そもそもGガーディアンとは?
Gガーディアンはファイターズコレクション2016より登場した今までの自分のターンに使用する攻撃的なGユニットとは違い相手ターンでの防御よりのGユニットです。Gガーディアンには共通して以下のテキストが記載されています。
【Gガーディアン】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で、あなたのGゾーンの表のGガーディアンが3枚以下なら使える)-相手ターンのガードステップ-[手札から【治】を1枚選び、捨てる]裏のこのカードを(G)にコールする。
- お互いのお互いのヴァンガードがグレード3以上
- あなたのGゾーンに表のGガーディアンが3枚以下なら使える
- コストとして手札から【治】を1枚選び、捨てる
以上の3つの条件を満たすとGゾーンの裏向きのGガーディアンをガーディアンサークルにレストでコールできます。1万シールド値の治トリガーが最低でも1万5千シールド値になりさらに登場時に何かしらの効果を使用することが可能となります。
ちなみにバトル終了時、GガーディアンはGゾーンに表向きで戻ります。
Gガーディアンの種類によっては<覇天皇竜 ディフィートフレア・ドラゴン>のように
「あなたの「オーバーロード」を含むヴァンガードが相手のヴァンガードにアタックされたバトル中、このユニットが(G)に登場した時」にのみ効果が発動できる物がありヴァンガードの名称指定があり、相手のヴァンガードから自身のヴァンガードがアタックされたタイミングのみ使える、など制限がある場合が存在するので一度効果はしっかり読むようにしましょう。
さて、Gガーディアンの登場によりどんな恩恵を受けられるようになったのか見ていきましょう。
Gガーディアンの登場による恩恵
今まで防ぎきれなかった高火力が守れるようになった
1万5千シールド値に加えGガーディアンの登場時能力による追加のシールド値増加などにより高火力による多大なシールド値の要求に対しても守り切ることが可能となり、手札消費を抑えつつ自分のターンで温存していた手札を用い、フィニッシュ力の増加を狙えるようになりました。盤面参照型のストライドスキルが使えるように
最速GB2の達成
逆にこのようなことが可能であることを念頭に置きつつ先にグレード3に乗られた場合は、Gガーディアン使用後に<暗黒竜 ファントム・ブラスター "Diablo">のようなあらかじめ対策が必要となるGB2のカードが初回超越から飛んでくる可能性があるので注意しておきましょう。
ガード制限への抵抗
使用されると大変に厳しいガード制限の能力ではありますが、基本的には「手札から(G)にコールできない」という効果ですので、手札からコストを支払いGゾーンからコールするGガーディアンはその制限を一切受け付けないのでガード制限に対して大きな回答を得ることができました。ガーディアン退却への抵抗
他にも様々な恩恵はありますがここで一度勘違いしやすい処理について見ていきましょう。
勘違いしやすい処理
■Gガーディアンはガーディアンサークルへの登場である例えば<滅星輝兵 デモンマクスウェル>をコールしたバトル中<滅星輝兵 デモンマクスウェル>の効果により、[あなたの後列のユニットを1枚選び、呪縛する]
というコストを支払います。ここで自分のユニットが呪縛されてヴァンガードに「メサイア」名称を含んでいてGゾーンのカードが1枚表なので<サクリファイス・メサイア>のGB1効果である「他のリアガードが呪縛された時」という条件を満たしたので効果を発動できそうですがここで発動は出来ません。GBは
【Gブレイク】(X)(あなたの(V)かGゾーンに表のGユニットがX枚以上で有効)
という制限であり、この場合ガーディアンサークルに表のGユニットが存在するだけで、「あなたの(V)かGゾーンに表のGユニットがX枚以上で有効」という条件は満たしていません。Gガーディアンがバトル終了時に戻ったタイミングからGB1の効果は有効になりますのでタイミングには注意しましょう。
また、くどいようですがGガーディアンはガーディアンサークルの登場でありVに超越しているわけではないのでVのストライドボーナスは発動出来ません。この辺りも注意しておきましょう。
さて、ファイターズコレクション2017において
【Gブレイク】(1):[あなたのGゾーンから裏の【Gガーディアン】を1枚選び、表にする]
というGB1縛りがあるものの強力でかつGゾーンから1枚追加で表にできるGガーディアンが登場しました。これによってGゾーンを早い段階で多い枚数を表に出来るようになりました。ファイターズコレクション2017より前は一部のクランもしくは<スノーエレメント ブリーザ>しかGゾーンの表の枚数を増やすメリットはありませんでしたが、GB8という切り札ユニットの登場により全クランでGゾーンの表の枚数を増やすメリットが大きくなりました。
これによりまたしても注意することが増えてきたのでそれも見ていきましょう。
ちなみにGガーディアンを1枚表にするコストと合わせてソウルブラストやカウンターブラストを要求してくるタイプもあるので使用前にはコストの部分をしっかり確認しましょう。
■Gゾーンを追加で表に出来る効果はGB1
Gゾーンに表のカードがない状態ではGB1の条件は満たしていないのでGB1効果は使えません。初回超越を既に終えているなら問題はありませんが初回超越を迎えていない状況においてGガーディアンを使用した特にはGB1効果は使えないので注意しましょう。
またバトル終了時までGガーディアンはGゾーンに表で戻らないので、治を同バトル時に2枚捨ててGガーディアンを2枚コールしてもGB1は満たしていないので、GB1を使いたいならバトル終了時まで待ちましょう。
■あなたのGゾーンに表のGガーディアンが3枚以下なら使える
ここが改めて重要になります。レギオンシステムや山札を回復するカードを採用していない限り4枚の治トリガーを使用してGゾーンに4枚のGガーディアンが表になるだけでこの制限は気にする必要は無かったのですが、Gガーディアンを表にする処理が出てきたことによりどのデッキでもこの条件を気にする必要が出てきました。
例えば、Gゾーンには既に治トリガーを2枚使用したので2枚Gガーディアンが存在しGガーディアンをコールしコストでGガーディアンを1枚表にしました。そのバトル終了時にGガーディアンは4枚Gゾーンに表の状態であるのでそれ以降Gガーディアンは使用できなくなります。3枚のGガーディアンを使用しただけで全ての治トリガーを手札に抱えていたとしても4枚目の治トリガーはGガーディアンに変化できなくなります。
また、Gガーディアンの効果は登場したタイミングで効果を発動するのでGゾーンに3枚Gガーディアンが表の状況で治トリガーコストとして支払いGガーディアンの効果を使用しGB1能力を発動、コストでGゾーンのGガーディアンを表にします。するとGゾーンに表のGガーディアンが4枚存在することになるのでその瞬間からGガーディアンは使用不可能になります。一度にGガーディアンを大量コールし後からまとめてGゾーンからGガーディアンを表にすることはできないので注意しましょう。
Gゾーンから無限の可能性を生み出すGガーディアン今後の動向も気になりますが、使用するにあたって様々な条件があるのでこのタイミングで使用可能なのかしっかり考えてから使いましょう。
今回は以上になります。ありがとうございました。