
【涼】デッキ解説:アクアフォース(3)
アクアフォースが強いかの話
正直な話、トーナメントレベルの大会では微妙な立ち位置と言えます。理由はアクセル特有の先攻後攻での勝率のぶれ幅があまりも大きいことです。フォース対面に後攻2ターン目に単騎で相手に届くユニットがいないのでその時点で怪しく、加えてドローソース及び手札交換がないので安定しない、毎試合同じ動きをするのが難しいのも要因です。
トーナメントレベルで現在活躍している【ロイヤルパラディン 】や【かげろう】や【オラクルシンクタンク】は先攻後攻での相性はありますが、動きの強さそのものには変わりがありません。
それに比べてアクセル組は動きの強さが極端に変わり出します。後手になった時点で2ターン目に3パンされて殴り返せなくて瀕死なんてザラです。
しかしながら先攻をとったアクアフォースの強さは間違いなくスタンダード環境のトップです。
圧倒的な攻撃回数と火力でダメージトリガーを踏まない場合先攻3ターン目に勝つこともあります。大体先攻は4、5ターン目がキルターンになります。
先攻は要求値が1段階上がりつつ、ダメージトリガーも1枚なら許容できるのですが後攻ではそうはいかないので勝率がぐんと下がります。
各クランとの相性
フォース
パワー1000差が後攻では辛すぎます。
後攻は勝てない試合が多いですが先攻は普通に勝てる対面です。
アクセル
理由はG3の効果の誘発回数が多いことで、これは後攻でひっくり返るものではない程ゲームに影響します。
また、リソースの確保も難しいマッチングなので先にリソースが尽きたほうが負けます。
プロテクト
先攻、後攻どちらでも有利です。
<ペンギン>+<タイダル>、<アルゴス>、<ディアマンテス>で勢いよく7、8パンするとオラクル以外は手札が増えないので勝てます。
焼きもないのでメガコロ以外は後列も置き得ですね。
長くなると<バスカーク>や<インペリアルドーター>が耐えられなくなるのでスピード優先です。
プレイング
マリガン
基本的にトリガーとアタッカー、順当にライドするカード以外を戻すスタンダードなマリガンをします。ライド優先度
G1
<ステリオス>→<ペンギン兵>→<テオ>
G2
<ラザロス>→<アルゴス>→<タイダル>
G3
<メイルストローム>→<ネイブルゲイザー>
例1
<テオ>、<ペンギン兵>、<アルゴス>、<メイルストローム>、<パスカリス><パスカリス>だけチェンジ
順当にライドできるのとV裏に絶対<テオ>は配置したいので戻すのはトリガーのパスカリスだけ。
例2
<タイダル>、<ネイブルゲイザー>、<パスカリス>、<パスカリス>、<パスカリス><タイダル>以外全部チェンジ
乗りたいのは<ネイブル>ではなく<メイルストローム>なのでマリガンではネイブルは戻します。
例3
<テオ>、<アルゴス>、<タイダル>、<タイダル>、<ラザロス>先攻なら<タイダル>1枚だけチェンジ。
後攻ならタイダル1枚、<ラザロス>1枚だけチェンジ。
先攻はパンチ数でゴリ押せるためアタッカーは出来るだけ残します。
基本的に同じコストのカードはダブっても使えないので戻します。
例4
<テオ>、<タイダル>、<メイルストローム>、<ディアマンティス>、<リップタイド>ノーチェンジです。
ガード値よりも最大値を優先します。
ここから引きたいのは<テオ>を温存できるG1ですね。
2ターン目の動き
相手が先に2パン、3パンしてくるかによって変わります。初めはダメージを受けてコストを温存してG3に乗ったターンで動くための<アルゴス>や<タイダル>は温存します。
しかし、相手が先に殴ってきた場合は殴り返した方が良く、殴ってきてくれた方がこちらとしてはコストもできて無駄なくアタックできるため嬉しい展開になります。 ただ、これはアルゴス+<テオ>や、<ペンギン兵>+タイダルが揃っている時の話で、何もない時に3パンされるとただただ厳しい展開になります。 3ターン目は先殴りで良いのですが2ターン目は出来るだけ後殴りで返します。
簡単にでしたが今回の記事はこれで終わりです。ご閲覧ありがとうございました!
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