『夢を継ぐ星々』で登場した<キミがくれたこの愛をモー・ショボー>、スクエアの自分のゼクスの中にコスト10以上のゼクスがあればコスト軽減されるという面白い効果です。
ミソス以外でも実用に耐えうるコスト10以上のゼクスは存在するのですが、今回はミソス中心で考えてみたいと思います。
というわけで、デッキ解説vol.011で紹介した【赤単ミソス】を手直しし、こんなデッキを組んで見ました。
まずはレシピからどうぞ。
デッキレシピ紹介
デッキ名:赤単ミソス
メインデッキ(非IG)
計29枚
<滅陽蛇アポピス>でコストを軽減しつつ<自由なる銀狐ユルグ>、<フラワートンネル探検隊エキドナ>などの軽量ゼクスを並べ、<フォックス・サマー玉藻>を1コストで登場し、<キミがくれたこの愛をモー・ショボー>の登場を狙うデッキです。
カード解説
ここからは簡単にいくつかのカードの採用理由と使用感を解説していきます。滅陽蛇アポピス
コスト軽減のミソスの中では最軽量でとても使いやすく、ドロー能力も手札消費の荒いミソスには大きな助けになります。
「プレイする際に必要なコストを減らす」のではなく、「カードが持っている情報としてのコストそのものを減らす」ので、<厳門の『苛烈』イガリマ>などのコストを参照するコスト踏み倒しに対しては、踏み倒せる範囲が増えるということを覚えておくと良いでしょう。
キミがくれたこの愛をモー・ショボー
このデッキには10コスト以上のゼクスのなかでも出しやすいものを積んでいて、比較的簡単に出せるためこのゼクスも登場は難しくないです。
探索する精霊ブラック・アニス
コスト参照は相手だけではなく自分のゼクスでもカウントできるため、小型を並べやすいミソスと相性が良く、全体ダメージ効果を特に意識せず狙うことができます。
<滅陽蛇アポピス>で軽減して<厳門の『苛烈』イガリマ>でこのカードを登場、<キミがくれたこの愛をモー・ショボー>を登場と流れるように動けるのが魅力です。
フラワートンネル探検隊エキドナ
アイコンはついていないものの、劣勢になればなるほど除外できる枚数が増えるため、<奔放なる妖狐 玉藻>、<瞳の中のあなたへ迦陵頻伽>の補助になります。
犬獣姫スキュラ
序盤から使ってリムーブゾーンを速いペースで貯めつつ、4コスト効果持ち、パワー6000までのラインなら倒せるので、このデッキでは重宝しています。
簡単な回し方解説
まずは<滅陽蛇アポピス>をキープして、効果持ちアイコンに頼る相手は<水辺の麗鳥 迦陵頻伽>などで無理な処理を強要させましょう。総評
前回の【赤単ミソス】から、ウェイカー関係を全部抜き、その枠にアイコンバニラと新弾のミソスを採用したような形になりました。<再生の胎動>は手札交換カードとして優秀なので残す案もありましたが、思い切って全部ゼクスにしたことで、<滅陽蛇アポピス>の効果が遅くなる事態がなくなりました。
この手のデッキの弱点として、一度押し返されると攻勢に転じるのが難しいというのがありますが、<探索する精霊ブラック・アニス>のおかげで同じような小型を並べるデッキには強くなったかなと。
それでは。