単色構築の話も終わり、次は混色での種族の話です。
基本的に種族デッキは単色で組むことで真価を発揮することが多いのですが、中には他の色を組み合わせることで真価を発揮する種族もあります。
今回はそんな種族を紹介していこうと思います。
○目次
○カテゴリ
1.ギアドラゴンの特徴
よく見る組み合わせは<IGOB><ユイ>の効果を有効に使うための白、リソースリンクと相性が良い緑の二色です。
サンプルデッキ
ギアドラゴン
メインデッキ(IG)
計20枚
メインデッキ(非IG)
計29枚
ZXEX
計14枚
■簡単な解説
<蒼雲ヘリカルフォート>の効果によりIGを確定させ、4ターン目にイシュタル二種類から一気にリソースブーストを行うことを狙います。2.クルーエルドラゴンの特徴
それに加えサポートである<カレント>が存在し、トラッシュから連続して登場させる事ができる種族です。
その為、登場させるディンギルの選択肢を増やすためにあえて色を組み合わせる種族です。
一番多く見るのはルル(<栄盛ルル>、<無尽ルル>)や<トイガー>、<モテッツ>などの強力なカードを使用できる白、次点で回転率の高さを注目した赤の二色です。
サンプルデッキ
クルーエルドラゴン
メインデッキ(非IG)
計29枚
ZXEX
計10枚
■簡単な解説
クルーエルドラゴンを踏み倒す<崩壊への序曲>、<カレント>の二種類を中心にしたデッキです。3.ヴァインドラゴンの特徴
ヴァインドラゴンは更にリソースからゼクスを登場させる効果を持っているカードも存在します。
しかし、肝心の登場させる先のゼクスがヴァインドラゴンには少なく、緑全体で見てもそれほど多くありません。
その為、他の色の大型ゼクスをデッキに入れ、ヴァインドラゴンの効果で登場させることが多いです。
サンプルデッキ
ヴァインドラゴン
メインデッキ(非IG)
計29枚
ZXEX
計14枚
■簡単な解説
ヴァインドラゴンで増やしたリソースから白の各種ロック能力を持ったゼクスを展開し、相手の反撃を抑え込むことを目標にしています。展開は<IGOB><クシュル>から<アイヴィーウイング>、<真実を求めて>も絡めることで一気にゼクスを展開することができます。
4.トゥルードラゴンの特徴
多くのカードがドラゴン全体を参照する能力を持っており、組み合わせる先のドラゴンによって様々な動きを行う事ができます。
最も多く見る組み合わせは展開力を持つ黒とスクエアを移動させることができる青と組み合わせる形です。
サンプルデッキ
トゥルードラゴン
メインデッキ(非IG)
計29枚
ZXEX
計14枚
■簡単な解説
<リソース><リンク>や<IGOB><エア>の展開力を活かし、マーメイドの連続攻撃と合わせ相手のライフを削る力を高くしたデッキです。攻撃するパターンが複雑になりますが、慣れれば相手のライフを一気に削ることができる爽快感のあるデッキです。
5.E☆2の特徴
全体的に癖の無いカードが多く、使いやすいカードが用意されているため現在でも愛好家が多い種族です。
また、全体的に使い終わったカードを使い回すことができるカードが少なく、基本的に手札に引いたカードを使用することが多いです。
そのため、ハンドキープが重要な種族になっています。
E☆2の種族自体が色を跨いでいるため、基本的には混色で組まれることも大きな特徴です。
基本的には青と緑をベースにし、回転率と攻撃力の赤か防御力の白のどちらか、あるいは両方と組み合わされることが多いです。
青緑+赤はビートダウン、青緑+白はコントロールといった形がよく見ると思います。
サンプルデッキ
E☆2
メインデッキ(IG)
計20枚
メインデッキ(非IG)
計29枚
ZXEX
計14枚
■簡単な解説
<"頑張ります!"><えつみん>からゼクスを展開し、盤面を制圧しながら相手のライフを削っていくデッキです。<"頑張ります!"><えつみん>からはなるべくちょうど10コストになるようにゼクスを登場させていきます。
状況に合わせ、適切な展開を行いつつ後続を確保して展開を行っていきましょう。
6.ク・リトの特徴
トークンを登場させることで盤面のアドバンテージを確保し、トークン登場時に誘発するカードにより追加でアドバンテージを得ていきます。
また、構築上エクストラ枠に多くのシフトを採用するため、エクストラデッキの構成も非常に難しい種族です。
無色のカードが多い故に、ディンギルを行いにくい点も挙げられます。
トークンを使った独特な動きを行うことができ、動き出した時のデッキの動きは他の種族にないユニークな動きなので一度使ってみると虜になると思います。
終わりに
今回は種族デッキの中でも混色で組まれる種族をピックアップしてみました。混色という特性上、ここで挙げているサンプルデッキ以外にも多くのデッキ構築があると思います。
それを見つけるのもカードゲームの醍醐味の一つです。
今回は記事の作成段階ではク・リトのカードプールが少なく、サンプルデッキを紹介できませんでした。
ク・リトのデッキはまたどこかで紹介できたらと思います。
それでは、次からは応用編としてこの知識を活かしたプレイング、デッキ構築の話に移って行こうと思います。
初心者の方には難しい内容になるかと思いますが、読んで損のある内容にするつもりは無いので是非読んでみてください。
それでは、次の記事でお会いしましょう
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