B38無限<アンリミテッドブースト>が発売されて、新システムであるULOBからリリースイベントとトークンが登場しました。そこで今回はトークンを主軸にして戦う竜の姫君デッキについて紹介していきたいと思います。
デッキレシピ
竜の姫君
メインデッキ(IG)
計20枚
ZXEX
計16枚
キーカード紹介
蒼穹の彼方より
複数回使用して効果が増えていくこのカードを主軸に戦うのが特徴。相手ターンでもトークンを出せるので覚えておきましょう。
各種トークンの紹介
幼き貴女のワルツ
デッキから次の<蒼穹の彼方より>を探しに行けるので、序盤から終盤まで活躍します。
チャージも作れるので<6月のユーニ>を山札から置きに行けたりIG試行回数を増やせる点も強力です。
貴き平和のバラード
3コスト以下破壊は自分のゼクスも対象に取れるので連続攻撃に利用できて、相手6コス以上デッキボトムも自身コストより高い除去なので優秀です。
閉じる無限のノクターン
最大の特徴は攻撃時にデュナミスに置く効果で、相手ゼクスに対象を取れば再利用不可能にする除去になり、自分ゼクスに対象を取れば面空けになり連続攻撃の布石になります。3コス以下アストラルドラゴの蘇生もその後の<蒼穹の彼方より>を使いやすくなるので強力です。
好天に戯れる 姫君と竜
<蒼穹の彼方より>を主軸に戦うデッキなのでノーコストで打てる効果は強力で、IGヒットや<ノクターン>から蘇生でワンアクション増やすことが出来ます。
不確定ながらデッキトップを手札に加える効果も<蒼穹の彼方より>を切らさずに出来るので優秀です。
雲河を照らす 姫君と竜
<蒼穹の彼方より>のコストが減れば必然的に1ターンに打てる回数が増え、ゲーム展開がとても楽になるので非常に強力な効果です。また<蒼穹の彼方より>を打つと絶界を得られるため、イデアドライブ等の相手の妨害を無視して点数を取りに行けます。どちらの効果も相手ターンでも有効なので覚えておきましょう。
6月のユーニ
白イベントである<蒼穹の彼方より>を連打することと<ワルツ>がチャージを作ることと噛み合いが良いカードになってます。エンジェルを持つので<エモーションフラーマ>や<はずかしミカエル>を使って山札から探してチャージ置けたり<STドルミール>で手札からチャージ置けたりします。上記の<雲河姫君>と同様に早めに置けるとゲーム展開が楽になります。
ゲームプラン
竜の姫君デッキは特殊なデッキなので今回は全体の流れの例を紹介していきたいと思います。
パターン1
1. <蒼穹>から<ワルツ>2. <蒼穹>から<ワルツ>+イデアドライブ構え
3. <蒼穹>から<バラード>→2コスで<雲河姫君>出し1点取る
4. 3回のIGチャンス→<蒼穹>から<ワルツ>→<ワルツ>と<スタカ>でディンギルして<アンシャルキシャル>→<アンシャル>効果で相手チャージ1枚除去しつつ<好天姫君>→<好天姫君>効果で<蒼穹>踏み倒して<ノクターン>→<ノクターン>登場効果で<雲河姫君>→<アンシャル>アタック→<雲河姫君>アタック2点目→<ノクターン>アタック時<アンシャル>対象にデュナミス送り3点目→2コスで<蒼穹>から<ノクターン>→<ノクターン>登場効果で<好天姫君>出して手札増やす→<ノクターン>アタックで4点目
再現性の高い順当な展開パターン
<ワルツ>3回登場とIGチャンス2-3回あるのでそこで<ユーニ>や<雲河姫君>がめくれれば更に楽に変化します。4ターン目は前のめり展開にしてますが、PS<アンシャル>着地→<好天姫君>→<ノクターン>+<雲河姫君>で2点目を取り、3コスト残して<蒼穹の彼方より>構えにして耐えて5ターン目に詰め切るパターンも取れます。
パターン2
1. <好天姫君>プレイから登場効果でトップを見て手札増やす→捻って<蒼穹>踏み倒しから<ワルツ>→<ワルツ>効果で<ユーニ>捲れてチャージへ2. 2コスで<雲河姫君>プレイ→1コスで<蒼穹>から<ワルツ>→<ワルツ>アタック<雲河姫君>アタックで1点目→1コス<蒼穹>から<バラード>→<バラード>でアタック2点目
3. 2回のIGチャンス→2コスで<雲河姫君>プレイ→1コス<蒼穹>から<ワルツ>→1コス<蒼穹>から<ノクターンA>→<ノクターン>登場効果で<好天姫君>→<ワルツ>アタック→<ノクターン>アタック時<ワルツ>デュナミス送り3点目→<雲河姫君>アタック4点目→<好天姫君>効果で<蒼穹>踏み倒しから<ノクターンB>→<ノクターン>登場効果で<好天姫君>→<ノクターンB>攻撃時に<ノクターンA>デュナミス送り5点目→残り1コス<蒼穹>から<ノクターンC>→<ノクターン>登場効果で<踊る姫君>or<好天姫君>→<ノクターンC>攻撃で6点目
1ターン目に<ユーニ>がチャージに置けた場合の上振れパターン
先攻3ターン目に決着をつけることが可能な火力を持っているのが魅力的です。
<ワルツ>で<エモーションフラーマ>を置いても<ユーニ>探せるのでそれなりに再現性があります。ただし、<蒼穹の彼方より>をどれだけ引き込めるかに左右されるルートになります。
手札とトラッシュの質に左右されるので一緒くたには出来ないですが、どのパターンでも<6月のユーニ>を早い段階でチャージに置けると楽になるので、<ワルツ>登場効果が重要になり<ノクターン>よりも優先に出す可能性があります。
その他細かいテクニックとしては、<イラ>+<リユニオンシフト>からトップ操作して<ノクターン>+<好天姫君>の流れでアドバンテージを取りやすくすること、後半山札が少なくなって来たら<イデアドライブ>空打ちから山札2枚回復するのも選択肢に入ること、<ウェイカーミカエル>でトラッシュの<蒼穹の彼方より>を山札に戻せる選択肢があること等があります。
さいごに
今回は新しく登場した竜の姫君デッキについて紹介させて頂きました。B38で初登場ながらもまとまりの良いカードプールを貰いかなり火力の高いデッキになっていると思います。次の通常弾で黒の異種同名カードの蒼穹の彼方よりと黒のトークンやアストラルドラゴが増えるので、黒単や混色が組めるようになり戦略の幅が増えるので楽しみなカテゴリーになっています。
次回もよろしくお願いします。