今回は対戦会で使用した【ループルアード】について短くですが、記述していこうと思います。
デッキレシピ
ループルアード
プレイヤー:涼
エクストラ
計16枚
デッキ説明
まずはじめに、【ルアード】について少し説明します。リソースを増やすことに長けている【ルアード】は、その増やしたリソースでゲームを長引かせ、除去によるコントロールにより、相手とのリソース差によって確実にとるゲームを得意としていました。
しかし、リソースを増やすことに反し、点を詰める手段は薄く、対ミラーや【ナイトローゼ】では、ゲーム時間が長くなってしまい苦戦することが多い印象でした。
そんな中、どうにかして制限時間内にミラーと【ナイトローゼ】に勝つかを考えたのが今回のデッキです。
動画の様に<グロヌ>を強化し、確定スタンドで複数回アタックすることで明確なキルターンを作ることに成功しました。また、<オーラガイザー・ダムド>や<カーニバル・ドラゴン>のおかげで<ネグロリリー>を無視できるのも注目です。これは、<ホエル>、<カエダン>を採用した【ルアード】にはできない動きです。
Q&A
今回は、いろんな方に質問されたので、それを取り上げて回答していきます。Q1.連刃の騎士 ディルムドの採用理由を教えてください。
A. 対ミラーと【ギアクロニクル】への解答です。また、<ラファンナ>や<ヘテロラウンド>を使われても焼き効果は適用されるので一度誘発すれば効果を止められないのも注目です。
Q2.黒炎をまとう竜 オグマの採用理由を教えてください。
A スキップへの解答です。
これはこの前のギアクロニクルの記事でも少し記述したところですね。
また、ボードを無視して次超越に温存するデッキには手札に被害を与えられるので使いどころも多いです。
Q3 ホエル、カエダンを採用しない理由を教えて下さい。
A.この2枚を採用する場合【ルアード】というデッキパワーを下げていると僕は考えています。僕の考える【ルアード】というデッキは長引けば長引くほど有利にゲーム展開を持っていくデッキだと考えています。そのため、<ファントム>や<スペクトラル>に超越するよりも<カーニバル>や<ダムド>に乗りつづけて盤面、<モルフェッサ>、<グロヌ>の要求値によって相手の手札を消費させつつ<ベリアル>と<アビサル>でリソースを維持した方が安全に勝ちに行くゲームができると判断しました。
そのため、diablo2種に乗る回数は非常に少なく<ホエル><カエダン>はバニラ以下のスペックに成り下がってしまうため採用しませんでした。
また、2種類揃わないとテキストが発動できない点は<ホエル>のことですが、調整段階で回していると<カエダン>を増やさないと<ホエル>の発動ができなくなってしまいます。
これはデッキに入れれるカードの幅を狭めてしまい、折角のルアードのテキストでコールできるユニットの種類を減らしているのが微妙だと思いました。コスト回復は<アビサル>が解決しているのでコスト回復を目的にこの2種類をいれる理由もありません。
さらに、<シブリーズ>の強さにも注目です。<ホエル>、<カエダン>を採用した場合、リソースを取るGBカードの採用がほとんどありません。大体G2バニラ、<ブランウェン>、<ソードブレイカー>が入っているので<シブリーズ>に乗っても強みがほとんどないため、プレッシャーもなくスキップされて初回超越を取られることの方が多いです。
僕が【ギアクロニクル】等を使っている時は<ホエル>、<カエダン>採用型と当たった場合はG2でライドスキップします。
そして最大の理由はミラーでのモルフェッサとグロヌの存在です。
それに対してこちらは<ホエル>のわけですからdiabloに乗らないと要求値を取ることができません。
しかも、ミラーではいくらdiabloに乗ろうが普通に守られてしまう上に盤面を開けてしまいます。そこで焼きをされつつ<モルフェッサ><グロヌ>で殴られたらこちらの方がリソース差で押し込まれて負けてしまいます。
ルアードミラーでは常時15000要求を取れる<モルフェッサ><グロヌ>の方が採用するメリットが高いと考えました。
また、<ホエル><カエダン>だと<スペクトラル>でしかキルターンに持っていけないのも難点で、<ネグロリリー>をケアできません。
<グロヌ>の場合は、<ダムド>で<リリー>をケアしたり<オグマ>でハンデス、<スペクトラル>から<カースド>ループで山に<カースド>が複数あれば<スペクトラル>の連パンプラスドライブのスタンドなど様々なキルパターンがあるので動きの幅が違います。
簡単にでしたが今回の記事はこれで終わります。
ご閲覧ありがとうございました。