【6ページ目】46熊 | WIXOSS|ウィクロス | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【6ページ目】46熊 | WIXOSS|ウィクロス

WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、WIXOSS|ウィクロスに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@WIXOSS|ウィクロス担当アカウント@yuyuWixoss 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews

46熊 アーカイブ

タイトル一覧へ ≫

ディーヴァグランプリに向けて、裁定を確認しようのコーナー

    posted

    by 46熊

    QA.jpg
    ディーヴァグランプリに向けて、裁定を確認しようのコーナー
    こんにちは、はじめまして、おかえりなさいセレクターの皆様。お久しぶりです46熊です。

    今回は普段のデッキ紹介記事とはテイストを変えて。バトル中にしばしば起こる『ん?これどうしたら良いんだ??』となるシチュエーションについてクイズ形式でいくつか作ってきました。
    最近初心者の方とよく対戦をすることがあるのですが、『これってどうなりますか?』みたいな質問を受けることがよくあり、折角なのでそういった疑問に対する答えをまとめてみた次第です。
    一応裁定の確認はしていますが、もし『ここ違うんじゃないか』『ここよく分からないです』といった箇所があればXにて質問頂ければ誠心誠意回答させて頂きます。
    それでは、簡単なものから少し複雑なものまで。暇を持て余したときにでも解いていただけましたら幸いです。
    初級編
    Q.『大装 イシキリマル』が自分の場にある時に『幻水姫 シィラ』を場に出しました。『イシキリマル』の自動効果と『シィラ』の出現時効果はどちらから解決する事が可能でしょうか?
    ・(1)<イシキリマル>の『自』効果から
    ・(2)<シィラ>の『出』効果から
    ・(3)好きな順に解決出来る
    ...............
    .........
    ...




    A.(3)の好きな順に解決出来る、でした
    解説
    これ始めて数日の初心者の方から頂いた疑問です。将来有望ですね。
    ウィクロスはチェーンの要素がほぼ無く、発動した効果タイミングが同じであればターンプレイヤー側から好きな順に解決する事ができます。
    上記の状況であれば<イシキリマル>効果でデッキの一番上を確認し、必要ならそのまま、不要ならデッキの一番下に送ってから<シィラ>の出現時を使う事で目当てのカードにアクセス出来る確率を上げることができますね。

    Q.自分の場にはエナチャージを行い『このシグニがアタックしたとき、このターンにあなたのデッキからカードが1枚以上エナゾーンに移動していた場合、対戦相手のパワー12000以上のシグニ1体を対象とし、緑無を支払ってもよい。そうした場合、それをバニッシュする。』条件を整えた『幻獣神 オサギツネ』が1体。その正面には『幻水姫 シィラ』が立っている状態です。『オサギツネ』でのアタック時の挙動はどちらでしょうか。
    ・(1)<オサギツネ>効果で<シィラ>がバニッシュされ、<オサギツネ>のアタックが通る
    ・(2)<シィラ>効果が発動し<オサギツネ>はアタック時効果を解決できず、<オサギツネ>と<シィラ>がバトルを行う。
    ...............
    .........
    ...




    A.(1)の<オサギツネ>効果で<シィラ>がバニッシュされ、<オサギツネ>のアタックが通る、でした
    解説
    オサギツネ>がアタックした時、<オサギツネ>のアタック時効果と<シィラ>の『対戦相手のシグニがアタックした時〜』効果が同時にトリガーしています。
    しかし1問目で説明したように『発動した効果タイミングが同じであればターンプレイヤー側から好きな順に解決する』事が出来るため、能力を消される前にバニッシュして点を通す事が出来ます。
    ここで一つ注意点ですが、一度発動した<シィラ>効果は発動前にバニッシュされても残っています。<オサギツネ>2面でアタックしようとした場合、アタックしていない方の<オサギツネ>効果は<シィラ>によって失わされるため2点取りに行けない部分は注意しましょう。


    Q.自分の場には『ランサー』を得たパワー12000のシグニが一体、相手の場には『幻水姫 シィラ』が1体ずつ居る状態です。『ランサー』を得たシグニが『シィラ』にアタックした時、どうなるでしょうか。
    ・(1)<シィラ>はバニッシュされ、『ランサー』効果でライフクロスがクラッシュされる
    ・(2)<シィラ>はバニッシュされるが、ライフクロスはクラッシュされない

    【Tips】ランサー:この能力を持ったシグニが対戦相手のシグニをバニッシュした時、対戦相手のライフクロスを1枚クラッシュする
    ...............
    .........
    ...




    A.(2)の<シィラ>はバニッシュされるが、ライフクロスはクラッシュされない、でした
    解説
    『ランサー』は相手のシグニをバニッシュした時、つまりバトルの後にライフクロスを参照して発動します。
    そのため、<シィラ>の効果でランサー能力を失った後のバトルになり、バニッシュしたとしてもライフクロスはクラッシュされません。
    花代などが得意とする能力『アサシン』も同じ事が言え、<シィラ>をすり抜けて『アサシン』を通そうとしても能力が消されるため<シィラ>と正面衝突してしまうわけですね。
    アタック時効果との違いに注意しましょう。

    【Tips】アサシン:『アサシン』を持ったシグニがアタックする時、その正面にシグニが居ないかのようにダメージを与える

    中級
    Q.パワー24000かつ『讃型 緑姫』でアタック時自身のパワーの半分以下のパワーのシグニをバニッシュする能力を得た『幻獣神 オサコ』を立ててアタックに入ったところ、対戦相手が『ダーク・ベアトラップ』を発動し『オサコ』を対象に取りました。この状態で『オサコ』がアタックした時の挙動はどれでしょうか。
    ・(1)パワー12000以下のシグニをバニッシュしてから自身のパワーを20000マイナスする
    ・(2)自身のパワーを20000マイナスしてからパワー2000以下のシグニをバニッシュする
    ・(3)バニッシュと自身のパワーマイナスを好きな順に解決出来る
    ...............
    .........
    ...




    A.(3)の好きな順に解決出来る、でした
    解説
    ダーク・ベアトラップ>は対戦相手のアーツですが、それにより得た能力は自分のものとして扱われます。そのため同時にトリガーした効果は自分の好きな順に解決する事ができますね。
    炎盾両面>と同じで大体の相手に2面防御として機能する素敵なアーツですが、特に緑子対面では使用に気を付けたいですね。

    Q.対戦相手の手札枚数が2枚、自分のアーツ使用枚数が4枚以下で、自分の場に『コードハート Rミネ』が2体居る状態でアタックフェイズに入りました。1体目の『Rミネ』効果で対戦相手が『羅菌 アメーバ』を捨てた時の挙動はどうなるでしょうか。
    ・(1)<アメーバ>効果で相手が1ドローした後2体目の<Rミネ>効果でもう1枚手札を捨てさせる。
    ・(2)2体目の<Rミネ>効果でもう1枚手札を捨てさせてから<アメーバ>効果で相手が1ドローする。
    ...............
    .........
    ...




    A.(2)の『2体目の<Rミネ>効果でもう1枚手札を捨てさせてから<アメーバ>効果で相手が1ドローする。』、でした。
    解説
    フリー対戦等見ていると<アメーバ>捨てて1ドローします、みたいな感じで進行している様子をしばしば目にするので問題にしてみました。
    アタックフェイズ開始時、2体の<Rミネ>効果がそれぞれトリガーしています。1体目の<Rミネ>効果で相手が<アメーバ>を捨てた事で<アメーバ>の捨てた時の効果がトリガーしますが、前述の通り『トリガーした効果はターンプレイヤー側から全て解決を行う』原則に従い2体目の<Rミネ>効果から先に解決します。それが終わってから<アメーバ>効果を解決し対戦相手は1ドローします。
    ハンデス対面で<アメーバ>と『サーバント』を持って安心していると上記のような事になるので注意が必要です。

    Q.センタールリグ『ロストコード・ピルルク』を使用中の貴方。ライフは4枚ほど余っています。デッキ枚数が3枚の状態で、『コードハート ピルルクAPEX//メモリア』を出し、出現時効果を解決しました。この時、『ロストコード・ピルルク』の自動効果を使用して黒または青のスペルを回収できるでしょうか?
    ・(1)出来る
    ・(2)出来ない
    ・(3)出来る場合がある
    ...............
    .........
    ...




    A.(3)の出来る場合がある、でした

    解説
    少し意地の悪い問題です。トリガーした能力はターンプレイヤーから好きな順序で解決する事が出来ますが、解決する際にルール処理が挟まるとその処理が優先されると言ったルールが存在しています。
    よくあるのは『場のシグニのリミット超過』『シグニのパワーが0になる』『デッキ枚数が0枚になる』等でしょうか。
    上記状態になると、それぞれ『超過原因になったシグニをトラッシュに置く』『バニッシュされない等の効果が無い場合そのシグニをバニッシュする』『トラッシュを全てデッキに戻してシャッフルし、ライフクロスが1枚以上残っていれば一番上をトラッシュに置く』と言った処理が挟まります。

    と言う事で本来回収先は無いはずなのですが、ライフクロスの一番上が青か黒ならリフレッシュでトラッシュに置いたスペルを回収する事が出来ます。
    とはいえそんな事をしなくても<ロストコード・ピルルク>効果から解決すれば豊富なトラッシュから好きなスペルを拾えるわけですが......

    Q.あなたのセンタールリグは『月日の巫女 タマヨリヒメ』で、場に『大装 ゲイヴォルグ』が居ます。ルリグアタック時に『タマ』の効果を解決し、白1エナと手札を1枚捨ててルリグをアップし、ルリグの能力を失いました。この時の挙動はどれでしょう。
    ・(1)<大装 ゲイヴォルグ>の1つ目の効果で対戦相手のシグニ1体をトラッシュに置く
    ・(2)<タマ>が能力を失っているため何も起こらない
    ...............
    .........
    ...




    A.(1)<大装 ゲイヴォルグ>の1つ目の効果で対戦相手のシグニ1体をトラッシュに置く、でした
    解説
    よく別のゲームで『銃弾が発射された後に銃を破壊しても銃弾は止まらない』と言われる挙動ですが、ウィクロスにおいても一度トリガーした効果は能力が消えても解決されるようになっています。
    とは言えこれは途中から裁定が変更されており昔は出来なかったため、余計なトラブルを避けるためにトラッシュ送りから選択するのがお互いの為に良いかもしれませんね。

    終わりに
    今回は新弾『RECOLLECT SELECTOR』を中心に起こりそうな状況の裁定についてクイズ形式で紹介させて頂きました。
    色々な問題はありますが基本的には『同時にトリガーした効果はターンプレイヤーから全て解決し、その後で非ターンプレイヤーの効果を解決する』と言った原則から逸れる事はありません。これだけ覚えて帰ってもらえれば今日は十分です。

    それでは早いもので週末は大須星及びDGPです。たくさんの方に再会できるのを心待ちにしています。

    最後まで読んで頂きありがとうございました!

RECOLLECT SELECTOR 発売記念インタビュー【タマ編】

    posted

    by 46熊

    tama.jpg
    RECOLLECT SELECTOR 発売記念インタビュー【タマ編】
    ◇どんな動きができるルリグですか?また、その強みは何ですか?
    グロウ時のリソース獲得は出来ませんが、それを補って余りある性能をしています。
    一つは従来の<奏月の巫女 タマヨリヒメ>を彷彿とさせるルリグでの複数攻撃効果。場に<アーム>のシグニを要求しますが高打点のアームシグニを複数除去する防御手段はほとんどないため2体ほど「アーム」のシグニが居れば概ね達成できる条件です。また、シグニがアップしていなくても使用できる点も高評価。
    もう一つは地味ですが鬼強なゲーム1効果『ホープ』。ディーセレには珍しく対象を取らずシグニに付与する効果でもないため<エクシア><シィラ>の影響を受けず、対戦相手のライフが0で3面パワーで上回っていれば擬似的な三面要求が取れます。
    ライフ0にすると危険、と言うのは<MC.LION-3rdverse>を彷彿とさせます。

    クラスを参照する効果が多数みられるため今までのように強い白のカードをとりあえず入れておけばいいと言った構築にはならないかと思いますが、その分プレイヤーの『腕』の見せどころと言えるかもしれません。アームだけに。

    ◇最初に考えたデッキレシピを教えてください。

    ◇キーカードは何ですか?
    大装 エナジェ
    ルリグの複数攻撃は手札とエナを要求するため終盤になるとサーバント以外の手札全て盤面に展開してコストが払えない、と言った事態も出てくるかと思います。そんな中でもこのシグニが居れば万事解決。厄介なシグニを15000打点でシュートしながら手札かエナの足りない方を+1リソースしてくれます。
    最大回数立てたいので当然4枚採用していますし、何なら5回以上立てたいのでトラッシュ回収も採用しています。
    エナジェ><エナジェ><フランベル>と並べると驚異の17000打点となり、<フランベル>前の1面を守るだけで3面守る事が出来たりします。
    特にミラーマッチでの『ホープ』合戦では意識したいプレイングですね。

    ダーク・マイアズマ
    いくら黒のアームが居るとは言え、黒エナは回していて結構なノイズになる事がありました。それでも採用したのはひとえにこのカードの為です。
    基本的に回収とデッキ落とし効果を使い、<エナジェ>を拾いながらリフレッシュによる追加1点を狙います。
    本当は終盤まで取っておきたい効果ですがリコレクトのため中盤の使用を余儀なくされているのが難しい所で、その辺りの立ち回りは私としても研究中です。
    何よりこのカードと<セイクリッド・フォース>を両刀しているためドリームチームピース2枚で戦っている気になれるのがちょっとズルくていいですよね。

    シャイニング・クロック
    リコレクト適用下では1コストで使える<バイバイ!!ガブリエラ>です。しかもアタック出来ないの対象はルリグも選ぶ事が出来ます。
    相手によりますがミラーや花代対面ではルリグを止めるアーツが2枚くらい欲しいのでタマであれば確定で入ってくるかと思います。
    また、今回は採用していませんが能力を消す効果は<聖天姫 エクシア>と相性がよく、きっちり二面分守るのも現実的になります。
    あと防衛派の<LOVIT//THE DOOR>の能力を消すと相手の顔が曇ります。少なくとも私は曇りました。

    ◇このルリグの攻め方を教えてください。
    先手であれば<サーバント> ≧ <ユリカマ> > <ラウンド> ≧ <シチシトー>と言ったキープの仕方をします。
    後手であれば<ユリカマ>と<ラウンド>がひっくり返る感じですね。
    1,2ターン目は撃てる相手には<シャイニング・ソード>で防御と返しの攻撃を両立しますが基本的にやる事は少なめです。その分エナや手札をきっちりキープして3以降に備えましょう。
    3にグロウしてからは新規要素の<リミットアッパー>でリミット8の盤面を組めるようになりました。理想は<エナジェ><エナジェ><フランベル>の盤面で相手のシグニをシュートしながら自分のリソースを整え、ルリグで2回殴っていく流れになります。
    エナジェ>のサーチ効果は3回くらい使えばデッキの全貌を把握できるでしょう。ライフバーストの質によってはアーツを切らずに受ける選択肢も生まれます。
    最後は相手のエナ数を確認し、ルリグ込みの計2面を止めてくる相手には2面以上要求、無さそうならシグニの要求はしなくてもルリグの要求だけでも攻め切る事が出来るでしょう。
    『ホープ』も添えればまさに完璧です。

    ◇デッキ構築スタイル、軸を変更するとしたらどのような構築にしますか?
    青白ハンデス軸
    青のアームやアーツを組み合わせたハンデス軸も推したいです。相手の手札全てもぎ取るほどの大規模なハンデスは難しいですが、適度なハンデスとシュート、ルリグアタックによるサーバント要求で相手の疲弊するスピードも上がります。
    今回は1リフするまでに<エナジェ>をあわよくば5回以上使いたい&リフレッシュでライフ1枚誤魔化したいと言った思いから白黒で組みましたが、様々な色をタッチして戦えるのもタマの魅力かなと思いました。
    ゲーム速度を早める赤タッチやエナの<エナジェ>を回収して再展開する緑タッチも選択肢には入るのかなと思います。それぞれ自分色にタマを染めてみて下さい。

    ◇【番外編】RECOLLECT SELECTOR収録のカードで注目しているカードはありますか?
    新弾発売前はずっとタマを使っていたので、そのタマが使われてしんどい、と言った観点から2枚選出しました。

    コードハート Vキューム
    このカードが、というよりはこのカード+黒の電機+<ワンス・サルベージ>で任意の電機を何度も使い回せる構築が組めるようになった事です。
    まあ何を蘇生されると辛いって<コードハート リメンバ//メモリア>やら<コードハート Pンライト>なのですが......
    タマの構築済みに入った再録カードがまさかタマを苦しめる事になるとは思ってもみませんでした。
    このギミックを搭載した【ピルルク】との対面は特に熾烈を極めるかもしれません。

    羅闘輝石 アダマスフィア
    白・青・緑の1コスト除去アーツで止められないパワー10000のラインが絶妙に厄介な花代さんの相棒です。このシグニのダブルクラッシュに大型防御やリコレクトアーツを使うかどうか無限に悩まされます。
    また、タマはそこまで相手の手札に圧力をかけないため余った手札で面を取られるのが割ときつそうです。
    幸い花代使いが『こんな重いコスト払ってられねぇよ!!』と仰っていたので大丈夫でしょう。
    大丈夫だよな......?

    ◇最後に一言お願いします。
    丁度この辺りを書いているのが公式生配信のパック開封の時間なのですが、唯一全くの未知数だったウリスがあそこまでリソースの損失なく多面要求を続けていて手際の良さに驚かされました。
    自信をもって5ルリグ全て強いと言い張れる新弾だと思います。
    アーツ環境はまだまだ未知数ですが、リモート対戦が活発な我らが『ウィクロス集会所』(誰でも入れるのでどしどし入ってね!)では日々チーム非チームの様々な構築がしのぎを削っておりデッキの組み方は今まで以上に自由になっている印象です。今回私が組んだのはほんの1例なので、気になる部分はあちこち入れ替えながら遊んでみて下さい。
    貴方のウィクロスライフに少しでもイロドリが生まれますように。

    最後まで読んで頂きありがとうございました!

【ディーヴァ】アーツが、来た〜〜〜!!!

    posted

    by 46熊

    title.jpg
    アーツが、来た〜〜〜!!!
    地球に産まれて良かったーーー!!
    と言うことでこんにちは、46熊です。
    今回はディーヴァセレクションに満を持して登場したアーツについて、現状見えている範囲でお話させていただこうと思います。
    公式で公開された情報はこちらから。
    ディーヴァセレクションから始めたのでアーツの事はよく知らない若手セレクターも、オールスターまたはキーセレクションまではウィクロスをやってたけどディーヴァセレクションはキャラクター一新されてからはプレイしていなかった、みたいなセレクターもきっと楽しめると確信していますので、少ない語彙ではありますが精一杯プレゼンさせて頂きますのでご清聴のほどよろしくお願いします。


    アーツ環境のメリットデメリット
    1.色の縛りなく何を入れてもいい
    今までのディーヴァセレクションには様々な成約がありました。チームでないと発揮できない効果、3人がそれぞれ異なる色を持っていないと発動出来ないピース、等など。使われる側はあまり意識しなくなりましたが、可能であればセンターと同色の大型防御を構えたいのに3色で組まないとドリームチームピースが使えない等使う側は日々様々な制約の中でデッキを組んでいることかと思います。
    • 10005.jpg
    アーツには現状その縛りがありません。しかも全て攻撃用アーツにしてもいいですし、全て防御アーツにしてもいいのです。ある程度のテンプレートは今後定まってくると思いますが、現状はチームで組むような編成でアーツを選択するのが今までと使用感変わらなくていいのかなと思います。

    Lv2アシスト相当の防御アーツ2枚(リコレクト効果持ちアーツはここに入る)
    ピース相当のリソース供給アーツ2枚
    Lv1アシスト相当のリソース供給アーツ2枚

    みたいな感じの構成に新規STもなっていたかと思いますので、まずはこの編成から始めてみてはどうでしょうか。

    2.どんなルリグでも初手2ドローが出来る
    何を言っているんだと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、センター青ルリグを使用していた方や諸事情でアシストにドロー系のルリグを採用出来なかった方は首が吹き飛ぶほど頷いてくれるかと思います。
    このゲームは序盤のルリグアタックをどれくらいガード出来るか、レベル1〜3のシグニ(場合によってはスペルも)が入ったメインデッキから序盤どれくらい質の高い盤面を形成出来るかがとても重要なゲームです。それなのにルリグの色をばらけさせる必要があったりチーム縛りなどがあるとアシストでドローが出来ない場合があり、折角レベル3から豊富な手札で戦えるのにそれまでが不安定、という問題は私の好きなルリグで度々起こっていました。
    マドカ//フロート>が多くのデッキに採用される一方で<エクスエコー>が青ルリグの助演女優賞の名をほしいままにしていたのは記憶に新しい所かと思います。
    そんな状況で登場した<ドロー・エンハンス>はルリグ1体の時いきなりレベル3からリミット最大で戦えるようになる<リミットアッパー>効果に加え開幕0コストで2枚もカードを引かせてくれるおまけがついています。全てのルリグに配布されたインフラと言って良いでしょう。
    また、STを見ると8000以下を除去しながらトップ2枚から各色に対応したシグニをサーチ出来るカードも登場しました。今まで<マキナウィングスラッシュ>で一面処理しながらレベル1を1枚回収する動きがトップクラスに強いと言われてきたディーヴァセレクションでどんなルリグでもそれ以上の動きを取れるようになりました。
    序盤の動きをどのルリグも安定させられるようになる、と言うのは特にここから始める初心者にとっては有り難いのではないでしょうか。

    3.リミットをいきなりMAX(8)で戦える
    と言う事で上でも少し話しましたがいきなりリミットMAXで戦う事が出来ます。従来のゲームはアシストルリグをLv2にするとリミットが1増加するためリミット6〜7で戦う事が多く、リミットは増やしたいけどリミット最大だと防御無しの剝き出し状態である事を晒すからしんどい、みたいな葛藤を強いられていたかと思います。
    それが新ギミック<リミットアッパー>の効果で全て解決しました。レベル2でのリミット6は作れませんが、3以降で盤面に1シグニを立てる必要性はほとんど無くていいと言えるまでになりました。手札が振るわず三面並ばないと言った状況も幾分改善されています。
    また、従来『すぐにリミットを8にして堅牢な盤面強度で立ち回る』コンセプトのデッキがリミットを最大にしながらアーツでの防御も可能になりました。チーム解散した<サシェ><アズサ>とはリモートで対戦させてもらいましたが後続の安定感と堅実なシグニ除去が素晴らしく(まだライフ残ってるのにアーツもあるのか......)とその圧倒的防御性能を思い知らされる展開となっていました。
    4.今まで以上に防御手段が読みづらい
    ディーヴァセレクションの読み合いとして、『相手のアシストルリグが何にグロウするか?』を考えたプレイがあるかと思います。ただ一方で後ろに残した防御は大型(2〜3面守れるアシスト)である事が多く、その反対側は0〜1面防御である事も又多いのも現実です。
    例えば先程例に挙げた<エクスエコー>ですが、このルリグのグロウ先は基本的に<エクスクロスファイア>である事が多く、<エクスクロスビーム>は膨大なエナが無ければ2面守れず<エクストラップ>は2エナ構えていれば最後の一点は通す事が出来ました。
    それが今後アーツの登場により残りの防御面数を読むのが難しくなりました。1枚はリコレクト効果のあるアーツが後ろに残る、が今の定石ですがそれも今後どうなるか分かりません。また、基本的にはセンタールリグと同色の2面止めが飛んでくるとは思いますがそれも確定ではないため耐性持ちで突破する選択肢も以前より取るのが困難になっています。
    また相手がチームだから安全、というわけではなく、リミット7で止めてもう片方のアシストルリグのLv2の代わりにアーツを搭載すると言った構築ももちろん可能です。相手のアシストが<エクス>のLv2だけだと思って突っ込んだら2面止められて負けた、みたいな展開も普通にあり得るわけですね。
    まだ実際に対面したわけではないですが、特に大型大会ではこのような構築にも注意が必要です。全部ケアして突破するのは難しいかもしれませんが、早い段階からアーツ環境にも慣れていきたいですね。

    5.ピース・エクシード4が使えない、ハーモニーが使い辛い
    これはルリグ1体と3体の構成で大きく差が出るポイントだと思います。非チームピースは基本的に+1〜2リソース(<UNKNOWN MEMORY>とか言う強力なピースはありますがあれは例外)でチームピースやドリームチームピースは概ね+6〜7リソースである事を考えるとそこまで強いアーツはまだリコレクトを加味しても出ていない印象です。
    ちなみに<ひらけ!ゲート!>のリソース値を見積もったら見積もりが甘くバグみたいな+値が出たので此処には載せずひっそり供養します。気になる方はDMで訊きに来てください。
    • 10009.jpg
    (コスト-2、エナ破壊+3、ドロー+3、ランサー付与+2換算で大体+6くらいです)
    • 10001.jpg
    (コスト-1、手札2枚増+2、1点クラッシュ+3、エクシードで概ね+2により+6くらい)


    またディソナ組や3派閥を筆頭とした強力なエクシード4効果も単独ではまだ本領を発揮できていません。これについてはルリグの下に入り込むアーツが今後出てくるかもしれませんが現状はまだそこまで大きく環境が変わる感じではなさそうですね。
    ハーモニーについても自分を寝かせるorセンタールリグを寝かせる必要があったりと決して使い勝手は良くありません。現状非チームでの採用は現実的ではないかも?と言った所感です。
    この辺りでチーム非チームの差別化を図っていくのかなと思っています。


    終わりに
    アーツのメリットとデメリットについて現状思いつく限り書かせて頂きましたがどうだったでしょうか。
    正直対面するだけでまだ自分が回していないため実際に自分が使ってみて感じた思いが全てかなと考えています。
    机の上で唸っているよりも実戦の実践が何倍も身になるのはこのゲームの常かなと。

    スターターであればカードプールは公開されているため、早い人は既に使用感を試している方も多いみたいです。明日の頂点歌姫、夢限少女を目指すためにも小さなことからコツコツと始めてみてはどうでしょうか。

    それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!

ウィクロスパーティーに出よう!ver2024

by からばこ

READ MORE

ざっくり分かるデッキの組み方講座〜ディーセレ編

by からばこ

READ MORE

「理解すればディーセレが確実に強くなる!!」ダメージレース基礎講座(前編)

by しみずき

READ MORE

人気のあのカードについて教えて!シリーズまとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE

【ディーヴァ】ゲームが上手くなるために!プレイング、立ち回り記事まとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE