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デッキ紹介「鉄獣戦線+十二獣」前編【メカヲタ】

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デッキ紹介「鉄獣戦線+十二獣」前編【メカヲタ】
リンクモンスターを主体とする新しいテーマ、「鉄獣戦線(トライブリゲード)」が新弾「ファントム・レイジ」で登場しました。今回は、獣・鳥獣・獣戦士族(以下ビースト)で統一されたこのテーマを紹介したいと思います。

「トライブリゲード」は前述の通りビースト統一されたテーマで、リンクモンスターの特殊召喚を主として戦います。
特筆すべきはその特殊召喚方法で、普通のリンク召喚に加え、現在までに登場している3体の下級モンスターの「墓地から任意の枚数のビーストを除外し、除外した枚数と同じリンク値のビーストリンクモンスターを特殊召喚する」という共通効果により特殊召喚できます。場に素材を揃える必要がなく、かつ素材の縛りすら無視できるためこれまでに類を見ないテーマ性といえ、墓地が肥えている必要はあるものの1枚から展開し始めるという点で、往年の「十二獣」を彷彿とさせます。
それでは、「トライブリゲード」カードを見ていきましょう。

メインデッキのモンスター
「墓地から任意の枚数のビーストを除外し、除外した枚数と同じリンク値のビーストリンクモンスターを特殊召喚する」共通効果と、それぞれの固有効果を持ち、墓地コストさえあればどのモンスターからでも展開ができます。この効果の発動後はビーストしかリンク素材にすることができなくなりますが、リンク召喚するモンスターに縛りは無く、特殊召喚したモンスターを素材に「ヴァレル」や<双穹の騎士アストラム>などもリンク召喚できます。
鉄獣戦線 ナーベル
レベル1の鳥獣族で、共通効果に加え、墓地へ送られた場合に同名以外の「トライブリゲード」モンスターをサーチする効果を持ちます。デッキ内の潤滑油的役割が大きく、状況に応じたモンスターを持ってきながら共通効果のコストになる優秀なモンスターです。
鉄獣戦線 ケラス
レベル2の獣族で、手札のビーストを捨てることで手札から特殊召喚できます。コストが限定されてはいますが手数の増加として運用でき、それぞれの共通効果が同名ターン1であることから散らすという意味でも採用しておきたいモンスターです。墓地に送りたいモンスターを素引きした場合に活用でき、その場合に«鉄獣戦線ナーベル»からサーチすることができます。
鉄獣戦線 フラクトール
このデッキの核ともいえるモンスターで、手札・場から自身を墓地へ送ることで、デッキからレベル3以下のビーストを墓地へ送る効果を持ちます。この効果により«鉄獣戦線 ナーベル»を墓地へ送ってサーチ効果を使うことで、墓地に2枚のコストを貯めつつ手札に「トライブリゲード」という状況を作れます。レベル4の獣戦士族であるため<炎舞-「天キ」>からサーチでき、攻撃力も素で1900と非常に頼りになるモンスターです。
リンクモンスター
場で発動できる効果と、墓地へ送られた場合の効果を持ちます。素材はすべて「ビースト2体以上」と緩く、トークンも素材として扱えます。
鉄獣戦線 徒花のフェリジット
リンク2モンスターで、手札からレベル4以下のビーストを特殊召喚する起動効果と、墓地へ送られた場合にドローし、手札1枚をデッキボトムに戻す効果を持ちます。«鉄獣戦線 ナーベル»を素材に含むことで「トライブリゲード」をサーチし、起動効果で特殊召喚することでさらなる展開へと繋ぐことができます。手札入れ替え効果も被ったカードを戻しつつ誘発や罠を引きにいけ、引いたカードをそのまま戻すこともできるため損失なく使うことができます。
鉄獣戦線 銀弾のルガル
リンク3モンスターで、相手メインフェイズに手札・墓地からビーストを特殊召喚する効果、墓地へ送られた場合に相手モンスターを全体弱化する効果を持ちます。特殊召喚できるモンスターはレベル4以下で、効果無効かつエンドフェイズに手札に戻りますが、蘇生することで擬似的なサルベージにもなり、後述する<鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ>と併せることで妨害としても機能します。弱体化は自分の場の種族×300、かつそのターン限定ではありますが、誘発効果へのチェーン回避にも使え全体的に小回りの利くモンスターといえます。
鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ
リンク4の大型モンスターで、自身または自分の場へのビーストの特殊召喚成功時にフィールドのカード1枚を除外する効果、墓地へ送られた場合にビーストをサーチする効果を持ちます。除外効果は対象を取らないため耐性持ちモンスターにも対処でき、«鉄獣戦線 徒花のフェリジット»や«鉄獣戦線 銀弾のルガル»を素材に含めてリンク召喚することで、発動無効等のチェーンを回避できます。サーチ効果は除外されているビーストの数以下のレベルと範囲は広く、「トライブリゲード」の効果を使用することで自然と条件を満たすことができ、除去を受けた際に立て直しのための後続を確保することができます。名実ともにエースと呼ぶに相応しいモンスターです。
魔法・罠
鉄獣の戦線
モンスターをコストにし、違う種族の「トライブリゲード」モンスターをサーチできる永続魔法です。毎ターンサーチしつつ墓地を肥やすことができますが、永続故の除去に弱いところが難点。墓地へ送られた場合に相手の攻撃宣言を防ぐ効果もありますが、あくまで保険程度に考えていいと思います。
鉄獣の凶襲
自分の場のビーストを対象として、種族が異なり攻撃力の低いビーストをデッキから特殊召喚できます。特殊召喚したターンは効果が無効化されますが、次のターン以降は有効化されるため、<王虎ワンフー>といった制圧系のモンスターを簡単に出すことができます。速攻魔法であるため«鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ»の起動にもなり、高いパワーを誇ります。発動後はリンクモンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できないことに注意が必要です。
鉄獣の血盟
自分のリンクモンスターを対象とし、手札・墓地から種族の異なるビーストを特殊召喚する通常罠です。レベル制限や効果無効もないため、妨害効果を持つモンスターを奇襲的に特殊召喚することができます。また、墓地に存在し、自分の場にビースト3種族が揃っている場合に、相手の表側表示の魔法・罠を無効化する効果も持ちます。<マジシャンズ・ナビゲート>と同様の効果ですが、発動条件があるうえにいずれかターン1であるため、おまけ程度に考えていいでしょう。
鉄獣の抗戦
今回紹介する中でも群を抜いたパワーを誇るカードです。除外・墓地から任意の枚数のビーストを特殊召喚し、それらを素材として「トライブリゲード」をリンク召喚するという、さながら<異次元からの帰還>と<星遺物からの目醒め>をひとつにした様な効果を持ちます。フリーチェーンで«鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ»の効果を狙えることに加え、コストで除外した墓地リソースの回復、«鉄獣戦線ナーベル»を初めとする墓地効果の再利用を一挙にこなすことができ、下準備こそ必要としますが1枚から生み出すアドバンテージは莫大です。<屋敷わらし>は受けるものの、類似カードの弱点である<墓穴の指名者>に対して耐性があり、妨害、リソース供給、アドバンテージ確保を1枚でこなせる優秀なカードです。
後編では【トライブリゲード】を構築するにあたり、相性のいいカード群を紹介します。

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