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【Dスタン】オーダー型ハリーデッキ紹介

【Dスタン】ナイトローゼデッキ紹介

Stride Deckset Harri・Nightroseのコラム

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    by 攻略コラム

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    Stride Deckset Harri・Nightroseのコラム
    ご無沙汰しております。タカギです。

    今回は「Stride Deckset Harri・Nightrose」の発売ということで気になるカードをチェックしていけたらと思っています。

    クロノジェット>から始まり様々なストライドデッキがリリースされてきました。
    そしてついに今回はラミーラビリンスの二人が使うハリーとナイトローゼのストライドデッキとなります。

    ラミーラビリンスというのはカードファイト!!ヴァンガードGの時に登場したアイドルユニットでは<ハリー>を使う弓月ルーナと<ナイトローゼ>を使う蝶野アムという2人のユニットです。
    中々この二人のユニット一枚岩ではないというかなんと言いますか、色んな問題を抱えておりそんな話が展開されるのがヴァンガードGの物語と言いますか、公式で振り返り配信等してるのでヴァンガードG興味が出た方は一度見ていただけると幸いです。


    そんな二人の使うハリーとナイトローゼがストライドデッキセットとして現代のDスタンに再び戻ってきました。

    ハリー>がダークステイツ所属のペイルムーン、<ナイトローゼ>がストイケイア所属のグランブルーとなっています。
    ナイトローゼに関しては初のストイケイアでの超越が可能になり既存のカードで様々なカードが注目されています。

    ハリーに関してはクロノジェットと同じダークステイツ所属になります。
    その辺りに関しては今回の9/6施行のデッキ構築ルール変更によりダークステイツを選択してもギアクロニクルはギアクロニクルのGゾーンがペイルムーンはペイルムーンのGゾーンのみ使えるというルールになっています。

    スタンダードにてペイルムーンからギアクロニクルのGユニットに超越するという展開はルールによって出来なくなっているので注意しましょう。


    「Stride Deckset Harri・Nightrose」でスタンダードに登場した奇術や亡霊などの注意点、クレストについて印象を教えて下さい!
    国家ごとのキーワード能力に関して
    ヴァンガードGにて登場した国家ごと固有の能力、いわゆるクラン能力ですが今回は奇術と亡霊という能力があります。

    奇術は少し違いはありますが支配と同じようなニュアンスで特定の行動に対する総称のような効果になります。
    奇術自体に発動条件や効果が備わっているのではなくソウルからユニットをコールしたりターン終了時にユニットをソウルに戻すような効果を持っています。
    ヴァンガードGでの奇術としては奇術のユニットを参照したり指定する効果があるので今後奇術というキーワードを強化していく可能性があります。
    奇術という記載をしてくれているのでPスタンダードでも使いやすくなるという点も注目ポイントです。


    亡霊はR登場時に亡霊状態にします。
    亡霊状態のユニットはターン終了時に退却する代わりに亡霊状態なら追加効果を得られる、という効果になっています。

    亡霊はターン終了時に退却するというデメリットがありますが前列にユニットを残さず相手にアタック先を制限してカウンターを与えないという戦略が可能になるという動きが狙います。
    しかし、超越デッキ対決の場合いわゆるライドスキップという戦術がありその場合は何でもかんでも亡霊にしてしまうと盤面が弱くなってしまう場合があるので亡霊の使いすぎは裏目になる場合もあります。

    クレストについて
    今回もそれぞれ固有のクレストをライドラインの効果で獲得して超越を行います。

    ハリーのクレスト>の追加効果としてはGB2でターン終了時、エンドフェイズに自身のカードがソウルに2枚以上置かれているなら1ドローできます。

    奇術等の能力によりソウルに戻るユニットは確保しやすく比較的狙いやすい1ドロー効果になります。
    特にコストも支払わずにドローが得られるので分かりやすいアドバンテージに繋がります。
    しかし、ハリーのようなデッキではソウルチャージやトリプルドライブにより山札を削るスピードが早く自身のデッキアウトによる負けを招きやすくなります。
    ドロー効果は強力ではありますが使いすぎると2超越目でデッキアウトということもあり得るので計画的に使いましょう。

    ナイトローゼのクレスト>ではヴァンガードの能力で3枚以上同時に山札から捨てられた時にその中から1枚選んで山札の下に置いてもよい。という効果になります。

    ナイトローゼでのヴァンガードの能力で3枚以上山札から捨てるとなると<G3のナイトローゼ>のGB2能力が該当します。
    G3のナイトローゼの能力は自身のターン終了時に超越ユニットがGゾーンに戻り、その後に亡霊効果等でユニットが退却しします。そしてそこに反応してナイトローゼ効果が誘発します。
    ナイトローゼ効果で山札3枚をドロップに送って亡霊効果で退却したユニットを蘇生するというターンエンド処理になります。
    これにより山札の上3枚をドロップに落としてドロップを肥やすという役割を担っていますがドロップに落としたくないトリガー等も落としてしまうことがあります。
    そこでクレストの能力により3枚の中であれば山札の下に戻して山札のトリガー率の向上と過剰なデッキ消費を防ぐことができます。
    またあくまでも任意効果なのでドロップ肥やし優先の場合や3枚の質が高ければ能力の発動をしないという選択も可能です。

    またどちらのターンという指定がないため相手ターン中にRが退却した場合もナイトローゼの蘇生効果は誘発しクレストの山札の下に置ける効果も誘発します。


    余談ですが超越の戻る関係の話として<サーヴァント・ファルクラシア>と<赫灼砲火の時空巨兵>の違いについてのお話です。

    ファルクラシアの下の効果発動にはターン終了時にグレード4以上のVが存在する必要があります。超越していたとしてもターン終了時には超越のユニットはGゾーンに表に戻っています。
    ターン終了時のVは<G3のハリー>であるのでファルクラシアの効果は解決できず不発に終わります。

    逆に赫灼砲火の時空巨兵の場合はアタックがヒットした場合にグレード4以上のVがいればCC1する効果なのでアタックヒット時には超越していればVのグレードは4なのでこちらの効果は発動できます。

    超越のGゾーンに戻るタイミングによって色々と変わってくる所があるのでその辺りの処理は間違えないようにしましょう。


    「Stride Deckset Harri・Nightrose」でのオススメのカード・気になっているカードを教えてください!
    仮面の神竜使い ハリー
    ハリーのG4ユニットです。

    効果としてはアタック時にCB1とR2体をソウルに置くことでソウルから別名の2枚をRにコールします。このコールされたユニットはターン終了時にソウルに置かれます。さらに相手のRを2枚まで選んでソウルに置きます。
    前列後列の指定がないのでR2体は前列に置けてRRVRRの5回アタックが難なく狙え更にターン終了時のクレストドロー効果も誘発が狙えるようになっています。
    更に相手の盤面をソウルに入れることによる除去が備わっています。
    相手がソウル枯渇によって困ってる場合は手助けになってしまったり<バロウマグネス>の手助けをしてしまうこともありますが相手の有用なユニットを除去できる手段として優秀です。
    ソウルに入ってしまうことで多くのデッキではソウルからソウルブラストしてからドロップに送りそこからドロップに干渉できるカードで触るというかなり遠回りの手段を強要できます。
    ソウルから直接どうこうできるデッキタイプは多くなく下手したら退却よりも有効な除去手段と言える場合も多くあります。
    純粋に除去手段としても優秀でRからそのままガーディアンとしてコールできる流行りのセットオーダーに対してもR除去により対向できる点も評価が高いです。

    キューティ・パラトルーパー
    ハリーの相棒である<パラトルーパー>もしっかりと収録されています。
    バトルフェイズ以外にRに登場した時にVがハリーならパラトルーパー以外のRをソウルに入れることでソウルに置かれたカードと別名のカードをソウルからコールできます。
    登場時効果を使い終わったRをパラトルーパー効果でソウルに入れて別にアタッカーに変換するといったのが主な運用方法になります。

    Rをソウルの中身と入れ替えるだけでカウンターの消費もなく盤面を調整することができます。
    またパラトルーパーで出したユニットはターン終了時にソウルに戻る為パラトルーパー効果の1枚と<ルナテック・ドラゴン>効果で1枚をターン終了時にソウルに入れることができるのでカウンターが無くてもクレストの1ドローが狙えるので点止めに対しても強く動けるようになっています。

    霧幻の海賊王 ナイトローゼ
    ナイトローゼのG4です。

    Vアタック時にCB1とR2体の退却によりドロップから別名のグレード2以上の別名ユニットを2体コールします。
    コール後ドロップが10枚以上ならナイトローゼのクリティカルが+1され15枚以上ならコールされたユニットのパワー+10000します。

    ハリーと同様にRRVRRの5回アタックがナイトローゼ単体で成立しておりハリーのような除去能力がない代わりにドロップの枚数参照でクリティカルやパワーが伸びていきます。

    ハリー同様にシンプルなアタック回数の増加の能力ではありますがシンプル故に強力で侮れない効果になっています。

    お化け大王 おばだいあ
    ナイトローゼの初回超越及び超越2回目以降でも積極的に選択肢になる超越ユニットです。

    ノーコストでGゾーンの表を加速させることができる上に山札の上5枚を見て好きな1枚までを選んで捨てることができます。
    まずここの時点で山札から質の高い墓地肥やしを行える上にデッキのシャッフルが行えます。
    デッキ肥やしの質は5枚見て好きな1枚なのでかなり自由度が高く更に1枚までなので最悪の場合捨てないという処理も可能です。
    そしてデッキをシャッフルできる点はクレストの効果により山札の下に行ってしまったトリガー等をシャッフルできます。

    そしてドロップ肥やしのみならずドロップからRに1体コールでき更に亡霊能力を持っていればパワー+5000されます。

    器用なデッキに触れる能力とドロップからの蘇生能力2つの豪華な効果を持ちながらGゾーンの表も加速できるのでパワーラインも上げつつこれらの効果にカウンターを必要としないというかなり柔軟な超越ユニットです。

    おばだいあ>自身にはアタック回数を伸ばす能力はないですが次に繋げる力はかなり高くどんなタイミングの超越でも<ナイトローゼ>かおばだいあどちらにも利点があるのでかなり質の高いGゾーンに仕上がっています。


    「Stride Deckset Harri・Nightrose」と相性の良さそうな過去弾のRR・R・C等あれば教えてください!
    Walk the Dark! / Fancy Night Parade!
    エネルギーを消費して使えるブリッツオーダーです。
    ハリーデッキではエネルギーの消費がなくこの手のエネルギー消費カードを難なく採用できます。
    前者はソウルから使える擬似的な15000シールドかつソウルから使えば山札の下に置けるのでデッキ回復を行えます。
    後者はソウルから超と守護者以外のユニットカードをGにコールして更にシールド値+10000します。
    どちら共にエネルギーを使わずソウルが貯まるハリーのデッキと相性が良く相手のユニットのアタックに対して有効な防御札としての活躍が期待できます。

    ジョヴィアル・ジャグラー
    クランがペイルムーンのみのヴァンガードという指定があるルキエサポートですがクランはペイルムーンのみなのでハリーでも使えます。
    ヴァンガードの起動能力<ルナテック・ドラゴン>のみで使えるカードではありますがルナテックで<ジャグラー>を出してジャグラー効果で<パラトルーパー>をソウルに入れてソウルからパラトルーパーを出してまたパラトルーパー効果を解決するという処理が行えます。
    別名等の指定がないのでソウルの出し入れがしやすくルナテックが起動である点を存分に活用できる1枚です。

    鞭撻の乙女 イレーニア
    序盤の展開要員として<イレーニア>が期待できます。
    手札からのコール限定ですがCB1SB1でドロップからグレード2以下をコールしながらパワー+5000を行います。
    超越デッキでの序盤から盤面を広げながらのライドスキップにおいて有用でGB等の制限もなくドロップからコールできる上にパワーパンプも行えます。

    碧天白鱗 アスプロニア&サフィラ>の方が輝く場面もありますがグレード1でもコール対象になりつつパワーパンプもあるのでイレーニアにしかない利点もあります。


    今回は新しい超越デッキであるハリーとナイトローゼのデッキセットを見ていきました。
    以前のデッキセットでの初回超越ユニットは全てCB1での能力でしたが今回のデッキセットの初回超越組はカウンターを必要としない能力が備わっておりデッキセットの内容としても方向性が以前とは変わってる点も見受けられます。
    相変わらず超越システム自体がペルソナライドのない分豪快で楽しい仕上がりになっています。また、エネルギーを使うシステムがないのでエネルギーを使う効果を持つ汎用ユニットの相性も良くデッキ構築の楽しさもあります。

    また無理に改造せずデッキセットほぼそのままでも強力なデッキです。まずはデッキセットのみ購入して超越システムを楽しんでそこから改造するか決めるといった遊び方も悪くないと思います。 自分にあった楽しみ方を見つけていただければ幸いです。

    今回は以上となります。ありがとうございました。

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