
ヴァンガードチャンピオンシップデラックス2024のDAY1、DAY2が無事終了しました。選手の皆さんお疲れ様でした。
YouTubeのヴァンガードチャンネルにて生配信のアーカイブが視聴可能なので見逃した方は是非見てください。
白熱した試合ばかりで選手の択を見れたり、このカードはこんな使い方もあるのか!という気づきも得ることができたりするので要チェックです。
さて前置きはこれぐらいにしておいて今回はコロコロコラボパックで収録された巻戻士のデッキを見ていこうと思います。
それではまずはデッキレシピからです。
デッキレシピ
グレード2
計15枚
コロコロ軸の巻戻士デッキです。
巻戻士デッキはリトライと開眼2種類の固有能力を持つデッキです。
リトライはそれ単体では能力は発動しないのですがセットオーダーの<リトライアイ>により活躍してくれます。
リトライアイによりリトライ能力を持つユニットをクリティカルとドライブを1の状態にし、パワー+5000してスタンドさせます。
巻戻士らしい再挑戦するという辺りを再現した能力です。リトライアイのコストでソウルを使うのでソウルの補充が非常に重要になってきます。
開眼はダメージが4点以上もしくはペルソナライドを発動していれば適応できる能力です。
ダメージ参照の辺りがリミットブレイクのような使用感を持ちつつダメージが抑えられてもペルソナライドをしていれば発動できる柔軟さがあります。
コラボでのダメージ参照といえば真剣必殺が思い浮かびますがあちらはダメージ3点で使える能力で開眼はダメージ4点で使える能力です。勘違いに注意しましょう。
巻戻士のレモンに関しては以前のコラムで触れているのでそちらも見てください。
では各カードについて詳しく見ていきます。
"運命に逆らう"巻戻士 クロノ
今回の巻戻士のメインV運命の方のクロノです。サーチ効果としてソウルを使ってコロコロ関連のサーチ及び<リトライアイ>をオーダーゾーンに貼れる効果です。
開眼効果でアタック終了時に手札から1枚ソウルに入れて<"3分後のおれ" クロノ>を中央後列に置いて10000パンプを行います。
そして3分後の能力で中央後列からアタックができるのでアタック回数が1回増えます。
リトライアイのコストでソウルを使うのでサーチ能力でソウルを使うのがネックにはなりますが開眼効果でソウルを増やして3分後のおれもソウルに入るので使った分以上は戻してくれます。
またV効果でカウンターを使っていないので他の効果にカウンターを存分に使えたり相手の点止めに対してもそれなりには動ける点が強力です。
コロコロの純構築では運命のクロノが優先されると思います。
スマートフォン型Ai スマホン / "任務達成率99.998%"巻戻士 ゴロー
巻戻士内でのソウルを補充してくれるカードです。スマホンは毎ターンドロップから蘇生されRからソウルに入りデッキトップ7枚を見て<リトライアイ>を探します。
リトライアイのみのサーチなのでヒット率は低めではありますが、忘れずソウルから毎度ドロップに置けば毎ターンソウルが回復できるので継続的なソウルの確保に貢献してくれます。
ゴローは出るだけでSC1をしてくれる便利な1枚です。
終盤ではリトライに反応して後列でスタンドして2回分のブースト役として使えます。
ゴローは本人がしっかりとリトライを持っているのも巻戻士デッキのカードとしてのバリューが高いです。
コロコロ関連からのサポート
デッカくんin テント(上半身) / デッカくんinテント(下半身)
コロコロ軸で組んでるので他のコロコロ作品のカードが使えるのがコロコロ軸の面白い所です。デッカくんのテントはG2のデッカくんを出せばEB2を支払えばG1を引っ張ってきて1列のアタッカーとして活躍してます。
デカ杉っ!状態になれば相手に選ばれることはなく除去されにくいRとしてかなり盤面に残っていてくれます。
またエネルギーは使いますがG1の効果でブーストすればエネルギーが回復できます。カウンターが余っていればG2の効果でドローに変換できたりするので汎用アタッカーとしてこのデッキとの相性が良いです。
ゲベ
じーさんから<ゲベ>も活躍します。でんぢゃらすスキルは使えないですがRをソウルに吸って元のパワー分パンプを行えます。
Rを損失していますがその分パワーを増加させていますし巻戻士で非常に重要なソウル回復手段として使えます。
G2なので前に置いておいて最悪インターセプトとして使えるので腐ることはないです。
他のデッキでもソウルがどうしても足りない場合はゲベが出張していきデッカくんとゲベは他でも見かけるカードになると思います。
今回はコロコロ軸以外にも国家での構築も考えました。
デッキレシピ
グレード1
計16枚
グレード0
計16枚
不屈の巻戻士 クロノ
ダークステイツ軸の巻戻士は不屈の方のクロノをメインVとしています。効果の豪快さで言えば運命軸に見劣りしてしまいます。
しかしダークステイツの優秀なG1をフルに活用する為に不屈軸にしています。
運命軸の場合中央後列を<3分後のおれ>の為に使うため中央後列には<フィリィア>しか置きづらい現象が発生します。またV裏に<サルゴン>を置くという選択肢がとりにくくなるので不屈軸になりました。
3分後のおれを採用する必要が無くなるのでデッキスロットが空いてくるので他のカードに枠をさけるようになる点もメリットです。
<スマホン>、<シライ>辺りは巻戻士のコンセプトとして必須なので確定です。他の巻戻士のユニットは個人の好みで入れて後はダークステイツのサポートに頼っていきましょう。
さて今回は巻戻士のデッキを2種類見ていきました。
巻戻士はコロコロで組んでもダークステイツで組んでも強力でスタンドアップ段階ではどう来るのか分からないデッキになります。
しかし4点かペルソナライドでないと発動しない開眼やリトライ、ダークステイツ及びコロコロの足回りをしっかりと理解しておけば相手がどんな動きをしてくるのか予測して対応ができます。
トーナメントシーンでも見かけるデッキパワーではあるので効果を理解しておいて損はないと思います。
今回は以上となります。ありがとうございました。