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最近の人気カードについてインタビュー!【DIVA編】

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    by からばこ

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    最近の人気カードについてインタビュー!【DIVA編】
    こんにちは、遊々亭WIXOSS担当です。
    今回はブロガーさんに2/15に公開した販売ランキングのカードに対してコメントをいただきました!
    普段の販売ランキングとは違う、ブロガーさんの視点でカードの評価を見ることができます!
    ぜひ、チェックしてみてください!


    こんにちは、からばこです。今回は「最近の人気カードについてインタビュー!」という記事です。
    弊サイトで販売ランキング、上位5種類のカードについてのレビューです。カードの人気の秘密や理由などを語っていきます。
    販売ランキングはディーヴァ編です。オールスター編やキーセレ編も、機会があればやることになるかもしれません。よろしくお願いします。

    第5位:透天姫 リワト//メモリア
    5位は<リワト//メモリア>です。公開領域に天使以外のカードがあると場に出た瞬間トラッシュに行きますが、アタックフェイズ開始時に「ドローかエナチャージ」「レベル1バニッシュ」「3エナで何でもバウンス」のどれかができます。
    ディーセレの天使シグニは非常に数が多く、天使軸デッキはもともと地力がありましたが、このカードの登場で実戦級に。<リワト//メモリア>登場後はセレモニーでの入賞も見られるようになりました。
    天使シグニには<ガイア><エクシア><アークゲイン>といった強力なカードこそ揃いますが、その多くが防御・耐久に優れたもので、除去能力はお世辞にも高くありませんでした。そこを<リワト//メモリア>が補い、天使デッキの最後のピースとして当てはまったわけです。「レベル1はノーコストバニッシュ」「3エナ必要でも何でもバウンス」は、ディーセレ全体を見ても相当優秀です。

    同時に購入されているカードとして<レベル3タマ><ガギエル><ヘケト><ヴァルキリー>などがあります。青を採用した【天使軸タマ】は、<リワト>登場直後のセレモニーで上位入賞があったデッキタイプ。シグニでハンデス、ルリグで攻めるという戦術ですね。あややまほまほといったセンタールリグでの入賞もあり、天使軸は様々なデッキが楽しめます。
    次弾ではヒラナメモリアが天使シグニで登場。赤シグニですが除去は持たないため、やはり<リワト//メモリア>の出番はありそうです。今後も多くの天使シグニが登場するでしょうから、天使が気になる方は今のうちに!

    第4位:聖将姫 コウメイ
    4位は<コウメイ>です。白ルリグが連続攻撃できるようになるシグニで、主に<天翔ノヴァ>をセンターに置いた【コウメイノヴァ】で活躍しています。同時に購入されているカードでも<天翔ノヴァ>が一番人気。ノヴァは最近も悪魔軸での入賞があり、根強く使われているルリグです。
    同時に購入されているカードとしては他に<ホワイトヘブン>やメルのアシスト一式があります。こちらは恐らく、タマをセンターにしたデッキでしょうか。<奏月タマ>自身にも<コウメイ>と同じ連パン能力はありますが、<ガクブチ><コウメイ>と組み合わせると、計3回のルリグアタックができます。1度目のルリグアタック→その際に<タマ><ガクブチ>トリガーで<タマ>アップ→2回目アタック時に<コウメイ>トリガーで<タマ>アップ→3回目、という流れですね。実質<アーク・オーラ>みたいなもんだ。

    次弾では白ルリグのゆかゆかが登場します。今後もリメンバやサシェのセンター化は確定しているので、このあたりのデッキが気になる方は、お早めにお買い求めくださいね。

    第3位:コードハート リメンバ//メモリア
    3位はまたまた白シグニ<リメンバ//メモリア>です。ルリグ・シグニの起動能力や対戦相手のガードに追加のエナコストを要求し、特に【DXM】妨害性能はナンバーワン。【原子デウス】【純デウス】環境の抑止力として頑張ってくれています。
    同時に購入されているカードは<シィラ><アークゲイン><タマモゼン>などのレベル3白シグニが多いです。<ドーナSUN>も合わせて購入されており、やはり白ルリグでの採用が多い印象。ドーナで使えばこれらのシグニに【シャドウ】が付与されるため、より一層場持ちがよくなります。

    リメンバ//メモリア><リワト//メモリア>の2枚は、私も公式サイトで紹介させていただきました。<リメンバ//メモリア>は対【デウス】で、<リワト//メモリア>は天使軸での人気という評価です。紹介したカードが販売ランキング上位に入ってきてくれているのはホッとしますね。タマやヒラナは【原子デウス】を止められませんでしたが......。

    第2位:羅原姫 H2O
    公式サイトのコラムでは「タマやヒラナが待ったをかける」と書きましたが、その後のセレモニーの結果を見ると全くそんなことがありませんでした。申し訳ございません。現環境は【原子デウス】がナンバーワンです。同時購入も各種原子シグニ<RANDOM BAD><アンナ・ミラージュ>と、見事に【原子デウス】のカードになっています。
    ウィクロスの7弾は原子の弾。オールスター7弾は【ミルルン】、キーセレ7弾は【2止め華代】登場直後、ディーセレ7弾は【原子デウス】全盛期です。歴史は繰り返すんですね......。ということは8弾以降も原子環境になるんでしょうか。
    原子デウスの強さはしみずきさんが詳しく解説されているので、ぜひお読みください。そして<H2O>を4枚揃えましょう。まずはここから!

    この記事を書いているのは2月12日で、本来であればディーヴァグランプリが開催される日でした。原子デウスのシェア率はもちろん、ルリグアタック勢の入賞があったかどうかなど、コラムを答え合わせする機会は永遠に失われました。
    答え合わせ以上に、名古屋行きたかったなあ......。

    第1位:羅婚石 ダイヤブライド
    1番人気は<ダイヤブライド>でした。<H2O>とは僅差とのことですが、5弾出身のカードがワンツーフィニッシュ。同時に買われているカードは<キントキ><イワトオシ><ナベノツナ>など、【チームエクス】で使われているシグニが目立ちます。
    デウス同様、エクスも人気を誇るデッキです。最近は【原子デウス】にトップの座を譲っていますが、強烈なエナ破壊や火力は未だに強力。チームでの構成が一般的なので<trigger of victory>も採用できるうえ、赤黒黒ゆえに最近は<DEATH DECK>も使われるなど、アップデートが続いています。

    ダイヤブライド>は他にもヒラナやユヅキといった赤ルリグで良く使われています。今後もカーニバルやレイラ、花代がセンターとして参戦するので、まだまだ出番は多いようです。<コウメイ>とは異なり多くの赤デッキで採用しやすく、とりあえず入れておけばしっかり仕事をするので、赤デッキを組むなら持っておくと困りません。無くてもデッキは組めますが、あるととても嬉しい1枚です。
    今回はランキングに入りませんでしたが、<エクシア>も似た役割を持つシグニです。<アークゲイン>は<再録>がありましたが、ここら辺はどうなんでしょうか......。


    というわけでランキングへのコメントでした。
    この5枚以外にも、日々たくさんのカードをお買い求めいただいております。ご利用いただきいつもありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。

    ではまた次回の更新で。
    "からばこ"さん、ありがとうございました!

ざっくり分かるデッキの組み方講座〜ディーセレ編

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    by からばこ

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    ざっくり分かるデッキの組み方講座〜ディーセレ編
    はいこんにちは、からばこです。今回は「ざっくり分かるデッキの組み方講座」のディーヴァセレクション編になります。
    アニメ放送から1年。タマやリルたちのディーセレ参戦などもあり、ディーセレからウィクロスを始めたり復帰したりする人が増えています。今回はそういった方に向けて、イチからデッキを作る際の考え方やポイントなどをご紹介します。「新しいデッキをどう組めばいいんだろう」「カードってどう選ぶの?」という悩みを、ちょっとでもほぐせれば幸いです。

    今回の記事は、ディーヴァセレクションを始めたばかりの人を想定して書いています。構築済みデッキを買って少し遊んで「どうやってデッキを作ろうかな」という方や、「オールやキーはやったけど、ディーセレの構築ってどうするんだろう」という方がターゲットです。
    「そもそもカードゲームってどうやって始めるの?」という方はこちらをご覧ください。1年前の記事ですが内容は大丈夫。構築済みデッキの箱を開けるところから紹介しています。百戦錬磨のプレイヤーは、この記事を初心者の方に届けるべく、リツイートなどをお願いします。

    それでは、レッツゴー!

    ステップ0:デッキ作りの超基本
    デッキを作る前に、ウィクロスのデッキ構築について復習しましょう。
    基本中の基本ですが、まずはここから。ディーヴァセレクションのルールになります。

    超基本
    • 「メインデッキ40枚」「ルリグカード10枚」「ピース2枚」を使って戦う。
    • センタールリグはレベル0〜3。アシストルリグはレベル0〜2を2人ずつ。
    • ライフバーストは20枚まで。サーバントは<サーバント #>を4枚。同名カードは4枚まで。
    • メインデッキには、ルリグの持つ色のカードと無色のカードしか入れられない。
    • ピースや一部のカードには使用条件がある。(例:<Glory Grow><マイアズマ・ラビリンス>など)
    • チームピースとドリームチームピースは両立できない。
    • センタールリグのレベルより大きいシグニは場に出せず、ルリグの「リミット」を守る必要がある。
    基本
    • センタールリグのグロウコストや、一部アシストルリグの能力発動のために「エナの色」を気にしておきたい。
    • 事故(序盤に高レベルのシグニばかり引いて場に出せない)は避けたい。
    • 使うなら「エクシード」「コイン」のことも考える。
    応用
    • デッキの「コンセプト」「やりたいこと」を決める(デッキの動き、と言います)
    • デッキの動きを実現させるためのカードを選ぶ
    • デッキの動きを実現させるため、ターンごとの具体的な動きを決める(超応用)
    例えば「序盤からガンガン攻めたい!」のであれば、それができるデッキを目指します。「手札を捨てさせたい」「耐えに耐え抜きたい」など、戦術面からデッキを決めるパターンですね。次に「このカードを使いたい」です。「アニメでヒラナに惚れた」「パックからURの<ピルルクxi>を引いた」「声優さんが好きだから使いたい」など、理由は何でもいいです。

    要するにデッキ構築は、「こんなデッキを作りたい!」「こんなバトルがしたい!」という「やりたいこと」を決めて、そこからカードを選んでいくという作業です。
    ウィクロスにはたくさんのカードがあるので、どれを選ぶか難しいのですが......。例を挙げながらデッキを作っていきますので、自分の好きなルリグやチームに置き換えながらご覧ください。


    今回はアニメ主人公「ヒラナ」のデッキで説明します。デビューデッキに入っているカードを中心に、<頂点へ一歩 ヒラナ>をセンターに置いたデッキを作ります。セレモニーなどで流行しているデッキタイプとは異なりますが、最初の一歩にはぴったりだと思います。
    デッキを作る際は、自分の使いたいルリグや作りたいデッキに置き換えてお読みください。採用するカードの枚数や種類も、お手持ちのカードと照らし合わせてながらで大丈夫です。

    1:「あなたの長所を教えてください」
    デッキを作るうえで重要なのは、センタールリグの長所を活かすこと。「このルリグは何ができるの?」と読み解き、その長所や特技を伸ばす方向でデッキを作ると分かりやすいでしょう。「ルリグができること」は能力はもちろん、色や所属するチーム、コインの有無なども含まれます。

    ヒラナであれば赤ルリグでNo Limit所属。赤は「バニッシュ・速攻・エナ破壊」が得意な色で、No Limitには<Glory Grow><ローズクォーツ><轟音の炎球>などの関連カードがあります。「序盤からガンガン攻めていくデッキかな」と、大まかな方針が決まります。

    次に<頂点ヒラナ>の能力を見ていきましょう。
    出現時の1ドロー1エナチャージ、チーム限定能力のシグニパワーアップ、ゲーム中に1回使えるルリグアタック強化の3種類です。
    1ドロー1エナチャージはNoLimitの3人(ヒラナ、アキノ、レイ)全員が持っていますが、ルリグアタック強化はヒラナにしかできない芸当です。このオンリーワンを活かし、「ヒラナを使うなら『序盤からガンガン攻めてライフクロスを削って、ゲーム1能力でトドメ』という流れで戦えばいいかな?」と想像できますね。この流れを実現できるような52枚を選んでいきます。

    色ごとの特徴(長所)は大まかに
    赤:バニッシュ・【ダブルクラッシュ】などでの速攻・エナ破壊
    白:バウンス(相手のシグニを手札に戻す)・【シャドウ】などでの耐久・サーバント確保
    青:ドロー・ハンデス(相手の手札を捨てさせる)・ダウンやダウン凍結
    緑:エナチャージ・【ランサー】・シグニのパワーをプラス
    黒:シグニのパワーをマイナス・トラッシュ利用・デッキ落とし

    です。「赤は速攻の攻撃型、白・青は耐久の防御型、緑・黒はバランス型」の傾向があります。細かくできることはセンタールリグによって異なりますし、例外もありますが、最初は色の長所や傾向に合った構築や戦術を目指すと分かりやすいです。
    もちろん白ルリグを攻撃的に組んでもいいですが、なかなか難しいのが事実。まずは色やルリグに合った戦術からがおススメですね。

    2:「やりたいこと」を具体的に
    引き続きヒラナの構築に戻ります。「序盤からガンガン攻めて、ライフクロスを削って、ゲーム1でトドメ」でしたね。
    そのためには
    • 序盤からガンガン攻める
    • ライフクロスを削る
    • ゲーム1でトドメ
    の3つができるカードが必要です。一つずつ見ていき、カードをピックアップします。

    「序盤からガンガン攻める」はその名の通りです。レベル1〜2から相手のシグニを除去し、常に3面要求(3体のシグニで相手のライフクロスを狙える状況)を作ります。
    構築済みデッキに入っているカードでは、<ローメイル><ランスロット><轟音の炎球>が代表的ですね。<Dンドウバ>+<ララ・ルー//メモリア>のセットや<ヘラ>などもいいでしょう。これらが採用候補です。

    「ライフクロスを削る」は、主に中盤以降を想定します。
    ランスロット>や<Dンドウバ>セットの除去は序盤こそ強力ですが、レベル2〜3以降のパワーの高いシグニには通用しません。より高いパワーのシグニを除去するには、こちらも強力な除去を用意するか、アシストルリグを使う必要があります。
    ヒラナであれば、チームで組むなら<ローズクォーツ>を忘れてはいけませんね。除去と【ダブルクラッシュ】ができる<ノブナガ>も、ライフクロスを削る役割としては十分でしょう。他にも<レイ月華><レイ無我斬>で相手のサーバントを捨てさせれば、ルリグアタックでライフクロスを減らせます。チームなら<Glory Grow>もありです。

    仕上げは「ゲーム1でトドメ」です。<頂点ヒラナ>のゲーム1能力を要約すると、「ルリグアタックの後にもう一度ダメージを与える」というようなものです。「相手のライフクロスが1枚なら、サーバントを持たれていなければ勝利。ライフクロスが0枚ならサーバントを2枚持たれていなければ勝利」で、この状況をいかに作り出すかが今回の<頂点ヒラナ>デッキの肝になります。
    「<Glory Grow>を使った次のターンにゲーム1でトドメ」でもいいですし、このゲーム1能力を<一覇一絡>で更に強烈にすることもできます。<一覇一絡>とゲーム1を両立するとライフクロス2枚からゲームエンドを狙えるので、こちらを採用してもいいでしょう。最近は<一覇一絡>が主流で、<Glory Grow>よりも止まりづらいので、今回は<一覇>を使います。


    で、ここまでの「やりたいこと」を詰め込んだ構築がこちらになります。

    ルリグデッキ
    ヒラナ0〜3
    アキノ0・1・2(未定)
    レイ0・<月華>・<無我斬
    一覇一絡
    ピース未定

    LBあり
    サーバント #>×4
    轟音の炎球>×4
    ララ・ルー//メモリア>×2
    (残り10)

    LBなし
    ローズクォーツ>×1〜2
    ノブナガ>×1〜2
    ランスロット>×4 or <ヘラ>×4
    ローメイル>×3〜4
    (残り8〜11くらい)


    大まかな方向性が決まってきましたね。
    枚数は序盤に使うカードやエースシグニはとりあえず4枚で、中盤以降に使うものは1〜2枚にしておきます。
    後々調整するので、だいたいで大丈夫です。だいたいです。

    3:「できること」「より強いこと」も詰め込もう
    ここからは他の「できること」「より強いこと」をデッキに入れていきます。そのためには「ヒラナが何ができるか」「赤シグニ、赤デッキは何が得意か」という知識が必要になってきます。色ごとの特徴は先程挙げた通りなので割愛しますね。
    大会で優勝・入賞しているデッキはWIXOSSBOXというサイトでまとめていますし、SNSなどで「ヒラナ 優勝」などと調べると色々出てきます。先人の知恵を拝借するのはデッキ構築の近道の一つです。

    赤シグニの特技の一つが「エナ破壊」です。相手のエナゾーンのカードをトラッシュに送ることで、アシストルリグのグロウコストや追加能力の発動コストを奪います。人気カードである<ダイヤブライド>を筆頭に<ナベノツナ><イワトオシ><カモツ>など、赤シグニには使いやすいエナ破壊シグニが揃っています。<ダイヤブライド>は入手が難しいので、今回は<ナベノツナ>たちを使っていきましょう。
    赤より地獣シグニですが、パワーアップもヒラナの得意とするところ。<サラブレッド><バッファロー><テングザル>といったシグニを採用してパワーを上げ、相手の<マドカ//クラップ><マキナスマッシュ><マキナバインド>といったアシストルリグを貫通する、という芸当もできます。今回のデッキでは扱いませんが、「こういうこともできる」と頭に入れておくと、特にセレモニーなどに出る際に便利です。(主に【原子デウス】対策で採用されます)

    残り1枠のピースは<GO TO the TOP!>か<ネバー・サレンダー>が人気です。
    GO TO>はエナを一気に破壊しつつ好きなシグニをサーチ(手札に加える)でき、最後の詰めに便利です。<ネバー>回収枚数が多くエナコストもかからないため、主に<サラブレッド>たちを並べるのに使います。今回はエナ破壊とも相性が良い<GO TO>にしましょう。
    GO TO>でサーチするシグニとして、【アサシン】持ちの<マルス>や<ノブナガ>などを回収できる<カグツチ>を入れてもいいです。バトルで1回使うので1枚のみですね。

    あとは強力なライフバーストを持ったカードを入れておきます。 バニラシグニ(能力を持たないシグニの総称)の中には強力なライフバーストを持つシグニが各色にいます。赤では<クエレペ><デカラビア>などですね。また混色バニラ(赤白など2つの色を持つシグニ)も必要に応じて入れましょう。今回はアシストルリグに<アキノバイバイ>を採用し、アキノが白エナを必要とします。デッキに2〜3枚入れておき、バトル中はエナゾーンに置いておきましょう。
    これらのシグニは除去能力を持たないため、除去はアシストルリグに頼ります。アキノは構築済みの<グー>でいいですね。

    あとはアニメでも活躍した<アークゲイン>をお守りに。こういう遊び心もあっていいと思います。
    ここまでのアイディアを52枚に詰め込んだのがこちらになります。

    デッキレシピ
    アシストルリグ/ピース
    8


    4:実戦で課題を見つけて、調整しよう
    というわけでこのデッキを試してみます。
    何度かの対戦を経て出てきた「もやっと」がこちら。

    エナが足りない
    ローズクォーツ>や<GO TO>、<ランスロット>に<ローメイル>でエナを結構消費しがち。
    序盤は重要だから抜くなら<ローズクォーツ>なのかな......?

    レイのハンデスが不確定
    サーバント>を確実に捨てさせたいのにランダム。「手札を見て捨てさせる」があれば便利だなあ。

    ドローに左右されがち
    カードを引く力があまり無いため、2枚採用の<ノブナガ>に届かないことがある。仕方ないのかな?

    などでしょうか。この「もやっと」を解決していきましょう。

    エナ不足
    GO TO>は抜きたくない。序盤の除去は重要。であれば<ローズクォーツ>を抜いてみようか。
    ランスロット>を<ヘラ>に変えて、エナの消費タイミングをずらして節約にする?
    いっそ<Dンドウバ>と<ララルー>を増やす?

    レイのハンデス問題
    手札を見てのハンデスは<タマゴ=シンバルロール>か<みこみこ☆ずばしゃーん>がいる。
    エナコスト的にも<シンバルロール>で良さそう?
    ローズクォーツ>を抜くのだから、チーム構成にしなくてもいいかも?

    ドロー問題
    入賞デッキを見ると<ダイヤブライド><エルドラ//メモリア>で手札を増やしているみたい......。
    中にはアシストをマキナにしている構築もあるから、<パシバル>を<Cレプヤキ>にして試してみても......。

    という風にカスタマイズしていきます。対戦を繰り返して「これがほしい」「これはいらない」という要素を見つけ、しっくり来る枚数に整えていきましょう。実際に対戦することで、デッキを作る段階では気づけなかった強みや弱みが見えてきます。
    対戦を繰り返していけばデッキも整っていきますし、自分の腕も磨かれていきます。そのうち「あのギミックも入れてみよう」「苦手なデッキを対策したい」「レアリティを上げたい」など、次の「やりたいこと」が見つかります。そうしたらカードを差し替え、対戦し......。繰り返しですね。

    今回作ったヒラナデッキの最終的な構築は、ここでは重要でないので省略します。
    あとは自分の手で完成させよう!

    5:終わりに
    3行でまとめると
    1. ルリグの長所を見つけて、やりたいゲームの流れを決める
    2. ゲームの流れが実現できるカードを探して、デッキを組む
    3. 対戦を繰り返して調整する
    です。できることはルリグによって、やりたいことはプレイヤーによって全く異なるので、デッキを組む際は「自分は何がやりたいのか」をはっきりさせるのが一番良いと思います。「何がやりたいのか」には速攻やハンデス、コントロールなどの戦略面に加え、「好きなカードを活かす」「セレモニーでトップを目指す」など、デッキの使用場面を想定する場合もあります。
    色々な情報が飛び交う昨今ですが、自分の「やりたい!」に素直になって、ウィクロスを思い切り楽しんでください。

    というわけでデッキの作り方でした。
    ルリグや目的によって作り方は大きく変わるので、一律に「これ!」というものがなくもどかしいですが、ざっくりとでも伝われば幸いです。
    デッキの合う合わないも人それぞれ。私は「使いづらい100点のデッキ」よりも「肌に合った85点のデッキ」が合うので、多少デッキのパワーを落としても、自分できちんと使いこなせる構築にしています。暴れ馬は乗りこなせないんですよね。


    ではまた次回の更新でお会いしましょう。

【ディーヴァ】「らしさ」を追求!デッキ破壊まほまほ

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    by からばこ

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    「らしさ」を追求!デッキ破壊まほまほ
    あけましておめでとうございます、からばこです。今年もよろしくお願いします。
    三十而立の歳になります。学識や道徳観を確率させ、生き方や思想を定める年齢です。それはカードゲームも同じこと。これがやりたい!をしっかり貫き、穏やかに過ごしていきたいです。WIXOSSBOXもよろしくお願いします。

    というわけで(?)今回は、ディーセレ最推しルリグ「まほまほ」の紹介です。
    デッキ破壊に特化した嫌らしい能力をひっさげ、きゅるきゅる〜んから2人目の参戦です。能力にアニメの声優さん、戦術から色まで何もかもがどストライクのルリグなので、全力で使っていきたいところです。
    ですが黒ルリグにはデウスを筆頭に強力なライバルが揃っており、どう差別化するかが最大の課題です。「デウスより遥かに強く!」「ウリスよりずっと強力に!」というのは難しいかもしれませんが、まほまほ「らしさ」を全面的に押し出したデッキを目指しました。まほまほにしかできない戦術を引っさげ、ディーセレをかき回していきましょう。

    デッキレシピ
    デッキ破壊まほまほ


    まほまほ「らしさ」って?
    まほまほといえばリフレッシュ戦術。デッキ破壊に特化した構築です。
    まほまほ☆さ~ん>はアタックフェイズ開始時、相手のデッキを4枚落とすか、トラッシュから1枚回収するかを相手に選ばせます。トラッシュからは<サーバント#>を回収することが多いため、それを嫌った相手はデッキを4枚落とすことがほとんど。ここを生かして、相手のデッキをゴリゴリ削っていくことを目指します。アシストルリグの<まほまほ☆ずどどーん>の自動能力を内蔵している、と考えていいでしょう。

    毎ターン4枚落としは少ないように見えて、意外と馬鹿にならない性能です。<ファラリス>+<ドラゴンメイド>or<ブルータス>で18枚、<ファラリス>+<マイアズマ・ラビリンス>と合わせて21枚、<ファラリス>+<アルフォウ//メモリア>などと合わせて16枚。リフレッシュ直後は難しくとも、1度のアタックフェイズでデッキが吹き飛びます。毎ターン<salvage the future>をぶっ放しているようなものです。
    ここまでなら<ファラリス>たちをメインデッキに採用すればどのルリグでもできますが、まほまほはそれに加えて、ゲーム1能力によるリソース奪取orデッキデスと、「デッキを落とさなければサーバントを回収され、1面防御につながる」という圧があります。詳しくは「代表的なカード」の項目で説明しますが、これこそまほまほ「らしさ」と考えています。

    デウスの全知全能っぷりも、ウリスの耐久力も、ムジカの安定感も、まほまほにはないかもしれません。マキナにはアシストでの性能で及ばず、戌亥とこほどの登録者も持っていませんが、「らしさ」を突き詰めると、自ずとリフレッシュ戦術に落ち着くでしょう。「<ファラリス>立てるくらいならそこに1点取れるシグニで良くない?」「そもそもソウルで良いよね」と言われればそれまでかもしれませんが、まほまほを使うのであればその強みを活かしたいわけです。
    ということでまほまほらしく、相手のデッキをぶっ壊していきます。目標はリフレッシュ3回!

    代表的なカード
    まほまほ☆さ〜ん
    主役です。毎ターンの2択、出現時のシグニ蘇生、ゲーム1の3択×3を持ちます。
    毎ターンの2択能力は前述の通り。注目すべきは「毎ターンノーコストで相手に干渉できる」という点です。デウスマキナは3枚のソウル、ムジカは最大4枚+1のアシストルリグと上限があり、とこはバーチャルシグニが必要、ウリスは(他のカードとのシナジーはあれど)自分のデッキを落とすだけ、という点から見ても、毎ターンの干渉or1枚回収はなかなかの性能です。ターンを重ねるほどに発動機会が増えるため、長期戦を前提としたデッキ構築になります。

    ゲーム1は最大12枚のデッキ破壊ですが、黒ルリグでは珍しく、相手の手札やエナに干渉できます。
    使うタイミングは今のところ、自分のグロウ直後でしょうか。<ファラリス>などの性質上ターンを稼げば稼ぐほど相手にエナを与えるため、タイミングが遅れると豊富なエナから3枚破棄されてお茶を濁されます。そういう意味でグロウ直後が最適かな、と。
    出現時は純粋な蘇生能力。今回は採用を見送りましたが、<Ac>を蘇生させればハンデスからの復帰もできます。色やレベルに制限がないので、<エクシア>を蘇生させても強力。構築では多色をうまく組み合わせたいですね。

    総じてデッキ破壊に特化した能力を持ち、蘇生や回収など耐久面も高いルリグですが、最大の弱点は火力の低さ。
    加えてリフレッシュという長期戦前提の戦術を使うため、ゲームスピードが早いディーヴァセレクションの特徴から見ても、なかなか難しい立場にいることは否定できません。シグニを3枚使って1リフレッシュする間に、デウスはソウルで3点取りますからね。
    それを理解した上で、まほまほ「らしさ」を出していくことが求められます。遅いデッキにはしっかり戦える構築になりました。

    マイアズマ・ラビリンス / スーパー・ヘルエスタセイバー
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    長く戦うにおいて最大の課題はサーバントの確保。<マイアズマ><ヘルエスタセイバー>の2枚体制でしのぎます。
    まほまほ☆さ~ん>の能力で回収こそできますが、実際のゲームでは4枚落としが頻繁に選ばれます。シグニをしのいでもルリグが通ると意味がないので、これらのピースで2回はルリグアタックを止めたいですね。
    マイアズマ>は特に重要なピースです。デッキ破壊はもちろん、マイナスはこのデッキの貴重な除去。シグニ回収も手札にサーバントがあれば、<ファラリス>などを拾いに行くこともあります。リフレッシュを見込めるなら7枚落とし、相手の防御アシストが飛んでこなさそうなタイミングor吐かせたいタイミングならマイナス、という使い方が主です。見極めが肝心。
    ヘルエスタセイバー>は<エクシア><ファラリス>回収が多いです。攻めたい際は<アンナ・ミラージュ>や<カエサル>、トドメを狙うなら<シロナクジ>です。<シロナクジ>はコストこそ重いですが、パワーを問わずシグニを除去できるので採用しています。ここぞで使いましょう。

    デッキ破壊シグニ
    能動的にデッキを落とせるシグニです。基本的には<ファラリス>+もう1枚で戦っていきます。
    ブルータス>は序盤の4落とし要員。<アルフォウ//メモリア>はどこに置いても2枚落とせ、リフレッシュの際は1点持っていけます。小型<ドラゴンメイド>と考えればいいでしょう。

    壁シグニ
    エクシア>はリミット7での3+3+1の時に並べます。<ファラリス><エクシア>+αが主な盤面です。
    長期戦を想定したデッキなので、<エクシア>の防御能力が非常に役立ちます。<エクシア>を止められても<ファラリス>が通って10枚落とせるので、中盤戦から活躍の機会は多々あります。<黒点タマ>も同様壁として役立ち、13000ラインをバトルでバニッシュするのに役立ちます。
    新カードの<ベレニケ>は序盤のデッキ破壊要員です。序盤はアシストルリグで除去されやすく、2枚の削りは後半戦に大きく響きます。中盤以降はパワー7000としても運用できるのが嬉しいところです。
    ハニエル>も含めて地味に天使シグニが多いので、<ブリュンヒルデ>を入れてハンデスに寄せても面白いかもしれませんね。

    火力シグニ
    リフレッシュだけしても勝てないのがウィクロス。アタッカーは絶対に必要です。
    リフレッシュ一辺倒ではなく、適度に除去をはさみながら戦ってください。回収そのものは<マイアズマ>などで行いましょう。
    グラム><葉加瀬>以外にも<フラガラッハ><ハナレメモリア>、<ダガ>などがいます。好みや環境に合わせて採用しましょう。ライズの13000と<リメンバ//メモリア>の15000は意識したほうが良いです。<マイアズマ>+<葉加瀬>で13、+<グラム>で15です。本当は<アンナ>+<ダガ>の13も入れたいんですよね......。

    タマゴ=ビーティング / ジェットスティック
    軽い方のアシストルリグ。<ビーティング>で1面除去、<ジェットスティック>で1面防御+ドローです。<ビーティング>はメインデッキの少ない除去を補い、<ジェットスティック>は防御と除去で<マキナスマッシュ>のような運用ができます。
    もう1人のアシストはLIONです。火力不足が深刻であれば、LIONの<DIG>を<STANDUP>にしてもいいでしょう。<ララ・ルー//メモリア>に貫通されるのはご愛嬌。

    デッキ改造案
    10004.jpg
    マイアズマ>を採用するために3色のルリグを採用していますが、<DEATH DECK>のために黒黒白でも構いません。
    黒が重い防御になり、ナナシやデウス、マキナなどが採用候補になります。ナナシなら<散布>+<施錠>、デウスなら<ドライブ>+<シールド>ですね。その場合は白が軽量になり、アキノの<グー>+<バイバイ>や、アンジュの<レベル1>+<レベル2''>で火力を確保する形になります。青に比べドロー力は減りますが、除去性能が高くなるのが嬉しいところ。不足分のリソースは<アークゲイン>で確保するのもいいですね。
    エクシア>の入手が難しい方は、<アークゲイン>か<リメンバメモリア>に差し替えても大丈夫です。<アークゲイン>の場合はメインデッキで手札が増やしやすくなるため、アシストルリグをより攻撃的にしてもいいでしょう。<リメンバメモリア>は環境に多い【原子デウス】【純デウス】【純エクス】を強く意識したカードになります。アタック時にパワーも15000になり、何よりDXM勢のソウル付与やエクシードを阻害できます。多分<リメンバメモリア>3枚、<エクシア>1枚、にすると思います。

    3色を活かすなら<CZ>や<ブリュンヒルデ>、<RANDOM BAD>などの青要素を足すのも良いです。<マノミン>や<スキュラ>などで序盤からハンデスすれば、ゲーム1でデッキやエナを削りやすくなるでしょう。
    火力を足すならいっそ<エレシュキガル>や<夢限メモリア>を入れてしまってもありです。ピースやアシストルリグなど手札に加える方法は潤沢なので、1枚採用のカードが活きやすい構築になっています。除去枠として<オシリス><サンドリル>なんかも面白そうです。できるだけアタッカーを入れておきたいところです。後は<グラム>を増やしたり<フラガラッハ><エレボス>なども......。

    ルシファル>を採用し、ウリスのような「黒単まほまほ」も試しましたが、「ウリスで良くない?」となって断念しました。多分「原子まほまほ」も「デウスでいいじゃん」になるかもしれません。「天使まほまほ」「宇宙まほまほ」はセレモニーで入賞報告があり、両者とも強さは申し分ないようですが......。やっぱさ、デッキをさ、破壊したくない?(こだわりの強いオタク)
    こんな紆余曲折もあり、まほまほ「らしさ」を突き詰めた結果が今回の記事になります。デッキ構築において、「らしさ」は大切にしていきたいですね。

    最後に
    というわけでまほまほの紹介でした。
    毎ターンの4枚落としは地味ながら強力で、2リフは余裕、遅いデッキ相手であれば3リフだって見えてきます。使っていて面白く、結構戦える良いデッキになりました。デッキをグチャグチャにする快感は、一度使えば病みつきになること間違いなしですよ。ぜひお試しください。

    アニメではちょい役(?)なきゅるきゅる〜んでしたが、Web漫画の「TRY!!!」の9話では3人の友情が垣間見えます。こういう友情好きなんですよ......。
    ディーヴァルリグの人間らしい面がしっかり描かれるからこそ、ルリグ姿の時の振る舞いや言動に説得力が持たせられるというもの。アニメを補完するという意味でも必読になっています。未読の方はぜひ。

    記事を書き上げた後に神奈川県のセレモニーにこのデッキで出たのですが、26人中7位で予選を突破できました。様々な奇跡が噛み合って【原子デウス】から金星を勝ち取れたので、地力は間違いなくあります。
    最終結果は8強。負けは全てデウスとエクス(とフリーの爆速ヒラナ)という非常に悔しい結果になったので、引き続きデッキを練っていきたいところです。好きなルリグで満足できるバトルができる楽しさを久しぶりに思い出しました。感謝感謝ですよお。

    ではまた次回の更新で。まほまほ杯とか書ききれなかったことは個人ブログでやります。

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