■はじめに
最近、ほかのTCGの調整だったり、エフェクト爾改の安定感と安心感にかまけたりとで、
WIXOSSのデッキ開発にあんまり触れていなかったので記事の執筆が滞りまくりでした・・・
そんな中で、先日WIXOSSの専門誌であるWIXOSSマガジンが発売され(結構前ですね・・・)、
その中でブースター第七弾「ネクスト・セレクター」の情報が公開されました。
そんな中で、今回紹介するのは、新規のサシェでも赤タマでもなく、
ウサという堅実な強化を貰った緑姫の紹介です。
カメ?知らない娘ですね・・・
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■デッキレシピ
◎ルリグデッキ
0~2バニラ緑姫
エナチャ緑姫x1
4バニラ緑姫x1
五式緑姫x1
アンシエント・サプライズx1
雲散霧消x1
ドントエスケープx1
スピリット・サルベージx1
◎メインデッキ
Cost.1
サーバントO2x3
クリスカルx1
ヘンジx1
サーバントOx4 ★
ハチx4 ★
Cost.2
ミャオx3
アステカx1
サーバントDx1 ★
Cost.4
ベイアx4
ラクダx2
ゴーシュ・アグネスx2 ★
セイリュx3 ★
ウサx4 ★
Spell
THREE OUTx3
TRICK OR TREATx2
修復x2 ★
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■解説
修復が2枚制限になってしまったため、ノーパンで相手が足踏みしている隙に
アグネス、マンドレによるエナブーストから山札圧縮そして修復連打という運びが怪しくなってしまいました。
(修復の安定供給的にも、試合時間的にも。)
ということで緑姫から修復を差し引くと、
過剰なエナブーストを行うメリットが大器晩成位しかなくなってしまうので、
もうひとつの強みであるセイリュベイアに寄せる形で自分なりにリメイクしてみました。
それでは、各カードの解説です。
◎ルリグデッキ
・アンシエントサプライズ
・雲散霧消
・ドントエスケープ
防御アーツ3種です。
準備期間が必要だったり、序盤には使えない、
アンサプ、ラブハリの序盤の穴を埋めるようにドンエスを採用しています。
後半からは、アンサプ、ラブハリで広範囲のパワーラインに対応できるようになるので、
スピサルで有用なアーツを再利用することで、そこそこ、隙なく立ち回れます。
アンサプx2の16000オールはゲイン以外、ほとんどの場面で有効に働くので常に意識しておきたいところです。
後述のウサや、安定のTHREEOUTを多めに採用しているので再三再四は採用しておりません。
◎シグニデッキ
・幻獣ウサ
現状七弾に登場する中で、
個人的に唯一の実戦レベルの緑姫の強化カードだと思ってる1枚にして今回のメイン解説対象。(とか考えてたら、ラクダも出てきました。)
ちなみにご存知だとは思いますが効果はこんな感じです。
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幻獣ウサ
色:緑
LV:4
クラス:地獣
パワー:12000
【クロス】《幻獣 カメ》の左
【クロス常】:このシグニのパワーは15000になる。
【起】[緑]:あなたのエナゾーンからカード1枚を手札に加える。この能力は1ターンに一度しか使用できない。
【クロス常】:このシグニが【ヘブン】した時、ターン終了時まで、あなたのすべてのシグニのパワーを2倍にする。
LB:対戦相手のパワー8000以上のシグニ1体をバニッシュする。
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今回は相方に当たるカメを採用していないので、
使用できる能力は【起】の緑1コストでエナ回収だけとかなり地味な感じがしますが、
地味ながらも、存在するだけでエナから好きなカードを回収できるというのはかなり強力です。
似た効果を持つ羅植マンドレと比較した際の違いとしては、
・レストコストを必要としない点
・パワーが12000ある点
・緑1コストを多く要求される点
・ライフバースト持ちである点
・地獣である点
の5点が挙げられますが、
デメリットであるコストが多くかかる点は、
エナの供給に長けている緑姫なので目を瞑ります。
メリットの中で実際のゲームの中で効いてくるものとしては、
パワーが12000あることによる、爾改の10000ラインにかからない所や、
(硝煙の10000焼きやパワー5000のシグニ+爾改常在5000パンプによる殴り倒し)
紅蓮ウリスを相手にした時にセイリュベイアマンドレだと、
ルシファルx2で2コンボ決められてしまうのに対して、ウサであれば1体で済む等。
また、レストコストが無いため、ベイアのパンプも含めて、相手のシグニを全て踏んで行くことができ、
後の五式のエクシードやトリトリによるハンデスでの詰を行う際に効いてきます。
他にも地獣であるためハチでヒットしたり、8000以上バニッシュといった割と広い範囲のLBを持っていたりと
パッと見以上には優秀なシグニです。
あと、イラストがめちゃくちゃ可愛いです。
そこはカメも認めるんですけど、それでもデッキに入れる理由が見当たりませんでした・・・
・幻獣ラクダ
この記事を書いている最中にさらっと公開された一枚。
突貫工事になってでも投入する価値があると思い、2枚ほど試験導入。
因みに効果は以下の通り。
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幻獣ラクダ
色:緑
LV:4
クラス:地獣
パワー:10000
【常】あなたのシグニが「ランサー」によって対戦相手のライフクロスをクラッシュしたとき、カードを1枚引く。
【起】ターン終了時まで、このシグニのパワーを-5000する:ターン終了時までこのシグニは「ランサー」を得る。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
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自軍のランサー成功時に1ドロー、パワーダウンと引き換えに自身にランサーを付与ですね。
ミャオ、自身が対応しており、セイリュベイアの布陣を作っても守られそうな際に軽いジャブを入れながら
後続を稼ぐことができます。
・ゴーシュ・アグネス
レストすることでエナも増やせますが、今回は登場の1コストバニッシュに注目しています。
以前は効果対象のパワー15000以上のシグニがピルルクのCMR位のものでしたが、
七弾以降は、強力な効果を持つレゾナシグニであるサタンや、クロス常で15000になるシグニが登場するため
発動のタイミングがふえると思い、植物軸ではありませんが、2枚だけ投入しています。
僕の想像以上にパワー15000のシグニが溢れかえるようなら増量も視野です。
・ミャオ
序盤、中盤にかけてのポイントゲッター、
相手のパワーラインが大きくなってきても、ベイアでパンプすることで仕事してくれます。
従来ほど耐久できるデッキではないので、序盤に1、2点掻っ攫えるコイツはかなり重宝します。
・TRICK OR TREAT
個人的に大好きなカード、速攻系のデッキのハンドが少ない時に当てれば、攻撃の手を緩めることにもつながり、
終盤の相手のハンドが切れてきた時にフィニッシャーにもなり得るハイスペックカード。
少数採用でもエナにあるこのカードをウサで回収可能なので十分に機能してくれます。
使いどころをしっかりと理解できていれば、非常に強力な1枚です。
■デッキの動き
序盤はミャオ、
中盤から後半にかけてはラクダ、セイリュ、ベイアで、
最後の詰めは五式のエクシードorトリトリといった形で中速ビートを仕掛けていきます。
その間、修復、五式登場時で自分は相手の致死圏から逃れます。
ライフ差を維持しながらのビートという点では紅蓮ウリスにイメージが近いかもしれません。
■最後に
いかがだったでしょうか?
ある意味、順当に闘う緑姫と言った感じですね。
現状でも様々なデッキタイプが活躍しており、
7弾の発売で更に混沌化しそうな環境の中でどんなデッキが上がってくるのか楽しみですね。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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