
【Pスタン】モルフェッサ
前回に引き続き、5月17日に発売された『プレミアムコレクション2019』に収録されたカードを採用したPスタンダードのレシピを紹介していきます。
今回は、既存の儀式ユニット達に確変を起こした『シャドウパラディン』です。
デッキレシピ
エクストラ
計16枚
概要
シャドウパラディンが持つのクラン能力『儀式』は、ドロップゾーンに指定されたグレード1の枚数を満たしていれば、通常よりも強力な効果を発動できる能力です。そのためデッキ内のグレード比率は偏る傾向にあり、グレード事故が多く見られることから超越コスト踏み倒し+ユニット供給の問題点2つを解決できる『ルアード』が儀式を中心に構築する場合必須カードでした。
今回のレシピでは、<モルフェッサ>の効果に目を向けることでルアードシリーズに頼らず儀式を簡単に達成するレシピとなりました。
新規解説
征服する竜 モルフェッサ
これにより、デッキ内の半分以上のカードが儀式達成を満たすカードとなります。
さらに、儀式10を達成する事で、前列全てにパワー+15000、クリティカル+1を付与する永続効果を持ちます。これにより、初回超越から前列全てをクリティカル2状態に変化させ『フォースII』を組み合わせる事で、3点からゲームエンドに持ち込みます。
イビルリフューザー・ドラゴン
また、儀式デッキの守りの要でもあった<竜刻守護者 エスラス>がモルフェッサとの噛み合いが悪いことも採用理由の1つとなっています。
デッドアーマー・ドラゴン
超越後は<モルフェッサ>が同じ効果を付与している点から役割が重なりますが、序盤でこそ真価を発揮します。
コストのSB1と自身退却は、儀式+2としても捉えることができ、パワー5000のユニットなので<髑髏の魔女 ネヴァン>からサーチ対応。そして初回超越から前列クリティカル+1に加え、『フォースII』で3点、2点、2点の盤面を作れる事から、 相手の点数を3点まで詰めれば、クリティカル1枚をドライブで発動した場合、そのターン全てのアタックをガード強要ができます。
そのため、手札が満足に増えていない序盤のゲームでは5000要求で手札2枚を要求するアタックは1点バーンに近い性能を持つカードとなっています。
最後に
ルアード非採用により<ダグザ>、<ファームナッハ>など強力な名称指定カードを活用できないデメリットがありますが、 <モルフェッサ>+『フォースII』の圧力はそんな小さなデメリットを帳消しにする程高く、空いた枠にスタンダードの1段階査定が高いユニットを無理なく採用することができます。閲覧ありがとうございました。