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大会レポート「京都ドラスタCS」(前編)【オオニシ】

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by オオニシ

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大会レポート
【京都ドラスタCS】(前編)
こんにちは。初めての方は初めまして、オオニシと申します。
今回は、先月の1月25日に開催された「京都ドラスタCS」のレポートと、そのデッキ解説を簡単にしようと思います。そのデッキとは【コードトーカー】というリンクテーマで、興味が無ければ「???」となるのも無理はないですが、少しでも興味があれば軽い気持ちで読んで頂ければと思います。恐ろしいまでの前置きを、ここに設置しました。

まずはCSレポを書き連ねた上で、当日使用したデッキ解説をする形となります。
使用した構築
コードトーカー
作成者:オオニシ
CSレポート
一戦目:サンダードラゴン サイコロ〇 〇〇

先攻を取れたものの、<G><泡影><D.D.クロウ>に阻まれ<トークバック><トランスコード><インヴァート><マスカレーナ>の盤面で終わりました。半ば諦めながら相手ターン中に「インヴァート」「マスカレーナ」で<アストラム>を立てたところ、相手も攻め手が無くアストラムを越えられなかった為に、返しで捲って勝ち。

二本目は2伏せエンドという事故を起こしてくれたため、難なくワンキルで勝ちました。

2戦目:ドラゴンリンク サイコロ× ×〇×

先攻を取られます。<クイック・リボルブ>が見えてデッキを把握するも、<リンクロス>と<オライオン>を絡めた「<リリーサー>付き<クラウソラス>」を出すタイプで、メイン戦は何も出来ずに負け。

二本目は先攻を取り、<泡影>を食らったものの問題無くエクストラリンクを成立させて勝ち。

三本目はまた相手の先攻ですが、投入した<ニビル>や<ドロバ>、その他の手札誘発を1枚も引けずに再び「リリーサークラウソラス」を作られた上で、<アポロウーサ>+<サベージ>も立てられて終了です。

3戦目:オルフェゴール サイコロ× 〇〇

先攻で作られた<マスカレーナ>+<ガラテア>+<バベル>に対して、<墓穴>で<ディンギルス>蘇生を弾きつつ、マスカレーナから<トポロジック・ボマー>が立てられたので<ラジエーター>で無効化してから<トランスコード><アクセスコード>でワンキルできました。

二本目は一割の気合いと九割の奇跡で<G>が通りました。ターンを渡すとリソースゲームで負けるのでワンキルして勝ち。

4戦目:オルフェゴール サイコロ〇 〇〇

先攻を取れました。<デバッガー>召喚に<ヴェーラー>を貰いますが、問題無かったので<墓穴>を打たずに展開し、案の定<G>が飛んできたので(墓穴を)気持ちよく打ち込んでエクストラリンク。終わってから「転生かと思った」と言われましたが、そのブラフが【コードトーカー】最大の武器です。

二本目は<バベル>貼りつつ二伏せで、恐らく<クリマクス>もあるなと予想。
こちらは誘発が無かったものの<システム・ダウン>を握っており、囮にデバッガーを召喚するとクリマクスを使ってくれたので、そのままシステム・ダウン発動から<斬機シグマ>を特殊召喚し展開、適当に<アクセスコード>を絡めて勝ち。

決勝トーナメント
魔術師 サイコロ× 〇×〇

「めっちゃ<ニビル>ある顔」をしたのが功を奏したのか、はたまた最初からニビルケアをするつもりだったのか、スケール<紫毒>+<エレクトラム>+<オッドアイズ・ペルソナ>+1伏せ(ほぼ確定の<時空>)の盤面でターンが返ってくる。
魔術師はとにかく時空を打たせないことを意識しているので、対象耐性が得られるリンク1+<トランスコード>を目指すも展開過程での時空&紫毒でグダらされます。
が、<ベイルリンクス>も巻き込まれたことで初手にあった<ガゼル>起動でリンク値を確保。続けて<スプラッシュ・メイジ>を出してペルソナを使わせてから、残った手札でトランスコード→蘇生→トランス下に<アクセスコード>を展開してワンキルできました。

二本目は一本目が嘘のように<ハリファイバー>時空<クロノ>等々(うろ覚え)の盤面を構えられ捲りきれずに負け。
しかしながら、三本目は普通に先攻展開で勝ち。一本目を取れたことが大きかったです。

オルフェゴール サイコロ× ×〇×

一本目は<G>を打つも指名者で弾かれ、妨害を乗り越えようと試みるも手数が足りずに負け。

二本目は先攻を取って展開すると、誘発を1枚も受けずに勝ち。展開途中でデッキを畳み始めたのでラッキーでした。

三本目。誘発は無かったものの<システム・ダウン>を握れたので「これは勝った。負ける方がおかしい」などと油断していると、スタンバイに<魔封じ>をオープンされ天を仰ぎました。ショップの天井ですが。
何も出来ずに(明確には動けたが、<ディンギルス>蘇生や<マスカレーナ>発動を止められず意味無し)負けました。


デッキ解説

【コードトーカー】のコンセプトとしては

⚫先攻はエクストラリンクによる封殺
⚫後攻は高打点リンクモンスターによるワンキル

と非常にシンプル。


ターン制限のないサーチカード<サイバネット・コーデック>と<コード・トーカー>群を用いて、リンクモンスターを大量展開するのが基本戦術です。

ただエクストラリンクと言っても、<トロイメア・ゴブリン>や<ファイアウォール>といった強烈なモンスターは居ないため、その強度は低いように思えます。
しかし、その盤面は左のEXゾーンから<トークバック・ランサー><トランスコード><アストラム>に続いて<エクスコード><ベイルリンクス><マスカレーナ>という形のEXリンクとなっており、

・アストラムから見た左側はトランスコードの耐性付与により「対象にならず500アップ」
・反対にアストラムから見た右側はエクスコードの耐性付与により「(エクスコードを除いて)効果破壊されず500アップ」

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という状態です。散らばっているものの殆どに耐性が備わっており、特に「トランスコード」「エクスコード」に挟まれたアストラムは、両方の効果によって「対象にならず効果破壊されない4000打点」となっています。

更にアストラムの存在により「EXゾーンのモンスターには攻撃不可」なので戦闘突破も難しいといえます。

そして、マスカレーナと右EXゾーンに居るベイルリンクスを素材として2枚目の「トランスコード」をEXゾーンに出せば、なんと全員が効果対象にならない状態となり「実質トロイメア・ゴブリン」です。
この戦法には「トランスコードをEXゾーンに出すためリンクマーカーが相手の場に向く」欠点がありますが、「エクスコード」の効果で右EXゾーンの前を封殺しておけるので無問題となります。


展開盤面は種類があり、上記のEXリンクに加えて

(1)イヴリース譲渡+マスカレーナ付き
(2)イヴリース譲渡(マスカレーナ無し)
(3)マスカレーナ付き(イヴリース無し)
(4)何も無し(前述の耐性のみ)

が作れ、数字が低いほど「作りたい優先度」が上がります。

マスカレーナ>より<イヴリース>を優先するのは、マスカレーナの役割は「EXゾーンのモンスターへの除去」にチェーンして回避すること。
しかし現在は、軽い除去よりも<超融合>「壊獣」といった強烈な捲り札が多いため、それらを1枚で完封できるイヴリースの方が優れているという考えです。更には展開過程でサーチできる<転生炎獣の聖域>により、イヴリースの自爆特攻をも止められます。

イヴリース譲渡の方法はシンプルで、展開途中に<コード・ジェネレーター>で落として<スプラッシュ・メイジ>で拾うというもの。本来であれば<ドットスケーパー>を落としてリンク値を伸ばすところなので、EXリンク成立が難しそうなら素直にスケーパーを落として(3)を目指す方が良いと思います。

基本的に「リンク値の合計2」+<マイクロ・コーダー>もしくは<サイバネット・コーデック>の2枚(リンク値1+リンク値1+マイクロ・コーダーならば3枚)で最大展開へと向かえますが、(1)を目指すには<インヴァート>+「コーデック」による<デバッガー特殊召喚>+「<転生炎獣ガゼル>サーチ」と、<エクスコード>+「コーデック」による「<パラレルエクシード>をサーチ&特殊召喚」が不可欠。
なので、これらを最初に使っている、もしくは手札誘発を乗り越えるために使用した場合(<ヴェーラー>を食らったが素引きしている展開札で乗り越えたなど)、(1)を目指すには必要パーツが足りず難しいという訳です。

(4)はイヴリースもマスカレーナも絡めていない盤面ですが、手札や相手の誘発次第では起こり得ます。しかし、前述の耐性説明の通り「何も無ければ返せない」ので、どれだけ厳しくても最低限(4)の盤面だけは目指たいところですね。

採用理由(後編)に続く

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