■はじめに
先日、神奈川県の横浜にある「ティム東白楽店」様で開催されました"らいだぁ杯"に参加してきました。
結果は午前の予選は2-1で敢え無く予選落ちしたものの、午後は予選を勝ち抜き、準優勝までこぎつけることができました!!
参加人数も50人以上!?いましたので、今年の目標であるコンサバの記念すべき1枚目を手に入れることができました。
折角入賞できましたので、今回使用したデッキと使用しようと思った経緯を紹介させて頂きます。
お時間ありましたら、最後まで読んでいってください。
■デッキレシピ

◎ルリグデッキ
1 <P-STコード・ピルルク>
1 <STコード・ピルルク・K>
1 <STコード・ピルルク・M>
1 <PR一蓮托生(ウィクロスマガジンvol.3 付録)>
1 <>
3 <LCチェイン・B&B>
1 <LCブルー・パニッシュ>
1 <LR龍滅連鎖>
◎シグニデッキ
Cost.1
4 <Cサーバント O>★
2 <Rコードアート T・A・P>★
4 <C破戒の韋駄 スカンダ>
Cost.2
4 <Cサーバント D>★
4 <Cサーバント D3>★
2 <R手弾 アヤボン>
2 <C破戒の歓喜 ガネシャ>
4 <PR幻蟲 ヘイケ(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol6)>
Spell
2 <CSEARCHER>★
4 <RSHOOTING>★
1 <PRネクスト・レディ(WIXOSSカード大全2 付録)>
3 <Cバイオレンス・ジェラシー>
4 <PRCRYSTAL SEAL(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol4)>
■デッキの解説
◎そもそも、シューティングピルルクって何!?シューティングピルルクとは名古屋の地にて産声を上げた、
エナチャージ、一蓮托生(この時バイジェをエナにセット)からチェインB&B連打によって大量のハンドを抱え込み、そこからCRYSTAL SEAL、SHOOTINGといったノーコスで発射できるスペルを用いて先攻だろうが、後攻だろうが1ターン目に相手のハンドを全て叩き落とし、次ターン より、並ばなかった面に条件を達成したアヤボン(托生+B&Bx4+ネクレで2枚)や、アンモライトを並べて、ものすごい速度で点を通し、最終的に2止めピルルクの必殺技である龍滅連鎖+ロック・ユーで〆
と言った闇の塊のようなデッキです。
今回使用したのは、そのシューティングピルルクの基盤を利用し、もともと採用されている<C破戒の韋駄 スカンダ>、<Cバイオレンス・ジェラシー>と非常に相性のいい<PR幻蟲 ヘイケ(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol6)>による安定した面空けのギミック、通称「S(スカンダ)・B(バイジェ)・H(ヘイケ)システム」を採用した構築となっています。
■使用背景
このデッキを組んだ当初は、正直フリー用のビックリ箱としか考えていなかったのですが、1.大会当日のフリーバトルで思ったより動きがしっくり来たこと
2.予選、午前の部で使用した新作デッキが欠陥を抱えていることに気づいたこと
3.午前の部を突破したデッキが「ピルルクΛx2、エルドラx1、雪月火風x1」と手持ちのデッキでこれら全部に対抗できそうなデッキがこれしか無かったこと
4.そろそろ大型大会で負けっぱなしのねへほもんさん(エルドラ)を負かしたかったこと
これら4点を踏まえた結果、かなり付け焼刃ですが2ピルで挑むことに決めました。
かなり博打でしたが運良く結果オーライとなりました。
■各カードの解説
◎ルリグデッキ
・一蓮托生
最近はどのデッキにも採用されている超万能アーツ。
このデッキでは、1ターン目に使用し、<Cバイオレンス・ジェラシー>を墓地に落としながら<LCチェイン・B&B>のコストを確保するという役割を担っています。
・チェインB&B
1ターン目フルハンデス達成の為のキーカード。
自身のチェインを用いてノーコストでこれを連打することで、
後述する<RSHOOTING>とそのコストとなるスペルや<PRCRYSTAL SEAL(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol4)>等を引き込んで叩きつけていきます。
また、加えて後攻の場合は3000マイナス補正のテキストで面を開けて点を取りに行けます。
一応、温存してパワーマイナスを3回重ねがけすることで、パワー8kラインのシグニは落とせるのは覚えていて損は無いかもしれません。
・ブルー・バニッシュ
単純な防御札にもなりますが、環境トップのピルルクに対し此方のハンデス後にドロースペルにてリカバリを図ろうとしている所を潰したり、4に乗られた段階で盾を温存されているとかなり厳しいウリスに対して、此方のキラーカードである<SRエニグマ・オーラ>を止めたりと、1枚あるだけで非常に安心できます。
・龍滅連鎖+ロック・ユー
必殺技です!!
必殺技なのですが、最近は<LR焦熱の閻魔 ウリス>だったり、<LCビザント・ディフェンス>だったり、<>だったり、<LCペナルティ・チャンス>だったりとアーツじゃなかったり1コスでも使える防御アーツが多くなってきているので過信は禁物です。
相手をよく見極めて、キャストしましょう。
◎シグニデッキ
・SHOOTING
今回のデッキの主役。このカードの存在によって1ターン目全ハンデスが実現できるようになりました。
後半にエナが余っている状況ならコスト軽減無しで使用することも普通にあります。
うっかり発動したLBも2枚ハンデスorサバを捨てるかの2択と非常に強力なのも魅力です。
・スカンダ+バイジェ+ヘイケ
<RSHOOTING>する為の弾の確保要因であり、同時にこのデッキのメインダメージソースです。
まずは、弾の補充についてですが、スカンダはバイジェであり、バイジェはスカンダです。
初ターンの<LCチェイン・B&B>連打の際に、シグニ回収のテキストで<C破戒の韋駄 スカンダ>、2ドロー1ディスのテキストで<Cバイオレンス・ジェラシー>をコストにすることで、<C破戒の韋駄 スカンダ>に付いたチャームで<Cバイオレンス・ジェラシー>を回収できる為、本来よりも多くのアドを稼ぐことができ、また、ハンドに残しておきたいパーツをやむなく切らねばならないということもなくなります。
それに加え、<PR幻蟲 ヘイケ(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol6)>が配置できる2ターン目以降は<Cバイオレンス・ジェラシー>回収1度につき、場の<PR幻蟲 ヘイケ(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol6)>x4000のマイナス補正をバラ負けるので、相手が体制持ちシグニを配置できる4ターン目までは、ほぼ毎ターン盤面をがら空きにすることができます。
この3枚のカードの組み合わせの優秀な点は、グロウにコストを割かなくて済む止め系デッキでは返しに<PR幻蟲 ヘイケ(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol6)>が<LCブルー・パニッシュ>されたとしてもバイジェ連打することによって、何度でもヘイケヘイケスカンダの盤面を形成することができる所で、これにより非常に安定して毎ターン打点を通すことができます。
その昔、このギミックに<PRチャーム・タクティクス(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol8)>まで加えてぶん回した2止めウリスがあったとか、無かったとか。
・アヤボン
龍滅ロックユーのお供。
相手の致死圏を盾1枚分広くできる死神。
このデッキではハンドにそこそこ余裕ができる為、ハンドにキープしやすいので、
最初のB&B連打の際にハンドに来たら大切に持っておきましょう。
■ゲームの流れ
やることは簡単です。サーバント一枚とバイジェ、スカンダ、SHOOTINGは残すようにして後はマリガン。
サーバントをセットして、一蓮托生からチェインB&B連打で、スカンダ、バイジェを駆使してアドを伸ばしながらハンドにスペルを溜め込みましょう。
B&Bを全て吐ききったらハンデスのお時間。
此方が先行であれば、SHOOTINGに加え、CRYSTALSEALを2枚引き込む必要がありますが、実際は3枚も削れば相手にしてみれば相当な痛手なので、そこまでフルハンデスにこだわる必要も無いので、次のターンからの動きに備えて温存しましょう。
後攻であれば、B&Bの3000マイナスで相手の盤面を焼き払いながら、SHOOTINGを一度使用するだけで、相手がエナチャージ、シグニ2面立てをしていればハンドは3枚のはずなので、次のターンからは引いた札だけで戦う羽目になります。
※この時のアタックで相手のLBでリカバリーされないことをお祈りしましょう。
このタイミングではブルバニを構えるコストはないのでAMS等を踏むと発狂しそうになります。
そこからは、出てきたシグニはヘイケで滅却し、残ったハンドはCRYSTALSEAL等で奪い去って、毎ターンルリグパンチを通せるように意識して、ダメージレースを加速させましょう。
相手の盾を0~2まで追い込んだら、龍滅ロック・ユーで止めを差しに行きましょう。
昔と違いロック・ユーを2連打出来ないため、スペルと使用してしまうとアイドルを打たれてしまう可能性がある為、決めに行く前のターンに、ハンドにヘイケとスカンダ(ガネシャ)、墓地にバイジェを構えて、バイジェを使用することなく、パワーマイナスを振れるようにしておくのがポイントです。
相手にアイドルがないのが分かっていれば、好き放題してハンドも全て枯らしてやればショットの精度が上がります。
簡単ですね。
■最後に
いかがでしたか?現状、かなりネタ要素の強いデッキですが、1ターン目フルハンデスに囚われず、<LCチェイン・B&B>を連打して強引に<RSHOOTING>の弾を集めるのではなく、<PRチャーム・タクティクス(WIXOSS PARTY参加賞selectors pack vol8)>を採用し墓地の<Cバイオレンス・ジェラシー>を根刮ぎ回収してから発射する等、引きが絡む要素を減らしつつ、非常に薄くなっている防御面を他のアーツで補ってやれば割と手堅いデッキになるのではないかと考えています。
前回のサバリメンバの時も書いた気がしますが、<LR龍滅連鎖>以外は非常にお手頃に組むことができ、かつ、スカンダ・バイジェ・ヘイケをブンブンしている時は非常に気持ちがいいので、皆様、是非使ってみてください。
以上です。
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