7月に入って少し経ちますが、プロモは順調に集まっていますか?
予想通り《MAGIC HAND》は強力で、各地でミルルンが暴れている模様です。
フルハンデス+3面バニッシュを後続のRAINYを確保した上で安定的に決めることができ、
回しやすさが格段に上がっています。
更に、緑・速攻対策の割裂や3ミルルン効果を活かしたTHREE OUT、TRICK OR TREATといった従来
組み込みづらかったスペルを投入できるようになり、対応範囲も広がっています。
8弾での強化は特に予定されていませんが、トップクラスのデッキパワーを維持することになるでしょう。
ミルルン、それに続くパワーを持つテーマにミルルン対策を取り入れたデッキ、地雷の速攻デッキ辺りが環境を支配するのではないでしょうか?
今回はそんなミルルンの対抗馬になりそうなデッキをご紹介します。
その名は・・・リメンバ!
あまり強化の表舞台に立つことのないルリグですが、8弾ではアン並の強化が予定されています。
まずはサンプルのレシピのご紹介から。
◆デッキレシピ
・ルリグデッキ
0-3 リメンバ
占星の巫女 リメンバ・ミッドナイト
占星の巫女 リメンバ・デッドナイト
ピンチ・ディフェンス
ドント・ムーブ
ロック・ユー 2
・非LB
探求の思想 ハニエル 4
サーバント O2 4
サーバント D2 4
幻水 シャークランス 2
コードアート D・Y 3
CRYSTAL SEAL 2
コードアート M・M 1
・LB
コードアート G・R・B 4
コードアート K・E・Y 1
コードアート M・G・T 4
コードアート A・C・G 1
コードアート I・Z・R・H 4
コードアート H・I 4
RECKLESS 2
◆ルリグデッキについて
リメンバはレベル3以下でのピルルクの採用や、レベル5の不採用、ロックユーの枚数等ルリグデッキの構成に差が
出やすいため、まずはそちらの解説から。
まずルリグは0-5を全てリメンバで統一しています。
ミルルン環境の現状で中途半端にピルルクを絡めると全身全霊を使われる可能性があるためです。
レベル0をInfected WIXOSSのピルルクスタートにしてリメンバを匂わせないのはアリかと思います。
レベル3はノーコストで1体凍結できるため強力ですが、グロウコストに白エナを要します。
今回は後述の通り、ハニエルの採用で白エナを賄います。
レベル4は新規のルリグで、1ターンに1度クロス持ちが出ると1体凍結、ヘブン時1ドロー、
クロス状態のシグニが居る時に自身をダウンすることで相手の凍結シグニの数だけハンデスという3つの効果を持ちます。
リメンバのように積極的に殴って行くデッキのハンデスはピルルク以上の脅威となります。
3面凍結も、自身の効果や後述するH・Iの効果で補助すれば比較的容易に達成できます。
ヘブン時1ドローから手抜き臭がする以外は強力なルリグと言えるでしょう。
レベル4が強力なため悩みましたが、今回はレベル5も採用しています。
ハンデス効果は1度フルハンデスを決めれば、その後は相手の手札が少ないこと、クロス状態を維持するのが困難なことを考えると不要になります。
さっさとレベル5に上がって詰めに行くのが吉でしょう。
特にタマ戦ではアークゲインの数少ない除去手段となるため、タマを見るなら5の採用は必須級と言えます。
アーツはピンチ・ドンム・ロックユー2の構成にしました。
サーバントが8枚とやや少ないため、白ルリグの特権を活かしてピンチを採用するのは確定的でしょう。
後は青の強力防御アーツとしてのドンム、詰めに役立つロックユーも自然に入ります。
スピサルを採用して3種を使いまわすことも考えましたが、グロウに白エナを要する都合上、白エナが不足する可能性があると判断し不採用にしました。
代わりにロックユーを2枚採用としました。
環境的に強力で、ミルルンのスペルにカットインすることでミルルンの動きの動きを止めることができます。
勿論従来通り、詰めに使っても強力です。
◆メインデッキ
《探求の思想 ハニエル》
新規の強力なカードがレベル4に集中する影響で薄くなりがちな低レベル帯を補うべく採用。
結果、レベル1は13枚とかなり薄くなりましたが、ハニエルを1枚引くだけでレベル1の後続の調達は容易になります。
リメンバのグロウコストにも使え、非常に優秀な1枚です。
《コードアート M・M》
レベル4の新規電機シグニで、1ターンに1度相手シグニを凍結することで1ハンデスする効果と、
相手の手札が0枚の時に青+ダウンで相手のシグニを1体バニッシュする効果を持ちます。
今回は紹介を兼ねて1枚入れてみました。
SPKとどちらを採用するかは悩むところ。
《コードアート I・Z・R・H》
新規ではないですが、5月末のカードゲーマーの登場のため比較的新入りです。
出すだけで凍結状態のシグニを1体バニッシュでき、各エンドフェイズ時に1体凍結するという強力な効果を持ちます。
リメンバは3面とも殴って積極的にダメージを稼ぐことが多いため、ダウンせずにバニッシュできるのは有難い限り。
LBの1ドローのみはミッドナイト同様手抜き臭がしますね・・・
《コードアート H・I》
8弾新規の中でも一押ししたい1枚。
電機1枚を捨てて凍結する効果、ヘブン時に凍結状態のシグニをバニッシュする効果のどちらも強力です。
ミッドナイトと組み合わせた理想的な展開としては、
「HIを出し1体凍結→DYを出し1ハンデス→電機を2枚捨てて3面凍結して3ハンデス→IZRHを出して1体バニッシュ→ヘブン時に1体バニッシュして2点通す」
という流れ。
電機シグニの消費が増えるため、MGT&GRBセットで事前に調達しておくと良いでしょう。
LBも強力で、全シグニダウン+1体凍結となっています。
防御アーツが薄く、速攻に強いとは言えませんが、日頃の行い次第ではLBで生き残れますw
《RECKLESS》
元々のコストは7ながら、電機シグニを3体並べ、相手を3面凍結することで青1エナで使うことができます。
効果は凍結状態のシグニをバニッシュしつつ3ドローするというもの。
RECKLESS1枚+青1の2枚消費で3枚ドローしつつ1面バニッシュできると考えれば破格の性能と言えます。
スペルの性質上、腐るリスクはありますがもう少し枚数を増やしても良いかもしれません。
◆回し方
レベル1~3はとにかくシグニの確保に注力します。
GRBでアドバンテージを稼ぎつつ、後続が不足すればハニエルで補給。
レベル4での攻撃を確実に通すため、殴ってエナを与えすぎない方が良いでしょう。
バアル等放置したくないシグニが出ても3リメンバ効果で凍結できます。
レベル4に上がれば仕掛けます。
DY・HIを揃えて3面凍結+3ハンデスを決め、IZRH・RECKLESSで追加ダメージを狙います。
以降は相手のライフやアーツ次第で動きを変えます。
勝てそうなら5にグロウして一気に3面バニッシュからダブルロックユーで詰めますし、厳しいと思えば5のエクシード効果を複数ターンに分けてじわじわ詰めていきます。
対ミルルンのロックユーは完全に防御用です。
ロックユーで動きを止めている隙にミッドナイト効果でフルハンデスを決めれば相手は動く術を失います。
解説はこんなところで。
耐性持ちシグニが居るタマ、アンが相性的に厳しく、ミルルンには有利で後は互角という感じだと思います。
良ければ是非組んでみてください~!