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【第239話】21弾発売前企画(2)「LCアーツ」 | WIXOSS|ウィクロス

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【第239話】21弾発売前企画(2)「LCアーツ」

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by ねへほもん

どうも、ねへほもんです。
21弾特集その1はいかがでしたか?

筆者自身が書きながらロストレ勢の理解を深めていました。
各ルリグLRとSRの2枚のみの紹介でしたが、どれも相当な実力の持ち主ですので、是非興味の持ったルリグを使ってみてください。

さて、今回は21弾特集その2ということで、テーマは「5色のLCアーツ」です。
一見地味なテーマですが、次弾のLCアーツには環境次第で刺さるアーツが揃っています。

◆LCアーツの特色
21弾で登場する5色のLCアーツには共通の特徴がありますので、まずはそちらからご説明していきます。

限定なしの汎用効果
限定がなく、どのルリグでも投入する余地があります。
効果もアタック止めやバニッシュ等のシンプルなもので、使い勝手が良いです。

コストが軽め
コストは1コストが3種類、3コストが1種類、4コストが1種類で平均2コストと軽めです。
特に3種の1コストアーツは速攻デッキの空いた枠に投入しやすいです。

特定の色に対する追加効果
これが最大の特徴です。
「〇か〇のシグニの場合、追加で・・・」というテキストを共通で持っており、対象のシグニが特定の色の場合に追加効果が発動します。
21弾でどのルリグが流行るかは正直読めませんが、流行りに応じて特定のアーツの採用率が上がるかもしれません。

各アーツ紹介
それでは実際のアーツをご紹介していきます。
コストに対するアーツのコスパとしては、普通に使ってもまずまず、追加効果が使えれば旨味があるレベルだと思います。

アンチ・ディフェンス
LC アンチ・ディフェンス
カードタイプ:アーツ
色:白
限定条件:なし
コスト:白(1)
使用タイミング:【アタックフェイズ】
ターン終了時まで、対戦相手のレベル4以下のシグニ1体は「アタックできない。」を得る。それが緑か黒のシグニの場合、追加でそのシグニをトラッシュに置く。
白1コストで1面止め、そのシグニが緑か黒の場合はトラッシュに送ることができます。
ビザント・ディフェンス>、<ロマネ・ディフェンス>と類似の効果を持つアーツは多いですが、単に白1コストのみで1面をピタッと止められるアーツはこれが初めてです。

アーツのコスパとしては5枚の中で最高と言えるレベルでデッキに投入しやすく、緑や黒デッキが流行る環境ならなお強いです。
但し、Lv5ルリグが増える21弾においてLv5シグニを止められないという点はなかなか痛いデメリットと言えます・・・
採用するなら<ダブル・チャクラム>とセットで入れたいですね。
黒点タマ>とは相性が良く、相手シグニが黒になるため確実に追加効果まで使えます。

黒白混轟
LC 黒白混轟
カードタイプ:アーツ
色:赤
限定条件:なし
コスト:赤(2)・無(1)
使用タイミング:【メインフェイズ】【アタックフェイズ】
それぞれ同じパワーを持つ対戦相手のシグニ2体をバニッシュする。その後、それらに白か黒のシグニが1体以上含まれる場合、対戦相手は自分のエナゾーンからカード2枚をトラッシュに置く。
同じパワーを持つシグニ2体をバニッシュし、うち1体以上が白か黒シグニの場合は相手のエナを2エナ削ることができます。
同じパワーのシグニが3体揃う必要のある<三焼揃踏>が他のカードによるサポート無しで条件達成するのは厳しいですが、こちらであれば相手がパワー12000のLv4シグニを2体焼くといった自然な流れで使うことができます。

ちなみに、Lv5ナナシでこのアーツを使うと、バニッシュした相手シグニをトラッシュに送りつつ、白か黒シグニを焼ければ更に相手のエナを2枚削れます。
赤エナが必要で、白か黒を含む同じパワーの2体を立ててくれるという条件を満たす必要があるので、実現はなかなか難しそうですが・・・

こちらも<黒点タマ>であれば確実に追加効果を使えます。
後はサシェで<ウラヌス>を立てるという手もあります。

ドント・ファイト
LC ドント・ファイト
カードタイプ:アーツ
色:青
限定条件:なし
コスト:青(1)
使用タイミング:【アタックフェイズ】
対戦相手のシグニ1体をダウンする。それが白か赤のシグニの場合、追加であなたはカードを2枚引く。
青1コストで1体ダウン、白か赤シグニなら追加で2ドローという効果を持ち、筆者の一押しアーツです。
速攻の多い赤デッキに対して青1コストで使え、2ドローで手札補充もできるというのは非常にオイシイです。
ただ、筆者が推す理由は別にあります・・・

「速攻デッキでリンゼを止めつつ2ドローできる」

これだけでも1枠を割く価値があると考えています。
《アンチ・ディフェンス》と異なり、Lv5シグニも止められ汎用性十分な1枚だと思いますので、宜しければお試しください。

千差万別
LC 千差万別
カードタイプ:アーツ
色:緑
限定条件:なし
コスト:緑(2)無(2)
使用タイミング:【メインフェイズ】【アタックフェイズ】
対戦相手のシグニ1体をエナゾーンに置く。それが赤か青のシグニの場合、追加であなたのデッキの一番上のカードをライフクロスに加える。
4コストで相手シグニ1体をエナに置き、それが赤か青シグニの場合に1点回復することができます。
1点回復は魅力的ですが、コストがなかなか重く、環境が赤か青に偏っている場合でないとなかなか厳しいです。

最も刺さるのが対リルで、<リョフホウ>アタックで詰められそうな時に、<リョフホウ>を除去しつつ後続の<リョフホウ>に備えてライフを回復することができます。
バニッシュではない除去であり、バニッシュ耐性を付与しやすいリルにも有効なのは利点と言えます。

バッド・カラー
LC バッド・カラー
カードタイプ:アーツ
色:黒
限定条件:なし
コスト:黒(1)
使用タイミング:【メインフェイズ】【アタックフェイズ】
対戦相手のレベル3以下のシグニ1体をバニッシュする。その後、それが青か緑のシグニの場合、追加であなたのトラッシュからシグニ1枚を手札に加える。
黒1コストで使え、相手のLv3以下のシグニ1体をバニッシュしつつ、それが青か緑シグニの場合、追加でトラッシュからシグニ1体を回収できます。
1コストで1面バニッシュというだけでコスパとしてはまずまずで、追加が使えるとなおオイシイです。

環境予想
環境に合わせてアーツを使い分けるのが基本ですが、21弾環境で何が流行るかは予想しづらいのが正直なところです・・・
完璧な予想は無理でも、各色でどんなデッキが活躍しそうかを世界制限ベースで色々と考えてみました。

20弾で増えていたタマは、タマモゼン擁するドーナとの相性から減り、一方ドーナが白のトップシェアになると予想しています。



後は世界制限だとタウィルも白デッキとして多く見かけそうです。

白に有効なアーツは以下の2枚です。
《黒白混轟》
《ドント・ファイト》

うち、《黒白混轟》は下記の理由で腐ることが多そうです。
  • ドーナは10000パンプで調整できる上、Lv5+4+3の盤面だと自然とパワーがバラける
  • タウィルはポセイドナ等白以外の天使が立つ上、<ムンカルン>は除去しても後続が飛んでくる

現在のLostorageはカーニバルがトップシェア、リルが2番手と共に赤デッキが活躍しています。



来期は3止め遊月が加わる一方、Lostorageの他のデッキがシェアを伸ばすことでどの程度残るかがポイントとなります。

赤に有効なアーツは以下の2枚です。

《ドント・ファイト》
《千差万別》

遊月にとって軽く守られる上に2ドローされる《ドント・ファイト》は天敵と言えます。
バニッシュ耐性付きの<リョフホウ>も止められ、アーツ枠に余裕があるなら採用してみたい1枚です。
《千差万別》はコストが重めですが、リルが流行るならば、エナを貯めやすい緑デッキには採用しても良さそうです。

あーやが強化の中心ですが、アロスピルルクも相変わらず強く、一定数は残ることが予想されます。



シグニとしては<ダイホウイカ>の存在が大きく、カーニバル等多くのルリグで採用されるため、青シグニに刺さるアーツは他色に比べて腐りづらいです。

また、新規SRとして《羅原姫 Zr》も登場します。
トラッシュから出す際にデッキに戻すシグニに原子指定は無く、幅広いデッキで活躍できそうです。
Zr自身がアタックの前線に立つことは少ないでしょうが、コストとして<ダイホウイカ>等の青シグニも併せて採用されるはずなので、青対策のアーツはやはり重要だと言えます。

青に有効なアーツは以下の2枚です。

《千差万別》
《バッド・カラー》

ダイホウイカ>に刺さる《千差万別》は、コストが重いながらも活躍の機会は多そうです。
一方《バッド・カラー》はLv3以下しかバニッシュできず、<ダイホウイカ>を除去できないのが惜しいです・・・
青デッキは速攻デッキが少なく、下級シグニを焼きたい局面が少ないというのが実情です。

ママが強化の中心で、<ピース・サイン>や<カウントレス・バレット>といった高額アーツが不要で気軽に組めるので使用者が増えそうです。
タウィルに押されてシェアが減るかと思われていたアイヤイですが、《惨之遊 †シャテキ†》という強力カードの登場により、アザー枠内で相変わらず高いシェアを占めそうです。



また、21弾ではタウィルのフレイン、新規の汎用シグニ《禁断の知恵 ビネンバウム》といった優秀なSRシグニがします。
禁断の知恵 ビネンバウム
SR 禁断の知恵 ビネンバウム
カードタイプ:シグニ
クラス:精像:美巧
色:緑
レベル:4
パワー:12000
限定条件:-
【自】:このシグニがアタックしたとき、このシグニと対戦相手のシグニ1体をゲームから除外する。
【自】:あなたのアタックフェイズの間、このシグニが場を離れたとき、あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置くか、カードを1枚引く。
【ライフバースト】:どちらか1つを選ぶ。
(1)ターン終了時まで、対戦相手のルリグは「アタックできない。」を得る。
(2)あなたのデッキから<>のシグニ1枚を探して公開し手札に加える。その後、デッキをシャッフルする。

緑に有効なアーツは以下の2枚です。

《アンチ・ディフェンス》
《バッド・カラー》

相変わらずアイヤイが多いなら、<スイングライド>を焼ける《バッド・カラー》の価値が高まりそうです。
《アンチ・ディフェンス》は1コストで1面止められるのは強力ですが、Lv4以下にしか効かないのが今後足枷になる気がします。

ナナシが強化され、シェアを高めることが予想されます。



アイヤイ等のパワー1000のLv1シグニを容赦なく除去し続ける<エキノコ>、序盤からシグニ効果で除去を仕掛けてくる<マイプラ>、貯菌をひたすら蓄える<ボツリネス>、バニッシュ時にトラッシュ送りにされる5ナナシと曲者揃いなので、事前に対策が必要な相手となるでしょう。

黒に有効なアーツは以下の2枚です。

《アンチ・ディフェンス》
《黒白混轟》

ナナシは1面にボツリネスが立つことが多く、選べる対象が減ることから《黒白混轟》が腐る可能性が高いです。
また、《アンチ・ディフェンス》ではペズトや<ヘルボロス>を除去できないのが痛いです。
ナナシ以外には有効な局面が多そうですが、どの程度シェアを残せるかが気になります・・・



いかがでしょうか?
シグニ対策のアーツなので、<ダイホウイカ>のように頻出のルリグが入る色に有効なアーツは利用価値が高いと言えます。
環境次第で有効なアーツが変わってきますので、まずは各アーツの特性を知ることが大事かなと思います。
時間とネタがあればもう1記事くらい21弾の特集を書きたいと思っておりますので、お待ちくださいませm(_ _)m

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