1.はじめに
こんにちは、「しみずき」です。4か月に渡るSPSマラソンも遂にフィナーレを迎えました。
何とか無事に走り切ることができたので、一安心しています。
目標としていた「夢限少女杯」へのチケットに手は届いたと思います。後は結果発表を待つのみですね。
さて、今回紹介するのセンタールリグは<タタカイススム バン>です!!
個人的になんやかんや好きなルリグで、今までもちょいちょいアップデートしながらフリー対戦で遊んでいました。
とは言え、察しの良いセレクターならお気付きかもしれませんが、好きなデッキにも拘わらず、セレモニーに持ち込まない時点で環境的な立ち位置としてあまり良くありませんでした。
立ち位置を悪くしていた最たる原因が《DXM》の存在です。
<タタカイススム バン>の性質上、防御アシストは3ターン目を迎えるまでには吐き切る必要があるため、防御面数が少ない代わりに軽量のカードを選んでやる必要がありました。
するとどうでしょう。
少ない防御面数かつ、3ターン目以降はノーガード。3グロウからゲームエンドまでの2ターン位ランサー付与で適度にエナをくれる程度の攻撃性能。
まさに《DXM》からしてみれば都合の良いサンドバックのようなデッキというのが、前環境までの<タタカイススム バン>デッキの立ち位置でした。
しかし、時は進んで「REUNION DIVA」。
<タタカイススム バン>デッキに2つの追い風が吹き始めます。
(1)低速環境の到来
これまでに数多のメタカードが登場しても、あの手この手で乗り越えてきた《DXM》にも不倶戴天の敵が現れました。
そう、<白夜の使者 サシェ・モティエ>です。
《DXM》は後攻4ターン目〜先攻5ターン目までのゲームスピードの中で最高のパフォーマンスを発揮できるデッキです。それに対して半ば強制的に後攻5ターン目以降の攻防を強いることができる点は効果抜群でした。
僕の参加してきたセレモニーでも<サシェ>が頭角を現すにつれ、目に見える形で《DXM》の使用者は数を減らしていきました。
そうして現在「REUNION DIVA」環境中盤は《DXM》登場してから初めてといっても過言ではない程の低速環境に突入しています。
天敵の失脚に加えて、自身のスペックを活かせる低速環境の到来という追い風が吹いてきました。
(2)コンセプトカードの獲得
これまでの緑のプールにはデッキの主役を張れるような切り札的なカードが存在しませんでした。(※個人の意見です)
そのため、基本的に緑の運用といえば、ダメージ無効による信頼性の高い防御としての<メル・インビジブル>にハンデス対策の<翠美姫 コンテンポラ>をタッチする程度が殆どでした。
当然ながら、どれだけ相手の打点を止めようがこちらから攻められなければゲームに勝つことはできません。
それを補えるのが今回のセンタールリグ<タタカイススム バン>です。
要求能力は持たないがゲームを引き延ばすことが可能な<翠子//メモリア>と、ターンが来るたびに打点を付与しながらエナも伸ばせる<タタカイススム バン>は相性抜群です。
相性の良いコンセプトカードの獲得という更なる追い風が吹いてきました。
という事で、2つの追い風を受け、環境的に良い立ち位置に収まることができた<バン>のレシピが此方です。
2.デッキレシピ
アシストルリグ/ピース
計8枚
3.コンセプト
シンプルに「ダメージレース」で勝つ!!序盤は<翠将 バーバリアン>+<マキナウィングスラッシュ>、中盤は<幻水 オオミズゴケ>、3グロウ以降は<タタカイススム バン>のランサー付与により、非常にテンポ良く攻めることができるようになりました。
そこに<幻怪姫 翠子//メモリア>+<禍キ目ノ疼キ>による対戦相手の攻め手を強制的に緩めさせることにより、総合的なダメージレースで圧倒しようというのが今回の<バン>のコンセプトです。
4.各カード解説
翠将 バーバリアン
メチャメチャ強いんです。
現状<ホワイトヘブン>といって差し支えない程の白環境なので環境にもマッチしています。
翠英 フレミング
ドローは<幻水 オオミズゴケ>の条件達成に一役買ってくれますし、エナは<サシェ>が活躍する現環境においてはなんぼあっても良いですからね。
アシストマキナとの相性も抜群です。
<ウィングスラッシュ>で<バーバリアン>を回収しなくても点数要求が十分に行える状況は結構あります。そんなときの回収先として非常に優秀です。
また、<マキナリペア>によってライフクロスの枚数調整が可能なので、エナチャとドローを選択できたり、相手の攻め手しだいでは複数のターンに渡って効果発動を狙えたりもします。
コードイート ケバブ
手札から切るだけで相手のターン中まで5000パンプしてくれるのは中々に侮れません。
もっぱらレベル2バニラやレベル3シグニをパンプして15000以上のパワーラインを形成するのに使いますが、序盤でもレベル1除去系のアシストが使われた後なら密かに点数を守ってくれたりします。
また、<幻水 オオミズゴケ>のランサー範囲上昇になりつつも、パワー10000で相手ターンを迎えられる為、盤面強度も維持できる点も噛み合っています。
幻水 オオミズゴケ
翠天 ハヌマーン / ツヴァイ=イラクサ
個人的には《ハンデスリメンバ》というデッキが一定数存在する環境なので、踏ませたときに強い<翠天 ハヌマーン>は優先したいところです。
<翠美姫 コンテンポラ>の搭載によってある程度のハンデス耐性を有しているこのデッキであれば、1枚踏ませることができればノビノビとゲームをすることが出来るようになるでしょう。
残りの枠は今回は、踏ませて腐るタイミングの少ない<イラクサ>を採用していますが、より堅牢な盤面を求めるなら<翠魔 オルトロス>もオススメです。
幻獣神 オサギツネ
現環境で遭遇頻度が高い<聖天姫 エクシア>を絡めた盤面も、ランサー⇒<オサギツネ>の順に攻撃することで、意に介さないのは非常に優秀です。
ドライ=インフルD型
唯一ネックとなる、6エナという重さに関してもエナの自炊が得意なこのデッキではあまり気になりません。1枚刺しておけば最後の一押しに非常に役立ちます。
量産
3枚採用なので、実質全てのシグニの採用枚数+3となり、盤面形成の安定感向上に一役買ってくれています。
このカードの存在があるので、後々使いまわしたいシグニはエナに残すようにしましょう。
◎ルリグデッキ
タマゴ=ダブルストローク / タマゴ=ジェットスティック / マキナウィングスラッシュ / マキナリペア
<マキナウィングスラッシュ>と<タマゴ=ダブルストローク>で3枚の手札が増やせる為、エナ置きやガードで調整することで2ターン目の<オオミズゴケ>が無理なく使用できるようになっています。(ハンデスされると辛いですが......)
続く3ターン目も<タマゴ=ジェットスティック>のドローによって手札は潤沢に用意できるため<オオミズゴケ>が運用しやすい構成になっています。
また、<マキナリペア>にすることで3ターン目までに防御を吐き切れず、無駄になってしまうという事象はほぼ無くなりました。
リセット・メモリア
ランサー主体のデッキなので天敵となる<幻水姫 シィラ>に対抗できたり、<オオミズゴケ>の手札枚数が足りない時には1ドローが活きたりと中々に使い勝手は良いです。
禍キ目ノ疼キ
また、撃ったターンだけでなく、その次のターンも盤面が空いた状態で返ってくるので、2面分の要求になる点も優秀です。
4.おわりに
以上です。最後まで読んでいただいて有り難うございました。面白かった!!ためになった!!と感じていただけた方は、是非ともTwitterで"RT"と"いいね"をお願いします。
拡散力isパワーということを学びました。
自分の記事をより多くの人に読んでもらいたいので、ナニトゾ宜しくお願いします!!
それではまた次回、お会いしましょう!!