
戦うデュエリーマンのカマクラルです。
前回は新登場の幻竜族をテーマとしたデッキをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
環境の一角を担うデッキとしてはもちろん、今後も強化が期待されるテーマですので、是非ともチェックしていただければ幸いです。
→幻竜マキシマムデッキ解説【カマクラル】
新環境デッキ紹介の第二弾は、強化されたテーマである「機械族」「悪魔族」といった世紀末テーマのカードを中心としたマキシマムデッキです!
中でも特筆すべきは超強力な罠の<獣機械奥義 獣之拳>
詳しくは後ほど説明しますので、まずはデッキレシピをご覧ください。
デッキレシピ
メインデッキ40枚
最上級モンスター:8枚
下級モンスター:21枚
魔法:5枚
罠:6枚
デッキコンセプト
ズバリ、「カウンター」です!このデッキは従来のマキシマム召喚デッキ同様、守備寄りです。
しかし、マキシマムモンスターが手札に揃うことを待つのではなく、積極的にライフを取りにいく動きが可能です!
その役割を果たすのが<獣機械奥義 獣之拳>であり、相手の攻撃を一回止めた後に相手の魔法・罠を1枚破壊できるため、2度おいしいカードです!
※<セブンスロード・マジシャン>や<ドラギアス>で攻撃される場面は多いため、発動機会が無いことはなさそうです。
<キングス・ディグニティ>もそうですが、あえて相手の場にモンスターを残すことで<ヘヴィメタル>の効果を最大限に活用できます!
それでは、より細かいカード解説に移ります!
カード解説
罠でこのカードへの攻撃を止めて盤面に維持しながら勝つことを目指しています!
攻撃力を最大限まで高めるというよりは、貫通を持たせてライフを取りに行く動きの方が多いです。
効果発動のコストを確保するため、極力下級モンスターは機械族にしています。
<エンシェント・バリア>も採用していることから墓地リソースが重要なデッキとなるため、枚数管理には気をつけましょう!
3積確定。
手札の消費量や<落とし穴>の存在からハイリスクではあるものの、盤面にカードが残りやすいこの構築では活躍する機会も多いです。
攻め手の少ないこの構築における貴重なアタッカーなので3枚採用。
相手が<カベーター>を出した後でもライフ差やレベル対象でのパンプアップによって超えることができる貴重なモンスター!
<ディグニティ>対応のリリース要員。
単体のステータスが低いため、下級モンスター同士の戦闘でも弱いですが、割り切って採用。
<ロイヤルデモンズ・グルーピー>は飛び抜けて弱かったため不採用にしました。
今後、下級で攻撃力1500の悪魔族が出てきたら抜けるカードの候補です。
もっとステータスが高ければ良かったのですが、<ビーストギア・ワールド>との兼ね合いからかいずれも低めに設定されていますね...
このカードも下級1500アタッカーが出たら抜ける候補です。
現状では貴重な機械族の下級モンスターとしての役割も兼ねているため、どちらも3積採用。
手札で下級モンスターがダブついた時に効果を使って手札の枚数を減らせることも優秀です。
これで盤面に維持した<ミラーイノベーター>や<ヘヴィメタル>に耐性をつけてカウンターを決めていきます。
即打ちというよりは一旦は伏せておき、手札が5枚の時に打って最大限の効果が出るタイミングを狙いたいです。
手札消費の激しいこの構築では、一旦は魔法・罠ゾーンに伏せておき、勝負のタイミングで発動する動きを取ることになります。
タイミングによって強さにムラのあるカードだと考えているため1枚の採用。
フィールド魔法を入れ過ぎると幻竜デッキの手助けをすることにも繋がるため、1枚の採用が丁度いいと思います。
相手の攻撃を止めつつ、こちらの最上級モンスターを残せることはかなりのアドバンテージです!
さらに相手が環境での使用率が高い竜魔デッキであった場合、魔法・罠カードも1枚破壊できるため、反撃の<ダーク・リベレイション>をくらう確率も下がります。
このカードを使いたいがために組んだデッキといっても過言ではないため3枚必須!
相手の盤面に残った攻撃モンスターを吸収してダメージを取りにいけます!
ちなみに破壊ではないため、相手のマキシマムモンスターに対しても有効な数少ない罠です。
各デッキとの戦い方
ただ、相手も魔法・罠破壊カードを使ってくることから、毎回こちらの狙い通りに罠が決まるとは限りません。
下級モンスターのステータスも単体では心許ない数値のため、罠を打てるタイミングでは積極的に発動して、盤面にカードを残した状態で次のターンのドローにかけるのがいいと思います。
ドラゴンはトラップ無しの構築も多いため、魔法・罠破壊効果は不発が多いと思いますが特に問題は無いでしょう。
罠でいなしながら盤面維持できれば戦闘もこちらが有利です。
<ドラゴニック・プレッシャー>の存在から、マキシマム召喚は狙わずに<ミラーイノベーター>や<ヘヴィメタル>といった最上級モンスターで攻めましょう!
ただ、相手の<カベーター>に対しては<マグナム・オーバーロード>という回答があるため、マキシマム召喚を決められたからといって即負けにはなりません。
また、膠着状態になることを見越して、<手札抹殺>で勝負を決めることも視野に入れて立ち回るようにしましょう。
最後に
竜魔・ドラゴン・幻竜という3すくみの環境に一石を投じる第四の勢力がこの世紀末テーマだと思います。単体のデッキパワーは決して高くないですが、魔法使い・ドラゴン・マキシマムに対してメタることでポジションを確立しています。
竜魔デッキに飽きた方や、竜魔デッキに勝ちたい方は是非ともお試しください!
それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。
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