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【第288話】私に天使が舞い降りた!ー前編ー

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by ねへほもん

ゲインタイトルトップ.jpg
【第288話】私に天使が舞い降りた!ー前編ー
どうも、ねへほもんです。
この前の3連休で、久々の遠征として、名古屋のウィクロスカップに出場してきたので、そちらの模様をお届けします。

1日目「ウィクロスカップ」
筆者にとって最初で最後のウィクロスカップと決めて臨んだ舞台でした。

そう、東京は出てない出てない出てない・・・(自己暗示)

今回は体調万全で参加できて何より。
前日まで使用デッキが決まらず、仕事帰りにオールスターをいじって現実逃避しながらも使用デッキを決め、自信なさげに乗り込んだ名古屋でしたが、結果はどうだったのでしょうか・・・?

予選
1回戦 遊月 ○
2回戦 夢限 ×
3回戦 ピルルク ○
4回戦 レイラ ○

まずは無事に予選抜け。
折角名古屋まで来たので、最低でも予選抜けしたいと思っていましたが、無事に抜けられて一安心。
ここからが本番というところですが、早速幸運に恵まれました。
トナメ表.jpg
ねへ「んっ・・・?あぁ、1回戦不戦勝か。」

1回勝てばコングラサーバントがベスト4仕様に格上げされます。
これは運が良い。

決勝T
2回戦 ピルルク 〇
準決勝 遊月 〇
決勝 夢限 〇

という訳で・・・優勝しました!!!
コン鯖.jpg
決勝戦の相手はアトリさんだったのでした。
夢限は序盤の点数要求、終盤の鉄壁の防御力共に厄介で、大変な苦戦を予想していました。

ところが、対戦中にアトリさんが慌て始めます。
何かのカードを探している様子。
アルフォウキー>のパワーダウン用にと、枚数が数えやすく整列されたトラッシュ。
よく見ると、あるべきカードが見当たりません。

「あれっ、<サーバントF>が無い・・・?」
何と、<サーバントF>を全く引いていなかったようです。
デッキの下10枚に4枚全てが埋まっていたようで、アトリさんからの面要求が少なく、鉄壁の守備力を誇る夢限との耐久力の差を徐々に埋め、何とか勝利することができました。
1回戦の不戦勝を含め、非常に運に恵まれた大会でした。


使用デッキはこちらです。

デッキレシピ
名古屋遊月.jpg
名古屋遊月

遊月を使用しました。
以前の記事とレシピは殆ど変えていませんが、アタック時手札公開を増やそうと<クロコワニ>・<プレシオ>を増量した点、<プロテロ>を採用した点が変更点です。

プロテロ>は対夢限用に採用しました。
ダメージを稼げるLv3シグニを増量し、手札に<ティロス>・<プロテロ>を温存できれば、夢限相手に1回Lv4へのグロウをスキップし、Lv3のままで多面要求を仕掛けることができます。
夢限のレベルはこちらと同じレベルになるため、こちらがLv3へ留まることで、相手もLv4へ上がれなくなり、相手の面要求が緩くなる可能性があります。
手札事情に左右されるため、毎回狙える筋ではありませんが、<オワンクラゲ>LBが絡むと成功率が上がりますので、覚えておくと良いでしょう。

ちなみに実戦では、アトリさんだけではなく、こちらの引きも悪かったため、諦めて即Lv4へグロウしました(おい)
まぁ、事前準備なんてうまくいく方が珍しいです。
何はともあれ、優勝できて良かったです。

ところで、今回の本題はこちらではありません。
遊月は前に解説した通りなので、別のデッキをご紹介します。
3連休はまだ1日目。続きがあるんですよ・・・

2日目「チーム戦」
愛知の知り合いの方に泊めてもらい、2日目も名古屋で大会に出ました。
チームメイトは上のトーナメント表で出てきた、アトリさん、スリーさんのお二人でした。

「昨日の敵は今日の友」

2日連続の優勝を目指し、チーム戦に臨みました。
3人のうち2人がオールスター、1人がキーセレという構成でしたが、筆者とアトリさんのどちらがキーセレを担当するか当日まで未定でした。

前日の決勝戦では、
アトリさん「勝った方が明日キーセレ担当ね。」
ねへ「了解です!」
ここまで書けばお分かりでしょうが・・・筆者の使用デッキはこちらです!

デッキレシピ
名古屋アイヤイキーゲイン.jpg
名古屋アイヤイキーゲイン

『イノセンス』でキーを封じつつ、耐性持ちの<ゲイン>で突撃する。
やっぱりタマの破壊力は凄まじいなぁ・・・って、

オールスターじゃないですか!

前日、夢限に予選で敗退し、決勝でも下振れながらも粘り続けるアトリさんに苦しめられた経験から、遊月で勝ち続けることは難しいと思い、キーセレ枠をアトリさんに託しました。
アイヤイキー><ゲイン>型のタマが名古屋では殆ど見かけないと聞いており、攻撃が通りやすいのではと期待したこともあります。
結果はどうだったのでしょうか・・・?(カッコ内はチーム戦績)

予選
1回戦 ハナレ ○(2-1)
2回戦 ナナシ ○(2-1)
3回戦 ドーナ ×(2-1)
決勝T
1回戦 4アン ○(3-0)
2回戦 紡ぐ蟹 ○(2-1)
決勝 ナナシ ○(3-0)

という訳で、またまた優勝しました!!!
炎のタマ>がこのデッキでは刺さるため、詰めのターンにアーツを使わないように意識しつつ、<プロメウス>にダブクラ+連パンを付与して殴る戦法を取ることで勝ち上がることができました。
りくさんが僕が大将席に座る読みで対策アーツを投入していたらしいですが、当たらなくて何より。

唯一の敗戦であるドーナ戦ですが、こちらの後攻1ターン目、<ビカムユー>で2にグロウし、がら空きの盤面に3面並べて3点通したところ、返しに衝撃の1枚をサーチされました。

「べ、ベイBジャック・・・?」
そのままトラッシュに落とし、<カーニバルキー>でコピーし、ダブクラで襲い掛かってきました。
何だ、この攻撃的な構築は。
まぁいい、いつも通り、後攻3ターン目に仕掛ければ勝てる。
そんな筆者の脳内に、とあるカードの存在が浮かびました。
まさか・・・な。

先攻3ターン目。
ここを耐えきれば、返しに必殺盤面を並べて勝利のはずでした。
悪い予感は良く当たる。
筆者の構想は、1枚のアーツにより打ち砕かれました。

「<ビカムユー>、Lv4へグロウします。」
攻撃的な構築からもしやとは思ったが、本当に入っているとは。
とはいえ、後攻1ターン目、何も知らずに<ビカムユー>を使っており、引き返すことはできませんでした。
攻撃盤面を作るも、『エスケープ』で防がれ、返しに攻め切られてそのまま敗北しました。

解説編「私に天使が舞い降りた!」
長い長い前置きを終え、ようやくデッキの解説に入ります。
アニメのシーズンが移る度にデッキ名が変わるタマですが、「殺戮の天使」改め、「私に天使が舞い降りた!」は、その名の通り、<アークゲイン>・<プロメウス>の2体の天使を降臨させ、耐性+ダブクラ+連パンを付与して一気に詰め切るデッキです。

攻撃が素通りすれば勿論勝利ですが、現実はそう簡単ではありません。
今回はメインが<炎のタマ>、次いで<アンチ・アビリティ>を主な仮想敵として考えていました。
それらに構築面でどう対応していくかを解説します。

キ―カード
金紅の巫女 タマヨリヒメ
Lv3ルリグで、このデッキのコインの総獲得枚数は5枚、一方で総使用枚数は4枚です。
コインを余らせるのが嫌で、<黄昏月の巫女 タマヨリヒメ>にしようと思いましたが、序盤に<キライザ>等の赤シグニを出す都合で、エナに赤シグニが置かれる可能性が高いです。
1ドローにこだわり、グロウに失敗しては元も子もないので、コインが余ることを承知で<金紅>を選択しました。

鎮護国禍
tin.jpg
わずかコイン1枚で、破棄時にダブクラを付与できます。
ノーパンされるとリソース不足に苦しめられることの多かったデッキですが、エナ不足の問題はほぼ解消されました。
発動時の効果ですが、回収+バニッシュがメインの選択肢です。

特にバニッシュ効果は使用タイミングが重要です。
アンチ>の存在が疑われ、メインに盤面を空けたい場合にはLv4グロウ後に使いますが、相手が盤面を埋める手段を持っていることが予想され、むしろ序盤にダメージを稼ぎたい場合にはLv2でコインを得たタイミングで使用します。

一方、回収効果の選択肢を増やすという意味では、Lv4グロウ後に発動する場合もあります。
特に、<コマリス>で<プロメウス>をパンプし、リムーブした後の<コマリス>を<鎮護国禍>で回収するという動きは、セカンドアプローチまで意識したケースでは重要となります。

また、出現時に他の選択肢にエナチャ、ハンデスが存在しますが、バニッシュ・回収の価値が低い場合に使用することもあります。
まずエナチャですが、大会では準決勝に使用しました。
後攻・<インデックス>を引けない・相手が<炎のタマ>採用という最悪のパターンで、<炎のタマ>をケアしつつ後攻3ターン目にLv4へグロウするために必要でした。
具体的には・・・
  • 後攻1ターン目:1枚チャージしてLv1へグロウ(残り1エナ)
  • 後攻2ターン目:サーバントをチャージしてLv2へグロウ、コインを獲得して<鎮護国禍>を発動し、1エナチャージ。サーバント+チャージされた1エナを使い、<ビカムユー>でLv3へグロウ。
  • 後攻3ターン目:Lv4へグロウし、突撃
という流れで進めました。
ビカムユー>を後攻3ターン目に使用すると、<炎のタマ>に引っかかるため、2ターン目までに使用する必要があります。
という訳で、後攻2ターン目までに3エナ必要となるため、<鎮護国禍>のエナチャージが役立つ場面があるということです。
チャージ内容はランダムで、<メツミ>や<コマリス>が落ちると目も当てられませんでしたが、何とかエナチャ事故は回避できて何より。

後はハンデスですが、<バオバブーン>や<トオン>を落とせると非常にオイシイです。
手札が少ない相手に対して使うと、サーバントを落とせ、1点ダメージが増える可能性もあります。
まぁ、ランダムハンデスで信頼度はゼロであるため、余裕があれば使う程度ですが。

時雨の調 ゆきめ
yukime.jpg
炎のタマ>が最新の盾だとすれば、<ゆきめキー>が最新の矛です。
このデッキでも、抜群の相性を発揮してくれます。

このデッキのゲームプランに関係する、重要な話なのですが、キーを出す順番は、
  1. 鎮護国禍>→<アイヤイキー>→<ゆきめキー
  2. ゆきめキー>→<鎮護国禍>→<アイヤイキー
1.が通常パターンで、このデッキの理想形です。
先攻4ターン目、若しくは後攻3ターン目に<鎮護国禍>→<アイヤイキー>でダブクラ+連パンを付与し、相手に防御キーや厄介なマルチエナがあれば『イノセンス』で打ち消して突撃。

もし仕留め損ねたら、次にゆきめキー>を発動し、2面バウンスしつつキーを無効化して再度突撃というセカンドアプローチを用意しています。
セカンドアプローチでは、ダブクラが絡まず、単に<アイヤイキー>の連パンで1点分増えるのみであるため、事前準備としての削りが重要となります。
そこで上述の、2ターン目に<鎮護国禍>を発動し、1面除去し、ダメージを追加する動きが関係してきます。

後、発動時に2面バウンスも重要で、シグニ耐性等で<プロメウス>の除去が通用しない相手に対し、エナを与えずにバウンスできるため、除去の選択肢を増やしてくれます。
また、相手が<アンチ>を採用している場合には、<プロメウス>のアタック時除去が通らなくなるため、(2)の流れで先に<ゆきめキー>で除去してから仕掛けることもあり、お手軽バウンス強いな~と感じるばかりです。

2.はサブプランで、手札事故が起こり、キーパーツが集まらなかった場合に使用します。
基本的に発動時に2枚サーチ効果を使用するのですが、ここで<アークゲイン>・<プロメウス>・<コマリス>等をサーチします。
他に、<トオン>を仕込まれた場合に<アヴェンジャー>の弾を用意したい場合や、<ハッピー5>のアンコール用にキーを出しておきたい場合にも、Lv2で使用します。

セレクト・ハッピー5
キーセレでこのカードを見かけない日は無いというレベルの大人気カードですが、オールスターでも大活躍の1枚です。
主に回収、時にアタック止め、稀に除外効果を使用します。

まず回収効果ですが、相手ターンに使用できるのがポイントで、炎のタマ>をケアしつつ回収することができます。
セカンドアプローチでも<ゲイン>+<プロメウス>セットが必要になる等、回収効果があって困る場面は無いです。

次にアタック止めですが、主に<リンゼ>、後は3止め遊月の<ボルシャック>等、速攻デッキを止める用途でも使用できます。
このデッキはスペル&アーツへの依存度が低く、<リンゼ>が刺さることは少ないのですが、相手も<ビカムユー>を採用しており、迂闊に先に<ビカムユー>を使用できない場合や、相手が<アイドル>・<フラクタル>といった対策札を採用しており、<割裂>でエナを削る必要があるケースで必要となることがあります。
1面止めのみでは<リンゼ>を止めきれるか不安が残るため、先に<ゆきめキー>を発動し、2回防げるようにしておくと安心です。

最後に除外効果ですが、ターゲットはリコダス>の1点狙いです。
緑デッキ相手で使う可能性があるため、覚えておくと良いでしょう。

烈情の割裂
このデッキのコンセプトである、「序盤に削る→<割裂>でエナを削る→突撃」という流れを支える1枚です。
一時期は<レイラキー>の存在で価値が落ちていましたが、<レイラキー>が減少し、必要であれば<ゆきめキー>で無効化することもできるため、再び中核に返り咲きました。
アイドル>・<フラクタル>を採用しているデッキ等、<割裂>が必要となる相手には、<割裂>をしっかりキープしておきましょう。

堕落の砲娘 メツミ / 旋嵐の双撃 / BAD SIDE
枠の許す範囲で、ピンポイントの対策カードを採用しました。 環境がよく分からないため色々採用したというのが本音で、いずれも刺さり具合は微妙です。
BAD SIDE>は当初強そうだと感じましたが、<クリショ>を採用しているデッキとして、エルドラなら<ジャイキリ>、あーやなら<サジェスト>が採用されている場合が多く、カットインで止められることに気付きました。
ここには別の代替案を採用した方が強いと感じましたが、その代替案とは・・・

シルシュ>&<ムシュフシュ
です。
炎のタマ>を採用するデッキ相手に、エナにマルチではない赤3枚を揃えられかけ、ヒヤヒヤする場面がありました。
また、<アンチ>+<グランクロス>を採用し、盤面を空けようと埋めようとダメージを通せない難敵リワトにも、青エナを消すことで活路を見いだせる可能性があります。

今回は、<ムシュフシュ>をサーチし、その後トラッシュに送ることが面倒なのと、片方がライフに埋まった時に使えない可能性を考慮し、1枚で済む<メツミ>としましたが、<シルシュ>&<ムシュフシュ>を採用した方が勝ち筋が広がります。
不要なカードを洗い出し、何とか枠を作りたいですね。



いかがでしょうか?
キーセレで本格的な戦いをした翌日に、<プロメウス>で自由に駆け抜け、「これが筆者スタンスのウィクロスだよな~」と爽快感を感じていました。
たまには派手な勝ち方も良いものです。

ところで、3連休はまだ2日しか終わっていません。
ここで東京に戻ってきたのですが、実はまだ続きがあります。
続編もお待ちくださいという訳で、では(^^)/

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