【2ページ目】がんも | 遊戯王 OCG | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【2ページ目】がんも | 遊戯王 OCG

遊戯王 OCG 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、遊戯王 OCGに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@遊戯王 OCG担当アカウント@yuyutei_yugioh 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews

がんも アーカイブ

タイトル一覧へ ≫

静岡CSで使用したシャドールについて【がんも】

    posted

    by がんも

    galedogla.jpg
    静岡CSで使用したシャドールについて【がんも】
    今回は9月27日行われた静岡CSにて自分が使用したシャドールと今後のシャドールの構築などについて解説させていただきます。最後までお付き合いして頂けましたら幸いです。
    1.使用した構築
    シャドール(静岡CS使用)
    プレイヤー:がんも


    上記のリストが今回使用したシャドールのデッキリストになります。今期は週を追うごとにデッキのシェアが大幅に変化し、それに対応する構築にすることを意識しました。この週は丁度シャドールがトップシェアで次いで十二獣という分布になっていました。その為今回はミラー戦を重く見た<抹殺の指名者>を3枚採用しました。このカードはミラー戦及び、シャドールのメタカードで流行した<コズミック・サイクロン>などを止める役割を担っています。
    また、この構築では最近まで採用されていなかった<マクシムス・ドラグマ>を採用しました。採用に踏み切った理由としてはデッキの安定性の向上+マクシムスのメタカードの減少したという2つの要因があります。仮に相手がメタカード(<旧神ヌトス>、<スカルナイト>、<サイバー・ドラゴン・ノヴァ>、etc...)を採用していて効果を使用したとしても、こちらの得るアドバンテージ量の方が多い為、優位にゲームを進めることが可能でした。

    シャドールの枚数と融合の枚数の関係性
    今回の構築では「シャドール」モンスターの総数は9枚で、融合関連のカードが8枚、サイドデッキ込で9枚という形になります。初動で動いてゲームメイクすると言うよりは、ロングゲームに持ち込み中盤以降にこちらのペースを作ることをコンセプトにした構築になります。環境の低速化によりこのプランをとっても充分に戦えると判断した為です。また、<ゲール・ドグラ>を引けた場合は初動からデッキのギミックをフルに回すことが出来るので常に前者の様なゲームを強いられることはありませんでした。

    2.静岡CSレポート
    結果から記載しますと、5-1-1でベスト4でした。負けてしまったのが召喚獣です。試合の展開は1本目はこちらのシャドールのギミックが上手く回らずに相手にそのままライフを詰められてしまい敗北。2本目は後攻を選択し、こちらの<シャドール・フュージョン>や<超融合>などのパワーカードが炸裂しそのままゲームのテンポを作り勝利。3本目は先攻を渡されて、手札に融合魔法を複数枚引いてしまい動けずに負けてしまいました。主な敗因としてはサイドデッキに召喚獣に対するメタカードがほぼ無い事だと捉えています。この週は召喚獣は殆ど分布が無く、メタカードを割いてしまったので、そこがこのマッチの勝敗を左右したと思慮しています。<応戦するG>で相手の<召喚魔術>を除外して<アレイスター>のループを断つことは出来ますが、それは短期決戦に踏み切ることが出来る召喚獣にはお茶を濁す程度にしかなりませんでした。
    また、静岡CSでは都心のCSのシェアとは異なり、【エルドリッチ】のシェア率が高いのが印象的でした。自分も静岡CSでエルドリッチとマッチングが発生しましたが、シャドール対エルドリッチは前者が有利だと考えています。主な理由としてはシャドール側の<エリアル>の存在が大きいと思慮しています。エリアルの墓地へ送られた際の効果により相手の墓地リソースを削りながら、こちらはシャドールを展開し一方的にアドバンテージを得て行くことが可能なのでそのままアドバンテージ量で勝ち切ることが主な勝ち筋だと認識しています。また、エルドリッチ及び、黄金郷カードが光属性モンスターという事もあり、超融合で<ネフィリム>に変換することが出来るのも優位な理由です。
    3.今後のシャドールについて
    現在大きくシェアを伸ばしつつあるのが【サンダードラゴン】です。WORLD PREMIERE PACK 2020により<混沌領域>という強化を授かり、デッキの安定性+ポテンシャルの向上を得たのが主な要因です。上記の事を考慮し、今後採用する候補のカードを挙げていきます。
    マスマティシャン


    ゲール・ドグラ>と差別化できる点としてライフを消費しないので2本目以降の採用も可能な点が挙げられます。ゲール・ドグラと比較してしまうとパワーはやや劣るも物のこの利点は大きく、2本目以降の安定性の向上を狙えるのは革新的です。
    聖魔の乙女アルテミス


    このカードは上記のマスマティシャンを光属性に変換するために採用します。また、リバースし、役割を終えた下級のシャドールを光属性モンスターに変化できるのも評価できます。
    シャドールークの2枚目以降


    このカードも上記のマスマティシャンのパワーをあげる兼ね合いで採用します。マスマティシャンで墓地にシャドールを供給しつつルークを素引する確率を上げる意図があります。
    4.最後に
    ここまでお付き合いして頂きありがとうございます。今回は自分が実際にCSに持ち込んだシャドールデッキの解説を交えつつ、今後のシャドールに対する考察を執筆させて頂きました。今回はベスト4という不甲斐ない結果に終わってしまいましたが、次回は今回の反省点を活かし、次のCSに臨みたいと思います。応援して頂けましたら幸いです。次回の記事もよろしくお願いします。

新制限について【がんも】

    posted

    by がんも

    sno0_hope_zexal.jpg
    新制限について【がんも】
    今回は2020年10月より施行される新制限についての記事を書かせて頂きます。最後までお付き合いして頂けましたら幸いです。

    改めて10月から規制・緩和されるカードが下記の物です。

    【禁止】
    超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ
    SNo.0 ホープ・ゼアル

    【新・制限】
    宵星の騎士ギルス
    ワン・フォー・ワン

    【新・準制限】
    希望の記憶
    天底の使徒
    墓穴の指名者

    【新・無制限】
    輝白竜ワイバースター
    処刑人-マキュラ
    ネクロフェイス
    真紅眼融合
    パーソナル・スプーフィング


    今回の改定により、登場時から猛威を奮っていた《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》が禁止になってしまいました。この影響を受けて、今までドラグーンのメタカードをデッキ内に投入しなければ完封されてしまうという光景がなくなります。これにより、デッキのメインギミック以外のサブスロットに大きな余裕が生まれて、これまで活躍する事が難しかったテーマやカードを目にする事が増えるかも知れません。また、【ヌメロン】デッキで活躍した《SNo.0 ホープ・ゼアル》も今回の改定で禁止に。前環境で使用された2体のシステムモンスターが禁止になり、上記2体のメタカードで優秀な<禁じられた一滴>は今後採用率を落とす形になりそうです。


    次に新・制限カードについて触れていこうと思います。
    先ず《宵星の騎士ギルス》の制限により前環境で多くのシェアを獲得していたオルフェゴールは大きな痛手になりました。《宵星の騎士ギルス》はオルフェゴールデッキの核になるカードです。今回の制限を受けてシェアはかなり下がると思います。
    同じく今回制限カードになった《ワン・フォー・ワン》ですが、このカードは主に【オルターガイスト】で使用されていたイメージがあります。一見痛手に思えますが、今回の緩和カードに《パーソナル・スプーフィング》がある為、デッキ自体は今後も活躍していけそうです。

    最後に準制限カードに触れていこうと思います。
    準制限の規制を受けたカードの中で自分が最も注目しているのが《墓穴の指名者》の規制です。このカードは登場してから今まで特に規制を受けることはありませんでしたが、今回の改定にて初めて規制を受ける形となりました。このカードは相手の手札誘発に対するメタカードとしても使え、相手の墓地で発動するモンスター効果に対する妨害としても優秀であり多くのプレイヤーに使用されました。この規制を受けて、今後は墓穴の指名者の恩恵を大きく授かっていた展開系のデッキは数を減らすことが予測されます。または、墓穴の指名者に頼らない【未界域】が再び環境で活躍する姿が見れるのかも知れません。
    次に墓穴の指名者と相反する形で登場して直ぐに規制を受けた《天底の使徒》に触れていきます。このカードは【ドラグマ】のキーとなるカードです。ドラグマというテーマ自体が様々なデッキに組み込まれる程、柔軟なギミックであり登場時から活躍してきました。その柔軟性の根幹を担っているのが今回規制を受けた《天底の使徒》です。このカードの効果が通ってしまうと基本的に1枚で2枚以上のカードを動かすことができます。一枚で形成逆転を狙えるパワーを持つカードなのでこの規制は順当に思えます。しかし、2枚はデッキに採用することができる可能なので今後もドラグマが環境で活躍しそうです。


    最後に
    ここまでお付き合いして頂きありがとうございました。
    今回の改定で様々なパワー確認が規制を受けてしまいましたね。自分は名残惜しい気持ちと、この規制によって今まで日の目を見なかったテーマが今後活躍する期待が半々です。
    また次回の記事も読んで頂けましたら幸いです。

デッキ解説「オルフェゴール(2020年7月制限)」前編【がんも】

[QCCU] テーマ紹介 【ライトロード】

by メカヲタ

READ MORE

[QCCU] デッキ紹介 【アロマ】

by にだいめ

READ MORE

[QCCU] デッキ紹介 【彼岸】

by 鳩鷺

READ MORE

[QCCU] デッキ紹介 【希望皇ホープ】

by Hearth

READ MORE