
前回に引き続きリリカルモナステリオ ほしがきらきらっ!で収録され強化されたデッキであるリルファの紹介です。
リリステカップも控えているので色んなデッキの動きを勉強しておきましょう。
今回ドレスアップをもらったリルファですがG2以上の高コスト帯のカードを用いて戦う一風変わったデッキです。
ドレスアップしたリルファの制約故にG1を採用しないというデッキタイプもあるリルファは独特の進化を遂げておりデッキの理解度を高めておく必要があります。
それではまずはデッキレシピからです。
デッキレシピ
各カードについて見ていきます。
永続効果でG2以上にブーストを与えてリルファを含むG3のユニットにシールド値+20000をします。
G2以上にブーストを与える効果がドレスアップ前はSB1が必要でしたがノーコストの永続効果になりました。更に追加でリルファのG3をまさかのシールド値20000のカードに変えてしまいます。
基本的に上記の効果が強く、ドレスアップ前のリルファをシールドとして活用しつつもしもの時にペルソナ札として使えるようになっておりかなり正統派進化のドレスアップの姿となっています。
自動効果として自身のアタック時に自身のユニット全てがG2以上だとCB1でRを3枚まで選んで手札に戻します、その後手札からG3を2枚まで選んで同じ列にコールします。
ドレスアップ前のリルファでは後列のRがG2以上かつ3枚以上なら前列と後列1枚選んで手札に戻し2枚戻したらG31枚までコールという効果でした。
場面を無理に広げる必要はなくコール枚数も2倍に増えています。
しかし盤面にG1以下が置かれていることを許さなくなってしまったのでよりG2以上をメインとした構築が必要となりました。
自身の効果によりコールできるのは同じ縦列のRである為4回のアタックまでが上限になります。しかしVの効果でバウンスを行っているので<フェイバリット・ワン フルーレティ>の効果を誘発できるのでフルーレティ効果により5回目のアタックを狙うことも可能です。
Vでのパンプ効果やコールしたユニットへのパンプもないですが基本的にG3をコールしてアタッカーにしつつG2以上でブーストを行えるので火力として低すぎることもなく有用なラインを築けることが多いです。
永続効果としてVがリルファのG3以上ならパワーとシールド値が10000上昇します。
特にデメリットのないパワー上昇とG3なのに10000シールドとして使える便利な1枚です。
単騎でアタッカーになれる上にG3がどうしても多くなってしまうリルファのデッキにおいて重要なシールド値のあるカードにもなっています。
あくまでもG3以上のリルファがVにある時にしかシールド値+10000は適応されません。
自身のVがG2の状態での相手の早い展開に関してのシールドとしては使えない点には注意しましょう。
もうひとつの効果としてはG2以上にブーストされてアタックしたバトル終了時にEB3でG2以上のRを1体手札に戻せます。
Rを手札に戻して登場時効果を使いまわしたり盤面を空けておきたい、相手の除去を回避したいなどの需要に応えてくれます。
手札から<エルス>をコールすると手札から自身とは別名のG2以上のカードを後列にコールしそのユニットにブーストを付与します。
追加効果でメインフェイズにコールをすれば1ドロー、バトルフェイズでコールすれば自身に10000パンプを行います。
エルス効果でコールできるのはあくまでも後列へのコールなのでバトルフェイズ中にエルスをコールすればバトルフェイズ中のRコールが可能ではありますが前列のコールが出来ないのでエルスから直接アタック回数が伸びるということはないので注意しましょう。
リルファがVでかつリルファをSB2することでデッキトップ5枚を見て自身と別名のG2以上のカードをコールできます。
最速でG2ライドタイミングでコールして効果を使うことができてVがG2でもデッキトップ5枚のうちにG3のユニットがあってもコールしてアタッカーとして使っていくことができます。
ただバトルフェイズ以外という制限があるのでバトルフェイズでの追加コールを狙ってアタック回数を増やすという動きには貢献できないのが少し惜しいポイントです。
リルファデッキの別案も用意しました。
デッキレシピ別案
アタック回数を伸ばすギミックを<フルーレティ>ではなく<フロール>に頼った構築です。
<エルス>からフロールを後列にコールしてフロール効果によりデッキトップをがフロールかオーダー以外ならフロールの前にコールしてアタック回数を伸ばします。
エルスとフロールで完結しておりリルファ以外でカウンターを使用せずに5回目のアタックを狙っていける点が優秀です。
分かっている相手から点止めをされた場合でもリルファ用のコストさえあれば始動できるので不意をつける点や、<ファナット>でフロールを回収してまた使い回せたりします。
ただフロールの火力が低く打点が少し物足りなくなったりトリガーでアタックしていくという展開になりうるというデメリットもあります。
序盤からフロールをコールして盤面を広げていけるというメリットもあったりしますがG0が出てしまうとリルファの効果条件であるG2以上で盤面を固めないといけないという条件を満たせなくなるので<アーデルハイト>等で回収するようにしましょう。
デッキのオーダーがハズレになってしまうので<アウラ>で回収を狙います。
アウラのブーストしたアタックがヒットしてしまえばアウラ自身が退却してオーダーを探していけるので、リルファ効果でバウンスするタイミングの前には盤面にはいないという動きも狙っていけます。更に強力な<形代>や<清浄の盾>をサーチという点も強力でかつG3が多いこのデッキでの重要な5000シールドでもあるので遅くに引いてきても最悪5000シールドとして使います。
さて今回はリルファのデッキについて見ていきました。
今回の強化によりリルファはドレスアップ前のリルファも強く使える点がリルファのファンとしても良く、<月に寄り添う幻想曲 アーデルハイト>といったリリモナの強力なG3汎用カードも親和性が良く仕上がっています。
G3の多いデッキですが早期決着を狙うこともできるポテンシャルの高いデッキなのでデッキ選択に上がってきます、また対面にくる可能性もあるので改めて一通り動きの確認をしておきましょう。
今回は以上となります。ありがとうございました。