定して活躍できるので、しばらくは碧の中核を担う1枚になりそうです。
新時代、到来。
いままでの舞姫には特技「防柵」持ちを用意する必要があった、だが今は違う。
ついに本体が「防柵」を持ってくるようになったのだ。
これだけならまだ許せるのですが、計略『白拍子の舞い』の性能を見ても舞った瞬間、味方部隊の武力が+2。
うん・・・?
士気5で味方部隊全体が+2。舞計略なのでもちろん永続です。
いままで舞計略は待っている時間が長いほど有利になっていく計略がほとんどだった、だがいまはちg(略)
この時点で割と強めなのですが、ほかの味方部隊の計略使用時に兵力が約3割ほど回復する効果がまた強力。
1回使えば約3割回復。2回使えば約6割回復。お得ですね。
お得で済ませていいのでしょうか。
計略を使用するほど回復するので、当然のことながら低士気の計略との相性は抜群です。
特に士気2で長時間+2、かつ、妨害、ダメージ計略から味方部隊を守れる<R村松殿>。紫限定なものの、士気3で+7や+8を出せる<N審配>といった武将との相性が良く、どちらか、あるいはどちらも入れたデッキはもはや<ER静御前>のスタンダードになりつつありますね。
ほかにも<ER静御前>以外蒼で組んで<SR羽柴秀吉>を連打するデッキや、平安で固めて<R平維盛>を使用するデッキも面白いです。
永続+2というところを活かして、<SR前田慶次>から<R那須与一>が目覚め続けるデッキも強力ですね。
士気の軽い計略と相性がいいのはもちろんなんですが、単に号令系のデッキに組み込んでも、号令の武力上昇値が+2される、かつ回復効果がついてくるので普通にコンボとして優秀なんですよね。
武力上昇+回復効果なので、一度はまったら抜け出しにくいことから、舞って一回目の攻防が終わって、舞を維持できていれば大きく天秤が傾く。舞計略特有の強みがちゃんと強いのはもちろんなんですが、士気5と軽めな士気なので、一度舞がつぶされてもやり直しが効く、というところもこのカードのすごいところ。
<ER静御前>の舞をつぶすのに士気や戦器を使ってくれるのなら、1度つぶれてカウンターで舞えばいいじゃない、ができてしまうんですよね。
舞が維持できていれば勝利にかなり近づく、という点が既存の舞よりも強くなりつつ、潰されたらかなり厳しい、という点が緩和されているため、既存の舞デッキと比べて手を出すハードルは低いと思います。
いままで舞に触れてこなかった方も、この機会に入門編ということで一度使ってみてはいかがでしょうか。
というわけで、現環境で活躍中のカードについて書いてきました。
現環境は号令、ワラバラ、どちらも強いデッキがありつつ、舞デッキの静御前もいるので、これ一強、メタの中心はこれ、といったものがあまりない感じがしますね。
88枚と多めな追加だったので、触れていないカードも多いですし、まだ出てきていないだけの強カードが隠れている気もします。
碧は<ER巴御前>と<ER木曾義仲>あたりが特に目立っていますが、個人的には義仲四天王あたりも怪しい気がするんですよね・・・。
奉武絡みのデッキも動きが面白いですし、形が決まれば環境に食い込んでくるかもしれません。
まずはメインとなるデッキを決めつつ、またいろいろ触っていこうと思います。
それではまた次回、虎斗でした。