8月も筆者はWIXOSS漬けの日々でした。週末大会に出ない日はほぼ無く、振り返ればどの大会もそこそこの成績で走り抜けることが出来た気分です。
あと2ケ月このハードスケジュールが続きますがまだまだ頑張っていきたいですね。
今回は縁あってこのハードスケジュールを第一線で支えてくれているシグニの紹介をさせて頂けることになりました。そのシグニがこちら。
羅原姫 H2O
とは言え諸国のウィクロス事情は私が思っていたよりも地域差があり、今まで一度も使われた事が無いというプレイヤーももしかしたら居るかもしれませんのでこのカードの何が強いのか、逆に使われた時にどう立ち回れば良いのかなど、九州一彼女を使い倒している自負のある私が個人的感想を交えながら紹介させて頂ければと思います。
改めてテキストの説明
単純に手札を2枚消耗するため燃費が悪いと思う方もいると思いますが後述する<羅原 H2>との組み合わせである程度手札の消費は抑えることが出来ます。
一時期凍結軸のデッキは下火でしたが最近<リメンバ>の上位入賞報告が増えておりそれに伴い使用者も増加しているため場の原子を凍結される事も今後増えるかもしれません。覚えておくと無駄がないです。
そして次の常時効果、対戦相手のターン限定ではありますが下にカードが1枚でもあれば相手の効果で場を離れる際代わりにその下のカード全てトラッシュに置くことで場に留まることが出来ます。
パワーマイナス等によりパワーを0にされた場合は場に留まることは出来ない(場に留まった後やっぱりパワー0でルール的にバニッシュされるため)ものの素で13000ある彼女のパワーを13000もマイナスするのは至難の業で、そもそも13000あるのでパワー指定のバニッシュも大体避けてくれるという贅沢ぶりです。
そして最後に自動効果、アタック時にドローまたはハンデスを行うことが出来ます。ドローを選べば手札の損失を巻き返すことが出来、ハンデスを選べば次のターン相手がこのカードを除去する難易度はさらに上がります。終盤の点要求が絡まない位置にいる<H2O>は本当に厄介で、除去できないと延々相手のリソースに干渉してくるため相手視点無視できないカードと言えるでしょう。
またライフバーストも特に序盤で鬼のように強く、出現時パワーマイナスを振れる原子シグニを出す事によって3点要求を1点に抑えることが出来、それでなくとも1点防御と手札補充が出来る効果なので腐る場面がほとんどありません。
先日参加したリモート大会でも筆者の決死の三面要求が1点目で<H2O>捲れる→2ドロー→<羅原 Pa>出る→1面埋め1体バニッシュとなりファーーーとなっておりました。いやもうほんまにさぁ
...失礼しました。と言う事で頭の先から足の先まで弱いところがありません。原子軸のデッキを組むのであれば可能な限り最大枚数を取りたいですね。
相性のいいシグニ・ルリグ
前述しましたが、<羅原 H2>との相性は抜群です。また<H2O>自身は除去性能がありませんが下級シグニがその除去を担ってくれます。但しそのパワーが微妙な<羅原 Pa>や<羅原 BP>を、効果使用後にライズする事で盤面の穴を塞ぐことが出来るため相互に足りない部分を補ってくれますね(勿論除去に要求される手札エナはそこそこ重いです)
またそんなつよつよシグニを何のセンタールリグで使うのか問題。ディーヴァセレクションの原子シグニのカラーは青と黒が主であるため青ルリグで使用するのが無難なところではあります。また、出来れば<H2>の上に乗せてあげたいので回収能力や手札交換に優れたルリグで使うのが良いですね。手札の交換に長けた<VOGUE3-EX マドカ>等はかなり相性のいいルリグと言えます。
このシグニの弱い点、対面した際に気を付けたい事
此処まで持ち上げておいてなんですが、使っているとやはり『こうされると辛い』みたいな事も多々ありますのでこっそりお教えします。まず単純に『バトルでバニッシュされるのが辛い』です。除去には耐性あるもののバトルでは普通にバニッシュされるため手札を2枚消費して出したカードが容易く除去されてしまうのはかなり辛いです。デウスに対して有効に働くカード筆頭の『<コードハート リメンバ//メモリア>』が何故か自ターンにも寝てる間パワー15000になるせいで容易に踏まれてしまうのは悲しい所ですね。
原子シグニは効果が強力な一方除去のコストがちょっと重かったりするので普段使いするならもっとコスパの良いシグニは多く存在しています。それらを差し置いて原子シグニを多く採用するのは時々辛かったりして。
対面した場合はこの弱い点を付けるような構築及びプレイングを意識して貰えれば概ね大丈夫です。また最近流行りの<リメンバ>であればルリグアタック時ダウン凍結する事で一生アタック出来ない状況を作れるのでかなり有利に立ち回れると思います。
終わりに
と言った具合で<H2O>の強みや対策などとりとめもなく語らせて頂きました。初登場からかなり経過しましたが未だに一線で活躍しているあたりそのカードパワーの高さが窺えますね。全国各地で<H2O>を使用したデッキは各地で結果を残しているため、まだ使った事が無い方は一度真似して使ってみて下さい。1段階上のカードパワーが貴方のディーヴァライフを一つ上のステージに押し上げてくれるでしょう。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。最後まで読んで頂きありがとうございました。