
今回は天輪飛翔のカードをつかった【BanG Dream!-MyGO!!!!!】について記述していきます。
デッキレシピ
グレード1
計15枚
はじめに
先日行われたWGP東京地区で優勝しました。WGP東京地区Aブロック優勝しました!!
— 涼 (@ryogyoza) October 14, 2023
個人7-2でMYGO!!!!!使用しました。
アニメも曲もおすすめなので皆さん履修しましょう!! pic.twitter.com/teiqIRk0Tn
デッキ選択の理由や環境考察まで詳しく記述して行きたいと思います。
環境考察
現環境は高速、中速、低速の3つのデッキタイプに分かれています。高速
2ターン目から盤面にユニットを展開して速攻を仕掛ける4ターン目をキルターンに設定しているデッキ。該当デッキ...【マイゴ】【修行道具】など
中速
先攻後攻を問わずに3ターン目に強力なアクションを起こせるデッキ。該当デッキ...【ジーヴァ】【ユースベルク】【バスティオン】【マスクス系】【シャルモート】【PRISM】など
低速
4ターン目にカードパワーが爆発するデッキ。該当デッキ...【リアノーン】【ドラジュエルド】など
高速タイプのデッキは初めから5ターン目を見ていない為、ライドコストに2枚目のペルソナライドを切ってしまう事が多く、4ターン目を初動の動きにしている低速タイプのデッキに圧倒的に有利です。
中速タイプのデッキはオーソドックスなデッキで3ターン目の動きが安定していますが、4ターン目以降も3ターン目の動きの継続なのでゲームが長引けば低速タイプのデッキに対して不利になります。
低速タイプのデッキは初動の動きが4ターン目なので速いゲームを苦手としていますが、4ターン目を無事に迎える事ができた時の爆発力は大きくゲームを詰め切るか相手のリソースを枯らして自分の5ターン目を迎える事ができます。
デッキ選択の理由
今回マイゴを使用したのは不利対面の少なさから選出しました。最もシェア率の高い【ドラジュエルド】に対して有利であり、次点で多い【リアノーン】【ユースベルク】【ジーヴァ】に対しても相性が良く、持ち前のゲームスピードの速さが環境に非常に適していると調整段階で感じました。
高速ゲームを押し付けて戦うデッキなので、相手のテンポを崩しながら戦う【Morfonica】が唯一の不利対面だったのですがシェア率が低い事もありトーナメントシーンで当たる事はありませんでした。
最終的にチームのデッキは【修行道具】【マイゴ】【Morfonica】を選抜しました。
【修行道具】と【マイゴ】はゲームスピードの速さ
【マイゴ】と【Morfonica】は不利対面の少なさ
【修行道具】と【Morfonica】はライドライン選抜の通りの良さ
それぞれの利点をチーム内で2つ以上持ち合わせた編成にする事で個々での勝利ではなくチーム単位での勝利に重きを置きました。
公式トリオでは対戦を終えたプレイヤーは対戦中のプレイヤーに相談する事が可能なので速いデッキで勝利する事で対戦中のプレイヤーの知識不足やケアレスミスをカバーして堅実に2勝取りに行く事が可能になります。
高速タイプのデッキが速攻で勝てばどちらかの手助けに回って2勝目を取りに行けるので理想的な編成だったと言えます。
マイゴの強み
マイゴの強みは他に類を見ない速攻の性質にあります。従来のアグロ系のデッキは盤面を展開するのにCBを使うので、CBを使い切った状態でリアガードを殲滅されると後続の展開が弱くなってしまいテンポを崩されて負けるのが一般的でした。
しかし、マイゴのアタッカーはアタック後にバインドゾーンに置かれるので、相手ターン中に退却される事がなく、点止めや退却時スキルの影響を受けません。
バインドにいったユニットは次のターンに<イノセントクライ 高松 燈>のスキルで盤面に帰還するのでリソースが減る事もありません。
相手の影響を一切受ける事がない速攻はダメージレースの通りが良く、マイゴの得意とするスピードゲームを押し付けます。
また、先攻が圧倒的に有利な現環境で後攻時でも無理なく4ターンキルを目指せるのもマイゴの強みです。
1ターン目から<春日影>で盤面を用意し、
2ターン目から<逃げずに進んだ先の景色 千早 愛音>で盤面を展開、ダメトリを越えるパワーで3パンを行い、
3ターン目に行う<迷星叫>の5回攻撃は後攻ならパワーが上昇されるのでダメトリを越える5回攻撃でダメージを詰めて4ターン目に繋げます。
個々のカードパワーも高く展開札である愛音をはじめ、ダメトリに対してゴリ押しが可能な<そよ>や<楽奈>が速攻に拍車をかけます。
デッキ解説 BanG Dream!-MyGO!!!!!(2)に続きます。