週1という更新頻度でもアイディアがおぼつかなくなってきました()
ここにきて"ねへほもん"という男の執筆性能に、改めて畏敬の念を抱いていますw
ということで、早速本題に移りましょう。
反覆する思念 ピルルクVSリメンバの所感
素直にこう思いました。
最大の特徴は1コインで<ドント・ラッシュ>2発内蔵という破格の防御性能です。
しかし、その代償として計6枚の手札を失います。
流石にこのデメリットが重すぎます。
ハンドレスで戦うことを前提としている、もしくは埒外のハンド補充能力を有したデッキでもなければ、とてもじゃないけど使えません。
サーバントが無いから相手のルリグは通り、次のターンはデッキの上2枚で戦わないといけないので要求もおぼつきません。
現状のキーセレクションに埒外のハンド補充能力を持ったデッキは存在しません。
その為、順当に考えるとハンドレスを前提とする《青ピルルク》デッキでの使用に行きつきます。
デザイナーズとしてそこに誘導されているといっても過言ではありません。
しかし、僕もビルダーの端くれ。
なんとか現実的に他のルリグでも使えないか考察してみます。
ということで早速行ってみましょう。
上手く使う為に求められる要素
なので、エクシードで防御した次のターンは、手札が3枚減った状態から点数要求を組む必要があります。
そもそも、エクシード後にハンドレスなら、単純に3面埋まらない場合も出てきます。
ここで3面要求出来ないようであれば、キーを見直した方が良いです。
減った手札でしっかり要求を組む為のアプローチは以下の3つ。
それぞれレベル3のアタッカーを回収することで、自身と合わせて2面分の要求になれます。
そして、山札から落ちた時に回収or場に出せる<山羊座軍の童話 セブンゴーツ>、<不可思議な誇超 コンテンポラ>を織り込むことで要求と盤面の補充を両立することが出来ます。
プロモパックにて登場した<コードアート I・Z・R・H>なら、ノーコストでのバニッシュができるので、良コスパです。
他にも<占英の星術 アストロノミカ>やリメンバが有する、<走英の空力 スリスト><浮英の揚力 マグナス><占英の星術 ホロスチャート>などのシグニ群の条件達成が非常に容易になります。
<ピルリメ>を使うのであれば此方の点も意識したいところです。
手札が減った、無くなった状態でも相手のルリグアタックを止める手段が欲しい所です。
その為のアプローチとしては2つ。
それぞれ、先述した<山羊座軍の童話 セブンゴーツ>等のシグニを採用しやすいのも噛み合っていますね。
その間はルリグ止めアーツ+<アナスタシア>などのハンドレスでも戦えるシグニを用いて応戦します。
その後、<リメンバ>の「アストロジ」や<アンシエント・グルーヴ>といった手札を補充できる効果を使い、通常通りの戦い方に戻す。といった感じです。
こうすることで例に挙げた《リメンバ》は凍結シグニ生産マシンというメリットを享受しつつも、防御面数を稼ぐことが出来ます。
このように、ハンドを消費するターンと構えるターンで、メリハリを付けた構成にしてみるのも面白いかもしれません。
- アンロックしたターンに、手札を使い切って付加価値の高い要求をする
- 返しにエクシード2+<ジャイアントキリング>などでルリグ止め+@。
- 次のターンは<アナスタシア>等で要求。
- 返しにエクシード(⇒+<アンシエント・グルーヴ>などで手札補充)
- 「アストロジ」などで更に手札を補充。
手札を使い切るターンにハンデスを織り込むと、<ピルリメ>の凍結効果も相まって効果的です。
<5th Anniv.Heroines>や<聖マルディウス教会>のように追加のエナコストも必要ありません。
折角採用するなら、1コインで2×2面防御が出来る点を活かしたいです。
安直な所では<血晶魔杖>との同時採用ですね。
1コインを活かすという意味では《夢限》に白羽の矢がたちます。
<繚乱する花束 アルフォウVSハイティ>の登場で、<ヒロインキー>用の下敷きを用意できない可能性も出てきた今、後継としてワンチャンスあるかもしれません。
実践編
さて、ここまで《青ピルルク》以外のデッキで上手く使う方法を模索してきました。これ等の特徴を収束させて完成したデッキが此方。
結局《青ピルルク》やないかーーーーい!!
逆に聞くけど"ハンドレス"がデメリットのオーバースペックカード使うのに、"ハンドレス"がテーマのデッキ以上に噛み合うデッキある???????
ということで、いろいろ考えたんですけど、これが僕の限界でした。
僕はデザイナーの下僕です
と、自虐はさておき。
<アロス&コードピルルクKEY>を採用。
サーバントの枠を要求札へと置き換えることで、序盤のサポートキー無しにそこそこの火力を実現。
<反覆する思念 ピルルクVSリメンバ>が防御性能を底上げしてくれているので、最大13面とかなり多めの防御面数を有しています。
また、サバが無い分必然的にトップデックが強くなっています。
<アナスタシア>に頼らずとも山上2枚での3面要求が出来るターンも出てきます。
- 序盤のダメージレースが早め
- 防御面数多い
- ルリグアタックを被弾することがない
- 要求も割と安定
- いざとなればハンデスも
特徴的なカードの解説
アンロック時はピン投の<MIRACLE>をサーチすることで安定して運用できます。
また、<オリジナル・サプライズ>の為の黒エナは<舞踏の小悪 サユラギ>しかいません。
引けてない+早いターンに<オリサプ>を使いたい場合は、此方をエナに置きましょう。
<アークゲイン>のレベル条件、<えま★おうがすと>の色条件を綺麗にクリアできる点がお洒落です。
しかし、お手軽さの代償に1面でも除去を喰らうと、一気に機能停止してしまいます。
対戦相手の除去を伴う防御手段が尽きたころを見計らって射出しましょう。
また、<反覆する思念 ピルルクVSリメンバ>のエクシードを使い始めるまで、手札はあるに越したことはないです。
その為、ライフクラッシュ時の手札補充もしっかりと活きてきます。
出現時にノーコスで-10000とレベル2では最高峰の焼き性能を有してします。
しかし、発動条件のハンド5枚差があまりにも使い辛く、採用されているのを殆ど見たことがありませんでした。
しかし、今回のデッキでは
- 構築上序盤にハンデスをしない
- 昨今のインフレで序盤にしっかりハンドを構えられるデッキが増えた
- <アロス&コードピルルクKEY>の登場によって序盤にハンドレスで返しても良くなった
また<反覆する思念 ピルルクVSリメンバ>で守った返しに要求札を回収できる点も非常に優秀です。
埋もれていた強キャラ感がありますね。
枠の都合上、採用できなかった<魔界の公爵 クロケル>に代わる、ダメージソースです。
1枚以下の条件は後述する<魔海の金管 ベレト>のお陰で無駄なく達成できるので以前より使いやすくなっています。
<魔海の船員 ティーチ>や<魔海の赤将 ウルージ>と組み合わせることで、悪魔2枚消費の効果も無理なく使っていけるので、非常に優秀な1枚です。
最後に
今回は悪魔に寄せてみましたが、<コードアート I・Z・R・H>や<占英の星術 アストロノミカ>といった凍結要素を入れた型も面白いと思います。気になった方は是非組んで遊んでみてください。
以上です。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。