STANDUP DIVA、対面想定用や実際に使う用として新規ルリグに一通り触れると、何か物足りなさを感じるようになりました。
そういえば、今期はまだ組んでないな・・・
ムジカ
今回のレシピはこちらです!
1.収入が少ないなら、節約すればいい
サンガはムジカ対比で、出現時の2エナチャージと毎ターンの1枚回収が存在するため、1ゲーム中に3,4枚程アドバンテージを稼げます。その差は大きく、当初はサンガの方が断然強いと考えていました。
が、とある1枚に気付いたことで、ムジカもやれそうだと気付きました。
サンガ同様、4面防御を構えるデッキですが、使用リソース数を比べると、
サンガ:<ストンピング>(2エナ)+<クラップ>(5エナ+手札2枚)→9枚
ムジカ:<パラレル>(4エナ)+<アレンジ>(1エナ)→5枚
その差は歴然。4枚も節約でき、サンガとムジカの差が一気に埋まりました。
<マドカ//クラップ>は柔軟に防御面数を使い分けられ、場合によっては攻めのエナを残せる点でも優秀でしたが、今期は3面要求される機会が減り、2面ダウンで十分というケースも増えています。
レイ:2面要求+ルリグアタックで攻める
WOLF:詰めに<テングザル>を立てられるため、3面ダウンを構えるだけ無駄
ノヴァ:1面要求+<コウメイ>という要求パターンが多く、2面ダウンでピッタリ止まる
防御コストを節約でき、リソース面でサンガに見劣りしなくなると、ムジカ独自の強みが光ってきます。
それは、
「序盤の攻めの手厚さ」
です。
サンガは3色揃える必要がある都合上、色を気にしながら下級を多色持ちで固める必要が生じます。
具体的には、<中槍 グラム>を採用する余裕が無いのが実情です。
今期はレイの<リュグツカ>、サンガの<マーライ>といった焼く対象が存在する一方、
レイ:<ランスロット>4投とは限らない
WOLF:地獣が優先され、<ランスロット>の採用率が低い
サンガ:上述の通り、<グラム>の採用枠が少ない
といったように、低パワー焼きへの警戒感が薄れている印象があります。
全シグニで盤面をガチガチに固めるノヴァは仕方ないとして、その他のルリグに対しては<グラム>の除去が通りやすく、ムジカ的には追い風と思っています。
序盤はサンガ以上に打点を稼げ、サンガ同様に4面防御を構えられれば、十分にサンガに劣らぬ戦いぶりを見せられるのでは?というのが今回の構築のコンセプトです。
2.キーカード
<パラレル>で出したシグニは出現時能力が使えませんが、<Ac>の蘇生は起動能力なので、次のターンまで残れば使用可能です。
後は<ファラリス>を出す、<キュウセン>を出して相手に殴って盤面を空けてもらうといった選択肢があります。
そこで、<G-G-G>を採用し、序盤のエナを確保できるようにしました。
また、デッキを掘るという意味でも役立ってくれます。
<バアル>で3枚落とすのも、<G-G-G>で累計3チャージして、そのエナをコストに除去を放つのも、3枚トラッシュを肥やすという意味では同じ働きです。
デッキを掘るスピードを速めることで、<マドカ//アレンジ>の15枚条件や、<ランリョウオー>の20枚条件を達成しやすくなります。
2エナは重いようですが、アタック時の支払いで済み、LBで止まった場合は支払わなくて良いと思えば、コストの重さはある程度許容できます。
このデッキのメインプランは、先攻の場合、
先3:リミット6で戦う
後3:<サンガ//パラレル>へグロウ
先4:リミット7で戦う
後4:<マドカ//アレンジ>へグロウ
と、Lv3グロウ直後はリミット6で戦う場合が多いため、Lv1シグニで盤面を圧迫せず、パワー8000までと広い範囲を焼ける<キュウセン>は優秀です。
単色カードしか採用しない場合、<マドカ//アレンジ>で2面防御するには最低4エナ(3色残すエナ+グロウコスト1)が必要となりますが、多色カードがあれば必要エナ数を減らせます。
また、単色カードしかない場合、<アレンジ>グロウ後、エナに緑・青単色のエナが残りますが、消費する手段が<アンミラ>・<グラム>に限定され、活用できない可能性があります。
青+黒エナであれば、<ランリョウオー>等のコストでも支払えるという意味でも、多色カードは有用と思い、採用しました。
青単色は<ハイドラス>のみで、エナに安定して青エナを置くのは難しいと思い<コオニ>は4枚採用した一方、緑単色は既に<キュウセン>・<キヨステイ>が採用されており、放っておいても緑エナは用意できると思い、<グリーンガス>は1枚のみの採用としました。
<Ac>は<マドカ//アレンジ>の15枚達成と相性が良さそうですが、3ターン目にリミット6で戦う都合上、<Ac>で盤面を圧迫したくないという事情があるのと、<バアル>+<G-G-G>で一定トラッシュを増やした後に<サンガ//パラレル>へグロウすれば、安定して15枚に達成するため、1枚あれば十分と判断しました。
<レティクル・ディガー>の12000焼きは魅力的で、是非とも1ゲーム中に1回使いたいのですが、枠が無かったとしか言えません。
運よく<レティクル>を引いた時に、うっかり序盤で使うと12000ダウンを狙えなくなるという意味では、1枚採用だとプレイングが分かりやすいという利点はあります。
いかがでしょうか?
3弾連続でムジカを組んでいますが、毎回違う形に落ち着くため、構築の幅広さを感じさせられます。
DIAGRAMにスポットを当てた強化は一段落しますが、今後も新規カードを取り入れ、新たな可能性を示してくれるのでしょうか?
今後のムジカの活躍をご期待ください。
では(^^)/