ユートピアが発売され1ヶ月が経ちました。
その中でも新しいルリグを貰えたカーニバルのデッキを紹介したいと思います。
まずはレシピを。
デッキレシピ
<†MAIS†(黒MAIS)>から<-MAIS-(赤MAIS)>に乗り直す、2017年の世界大会ルール序盤に流行ったパーフェクトタウィルと呼ばれるデッキタイプと同じような事をします。
4に乗るまで実質使える防御手段が<アイスフレイムシュート>しかありませんが、、、<テンドウ>2枚の<トオン>が3枚入っているのでLBの運命力を信じましょう。
ただ、<レイラキー>のおかげでアーツは確実に使えるので割となんとかなります。
<スノロップ>を採用してるので4は<-Q->なんですが、、、グロウに絡む色が20枚と少ない為、めちゃくちゃグロウしづらいです。
だから<コニプラ>を3枚採用してます。
<†MAIS†>の効果が強力過ぎる為、基本的には<-Q->のターンは1ターンです。
なんで序盤から積極的にダメージを貰い<-Q->のコイン技で<スノロップ>になり回復するような感じで回します。
よっぽど盾の色が悪くなければグロウ出来るとは思います。
逆に言えば序盤は並ばなくてもある程度なんとかなるので、下級シグニは少な目です。
ルリグの解説
即<†MAIS†>にグロウします。
今回は環境に居そうな各ルリグへの宣言をルリグ解説の後にリストアップしてみました。
あくまでボクの考えなので参考程度に。
タイトルの通り赤と黒両方のMAISを採用しています。
両方を採用する事により、
- エクシード2のキーなどの効果が<MIRROR>を入れなくても3回使える。
- 1種類のシグニをフィールドで永久に<サーバントZERO>にしつつ、強いシグニをアタックフェイズの間<サーバントZERO>に出来る。
- 少ないアーツを<-MAIS->効果のコイン技で補える。
特に2の拘束力は高く、相手からすると厄介な物になります。
面空けが苦手なルリグはこれだけで致命傷です。
各ルリグへの宣言
相手のライフクロスが多ければ<ダイホウイカ>。少なければ<テンドウ>です。エナに居る<ダイホウイカ>の枚数も判断基準です。
<アイアース><アークイギス>の最強コンビはどーしようもないので無視しましょう(笑)
<アイヤイキー>などでショット仕掛けてくるタマには、そもそも<†MAIS†>に乗れるか怪しいですが、乗れたら<アークゲイン>。
<真名>や<伍改>には<アヴェンジャー>or<トミガン>or<ヘスチア>といった感じです。
エルドラを使う友人曰く、<デメニギス>を宣言されたら<ヒナニギス>で一生<トオン>埋めれるから負けないそうなので、<ヒナニギス>って言いたいですが、、、あのデッキは<デメニギス>って宣言すればルリグアタック以外で点数取れないので難しいところですね。
<5>の出現時効果で毒牙を2枚回収されるので、先攻ならそれを腐らせやすい<ヨルムガン>宣言です。
<クトゥルアビス>が採用されているなら後攻でも<ヨルムガン>宣言はありです。
個人的には<U>のが優先度高いと思ってます。
メル使いも<†MAIS†>ケアの為に<アカズキン>をメインにした形が出てきています。
公開領域のカードをしっかり確認して宣言を決めましょう。
<アカズキン>と<†MAIS†>の関係はQ&Aにも載っていますが、元々場に居る耐性持ちの<アカズキン>は<サーバントZERO>にならず、宣言後に出た<アカズキン>は<サーバントZERO>になります。
これは<アカズキン>の効果が対戦相手の効果を受けないを「得る」だからだそうです。
以前のブログで<ポセイドナ>って書きましたが、<フレイン>です()
リソース確保と点数要求を担っているのが<フレイン>で、<フレイン>がないリワトは<アポロシン>+ルリグ効果で2面空けが毎ターン安定して出来る限度だと思います。
また、トラッシュの<Zr>を戻されたくないのが大きいです。
<コンテンポラ>、<スイボク>、<マウス>というありがちな盤面でも<スイボク>を宣言してればこちらは2点取れます。
<コンテンポラ>の前に踏めるシグニ、<スイボク>と<マウス>の前にアタックトリガーを置くだけです。
ちなみに1度<コンテンポラ>が居なくなって、盤面に残った<スイボク>は<サーバントZERO>のままなので、<コンテンポラ>を出し直しても<サーバントZERO>です。
<コンテンポラ>の効果を読めば分かりますが[美巧]のシグニに耐性を付与するからです。
2止めアンは......何宣言すればいんですかね......(笑)
<フーディナ>宣言するとトラップ効果もなくなるからです。
なお<トレインボム>で<フーディナ>をコピーすると使えるので注意です。
これもそんなに迷いません。
大体こんなもんですかね。
他に知りたいルリグの宣言あればボクのTwitterまでお願いします!
キーの解説
ユートピアの収録カードで1番オールスター環境に影響を与えたカードだと思っています。
<赤MAIS>乗ったら<タウィルキー>に貼り変えます。
<Zr>とは相性抜群で、出したいシグニを戻しながら防御にもなります。
<-Q->の効果を使いたいので<-MAIS->で出すのが理想ですが、それまで耐えれなさそうならコインを節約して<†MAIS†>で貼る選択肢も覚えておいた方がいいです。
アーツの解説
アーツって<アイスフレイムシュート>しかないやーんってツッコまれそうですが、、、<†MAIS†>の効果で<落華流砕>がクラフトアーツとして貰えるので一応2枚です。ここまで挙げると分かりますが、後はルリグ防御があれば全て守れるので<アイスフレイムシュート>を採用しています。
何故<アイスフレイムシュート>なのかというと、色の噛み合いはもちろんですが、<Zr>で山にカードを戻す関係上デッキのサーバントがなくなりルリグアタックを受けざるを得なくなってしまいます。
<クトゥルアビス>や<ゴールドディフェンス>では<-MAIS->のコイン技を使っても2回しか守れないですが、<アイスフレイムシュート>ではルリグ凍結があるので4回守れます。
手札を2枚捨てますが、この2枚で<Zr>の条件を達成出来たりとトリッキーな動きが出来るので実はこの2枚捨てがメリットの時もあります。
盤面に<アノマリス>が居て<オタガメ>を切って出せたらダウン凍結も狙えます。
うーん、オシャ。
メインデッキの解説
カーニバルを愛し、カーニバルに愛された男なので過去2回のブログでは採用されてなかった新しいカードの解説をメインにしたいと思います。ただ、以前解説したカードでも環境に合わせた採用理由がある物は今回も書きたいと思います。
他のカードの解説を見たい方はこちらを。
『イノセンス』<アイヤイキー><落華流砕><アークゲイン>で突撃してくる<タマ>には、所謂野生の<トオン>がないとほぼケア出来ないので<トオン>は3枚と多目の採用です。
なお<謳金時代>、<アヴェンジャー>、<トミガン>、<pick up>からのリフレッシュでは剥がされてしまうので過信は禁物。
<トオン>置き<テンドウ>回復はもちろんですが、4レベルシグニを置いて も出来ます。
また、サーバントをトップに持ってきて<ダイホウイカ>でそのまま引き込めるなどテクニカルな動きが可能なシグニです。
実はカードタイプが遊具なので<ニホニンギョ>から出せます。
<ニホニンギョ>効果→<ヤリホー>出現時→トップに<トオン>→相手のターンに<落華流砕>で<トオン>埋めっていうスーパーオシャレムーブ決めてやりましょう!
デッキの中身をずっと強くしつつ、リフレッシュダメージを受けず、サーバントが切れてもルリグアタックは<アイスフレイムシュート>で守れるので全てが噛み合っています。
<スノロップ>で回復出来なかったタイミングでもデッキに戻した<ミミック>or<ヤリホー>+<テンドウ>で<トオン>埋めが出来ます。
ある意味デッキ圧縮の境地みたいなシグニです。
<スノロップ>は増えそうな2止めアンに対して有効そうだったのもあって採用してみました。
<スノロップ>は1面止めて1点回復、<ラアー>は1面トラッシュ1面防御なので2体とも実質2面防御になります。
枠があったら両方入れたいんですけどね。
最後に
解説は以上になります。ボクが参加したWCLにもカーニバルがたくさん居ましたが、そのどれもが1個も同じ構築はなかったです。
アーツは<クトゥルアビス>、<アイスフレイムシュート>、<炎竜毒蛇>、<水天一碧>
キーは<アンキー>、<レイラキー>、<ウムルキー>、<タウィルキー>
アーツ外防御も<メイジ>、<ホルス>、<Zr>
など、人によって違っていました。
1番ボクが当たってビックリしたのは<ヒナニギス>と<ワンモアコール>を採用しているカーニバルでした。
<ヒナニギス>のアタックフェイズ開始効果を多面し、<テンドウ>効果で2面バニッシュといった動きをされました。
最後には<トオン>も埋めていました。
こんな感じでカーニバルには無限の構築の幅があると思っているので、是非一度使ってみて貰えたらなと思います。
それでは今回はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました。