
今回は時空創竜の発売ということで気になるカードをチェックしていければと思っています。
<ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン>や<メイルストローム>の強化と合わせてクランを持つユニットの強化、ギアクロニクルとリンクジョーカーの新規Gユニット、煌求者の強化、新規マスクス、ディアデイズでおなじみのカードの強化など色んな方向での強化がやってきました。
とても一度には紹介しきれない沢山の魅力的なカードがありますがいくつかピックアップしていきます。
「時空創竜」でのオススメのカード・気になっているカードを各レアリティ毎に教えてください!
RRR 時空竜 クロノスコマンド・ドラゴン
<クロスコマンド>が紆余曲折あってDにもやってきました。公式のWEB小説もお暇でしたらチェックしてみてください。
さて、クロノスコマンドの効果としては超越の手札コストは特に指定はなくグレード3以上になるようにきれば超越できます。
GB3を達成していればアタック時にCB1を支払うことで使える効果があります。
相手のRを全て山札の下に送ります。
クロノスコマンドらしい除去効果を持ちます。
この効果ですが、最近流行りの選ばれない系統の効果に対して強力で、選ばずに全て山札の下に送ってしまいます。
そして自身のR1体にアタック終了時にそのRのグレード+1のグレードを持つユニットをコールする効果を付与します。
まさに時翔の効果を体現した効果です。G期のギアクロニクルと同じく参照元のユニットが盤面にいなくても効果が使えるので<アップストリーム・ドラゴン>の効果を先に解決してクロノスコマンドの効果を使えばG1とG3をコールできます。
アップストリームの効果を後に解決するとアップストリームが不発になるので順番にだけは注意しましょう。
ちなみにギアクロニクルに3つ目のGユニットがやってきました。
ダークステイツにはペイルムーンのGユニットもありますが変わらずギアクロニクルはギアクロニクル、ペイルムーンはペイルムーンで棲み分けがされています。
クロノジェットを選んだ場合は<フェイトライダー>、<ネクステージ>、<クロノスコマンド>の3種しか使えずGゾーンの最大枚数16枚ではありますがDスタでの最大枚数は12枚なのでその辺りは構築を間違えないようにしましょう。
ダンシング・カットラス
クランを持つデッキの強化としてあなたのヴァンガードのクランがいずれかのクランのみで、あなたのGゾーンにカードがないなら、このカードは以下すべてを得る。
というテキストを持つユニットが登場しました。
これはメイルストロームなどのアクアフォース等のクランを持ちかつGゾーンを使って超越をしないデッキの強化になります。
さて<カットラス>ですが元のカードにはドロー効果を持つカットラスとカウンターチャージを行えるカットラスがいました。
今回はドローもカウンターチャージも両方行える盛り盛りなカットラスとなりました。
自分のライドフェイズかメインフェイズに手札から捨てられるとEB3で1ドロー、ドロップのカットラス2枚を除外すればカウンターチャージができます。
ドローもできてカウンターチャージもできるかなり優秀な1枚です。カードの性質故に1枚だけ採用というのは厳しくデッキ枠を消費してしまうというデメリットはありますが噛み合いが良ければ4投したいカードです。
他のクランの強化カードもあるのでチェックしてみてください。
カットラス本来はグランブルーの便利カードなんですがDではグランブルーはナイトローゼなのでGゾーンを持っておりカットラスが使えないの少々歯がゆいです。
RR 忍妖 フタクチヨ
新しい前トリガーです。パワーが0でシールド値は15000で既に存在している2万シールドになる前とは方向性が全然違います。
シールド値が高いわけでもなくパワーも0の代わりにガーディアンから退却するとソウルに入ります。
これによりソウルが枯渇しやすく前トリガーを問題なく採用できるデッキに採用することによりソウル問題の手助けをしてくれます。
パワー0だったりシールド値に変動はない点が気になってしまいますが相手がG3になってなくても気軽にガード値として使えたり、あまり盤面に置くことはないからパワー0はそこまで気にならなかったりします。
R ジャンスキー・アリゲーター
煌求者系統の強化カードが各国家に配られています。手札からRに出ればデッキトップ5枚を見て煌求者を1枚探して手札に加えます。
手札に加えたら自身はソウルに入ります。
どうしても手札に加えたい煌求者があるタイプのデッキではその煌求者にアクセスできる可能性が格段に上がるのでデッキの潤滑油としての活躍が期待できます。
「時空創竜」では新しいレガリスピース「煌結晶」登場しましたが、注意点や強みを教えてください。
煌結晶
煌求者の強化カードです。まずは最初の一文を見てください。
【永】:このカードはプレイできない。
カードなのにプレイができません。何を言ってるのか分からないと思いますがそういう効果です。
ではどうやって使うのかというとオーダーカードのプレイではない、手札・ドロップにある「<煌結晶>」の起動能力のプレイは禁止されていないです。
感覚としてはドロップから使う<双つに連なる守護の法陣>のような使用感です。
起動効果として手札かドロップから使える効果を持ちます。
【コスト】[このカードを除外する]ことで、あなたの山札を上から5枚見て、1枚まで選び、公開する。公開しなかったなら、山札をシャッフルし、1枚引く。公開したなら、以下を1つ行い、山札をシャッフルする。
・公開したカードが【煌求者】なら、手札に加える。
・公開したカードがあなたのヴァンガードのグレード以下なら、Rにコールする。
手札からでもドロップからでも使える煌求者を手札に加えるかRの展開をノーコストで使える効果です。
デッキトップ5枚に良いカードがなければ1ドローするカードにもなります。
一見煌求者の専用サポートに見えますがこのカード別に名称サポートを絶対に意識する必要はありません。
ライドコストで気軽にきれてドロップから使用してデッキトップ5枚からRにコールしたいカードをコール、デッキトップ5枚が気に入らなければドローカードとして使えるというカードになります。
レガリスピースの枠を消費してしまいますが既存のレガリスピースとの相性がイマイチというデッキに対しての強化とも捉えることができる意外と使いどころが多いかもしれない1枚です。
ちなみにグレード3と書いてありますがあくまでもオーダーをプレイするのにヴァンガードのグレードを参照します。
なのでドロップや手札から起動能力を使うことに関してはヴァンガードのグレードを参照しません。
なので1ターン目ヴァンガードがグレード1でもこのレガリスピースの起動効果は行えます。
少し間違えやすい処理ですのでその辺りはしっかりと理解した上で使いましょう。
「時空創竜」では過去のユニットの強化形態が多数収録されましたが、イチオシを教えてください!
RRR 剣聖騎竜皇 グラムグレイス・ジーク
はじめようデッキセットでも収録された<グラムグレイス>の強化形態です。グラムグレイスが入ってるはじめようデッキセットは一導寺ユキが表紙のやつです。ディアデイズ2も来年1月発売で今回の弾の収録が決まってるのでディアデイズでも強化形態のジークが使えます。
では改めてグラムグレイス・ジークの効果ですが旧グラムグレイスと同じくペルソナライドすると後列もパワーパンプが適応されます。
そしてメイン効果では旧グラムグレイスと同じく中央後列をアタック可能にします。今回の大きな差としてはカウンターを必要としない所にあります。
旧グラムグレイスではカウンターを支払った故に1ドローがついてはいました。しかしカウンターが必須な効果であったので相手に点止めをされるとメインギミックが使えなくなり、大変に厳しい状態になっていました。
今回のジークではカウンターが必要ないので相手の点止めを考慮して前列を全て無くしておくといった盤面を作らなくて良くなっています。
またグラムグレイスリリースの時には無かったエネルギー関連にも対応し相手がG3以上なら自身と中央後列にクリティカル+1をして圧もかけていけます。
そしてもうひとつの効果で後列のRがアタックしたらバトル終了時にソウルにいれます。
そしてソウルに置いていたらターン終了時に1枚引きます。
旧グラムグレイスでは中央後列がアタック終了したら問答無用でソウルに入れて問答無用で1枚引いていました。
問答無用でソウルに入れるのは変わらないですがドロータイミングがターン終了時まで待ってくれるようになりました。
これによりケテル系統であるデッキトップを操作してトリガーを操作するという動きを邪魔しなくなりケテルの汎用カードとの相性が良くなっています。
しかし、<通貫の騎士 キャドワラ>と合わせて使うには注意が必要です。
改めてテキストを読み直してみます。
あなたの後列のリアガードがアタックしたバトル終了時、そのユニットをソウルに置く。
置いたなら、そのターン終了時、1枚引く。
という効果です。あくまでソウルに置いていたらターン終了時に1枚引くという効果です。
なので先にキャドワラの効果を使うとコストとしてキャドワラが退却しておりソウルに置けずジークの効果でドローができません。
逆にジークの効果でキャドワラをソウルに入れているとキャドワラの自身を退却させるコストが支払えないのでキャドワラ効果が使えません。
このようにキャドワラとの相性は悪いですが他に中央後列に置く候補のユニットがある為そこまで気にならないと思います。
「時空創竜」には様々なデッキが強化されていますが、
どのライドラインを最初に組んでみたい、組みましたか?
今回はグラムグレイスを組みました。デッキレシピをお願いします。
グレード0
計16枚
このデッキの強み、どのような点が魅力的ですか?
グラムグレイスが強化されたことによりRでカウンターを使えるようになりました。さらにグラムグレイスのシステムカードは種類が少なく他のカードを多く採用できます。
それ故ケテルの強力な汎用カードを思う存分組み込んだデッキに仕上げることができます。
このデッキのキーカードを教えてください!
猛威の騎士 アダロルフ
新弾のコモンですがグラムグレイスでのビックリドッキリメカ枠として活躍します。効果としてはクリティカル以上の枚数でしか手札からガーディアンにコールできないという効果です。
グラムグレイスの後列にコールするとクリティカル2が確定するので相手はクリティカル2のアタックを手札を2枚以上消費して守る必要があります。
ブーストもない中央後列のアタックなのでパワーがそこまで大きく伸びないので効果前トリガー1枚で守られてしまう、受けトリガーが発動してるので手札1枚で簡単に防がれてしまうということが発生してしまいます。
そこでこの<アダロルフ>により手札の消費を強制させて相手のガードプランをズラすということが狙えます。
ガード制限のあるアタックは雑に受けられてしまうこともありますがクリティカル2は受けたくないという事も多く相手の状況をみてクリティカルなタイミングで使っていきたいカードです。
今回紹介していただいたデッキとは他に気になるギミックがあれば教えてください。
かつての激励
テグリア専用カードでCB1で7枚見てユニットサーチをするオーダーカードです。上のオーダーとしてプレイする効果も十分魅力的ですが本質は下の効果にあります。
<断罪する正義の剣 テグリア>で強化のあったテグリアですが強化された本人がバインドゾーンに飛んでいきます。
バインドゾーンに送られたらまあ再利用はできないという雰囲気が漂いますが今回のオーダーによりテグリアでは使わないエネルギーを使ってバインドゾーンに飛んでいったテグリアを回収できます。
こういったエネルギージェネレーターの出る前にリリースされた故に溢れてしまうエネルギーを使いながらまさかのバインドゾーンに飛んでいっても回収する2度美味しい効果で面白いです。
後日テグリアに関しては個別で記事を書こうと思うのでそこでもっと詳しく見ていこうと思います。
さて今回は時空創竜のカードを見ていきました。
完全な新規軸があったわけではなく、様々なカードが強化されるそんな新弾になっています。
新しいデッキを作りたい!という需要に対してもギアクロニクルとリンクジョーカーのパーツが多数収録されており組みやすくなっておりその辺の需要にもうまく応えている作りになっています。
新規レガリスピースの方向性といい意外なデッキの強化が行われたりしているのでカードリストを見てみると思わぬ強化に繋がるかもしれません。
今回は以上となります。ありがとうございました。