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ウィクロスが強くなるにはどうすればいい?夢限少女杯ランカーに取材してみた!【前編】

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by からばこ

前編タイトルトップ.jpg
夢限少女杯ランカーに取材してみた!【前編】
はじめに
「ウィクロスパーティーで優勝したい!」「セレモニーで結果を出したい!」「ディーヴァグランプリで勝ちたい!」

ウィクロスプレイヤーなら誰もが持っているであろう「勝ちたい」「強くなりたい」という願望。しかし勝負の世界は厳しいもの。勝者の裏には無数の敗者がいて、ひっそりと悔し涙を流していることでしょう。
私もそうです。グランプリで勝てないし、セレモニーで優勝したことないし、周りはどんどん強くなる。「どうすれば強くなれるのだろう」「強い人は何を考えている?」「そもそも強いって何だ?」......。

そしてある日、気が付きました。「分からなければ、取材すればいいじゃない」と。

というわけで今回は特別企画!
遊々亭ブロガーの同僚であり、両人とも夢限少女杯本戦に出場された「しみずき」さんと「46熊」さんが、私のインタビューに応じてくれました。数多くの輝かしい実績を残しながら、遊々亭で情報を発信されている2人が、「ウィクロスが強くなるには?」をテーマに、大いに語ってくださりました。
ウィクロスパーティー優勝を目指す方も、トップディーヴァを夢見る方も、役立つヒントが見つかること間違いなし!これを読んで、2023年のウィクロスでスタートダッシュを決めましょう!

(2022年12月21日、リモートにて取材)


プレイヤープロフィール
しみずき
夢限少女杯SPSランキング12位で本戦出場し、ベスト16入賞。ディーヴァグランプリ1st4位、2017年第3回世界大会準優勝など実績多数。
遊々亭では2015年2月から執筆を続ける大ベテラン。確固たる理論に基づいて構築したデッキを使い、その考え方を発信し続ける。東海地方在住。<アイン=ダガ>に思い出がある。

46熊
夢限少女杯SPSランキング10位で本戦出場し、ベスト16入賞。ディーヴァグランプリ3rdベスト8など実績多数。
以前から個人ブログ等で発信をしており、遊々亭には2022年7月から参加。"環境デッキを強く使う"を信条に、多くの優勝・入賞を積み重ねる。九州在住。お気に入りのシグニは<紅将姫 キントキ>......の後ろにいる熊。

からばこ(司会進行)
デッキまとめサイト「WIXOSSBOX」管理人。遊々亭には2018年11月から参加。ディーヴァグランプリは4回全て予選落ち。
夢限少女杯本戦を現地取材し、参加者の圧倒的実力に打ちひしがれ、「強い」のヒントを取材しに来た。東京在住。最近は「デッキ何枚ですか?」と聞いてばかり。


月ノ美兎は「次世代のDXM」!?
からばこ:この記事が出る頃には「にじさんじ DIVA」が発売されているわけですが、新ルリグやシグニをどう見ていますか?
しみずき:強いです。【月ノ美兎】はリフレッシュの速度が圧倒的で、火力が非常に高い。「次世代のDXM」と評しても過言ではないですね。夢限少女杯優勝のシロネコ選手と色々なデッキを作って対戦しましたが、現状の「2面防御」では追いつかない火力を持っていますね。<TRIGGER OF VICTORY><DEATH DECK>を採用した【チームエクス】に匹敵する火力です。


46熊:僕は【アンジュ】を組んでみたいです。シグニでは<コード2434 西園チグサ>が頭一つ抜けて強力でしょう。<コウメイ>や<ロンゴミニアド>と異なり、シグニをダウンさせずにルリグが連続攻撃できるのは強烈です。


しみずき:<西園チグサ>は強いですよね。僕は合わせて<コード2434 周央サンゴ>に注目しています。【月ノ美兎】は<プルソン>と相性がよく<エクシア>を突破しやすいので、もしも環境で流行すれば、<エクシア>がこれまでほど信頼できる防御手段ではなくなります。一方、<周央サンゴ>は基本パワーが35000になるので、たとえ能力を失っても、パワーが高い壁が残りますから。
からばこ:夢限少女杯ではリメンバが環境の中心にいましたが、その傾向は続きそうですか?


46熊:<リメンバ・ディナー>も<リメンバ//メモリア>もにじさんじルリグには強く刺さりますし、リメンバデッキの対応力の高さは異次元です。メインデッキを環境に適応させ、今後も強い立ち位置であり続けるでしょう。


しみずき:にじさんじルリグは<エクシア>やハンデスに弱いので、どう対応するかが重要だと考えています。単に<プルソン>を入れればいいように思えますが、バーチャルクラス以外のシグニに触りづらいので。
既に4ルリグでデッキを組みましたし、バーチャルシグニを軸にした既存ルリグのデッキも1つ作りました。モチベーションは非常に高いです。


世間より一歩先に!
からばこ:お2人はセレモニーやディーヴァグランプリなどで多く結果を残しており、環境を中心に戦っています。環境で戦うために、セレモニーの結果によるメタゲームや、流行のデッキをどう読み解いていますか?ざっくりと「リメンバが強いよね」だけではないとは思いますが。
しみずき:何がどれくらい勝っていて、どこの地域で何が流行っているのかを知るのは大切です。WIXOSSBOXでどのデッキがどれだけ入賞しているかを統計を取ったことがありますが、分析は非常に役立ちました(参照記事「セレモニー結果から見る『REUNION』環境要注目ルリグの振り返り」)。
環境を見る際は、参加人数が少ないセレモニーもあるので、その週だけでなく、2〜3週くらいの幅で広くとらえるといいでしょう。そこから、地域の特性や環境にあったデッキを選び、セレモニーに挑みます。(参考記事「競技目線で見る『デッキ選択の考え方』)


46熊:僕は環境に合わせてルリグやデッキを変えたりはしませんが、「【原子デウス】に対して<リメンバ//メモリア>が強い」ということが知られ、<リメンバ//メモリア>が増えた時期は、【原子デウス】で「<リメンバ//メモリア>を対策するカード」を色々と試してみました。当時だと<イオナ//メモリア>などでしょうか。
しみずき:やはり「環境の一歩先」を意識することが大切です。
にじさんじの話に戻りますが、もしも【月ノ美兎】がDXMに匹敵する火力を持ち、そのデッキが流行し、結果が出るとしましょう。であれば、その火力に耐えうるアシストルリグを採用するのが主流になりますよね。アシストのマドカも、<マドカ//ダブ>から<マドカ//クラップ>になる、でしょうか。
強いプレイヤー......、シロネコ選手は現在の段階で、「もしこの先、<マドカ//クラップ>などの大型防御が流行したらどうする?」という思考で、現時点で様々なデッキを考えていますね。これが流行ったらこれ、これが来たらこれと、既に想定ができている。流行したら勝てるし、流行しなかったら「違ったね」で、また考える。
46熊:大型アシスト対策で、例えばエナ破壊ができるカードを採用したり、という形でしょうか。<ゼノ・クラスタ>が多くのデッキに積まれるとも考えにくいですし、刺さりそうです。


しみずき:自分のデッキに合わせてになりますが、そういう方向性だと思います。<リメンバ//メモリア>対策に<イオナ//メモリア>と考え方は似ているでしょう。世間より一歩先のノウハウを持つことが大切です。


からばこ:46熊さんは強いデッキをしっかり使う、という考え方ですね。


46熊:強いデッキを使わずに負けた時に、「相手は強力なデッキだったから」と考えがちですが、自分がそれが嫌ですね。自分が強くなるために、負けた原因を自分のプレイングのせいにしたい。環境デッキは強い人の集合知だからやっぱり強いし、それで負けるなら、使い手の自分が悪い。だから成長の余地がある。
もちろん環境デッキもいくつかあるので、どれを使うかは地域にもよります。九州は緑や白のアシストルリグ、センタールリグを使う人が多い印象があるので、環境でも【チームエクス】は違うかな、とか。


しみずき:入賞したデッキを見ながら、「どうやったらこのデッキに勝てるか?」という反骨心を持ってほしいですね。
羅菌 オイゴナ>っているじゃないですか。今は強力なカードとして有名ですが、登場自体は2022年4月末の「CONFLATED DIVA」なんですよ。このカードが当時の環境デッキの【原子デウス】に、多く採用され始めたのがいつ頃からか、知ってますか?
からばこ:5〜6月頃は【原子デウス】からはあまり飛んでこなかった記憶です。むしろ<羅原 Pa>のほうが多かったような。


しみずき:7月中旬頃からです。7月上旬のディーヴァグランプリ3rdで優勝した【笛原子デウス】に採用されていたから広まったんですよ。その後の【原子デウス】も【笛原子デウス】に一気に変わりましたし。
ウィクロスは他のタイトルに比べ環境の変化が遅い印象です。<オイゴナ>の件に限らず、有名プレイヤーが結果を出すまで流行の構築は変わらない。環境が変わらないから、同じデッキを使い続けて勝ち続けるし、同じデッキを使い続けて負け続けることだってあります。「【原子デウス】絶対倒す!」という強い気概で、環境を疑って、挑んでほしい。


46熊:自分が考える「強いプレイヤー」は、勝つ人ではなく、勝ち続ける人です。環境はもちろん変化するし、ある時最強のデッキも、対策されて最強の座から落ちる。でも、勝っている人は勝ち続けますよね。対策をはねのけたり、プレイングで乗り越えたり、環境を読んだデッキ選択をしたり。多くのプレイヤーが持っていない能力で、トップに立ち"続けて"いる人たちが、強い人だと自分は思います。
夢限少女杯の本戦はそういう人の集まりでした。16人全員がリメンバの流行を見越して、「じゃあ、リメンバどうする?」をスタート地点にデッキを選び、作っていましたから。リメンバを使う人も、リメンバを使わない人もそうでしたね。


中編へ続く(「ターン数」を心がけよう、レベル3が大切!など、実際のバトルでの考え方を聞きました!)

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