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新弾レビュー「CYBERSTORM ACCESS」

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by メカヲタ

新弾レビュー「CYBERSTORM ACCESS」
みなさんこんにちは、メカヲタです。
今回は前回の【ビーステッド】に引き続き、「CYBERSTORM ACCESS」に収録された新規カードの中から、いくつかおもしろそうなものをピックアップして紹介したいと思います。
お付き合いください。


新規カード紹介
ピュアリィ・リリィ
「ピュアリィ」に新規メインモンスターが追加。
その容貌から、<エクスピュアリィ・ノアール>の成長前の姿のようです。
召喚・特殊召喚時に速攻魔法以外の「ピュアリィ」カードをサーチできますが、<ピュアリィ・マイフレンド>を経由することで速攻魔法にもアクセスできます。<ピュアリィ>と違い確定でサーチできるのはかなりありがたいですね。
また、墓地の「メモリー」を対象に、それに記された「ピュアリィ」エクシーズモンスターを重ねて特殊召喚する効果もあります。
こちらも<ピュアリィ>と同様の効果ですが、あちらと違って手札を消費しないため、かなり使いやすくなりました。
「メモリー」が無ければサーチ効果から好きなエクシーズへと繋げられるほか、ある場合はあらかじめエクシーズを出しておくことで、「メモリー」を使った妨害へと繋げられます。
もちろん各種「メモリー」でのリクルートにも対応したステータスなため、本家<ピュアリィ>よりも重要度の高いモンスターになったといえるでしょう。
とはいえ、このカードだけではメインモンスターの枚数は少ないので、本家のほうもまだまだ活躍することになりそうです。

ピュアリィ・スリーピィメモリー
新たな「メモリー」。固有効果はターン中一度のダメージを無効化とフィールドの状況に左右されず発動でき、デッキから「ピュアリィ」を特殊召喚する共通効果ももちろんついています。
単純に「メモリー」の種類が増えた影響は大きく、安定した初動として運用できます。
また、付与効果は相手スタンバイのドローで、<ピュアリィ・デリシャスメモリー>と同様に同名で重複するため、複数枚素材にすることでその分ドローができます。
他の「メモリー」と違って相手ターンに発動する効果なため、このドロー後のスタンバイ中に<ピュアリィープ!?>で「ピュアリィ」を重ねれば、再度ドロー効果を発動できます。素材とした<ピュアリィ・スリーピィメモリー>のドローが実質倍になるため、積極的に狙いたいですね。
ただ、現状ではこのカードに対応する「ピュアリィ」エクシーズモンスターは存在しないため、<ピュアリィ>等で参照できないことには注意が必要です。今後に期待ですね。

幸魂
汎用スピリットサポートの「魂」シリーズの3枚目。<荒魂>、<和魂>に続く登場ですが、9年以上も間を開けることになりました。
とはいえ、11期仕様となったその効果はなかなかに強く、手札から見せることで、スピリットモンスター1体を召喚できます。
荒魂>でスピリットをサーチしても召喚権が無かった問題に対し、このカードを見せると召喚できるのは強力で、特にリリースを必要とするレベル5、6のスピリットを出しやすくなります。
また、変わったところでは<荒魂>から「特殊召喚」を経由せずにランク4へと繋ぐことができ、特殊召喚制約のあるデッキでもランク4から展開する事が可能です。

エクソシスター・マルファ>を擁する【エクソシスター】、<トランスコード・トーカー>を擁する【サイバース】などが該当しますね。
前者は<エクソシスター・カスピテル>、後者は<斬機ダランベルシアン>から展開でき、特に前者では、<幸魂>とレベル4からでも<エクソシスターズ・マニフィカ>+<エクソシスター・リタニア>を展開できるのが優秀です。
リブロマンサー・オリジン
「リブロマンサー」より永続魔法カードが追加。漫画「OCGストラクチャーズ」で先行公開されていたカードですね。
発動時の処理として「リブロマンサー」魔法・罠をセットでき、「リブロマンサー」儀式モンスターがレベル×100の攻撃力上昇、儀式モンスターの特殊召喚時に相手の魔法・罠を破壊する効果を持ちます。
【リブロマンサー】では<リブロマンサー・ライジング>や<リブロマンサー・Gボーイ>から相互にモンスター、魔法カードをサーチできるため、このカードも足りないモンスターをサーチする初動として扱うことができます。
また、罠カードにも触れるため、初動が足りていれば<リブロマンサー・インターフェア>等を構えにいけるのも優秀ですね。
攻撃力上昇も主力の<リブロマンサー・デスブローカー>が3100になるのはかなり強く、魔法・罠の破壊も<リブロマンサー・マジガール>による相手ターン儀式召喚はもちろんのこと、後攻時や切り返しでの盤面除去として使えかなり優秀です。デメリットもないため、かなり使いやすいカードといえます。
おすすめ軍貫握り
「軍貫」に新たなサーチカードが追加。相手に<しゃりの軍貫>と「おすすめ」の「軍貫」エクシーズモンスターを見せ、相手が注文した「ネタ」をデッキから手札に加えるというもの。
もちろん見せた「軍貫」に記されたもの以外のモンスターも相手は注文できるので、相手がいかに「軍貫」を知った「ツウ」であるかを試せる、遊び心のある効果になっています。
肝心のお代は店主のおすすめであるためか、どの「軍貫」でも1つ500LPに値上がりしており、発動のたびにカウンターを累積し、このカードが相手によって離れた場合にカウンターの数分の支払いを強要します。
ただし、あくまで相手が「払う」ため、処理時に払うLPより相手のLPが少ない場合は、払う処理ができずに「食い逃げ」されてしまいます。
フレーバー的にはかなり良いのですが、既に<しゃりの軍貫>を持っている前提の効果であることも合わせて、弱点になってしまいますね。

時を裂く魔瞳
ルール介入系の通常魔法カード。発動後、そのデュエル中に「手札のモンスター効果の発動不可」、「通常のドローが2枚」、「通常召喚が2回」を得ることができます。
破格の効果のようにも見えますが、発動ターンは<二重召喚>の下位互換に過ぎないこと、デュエルが長期間するほど効果が大きくなることから、相性のいいデッキを見極めたいです。
特に各種手札誘発が発動できないことは大きく、「相手が手札誘発を気にせず動ける」ようにしてしまうことに注意が必要です。
発動後に手札が減らせること、各種制約から<命削りの宝札>とはかなり相性が良く、もともとそれを採用できるようなデッキで使いたいですね。<強欲で謙虚な壺>ともども採用でき、通常召喚権の恩恵がある程度高い【妖仙獣】などは相性が良さそうです。
ダイノルフィア・インタクト
「ダイノルフィア」の新たなカウンター罠。
発動条件は「ダイノルフィア」カードが存在する場合と非常に緩く、弱点であった<ダイノルフィア・フレンジー>に対する<灰流うらら>を無効化してくれます。
また、追加効果でそのターン中の戦闘ダメージを一定数値に変動するため、そのターン中は戦闘ダメージによる敗北がなくなります。
もちろん<ダイノルフィア・テリジア>によるセットにも対応しており、1枚で弱点を複数克服させてくれるかなり強力なカードです。
ダブル・フッキング
コストを要求する代わりに対象が2枚になった<リビングデッドの呼び声>のようなカード。
ですが、蘇生対象は2体「まで」なため墓地が1体のみでも発動でき、コストで捨てたモンスターも対象にできることから、使い勝手はかなり良さそうです。
「追加で手札からモンスターを特殊召喚できる<リビングデッドの呼び声>」と書き換えると、優秀さがわかると思います。
環境で第一線級かというとそうではありませんが、カジュアル系のコンボデッキではかなり重宝しそうです。
【テラナイト】なんかでは手札に重なった「テラナイト」を捨てつつ蘇生し、<星輝士 トライヴェール>で使い回すのも面白そうです。

以上が今回の新規カードのピックアップ解説になります。
気になったカードはありましたでしょうか?
ぜひこれらのカードを使ってデッキを組んでみてくださいね。
ありがとうございました!

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