
雷魔デッキ解説【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回はSDB(スーパードローボールド)デッキをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
第1回かせきアカツキ杯準優勝デッキ解説【カマクラル】
高い展開力と安定性を兼ね備えたパワーデッキですので、一度は握ってみることをオススメいたします!
とは言え、最上級モンスターを11枚も積んでいると、一定の割合で手札事故が起きます...
先攻スタートでも最上級モンスターを4枚引いて即負け...というケースも何度か経験しました。
そうなると、バランスの良い竜魔デッキをまた使いたくなるものですが、今回はドラゴン族の代わりに新弾で大幅強化された雷族モンスターを混ぜてみました!
名付けて「雷魔」デッキです!
それでは、早速どうぞ!
デッキレシピ
雷魔
プレイヤー:カマクラル
モンスター
計28枚
●デッキコンセプト
「罠採用率が下がっている今こそ罠」です!パラレルオーダー、サンメロデッキといった展開系デッキの台頭により、速度の遅い罠カードの採用率が落ちてきています。
それに伴い、罠対策カードである<シードラゴン・ナイト>もほとんど見かけなくなりました。
もちろん罠カードはサンメロデッキの無限デッキバウンスの前には無力ですが、そうそう決まるものでもありません。
つまり、罠への意識が下がっている今だからこそ、上手く罠にハメられると思い、今回のデッキを組みました!
それでは、各カードの解説の方で詳しく書いていきます!
●各カード解説
【最上級モンスター】7枚
創世神...1枚
場に居座り続けることで毎ターン死者蘇生を打てるようなものなのでかなり強力です!
<センサー・ダックビル>で使い回せる点もかなり優秀ですね!
あえて裏守備セットから入って、相手の攻撃を受けることで表側にし、守備表示のまま効果を発動するというプレイングもあることを覚えておきましょう!
雷闘騎トリガードラゴ...3枚
単体での打点アップと条件次第で貫通付与も出来るため、1枚で完結した強さを誇ります!
この構築では罠との兼ね合いで雷族と魔法使い族の採用に絞っているため、3枚の採用としました。
セブンスロード・マジシャン...3枚
この構築では炎属性以外の5属性が採用されているため、MAX打点は3600になります。
このカードも返しに弱いモンスターの筆頭ですが、罠の後ろ盾によって無双することができます!
<ミスティック・ディーラー>と<ダーク・リベレイション>のコストに使える点が高評価で3枚採用しました。
【下級モンスター】21枚
セブンスロード・エンチャンター...3枚
しかし、必須というよりは自由枠のカードです。
今回は魔法使い族を優先して採用にしましたが、<雷闘騎トリガードラゴ>とシナジーがあり、状況を問わずに墓地を肥やせる炎属性として<抑竜ステルンプテラ>を採用するのも良いと思います。
ミスティック・ディーラー...3枚
デッキの回転率を高めて安定感を上げたかったため、3枚の採用としました。
恵雷の精霊...3枚
手札を消費せずに墓地を肥やせる分、<ささやきの妖精>の上位互換となるカードです!
<放電>のコストにも使えるために3枚フル投入しました!
ささやきの妖精...3枚
手札コストはかかるものの、墓地のモンスターカード2枚を戻せる効果は強力です!
自身が魔法使い族であることに加え、風属性であることも高評価で3枚採用しました。
セブンスロード・メイジ...3枚
自身が魔法使い族かつ墓地を肥やせるため、非常に優秀な下級モンスターです!
この構築においては3枚必須!
センサー・ダックビル...3枚
このカードのおかげで最上級モンスターの採用枚数を抑えることができるため、文句なしで3枚の採用!
アメイジング・ディーラー...3枚
魔法使い族なので、<ミスティック・ディーラー>や<ダーク・リベレイション>のコストに使える点も無駄がありません。
こちらも3枚必須です!
【魔法】6枚
七宝船...3枚
最近は<シードラゴン・ナイト>の採用率が下がっているため、場に伏せて温存しておき、手札に最上級モンスターがダブった時点で発動します!
短期で決着がつくタイプのデッキでは無いため、毎ターン安定して動けるようにするためにこちらを3枚採用しました。
とは言え、もともとデッキの最上級モンスターの採用枚数は少なめなので、他のカードに変える自由枠としていいと思います
激鱗解放...1枚
しかし、ライフコストもなかなか重たいため、1枚のみの採用に留めました。
手札活殺...1枚
しかし、活躍する機会が限定的だったため、1枚のみの採用にしました。
10sionMAX...1枚
これにより、相手の予想を超えたライフカットが可能となります!
ただし、手札コストがモンスターに限定されている点には注意しましょう。
【罠】6枚
ダーク・リベレイション...3枚
バック破壊系のカードや<シードラゴン・ナイト>の採用率が下がっていることも追い風となり、強気の3枚採用としました!
このカードの発動条件を満たすために魔法使い族は18枚も採用しています!
<潜入開始>に無力な点や<CAN-Melo:D>で戻されることについては割り切っています!
放電...3枚
潜入開始による打点アップは700なので、同じ攻撃力をもつモンスター同士であれば、返り討ちにすることができます!
攻撃を受けるモンスターは種族の特定が無いため、墓地に2枚以上の雷族モンスターさえ貯まっていれば、即座に打つことが可能です!
オマケの400バーン効果も地味に強く、デュエル終盤においてはそのダメージが勝敗を分けることもあります!
相手に意識外からの一撃を与えるため、こちらも強気の3枚採用としました!
●各デッキとの相性
対パラレルオーダー ○有利
パラレルオーダーデッキには罠を破壊するカードが採用されていないため、<ダーク・リベレイション>などの罠の影響をモロに受けることになります。そのため、罠さえ引くことができれば一気に流れを引き込めます!
このことからこちらが有利と判断しました。
対サンメロ ×不利
無限デッキバウンスのループコンボを持つサンメロデッキは天敵です。いくらこちらが罠で守りを固めても、<CAN-Melo:D>の効果で無に帰してしまいます。
そのため、こちらが不利と判断しました。
対カリギュレ竜魔 △五分
お互いに<ダーク・リベレイション>で守りながら戦う中・低速デッキなので、先攻有利です。ドラゴン族か、雷族かという違いがあるだけで、デッキ構成はほとんど同じため、パワーは拮抗していると言えるでしょう。
●このデッキの弱点
バック破壊系カードに弱いです。最近は採用率が下がっていますが、サンメロデッキは現役なので、当たった際は注意が必要です。
<恵雷の精霊>や<ささやきの妖精>で墓地の最上級モンスターを戻しながら粘りましょう!
●プレイングのコツ
早期で墓地に4枚の魔法使い族を送ることができれば相手にプレッシャーをかけられます!相手の攻め手が緩んでいる間に畳み掛けましょう!
また、サンメロデッキ相手には罠を出し惜しみせず、使えるタイミングでガンガン使った方がいいと思います!
●最後に
長文にお付き合いいただき誠にありがとうございました。現代版の竜魔デッキのようなバランスの良い構築だと自負しています。
ブン回しデッキではないためにプレイングも必要ですが、コントロールデッキが好きな方にはオススメです!
<ダーク・リベレイション>の強さを再認識したい方は是非とも握ってみてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
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