
先日10周年を迎えたウィクロスですが、この10年間で様々なウィクロス関連書籍が出てきたのを皆様は覚えているでしょうか。ウィクロスマガジン、めちゃくちゃ好きでした。
そしてカードゲームタイトルの書籍といえば欠かせないのは特典PRカードです。強力なカードも目白押しで、かつては<アンシエントサプライズ>が大人気でしたね。
ここ最近は書籍が出ていなかったウィクロスも10周年となれば話は別。来たる7月22日にWIXOSS 10th Anniversary Bookが発売されます。もちろんPRカードも付いてくることが判明しており、10周年にちなんで9種類10枚のカードが封入されます。ということで今回は全9種のカードをそれぞれ見ていこうと思います。
また、「読んだよ!」という感想が活動の励みとなりますので、当記事の拡散を何卒よろしくお願いします。私が喜ぶので。
オールスターアーツ5種
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【新カード情報】
— WIXOSS【公式】 (@wixoss_TCG) June 14, 2024
7/22(月)にホビージャパン様から発売される
「WIXOSS 10th Anniversary Book」
付録PRカードから
フォーマット:オールスターで使用できる
新規アーツ5種類をご紹介!! pic.twitter.com/vVB9SnchV5
基本的にどのルリグで使っても強力なアーツですが、レベル4ルリグが出現時効果を持っていない&エクシードやコインによる防御性能を持っているルリグで使うとより強力に使えるでしょう。
例:<救解の冥者 ハナレ>、<祝輪の巫女 タマヨリヒメ>
その効果は「相手よりライフが少なければこのターンライフがクラッシュされない」という赤らしい豪快な防御となっています。ディーセレで例えると<アザエラ「無敵の盾」>に近いですね。
ライフさえ残っていれば無敵の防御性能を誇る一方、赤2無3のコストから使うルリグは限られてきそうです。個人的には<カーニバルMAIS>に採用して3コイン効果で<炎天烈術>を2回使いつつ、最後は<炎のタマ>で守るような使い方はしてみたいです。
この効果の偉い点はアタックトリガーの発動を防げるという点にあります。手札を捨てないとそもそもアタックができないため、強力なアタックトリガーを多く内包するオールスターでは見た目以上に強力な1枚と言えそうです。
現在あまり日の目を浴びていないオールスターの青ルリグ達にも活躍の機会が来ると嬉しいですね。ちなみに<アロス・ピルルク ACRO>で手札を捨てて軽減効果を使うと1ドローできるのでちょっぴりオトクです。
植物たちの誇るエナチャージ能力で莫大な量のエナを貯めて撃っていきましょう。<四型金娘 翠子>や<五型開 緑姫>はアーツ回収能力を備えているため、<アニバーサリー>を3発撃ってライフ差を6枚つけることも可能です。
植物のエナチャージ能力なら現実的に連発が狙えるため、ディーセレの植物も入れて様々な構築を組んでみたいですね。<ローザリ>(オールスター)でディーセレの植物レベル2を持ってくると能動的にエナチャージができるため、序盤からエナをがんがん貯めていきましょう。
ルリグのレベルを下げるというのは言うまでもなく強力であり、レベル4リミット11でチア込み4443盤面でも作ろうものなら4エナで3面がトラッシュに送られてしまいます。ルール効果によるトラッシュのため<アークゲイン>や<ジャンヌ>の様な耐性も無視して一方的にトラッシュ送りにできるのは圧巻ですね。
強力な効果の一方でアタックフェイズに打つには相手よりレベルが低い&4エナという条件が必要になってきます。ということで一番相性がいいルリグは<簒奪の花嫁 アルフォウ>でしょう。
<ゴージアウト>や<デス・ブロッサム>でエナを貯めつつ、自身が苦手とする高パワー&耐性シグニ盤面を崩壊させられるのは魅力的です。今後2アルフォウと対面することがあれば必ずこのアーツの存在を頭に入れておいてください。私は使います。
キー1種
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【新カード情報】
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7/22(月)にホビージャパン様から発売される
「WIXOSS 10th Anniversary Book」
付録PRカードから
フォーマット:キーセレクションで使用できる
新規キーをご紹介!! pic.twitter.com/SyNnEmpMRa
ちなみにこのカードは<真情の記憶 リル>と<メル=マティーニ>との同時使用制限が発表されているので注意しましょう。
どちらも追加ターンを得る効果が影響を与えており、<真情リル>の【オーネスト】を使うと、相手が0宣言→アーツを使われないのでダブクラ等の過剰打点を押し付けられる、相手が1以上宣言→<マユキー>の追加ターンを取りアタックフェイズがスキップされるため、宣言した数字のアーツが使えずに勝ち。という先に乗ったもの勝ちなゲームになってしまいます。
<メル=マティーニ>の場合は【ベルセルク】を宣言した後で追加ターンを取ると「次のターンアーツとスペルを使えない」ため、上記の【オーネスト】0宣言のような状況ができてしまいます。いずれにせよゲームに多大な影響を与えてしまうため早めに規制されて安心しています。
ディーセレルリグ+スペル
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【新カード情報】
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7/22(月)にホビージャパン様から発売される
「WIXOSS 10th Anniversary Book」
付録PRカードから
フォーマット:ディーセレクションで使用できる
ルリグ&スペルをご紹介 pic.twitter.com/pOnOI9q3gs
<アイビー>や<ユバンダ>のようなアド稼ぎシグニを並べながらメインアーツやスペル等で面を空けて攻めるのは非常に面白そうです。最近の種族シグニはどれも効果がまとまっているため、種族で固めて作るのもいいですね。
次弾のloth selectorではメイン限定の強力なリコレクトアーツが多数収録されているため、そちらをフィニッシュ手段として添えるのが一般的になるかもしれません。高パワーラインシグニを退かしにくい都合上オススメは緑アーツです。
それ以外だとコンボ色の強いデッキや、回収等があまり無く盤面再現性の低いデッキに入れると縁の下の力持ちとして機能しそうです。マルチエナを持っていないため、エナでは無色としてしか使えないことには注意しましょう。
終わりに
以上、9種類のPRカードたちでした。どのカードも非常に強力なので是非手にとって使ってみてください。今回のカードたちは全てのフォーマットにおいてカンフル剤として機能するはずです。今までになかったようなデッキが開発されるのを楽しみにしています。ということで今回はここまで。また次回の記事でお会いしましょう!!!