
2023年10月リミットレギュレーション【カマクラル】
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
公式からの予告通り、9月18日21時に10月1日実装の新リミットレギュレーションが発表されました!
ワンダー、ガイア、海竜、ハーピィと分布はバラけているものの、エリアナンバー1決定戦の結果を見てもワンダーが頭一つ抜けて結果を出しており、規制は免れないと予想していました。
しかし、蓋を開けてみると思った以上にワンダーへの規制が緩めで驚きました。
また、海竜のキーカードが無制限からいきなり制限に入りましたが、これは8月に行われたギャラクシーカップ2023一般の部の影響でしょうか。
今回の規制が今後の大会シーンにどのような影響を与えるのか、これから考察していきたいと思います。
是非とも最後までお付き合いください!
目次
尚、今回は新しく規制されたカードに絞って解説していきます!
それでは、早速観ていきましょう!
1.新リミットレギュレーション考察
禁止カード:該当なし
<ブラック・ホール・デヴァイス>が登場したことで、<ブラック・ホール>禁止のフラグが立ったと思っていましたが、スルーでした。やはりラッシュデュエルにおける「禁止」というのは相当ハードルが高いようです...
エクスキューティーメタの<マッドレア・アクエラ>、<邪影ダーク・ルーカー>メタの<見切りのハーヴェイ>、<ブラック・ホール>メタの<ノーバディ・スキャットシーフ>など、特定のカードが強くなり過ぎないように新規の汎用カードで環境を調整していくのが得意なので、今後もその方針のようです。
今回の裁定で禁止指定のハードルがまた上がったため、ここに名前が入るカードは当分出て来ないと予想します。
制限カード(新規):1種類
グランド・エクストリーム

海竜デッキの展開の要が規制されました!
相手の墓地のモンスターを5体までデッキに戻せるという追加効果が強過ぎましたね!
カードプールが少ない頃は出せるモンスターもステータスや効果が弱かったため、大して使われていませんでしたが、カードプールが増える毎に強さを増していきました!
ギャラクシーカップ2023で海竜デッキが優勝したことに加え、最近は墓地のカードを活用するテーマが増えたこともあり、規制されたのだと思います。
高価なカードではないため、カードショップへの影響もそこまで無いでしょう。
個人的には環境における墓地メタの必要悪ポジションとして居座らせるため、かかっても準制限くらいだろうと予想していただけに意外な改定でした。
海竜を使うなら<グランド・エクストリーム>1枚で頑張るか、マキシマム軸にするかだと思いますが、いずれにせよ海竜のシェアは減りそうですね。
準制限カード(新規):1種類
セブンス・ワンダー・フュージョン

個人的には制限入りは免れないと思っていましたが、まさかの準制限指定でした!
このカードを引き込む確率は下がったものの、2枚ならまだまだ環境に居座り続けられそうです!
とは言え、フュージョン成立までのターン数は確実に伸びるため、ハーピィや機械など速攻でライフを削ってくるデッキには弱くなるでしょう。
来期も<魔導竜騎士-セブンスギアス>の脅威は健在なので、最上級モンスターを並べにくいですが、もしかしたらこれくらいのバランスがちょうど良いのかもしれません。
<グランド・エクストリーム>が規制された恩恵もあるため、しばらくはワンダーの新しいタイプを模索するかたちになりそうですね。
無制限カード(新規):該当なし
前回の改定で規制されたエクスキューティーが緩和されるか注目していましたが、変更はありませんでした。<レジェンド・ストライク>の登場や<邪影ダーク・ルーカー>の採用率アップによって罠型デッキには厳しい環境なので、この辺りで少し優遇されるかと思いましたがダメでした。
一度規制されたカードはすぐに解除しないという方針が見えた結果となりましたね。
2.各デッキタイプへの影響
新リミットレギュレーションを踏まえて、各デッキタイプへの影響について書いていきたいと思いますが、その前に少し整理したいと思います。カードプールが増えたことに伴いデッキの種類も増えたため、今一度各デッキタイプの分類についてまとめ直したいと思います。
デッキによっては以前の記事と異なるデッキタイプとして扱うものもございますが、ご了承ください。
展開デッキ→ビートダウン
速攻でライフを削り切ることを目的にしたデッキです!デッキを回転させたり展開することに重きを置くため、墓地のカードをデッキに戻して再利用したり、メタカードを積んだり、罠で守りを固めることは二の次です。
自分のやりたいことを押し通すタイプなので、どの対面でも基本的な回し方は同じですね。
練習時間がとりにくい社会人の方にもオススメのデッキタイプです!
以前の記事でハーピィはミッドレンジ(旧:罠型デッキ)に分類しておりましたが、実際の動きを見ると<ハーピィズフルドレス>や<トライアングル・X・スパーク>などの強化魔法で序盤からライフを削る動きが強かったため、ビートダウンタイプに変更しました。
デッキ例:ハーピィ、サイバー
罠型デッキ→ミッドレンジ
いわゆる中速デッキです!ビートダウンが短期決着に全フリしているのに対し、ミッドレンジは中・長期戦も戦えるような構築になっています!
これだけ聞くとミッドレンジの方が強いように感じるかもしれませんが、そうでもありません。
デッキの配分をバランス良くしている分、単純な速攻勝負ではビートダウンに敵いませんし、勝負を決め切れずにもたつくとコンボデッキのコンボが成立してしまいます。
環境を読んだデッキ構築や相手のデッキに合わせたプレイングなどプレイヤーの腕が求められるため、難易度の高いデッキと言えるでしょう。
その代わり、使いこなせればどの対面でも互角以上に渡り合えるはずです!
ラッシュデュエルの腕を磨くにはもってこいのデッキタイプと言えるでしょう!
デッキ例:爬虫類、ガイア
コンボデッキ
ビートダウンやミッドレンジに比べ、カード同士のシナジーが強いデッキタイプです!主にフュージョン、マキシマムデッキをコンボデッキと位置付けていますが、ガイアは魔法カードを介さない特殊召喚であるため、通常のフュージョンデッキよりも手間がかからないと判断してミッドレンジに分類しました。
基本的にはフュージョン召喚、マキシマム召喚のいずれかを成立させて勝ち切るデッキなので、ビートダウンやミッドレンジと比べると速度は遅めです。
しかし、対面によってはコンボ成立=勝ちや返し札がなく詰みの状態まで持っていけるため、噛み合った際のデッキパワーは随一ですね!
大抵の場合、相手の妨害を乗り越えてコンボを成立しなければならないため、難易度はやや高めです。
デッキ例:ワンダー、海竜マキシマム
以上の内容を踏まえた上で、各デッキタイプへの影響を一つずつ解説していきます!
ビートダウン:ややパワーアップ
海竜が大幅パワーダウンとなったものの、ワンダーのスピードが落ちたことでハーピィやサイバーなど速攻で決着できるビートダウンデッキの立ち位置が良くなりました!<レジェンド・ストライク>によって苦手なミッドレンジに対しても強く出れるようになったことも追い風ですね!
海竜のパワーダウン分を加味してややパワーアップという評価にしました。
ミッドレンジ:パワーダウン
今回は緩和が無かったため、フルパワーエクスキューティーにはなれませんでした。新しいワンダーのタイプにもよりますが、<マッドレア・アクエラ>や<ディープシー・ハンター>、<ノーバディ・スキャットシーフ>のメイン採用率が上がれば、エクスキューティーには地獄の環境となります。
ミッドレンジ希望の星は圧倒的な安定感を誇る爬虫類ですが、それでも<邪影ダーク・ルーカー>と<レジェンド・ストライク>の採用率が高い昨今では苦戦を強いることでしょう。
そのため、パワーダウンと判断しました。
コンボデッキ:ややパワーダウン
コンボデッキ筆頭のワンダーが規制で弱体化します。また、海竜マキシマムデッキも規制の影響を受けて少し弱くなる印象です。
とは言え、デッキが組めなくなるほどの規制ではありません。
ワンダーは最上級モンスターの展開を抑制できるという強みは残りますし、海竜マキシマムも多数のレベル10サポートカードの恩恵を受けることができます。
そのため、ややパワーダウンと判断しました。
3.最後に
前回の改定時もそうでしたが、公式としてはガッツリ規制をかけて環境を激変させるつもりは無さそうです。あくまでも強過ぎるテーマの数枚に規制をかけて、環境をならすかたちでしょうか。
たしかにせっかく買ったカードが数ヶ月で使えなくなってしまうのは悲しいですからね!
今のやり方の方が長く楽しめる環境になるのかもしれません。
制限改定は一種のお祭りみたいなものなので、個人的にはこのやり方には賛成です。
新しいデッキを考える良いキッカケにもなりますしね!
今後も新リミットレギュレーション対応の色々なデッキをご紹介していきますので、是非とも参考にしてください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
- X(旧Twitter) @yugiohbar